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エコミームチャンネル

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By Ecological Memes

人と自然の関係の再構築をテーマに活動する共異体 Ecological Memesがお届けするPodcast「エコミームチャンネル」

【シリーズD:あいだラボpodcast】
人と自然のあいだをめぐる探索実践を行う「あいだラボ」の過去セッションの一部をpodcastでお届けしています。あいだラボのメンバーシップにご登録いただくと半年以内の直近セッションもご視聴いただけます。
aida-lab.ecologicalmemes.me

【シリーズC:風の谷の偏愛録】
漫画版「風の谷のナウシカ」を題材にしながら、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくというトーク番組です。

【シリーズB:sense of. TALK】
エコロジーとアートのあわいを漂いながら、目にはみえない存在や生命の声に耳を澄ましていくプロジェクト「Sense of.」がお届けするトークシリーズです。

【シリーズA:リジェネラティブ・ラジオ】
人が地球や他の生命と共に繁栄していくリジェネレーションの時代における、個人の生き方やビジネス、社会のあり方を探っていきます。
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[vol.6-1]風土に根差したバイオトイレ。世界と日本の土を掘り続けてみえてきたもの|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

エコミームチャンネルOct 17, 2020

00:00
24:12
【萃点TALK vol.4】自然界に学ぶ人と組織の実践~バイオミミミクリーがひらく世界~

【萃点TALK vol.4】自然界に学ぶ人と組織の実践~バイオミミミクリーがひらく世界~

\\\ 「萃点のことば」カード、クラウドファンディング実施中 /// 「萃点のことば」プロジェクトは、Ecological Memesやあいだラボで探求してきた「人と自然のつながりを取り戻し、生命の営みや生態系に根ざした実践の知恵」を、個人やチームで活用していただくために「萃点のことば」としてカードや小冊子にまとめていくプロジェクトです。4/17〜4/22には、京都のアート複合施設 kumagusuku さんで展示会も予定しています。応援よろしくお願いします! クラウドファンディングページ👇 https://motion-gallery.net/projects/suiten-no-kotoba インスタグラムはこちら👇 https://www.instagram.com/suiten_no_kotoba *************************** 第三弾のテーマは「自然界から学ぶ人と組織の実践〜バイオミミクリーがひらく世界」。ゲストには一般社団法人バイオミミクリージャパン代表理事東嗣了さんをお招きしました。 「生物や自然界の知恵から学ぶ」というテーマは、Ecological Memesの探求過程でみえてきた「自然や生態系に根ざして生きる実践の知恵」を抽出している今回の取り組みにおいても、とても大切にしているテーマです。本セッションでは、組織変革コーチ/バイオミミクリースペシャリストの東さんと共に、バイオミミクリーの考え方や自然界の知恵を人や組織の実践に活かしていくことについて対話を深めました。 ※東さんに過去にご出演いただいたエコミームpodcast 「リジェネレーションの時代に求められるシステミックチェンジとアウェアネスとは?」 https://anchor.fm/ecological-memes/episodes/vol-3-1-ei93ke <開催概要> 日時:2024年4月1日(月) 19:00-20:00 会場:オンライン(zoom) <ゲストプロフィール> 東嗣了 (あずまひであき) 組織変革コーチ / バイオミミクリー・スペシャリスト。一般社団法人バイオミミクリー・ジャパン代表理事。株式会社SYSTEMIC CHANGE 代表取締役。リーダーシップコンサルタント、組織変革コーチとして、これまで400社、3万人以上を対象に、各種研修・ワークショップ・コンサルティング・コーチングを実施。左脳的なロジックと右脳的な感性の両方をバランスよく取り入れることが強み。サステナビリティのグローバル潮流とネットワークを活かしながら、日本におけるサステナビリティ変革・リーダー育成に情熱を注ぐ。ニュージーランドにて人生をリデザインする個人向けリトリートも過去4年に渡り実施。 Biomimicry 3.8の共同創業者であるデイナ・バウマイスター氏から学びを受け、日本人初のバイオミミクリースペシャリストの資格を取得。2022年に一般社団法人バイオミミクリー・ジャパンを設立し代表理事に就任。バイオミミクリーを切り口に循環・再生型社会の実現を目指す。プライベートでは、釣りを通して自然とつながり、人とつながり、自分とつながるフライフィッシャーマン。これまで、日本の湖沼や河川をはじめ、イエローストーン、メキシコの秘境、豪州ノーザンテリトリーなどへも釣行。今は二児の父として、家族と共に自然と再びつながる機会を大切にし、自然とのRight Relationshipを探求し続けている。 ・ Biomimicry Specialist, Biomimicry 3.8 ・ The Graduate Certificate in Biomimicry, Biomimicry Center・ アリゾナ州立大学院サステナビリティ・リーダーシップ学エグゼクティブ修士(EMSL) ・ オレゴン州ウィラメット大学アトキンソン経営学大学院MBA ・ CRR Global認定 組織と関係性のためのシステムコーチORSCC:Organization & Relationship Systems Certified Coach ・ Bigger Game JAPANファシリテーター ・ 2030SDGs オフィシャルファシリテーター ・ Hofstede Insights Japan (異文化コミュニケーション)オフィシャルファシリテーター <一般社団法人 Ecological Memesについて> エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。https://www.ecologicalmemes.me/

