
DAIKANYAMA Book Track -代官山ブックトラック-
By 代官山 蔦屋書店
ポッドキャスト「代官山ブックトラック」がはじまります。
私たちは、日々ブックトラックの前で、一冊一冊をそれぞれの棚に入れる前に、この本入荷したんだ
、売れそう!とか、その本面白そうな本だね、なんて話しながら作業をしています。
そんな書店員同士のおしゃべりを、元人文・ビジネス書担当の吉見、人文書担当の宮台でお届けします。
毎週水曜日20:00 最新エピソード配信中です。
感想などは、こちらへ daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp まで


#220-書くこと=読むことだった。佐々木敦『書くことの哲学』(講談社)
誰もが自由に発信できる時代、「書くこと」は誰にとっても必要不可欠なこと。「書くこと」=「読むこと」であるととく本書を読んで、ことばとの向き合い方を磨こう。

#219-自分の頭の中は難しい 荒木俊哉『こうやって頭のなかを言語化する』(PHP)
頭の中では良い感じなのに、伝えようと言語化した瞬間にうまく喋れない。アウトプットできない。そんな経験がある人は読んでみましょう!

#218-北條民雄の生を読む。荒井裕樹『無意味なんかじゃない自分』(講談社)
北條民雄の生き方を読み解いた一冊。自分の有用性を証明し続けなければならない現代社会、本書を読めば北條民雄の生き様を近くに感じます。

#217_みうらじゅんさんゲスト回 吉見&宮台が人生相談!『CREA 1冊まるごと人生相談』(文藝春秋)
本物の「老いるショック」「不安タスティック」を聞いたり「アウト老」、思い込み、「そして誰もいなくなった」エピソードなど笑いとなるほど、の30分。お楽しみ下さい!

#216-最近のはなし 雑談
最近 みなさんいかがお過ごしでしょうか。漫画がたのしいとか、映画見たよ。みたいな雑談回です。

#215-他言語を学ぶことの魅力、醍醐味を知る。奈倉有里『ことばの白地図を歩く』(創元社)など。
他言語を学ぶことの魅力、醍醐味を知り、こんなふうに学んだら続けられるかも?という提案も。今度こそ、という方にもぜひ。

#214-働きかたを考えてみよう デニス・ノルマーク、、アナス・フォウ・イェンスン『忙しいのに退化する人たち やってはいけない働き方』(サンマーク出版)
2時間しかない。あと8時間あれば最高の仕事ができるのに。。ほんとにそうなのか。
いっぱい働いても、それは無駄になっているかもしれません?!

#213-アイデアの宝庫、ケアをひらくシリーズの魅力の秘密がわかる白石正明『ケアと編集』(岩波新書)
名編集者、白石正明さんが編集術を明らかにした本書。人気シリーズ「ケアをひらく」の魅力の秘密が見えてきて、アイデア、見方の変え方を知ることができる一冊でした。

#212-身近な謎を冒険 ネルノダイスキ『大人も知らないみのまわりの謎大全』(ダイヤモンド社)
あれってなに?がわかると、日時が楽しくなる!たくさんの謎が解けます!

#211-ゲスト回 紫原明子さんと今話題の村田沙耶香『世界99』(集英社)を語る
ライターの紫原明子さんにおすすめ頂き、村田沙耶香『世界99』上、下(集英社)を読んで一緒に語り合いました。
読んだら誰かと語り合いたくなっちゃう本です。
何を見てもこの本と関連付けてしまう、として持ってきたのは
平野啓一郎『私とは何か』(講談社現代新書)古賀及子『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)
太田充胤『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)
牧野智和『社会は「私」をどうかたちづくるのか』(ちくまプリマー新書)でした。

#210_歩こう!雑談回歩く本をご紹介
山手線沿いを一周歩こうと挑戦してみた、という雑談回。店でも「歩く」本よく売れています。『歩く マジで人生が変わる習慣』(News Picks)『歩くという哲学』(山と渓谷社)気候の良い季節にぜひ!