Apr 08, 202401:01:05
【萃点TALK vol.3】ことばと、身体と、人類学と。

【萃点TALK vol.3】ことばと、身体と、人類学と。

\\\ 「萃点のことば」カード、クラウドファンディング実施中 ///

「萃点のことば」プロジェクトは、Ecological Memesやあいだラボで探求してきた「人と自然のつながりを取り戻し、生命の営みや生態系に根ざした実践の知恵」を、個人やチームで活用していただくために「萃点のことば」としてカードや小冊子にまとめていくプロジェクトです。4/17〜4/22には、京都のアート複合施設 kumagusuku さんで展示会も予定しています。応援よろしくお願いします!


クラウドファンディングページ👇https://motion-gallery.net/projects/suiten-no-kotoba

インスタグラムはこちら👇https://www.instagram.com/suiten_no_kotoba


***************************自然や生態系に根ざして生きるための実践の知恵を、個人の暮らしや組織づくりに活かしていくための「萃点(すいてん)のことば」プロジェクト。

カード制作のクラウドファンディングと連動して、様々なゲストをお招きするトークセッションシリーズ「萃点TALK」がはじまります。

第三弾のテーマは「ことばと、身体と、人類学と。」ゲストにはボディーワーカー/臨床身体学ラボ代表の小笠原和葉さんをお招きしました。

Ecological Memesの探求過程でみえてきた「自然や生態系に根ざして生きる実践の知恵」を「萃点のことば」として抽出している今回のプロジェクトは、身体感覚や生命実感を伴う、言語ではすくいこぼれてしまうような領域を多分に含みながら、それでもことばとして紡いでいく挑戦でもあります。本セッションでは、ボディーワーカーの小笠原さんと共に「ことばと身体」をめぐり、そして身体をめぐる人類学的な視点も含めながら対話を深めました。


<開催概要>

日時:2024年3月26日(火) 19:00-20:00

会場:オンライン(zoom)


<ゲストプロフィール>

・小笠原 和葉(おがさわら かずは)ボディーワーカー/臨床身体学ラボ代表/東北大学大学院医学部研究生/宇宙物理学修士。

ボディーワーカーとして臨床・研究を深めながら身体をキーワードとする学際領域をつなぐ「臨床身体学」を立ち上げる。人間全体をひとつのシステムとしてとらえ、より良く生きる生きるための身体性や生理学について個人から企業までそれぞれのニーズに合った形で幅広く教育・啓蒙を行っている。「Journey of Regeneration」の旅で身体性プログラムを担当することでEcological memesに出会い、「身体のなかで生きる」こと「共に生きること」、宇宙物理学を学んでいた背景から現在身体性を通じて感じていることと共通したメッセージを感じ、その心地よい土壌にわけも分からず身体感覚だけで仲間になる。


<一般社団法人 Ecological Memesについて>

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。https://www.ecologicalmemes.me/

Apr 06, 202401:09:24
【萃点TALK vol.2】萃点とは?〜南方熊楠のみていた世界を探る〜

【萃点TALK vol.2】萃点とは?〜南方熊楠のみていた世界を探る〜

\\\ 「萃点のことば」カード、クラウドファンディング実施中 /// 「萃点のことば」プロジェクトは、Ecological Memesやあいだラボで探求してきた「人と自然のつながりを取り戻し、生命の営みや生態系に根ざした実践の知恵」を、個人やチームで活用していただくために「萃点のことば」としてカードや小冊子にまとめていくプロジェクトです。4/17〜4/21には、京都のアート複合施設 kumagusuku さんで展示会も予定しています。応援よろしくお願いします! クラウドファンディングページ👇 https://motion-gallery.net/projects/suiten-no-kotoba インスタグラムはこちら👇 https://www.instagram.com/suiten_no_kotoba *************************** 自然や生態系に根ざして生きるための実践の知恵を、 個人の暮らしや組織づくりに活かしていくための 「萃点(すいてん)のことば」プロジェクト。 カード制作のクラウドファンディングと連動して、 様々なゲストをお招きするトークセッションシリーズ「萃点TALK」がはじまります。 今回は、「萃点とは?〜南方熊楠のみていた世界を探る〜」をテーマに、 秋田公立美術大学 准教授の唐澤太輔さんをお招きしました。 唐澤さんは、南方熊楠の思想や彼が研究してきた粘菌の生態などを哲学的に探求されています。 本プロジェクトのタイトルにもある「萃点(すいてん)」というのは、明治期の博物学者・生物学者である南方熊楠の造語で「理(ことわり)が集まる場所」を意味しています。明治の神社合祀に反対運動をおこした南方は、鎮守の森が破壊されることが自然生態系の危機のみならず、自然と分かち難く結びついている地域社会の基盤や人の精神的なエコロジー、ひいては人間存在そのものに根源的な危機をもたらすことを危惧し、警鐘を鳴らしていました。それから100年以上の月日が経っていますが、この警鐘は今でもなお、人類が近代化を通じて辿ってきた道筋に鳴り響いているのではないでしょうか。 今回の萃点TALKでは、萃点をはじめ、「南方マンダラ」や「やりあて」といった南方熊楠が残した思想の手がかり、あるいはパサージュのような中間的なあいだをひらいていく通路・経路といったものが一体なんだったのか、ということについて、唐澤さんから解説をいただきつつ、これからの時代を生きる私たちが南方から何を受け取ることができるのか共に向き合いました。 <開催概要> 日時:2024年3月21日(木) 19:00-21:00 会場:オンライン(zoom) <ゲストプロフィール> ・唐澤太輔(秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻/大学院複合芸術研究科准教授) 1978年、兵庫県神戸市生まれ。早稲田大学大学院社会科学研究科 博士後期課程修了(博士〔学術〕)。早稲田大学社会科学総合学術院 助手、助教などを経て、現在、秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻ならびに大学院複合芸術研究科准教授。2019年、第13回湯浅泰雄著作賞受賞。現在、知の巨人・南方熊楠(1867~1941年)の思想や彼が研究してきた粘菌の生態などを哲学的に探求している。著書に『南方熊楠の見た夢―パサージュに立つ者―』(勉誠出版、第13回湯浅泰雄著作賞受賞)、『南方熊楠―日本人の可能性の極限―』(中公新書)など。 *************************** 【一般社団法人 Ecological Memesについて】 エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。https://www.ecologicalmemes.me/

Apr 03, 202401:59:07
【あいだの生態系研究所 vol.10】サンゴと人と環境変動適応

【あいだの生態系研究所 vol.10】サンゴと人と環境変動適応

大きな気候変動の時代に、私たちはどのように適応し生きていくのでしょうか。

5億年ほど前から地球に生存し続けているサンゴの生態には、生き物が環境変動に適応していくためのヒントが溢れています。そして、サンゴの骨格は年輪を刻みながら数百年間にわたって成長を続けているため、過去から現在の様々な時代の気候変化や環境変動の詳細な記憶にアクセスすることができます。


本セッションでは、「100年後に残す」をキーワードにサンゴ礁に関する研究・教育活動に取り組んでいる渡邊剛 氏(北海道大学大学院理学研究院 講師/ NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長)をお招きし、サンゴ礁を取り巻く生態系や物質循環を手がかりに、複雑に変化し続ける世界との関わり方や、自然生態系と文化のつながりについて学びを深めます。


※あいだラボプレオープンイベントの渡邊先生のトーク内容もご参照ください。

・あいだラボ・プレオープンイベントvol.2 生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン(田中克氏・稲村徳州氏・渡邊剛氏)

 • 【あいだラボ】プレオープンイベントvol.2 生態系と人のあいだを紡ぐ森里...  