#209-ポケモン創作秘話 田尻智さんとその仲間たち とみさわ昭仁『ゲームフリーク 遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団』(太田出版)
書泉の10冊 企画で復刊された本書。ポケモン赤・緑 が発売されてから4年後くらいにでたビジネス書。ポケモンの原点がこの本には詰まっています。今も色褪せない気づきがたくさんある良書です。一般書店に並ぶのは5月頃になりそうです。

#208-慎泰俊さんゲスト回 金融包摂が叶える人の夢 慎泰俊『世界の貧困に挑む -マイクロファイナンスの可能性』(岩波新書)
機会の平等には金融が必要だ
マイクロファイナンスってなに?というところから、世界と日本の金融サービスの違い、現場にも足を運ぶのはなぜかなど、たくさん伺いました。

#207_私たちは、今どんな世界にいるのか。ヤニス・バルファキス『テクノ封建制』(集英社)
この本を読めば、私たちが今いる世界が見えてくる!経済も政治も身近なインターネットも、全部繋がっている。この先の世界はどうなっていくのかを考えるために。

#206-いのりさん!司先生!つるまいかだ『メダリスト』(アフタヌーン)
フィギュアスケートの世界が目の前いっぱいに広がって、ほんとうにいるみたいに推したくなっちゃう、そんな没入体験ができます!

#205-混乱の最中にいかに生きるのかを問うレア・イピ『FREE: 歴史の終わりで大人になる』(勁草書房)
社会主義下のアルバニアで少女時代を過ごした著者の自伝。歴史の内と外、資本主義と社会主義について。混乱期にいかに生きるのか。胸を打つ傑作

#204-ひらめきはいつやってくるのか 井ノ口馨『アイドリング脳』(幻冬舎新書)
ボーッとしているときに、脳もボーッとしているのか。ひらめきの秘密がわかるかもしれません!

#203-その言葉、概念の背景に何があるのか?勅使川原真衣『格差の〝格〟ってなんですか?』(朝日新聞出版)
なんだか自明なことのように使われている言葉や概念を「ちょっと待って」と立ち止まって問い直し、別のあり方を一緒に考えます。

#202- 自己信頼とは。 佐藤けんいち翻訳『エマソン 自分を信じる言葉 エッセンシャル版』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
自分を知り、自分を信じること。他人が気になっても、自分を見失わないこと。できそうだけど難しいです!

#201-糸と針を手に何度でも編み直そう。ロレッタ・ナポリオーニ著佐久間裕美子訳『編むことは力』(岩波書店)
私はできないけれど、心を繋ぎ、社会を変える大きなパワーとなる編み物の力を知り編んでみたくなりました。

#200- 本と人 児島青『本なら売るほど』(HARUTA COMIX)
本を買って読んだり、読まなかったり、いろんな本の楽しみ方があるってわかったり、その人と本の関係が物語をこんなに鮮やかに映してくれる新鮮な体験ができました。本て良い

#告知-200回朝活読書会
リスナーの皆様のおかげで代官山ブックトラックは200回を迎えることができそうです!記念イベントの告知と雑談回です。

#199-愛と平和 鎌田茂雄、清水健二『禅と合気道』(人文書院)
日本で生まれた合気道の哲学を知る名著。日常にも応用できるような考え方がありました。

#198-時間とお金、そして仕事のこと。津村記久子『ポトスライムの舟』(講談社)
あけましておめでとうございます。時間、お金、仕事とどう付き合うかって永遠のテーマです。改めて考えたくなる一冊でした(ネタバレすみません)

#197-65歳の夢 たらちねジョン『海が走るエンドロール』(ボニータ)
うみ子さんと海くんの物語り。年齢とか関係なく人が人として対等に接していること、リスペクトしていることが当たり前だけど最高です。

#196_後藤正文、藤原辰史『青い星、此処で僕らは何をしようか』(ミシマ社)
生年日の新聞を吉見さんと読んでこの時代の中で、どう生きるか考えました。

#195-論文、レポート困ってませんか? 阿部幸大『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』(光文社)
本を読んでいて、著者の熱が伝わってくることってありますよね。書き方についての内容なんだけど、人文学について語られた名著です。仕事の資料作成で困っている方もぜひ!

#194-ホリデーシーズンに。東野圭吾『サンタのおばさん』(文藝春秋)
この季節ににぴったりの一冊。2001年に発売されたロングセラーですが現代にぴったりの素敵な絵本です。読書会の告知もあります!