【渡邊先生からの推薦図書】※より深く学びたい方向け。必須ではありません。

■成山堂書店『サンゴ 知られざる世界』

サンゴの基礎的なことから近年の研究まで広く取り上げられております。

https://www.amazon.co.jp/サンゴ-知られざる世界-...


■アリス館『サンゴといっしょすいぞくかん』

専門家が監修した絵本で、可愛い絵柄に対して内容は結構専門的ながら親しみやすい内容となっています。

https://www.amazon.co.jp/サンゴといっしょすいぞく...



[ナビゲータープロフィール]

・渡邊剛氏 (北海道大学大学院理学研究院 講師/ NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長)

北海道大学理学部卒業、北海道大学地球環境科学院 博士課程修了、オーストラリア国立大学、フランス 国立気候環境研究所、ドイツアーヘン工科大学、ハワイ大学ケワロ海洋研究所で研究員を歴任。サンゴ骨格から当時の地球環境変動を読み取るために、世界の海を駆け巡り未踏の地を探究している。喜界島に魅了され弟子と共に喜界島サンゴ礁科学研究所を開設(https://kikaireefs.org) 。100年後に残す、を共通理念として全国から集まる子供から大人まで仲間と共に研究、教育、普及活動に励んでいる。


・田中克 氏(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)

1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて“もろい”場所であることより、源流域から海までの多様なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環学」を提唱(2003年)。

そのモデル的フィールドしての限りなく豊かであった(漁業生産、生物多様性共に)有明海の再生と2011年3月11日に発生した東日本大震災からの沿岸生態系の復興とそれに依拠する地域社会の蘇生に関わる調査研究・環境教育などを、「森は海の恋人」運動と「森里海連環学」の協働のもとに進める。


・赤石 大輔 氏(京都大学フィールド科学教育研究センター特定助教)

1978年 群馬県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科博士課程後期 修了、博士(理学)。金沢大学・研究員、NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海・研究員、珠洲市自然共生室・自然共 生研究員を務める。域学連携事業の企画立案からNPOの設立・運営、多様な主体の連携による里山保全事業の計画策定など、研究者の枠を超えて様々な業務経験を積む。環境省・近畿環境パートナーシップオフィス勤務、京都大学森里海連環 学教育研究ユニット特定助教を経て2020年より現職。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

https://aida-lab.ecologicalmemes.me


【一般社団法人 Ecological Memesについて】

人と自然の関係の再生成をテーマに様々な学際領域を横断する探究者・実践者が集い群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方や暮らし、ビジネスの在り方、社会実装の方法論を探究・実践している。

https://www.ecologicalmemes.me/

Apr 01, 202401:58:14
【人類学サロン vol.1】マルチスピーシーズ人類学と“人間以上“という視点

【人類学サロン vol.1】マルチスピーシーズ人類学と“人間以上“という視点

人間の文化を研究してきた人類学は、大きな転換期を迎えています。これまでページの隅に留まっていた人間以外の存在が、「人間的なるもの」を構成する主体として出現し始めたのです。複数の種を扱う人類学とはどのようなものなのか。本セッションでは、人類学の系譜や国内外の取り組みを手がかりに、過去数十年間のマルチスピーシーズ民族誌の基礎や課題に光を当てることで、「more-than-human(人間以上)」の諸世界を理解するための視点やキーワードを再考します。



リーディング:


・奥野克己「人新世の時代におけるマルチスピーシーズ民族誌と環境人文学」

・ティム・インゴルド『人類学とは何か』第1章「他者を真剣に受け取ること」、第4章「社会的なるものを再考する」


*お時間のある方は、人類学者アナ・ツィンらが共同で構築したインタラクティブ・データベース「Feral Atlas: The More-Than-Human Anthropocene」もぜひご覧になってみてください。

*奥野さんのテクストはこちらからもお読みになれますが、今後のセッションのためにも書籍をご購入されることをお勧めします(リーディングは「序論」のみ)。

*インゴルドの書籍は各自でご用意ください(購入する、図書館で借りる)。それが難しい方には英語PDFまたは日本語スキャンをお渡ししますので、shuhei@ecologicalmemes.meまでお問い合わせください。

*上記の必須リーディングの他に、任意のリーディングを紹介しています。詳しくは下記のリストをご参照ください。


<ナビゲータープロフィール>

・田代 周平 Shuhei Tashiro(ハイデルベルク大学人類学・越境文化学修士課程、Ecological Memes共同代表)

ハイデルベルク大学、人類学・越境文化学(Transcultural Studies)修士課程。16歳のときに国際的な教育を求め日本の高校を中退、奨学生として香港に渡航し United World College にて国際バカロレアを取得。その後ユトレヒト大学のリベラルアーツプログラムを通じ、学際的な教育を受ける(専攻は人類学・社会学・哲学)。ポルトガルの有機農家でのボランティアや通訳としての地球一周などを経て、現在はハイデルベルク大学の人類学・越境文化学の修士課程に在学中。研究テーマとして、環境人文学やインテレクチュアル・ヒストリーなどを学際的に横断しながら、人新世における人間と人間以外の存在の関係性をグローバルな視点で探究している(修論のテーマは海女文化)。また研究活動の傍ら、一般社団法人 Ecological Memes の共同代表としてディレクションやライティングを手がけたり、国際海洋環境NGO Sustainable Ocean Alliance 日本チャプターの旗振り役として若者の海洋活動をアシストしたりしている。日常のくらしのなかで自給自足を実験するのが好き。ダイバー。個人のnoteでエッセイや記事を執筆中


・牛丸 維人 Masato Ushimaru(オーフス大学映像・マルチモーダル人類学修士課程)

リクルートにて大規模メディア・SaaSの事業企画、営業戦略、調査プロジェクトを担当。現在はケア、身体性、感覚、科学技術論の交差点で映像人類学的研究に従事。フィリピン北部地域の視覚障害者によるマッサージ実践をフィールドとしている。その他、日本企業とともにエスノグラフィ等の定性調査手法を用いた新規事業開発やリサーチ、ビジュアルデザインを活用した制作プロジェクト、執筆などの活動を展開。


・小澤 茉莉 Mari Kozawa(東京工業大学環境・社会理工学院修士課程、一般社団法人TSUNAGU 理事)

日本文化とサステナビリティの探究を軸にパラレルに活動。TSUNAGUでは、これまで日本の伝統文化とエシカルファッションに関する商品開発やワークショップ等を実施。昨年からはインナーサステナビリティをテーマに、「TSUNAGU FASHION LABORATORY」がスタートし、その運営メンバーとして活動。また、個人としてウェブメディア「IDEAS FOR GOOD」や紙媒体などで執筆している。現在大学院で文化人類学の視点からシルクをテーマに人間・生物・科学技術の関係を探求中。


<任意リーディングリスト>

下記のテクスト・資料をお読みの上でご参加いただくと、より本セッションをお楽しみいただけます。

[日本語]

・奥野克巳、近藤祉秋、ナターシャ・ファイン 編『モア・ザン・ヒューマン──マルチスピーシーズ人類学と環境人文学』他章

・ティム・インゴルド『人類学とは何か』他章

・アナ・ツィン『マツタケ──不確定な時代を生きる術』

・レーン・ウィラースレフ『ソウル・ハンターズ──シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』

・近藤祉秋、吉田真理子 編『食う、食われる、食いあう──マルチスピーシーズ民族誌の思考』

・エドゥアルド・コーン『森は考える』

・マルチスピーシーズ人類学研究会 YouTube

[英語]

・Tim Ingold. 2000. The Perception of the Environment: Essays on Livelihood, Dwelling and Skill. 

・Marianne Lien. 2015. Becoming Salmon: Aquaculture and the Domestication of a Fish.

・Donna Haraway. 2016. Staying with the Trouble: Making Kin in the Chthulucene.