#193-過激なのが癖になるサッカー漫画 原作:金城宗幸 漫画:ノ村優介『ブルーロック』(少年マガジンコミックス)
とっても刺激的で心を燃やしてくれるような本は大好きです!

#192-見過ごされがちな傷つきと、どう付き合うか。宮地尚子『傷つきのこころ学』(NHK出版)
誰もが傷なしでは生きられない現代社会。トラウマ研究の第一人者が、見過ごされがちな、日時の「傷つき」とどう付き合うのかをわかりやすく解説しています。

#191-性格の良い、悪いってどういうこと?小塩真司『「性格が悪い」とはどういうことか -ダークサイドの心理学』(ちくま新書)
性格のダークサイドは誰にでもあるんだなって思いました。知っておくことが自分を守ることにもなるかもしれません。

#190-言葉とどう付き合うかを考える。古田徹也『言葉なんていらない?』(創元社)
現代社会の言葉に関する問題は、プラトンがすでに懸念していた!など、私たちの身近な問題と哲学をつなぎながら、言葉について考える一冊、おすすめです。

#189-クリエイターの地図。漫画の王道を読む 荒木飛呂彦『荒木飛呂彦の漫画術』(集英社新書)
地図がないのに登山ができないように、漫画を描くことも同じ。荒木先生の企業秘密を隅から隅まで読み解いてみよう。

#188-ゲスト回、出張 代官山人文カフェ『技術哲学』(昭和堂)『リアリティの哲学』(中央大学出版部)
未来の技術‥ドラえもん?過去については?リアルとリアリティって?など寺本剛さん、奥田太郎さん、三浦隆宏さんをゲストに「代官山人文カフェ」を二人が体験。ポッドキャストでお届けしました。

#187-読みとばし、してないですか?西林克彦『わかったつもり』(光文社新書)
わかったつもり、読んだつもりに陥ってないか。「はっ!」とさせられました。

#186-新鮮な読書体験 かまど、みくのしん『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』(大和書房)
ほんとに読んだことないのって!っていう、新鮮な驚き以上に、本の読み方が面白くて引き込まれました。

#185-これからの社会を考えるために読むべき最新の文化の理論書デーヴィッド・マークス『STATUS AND CULTURE』(筑摩書房)
社会のなかでの各個人の重要度を示す非公式な指標―「ステイタス」のメカニズムを知ることは、この社会を知り、変化の可能性を探ることにつながるはずです。

#184-泣いてしまいました。。『塔の上のラプンツェル』
ただ、この話しがしたいだけの回になりましまた。すみません。
原作はグリム童話です。そちらもぜひ。

#183-小川公代さんゲスト回、翔べない女たちのための『翔ぶ女たち』(講談社)
著者の小川公代さんをゲストにお迎えした充実の本の話。アルファタイプ、ベータタイプとは、などたっぷり伺いました!

#182一気読み必至!名作マンガ魚豊『チ。―地球の運動について―』(小学館)
何もかも横に置いて、素晴らしいコンテンツに夢中になる、そんな幸福な時をもたらす名作です。

#181-とっても大事なお金の話 田内学『きみのお金は誰のため』東洋経済新報社
お金のことって、意外と誰も教えてくれないからこの本を読むとハッとすることがたくさんありました。おすすめです。

#180-何をどこから考えるかのヒントに。田中みゆき『誰のためのアクセシビリティ』(リトル・モア)
今考えたいアクセシビリティについて考えるためのヒントや学びがたくさん得られる一冊です。

#179-音楽と人間 薄場圭『スーパースターを唄って。』(小学館ビックコミックスピリッツ)
だれでも辛かったりすることがあると思うけど、それを創作にぶつけて存在意義にしちゃう雪人もメイジもみんなかっこいい。

#178-「多様であることが普通」朴沙羅『ヘルシンキ生活の練習はつづく』(筑摩書房)

#177-楽しい認知バイアス 鈴木宏昭『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』(ブルーバックス新書)

#176-日常美学とは?青田麻未『「ふつうの暮らし」を美学する』

#175-疲労の原因はウィルス?! 近藤一博『疲労とはなにか すべてはウイルスが知っていた』(ブルーバックス新書)

#174-みんなおすすめしたい!
宮島 未奈『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』(新潮社)

#173-動物の人間的な側面がおもしろすぎる! アシュリー・ウォード『ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ』(ダイヤモンド社)