・Heather Anne Swanson, Marianne Elisabeth Lien, Gro B. Ween, eds. 2018. Domestication Gone Wild: Politics and Practices of Multispecies Relations.

・Stefan Helmreich. 2009. Alien Ocean: Anthropological Voyages in Microbial Seas.

・Duke University Press. Environmental Humanities.(一般公開されているジャーナル)

・The Society for Cultural Anthropology. Multispecies Care in the Sixth Extinction (Editors' Forum).

・Feral Atlas: The More-Than-Human Anthropocene.(ウェブサイト)

・The Multispecies Salon.(ウェブサイト)

など



【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

https://aida-lab.ecologicalmemes.me


【一般社団法人 Ecological Memesについて】

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。

https://www.ecologicalmemes.me/

Apr 01, 202402:01:01
【あいだの生態系研究所 vol.9】陸と海をつなぐみえざる存在 - 沿岸域の生物生産にはたす地下水の役割 -

【あいだの生態系研究所 vol.9】陸と海をつなぐみえざる存在 - 沿岸域の生物生産にはたす地下水の役割 -

川の水に含まれる窒素やリンは、海の環境や生態系にさまざまな影響を与えます。そのため海洋学分野では、河川流域で行われる経済開発と水質の変化、それが海に与える影響などが数多く研究されてきました。ところが近年は海に大きな影響を与えているもう一つの要因として、「地下水」が注目されるようになっています。宮城県・気仙沼湾では、海岸部を通る林道の地盤を補強する「矢板」という鋼板に穴を開け、地下水の流れを維持する取り組みなどにも研究結果が活かされ始めています。


本セッションでは、福井県立大学 杉本亮 氏(海洋生物資源学部准教授)をお招きし、森里川海の連環をつなぐみえざる存在、地下水の役割に迫ります。


※「森里海連環学とは?」については、あいだラボプレオープンイベントの田中先生のトーク内容もご参照ください。

・あいだラボ・プレオープンイベントvol.2 生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン(田中克氏・稲村徳州氏・渡邊剛氏)


[ナビゲータープロフィール]

・杉本 亮 (福井県立大学 海洋生物資源学部 海洋生物資源学科 准教授)

2008年京都大学大学院農学研究科博士課程修了、京都大学フィールド科学教育研究センター・教務補佐員を経て、2009年福井県立大学・助教、2017年より現職。博士(農学)。学生時代は沿岸海洋学を学び、河口域から陸棚海域までの物質動態研究を行ってきました。ポスドク時代に森里海連環学を学び、森から海までの集水域研究の基礎を築きました。その後、自然豊かな福井に来て地下水の重要性を知り、陸海境界領域での海底湧水研究に邁進しているところです。


・田中克 氏(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)

1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて“もろい”場所であることより、源流域から海までの多様なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環学」を提唱(2003年)。

そのモデル的フィールドしての限りなく豊かであった(漁業生産、生物多様性共に)有明海の再生と2011年3月11日に発生した東日本大震災からの沿岸生態系の復興とそれに依拠する地域社会の蘇生に関わる調査研究・環境教育などを、「森は海の恋人」運動と「森里海連環学」の協働のもとに進める。


・赤石 大輔 氏(京都大学フィールド科学教育研究センター特定助教)

1978年 群馬県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科博士課程後期 修了、博士(理学)。金沢大学・研究員、NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海・研究員、珠洲市自然共生室・自然共 生研究員を務める。域学連携事業の企画立案からNPOの設立・運営、多様な主体の連携による里山保全事業の計画策定など、研究者の枠を超えて様々な業務経験を積む。環境省・近畿環境パートナーシップオフィス勤務、京都大学森里海連環 学教育研究ユニット特定助教を経て2020年より現職。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

https://aida-lab.ecologicalmemes.me


【一般社団法人 Ecological Memesについて】

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。

https://www.ecologicalmemes.me/

Apr 01, 202402:15:35
【あいだの生態系研究所 vol.8】環境動態と防災のあいだで - 地震と津波で70年ぶりに蘇ったエコトーン -

【あいだの生態系研究所 vol.8】環境動態と防災のあいだで - 地震と津波で70年ぶりに蘇ったエコトーン -

陸域と水域、森林と草原など、異なる環境が連続的に推移する移行帯、エコトーン。一般に生物の多様性が高いことで知られています。気仙沼・舞根湾では、東北大震災によりエコトーンである塩性湿地が70年ぶりに蘇りました。一方では、三陸沿岸域で大きな社会的問題となった巨大防潮堤や行政によるエコトーンの埋め戻しなど、生態系における「あいだ」の問題の本丸でもあります。


本セッションでは、気仙沼舞根湾の震災復興調査を現場で支え続け、地震と津波が蘇らせってくれた貴重な森と海の間としての塩生湿地の保全、生態系連鎖における役割の解明への調査研究の中心を担われている横山勝英先生(東京都立大学教授)と共に、環境と防災がせめぎ合う現実の中で人と自然の関係性について考えます。


※本セッションは6月4日〜7日に開催予定の気仙沼・舞根湾フィールドワークと連動したセッションとなります。※「森里海連環学とは?」については、あいだラボプレオープンイベントの田中先生のトーク内容もご参照ください。

・あいだラボ・プレオープンイベントvol.2 生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン(田中克氏・稲村徳州氏・渡邊剛氏)


[ナビゲータープロフィール]

・横山 勝英 氏(東京都立大学教授 都市環境学部 都市基盤環境学科 )

1999年東京工業大学大学院環境物理工学専攻博士課程修了、建設省土木研究所河川研究室を経て、2002年東京都立大学講師、2005年より現職。博士(工学)。専門は環境水理学で、流域からの土砂流出、ダム貯水池の富栄養化、河川の地形変化、河口域の流れと生態系について研究を進めている。フィールドワークを得意とし、みずから船を操縦して調査を行う。震災後は気仙沼にて海底がれき調査に着手。


・田中克 氏(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)

1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて“もろい”場所であることより、源流域から海までの多様なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環学」を提唱(2003年)。

そのモデル的フィールドしての限りなく豊かであった(漁業生産、生物多様性共に)有明海の再生と2011年3月11日に発生した東日本大震災からの沿岸生態系の復興とそれに依拠する地域社会の蘇生に関わる調査研究・環境教育などを、「森は海の恋人」運動と「森里海連環学」の協働のもとに進める。


・赤石 大輔 氏(京都大学フィールド科学教育研究センター特定助教)

1978年 群馬県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科博士課程後期 修了、博士(理学)。金沢大学・研究員、NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海・研究員、珠洲市自然共生室・自然共 生研究員を務める。域学連携事業の企画立案からNPOの設立・運営、多様な主体の連携による里山保全事業の計画策定など、研究者の枠を超えて様々な業務経験を積む。環境省・近畿環境パートナーシップオフィス勤務、京都大学森里海連環 学教育研究ユニット特定助教を経て2020年より現職。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

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【一般社団法人 Ecological Memesについて】

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。

https://www.ecologicalmemes.me/

Apr 01, 202402:07:05
【あいだの生態系研究所 vol.7】森里海の連環と人びとの環境意識 - 人と自然のあいだを探る-

【あいだの生態系研究所 vol.7】森里海の連環と人びとの環境意識 - 人と自然のあいだを探る-

森里海連環学には、森から海に至る流域にあるさまざまな生態系の間での相互作用を生物や物質の視点から明らかにすることと、流域における人々の営みや文化を明らかにするという二つの研究があります。前者の研究対象は主に自然であり、後者の研究対象は主に人や社会です。二つの研究を通して、流域の環境と人間の生活を適正に保つのが、森里海連環学の最終の目的と言えます。これら二つの研究の「あいだ」には、自然と人とをつなぐ何かがあり、それを明らかにすることが森里海連環学の目的を達成することになるのではないでしょうか。ここでは、研究プロジェクトの成果をご紹介しながら、「あいだ」が、人びとの環境に対する意識(環境意識)であるという仮説を立てて考えてみたいと思います。


※「森里海連環学とは?」については、あいだラボプレオープンイベントの田中先生のトーク内容もご参照ください。

・あいだラボ・プレオープンイベントvol.2 生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン(田中克氏・稲村徳州氏・渡邊剛氏)

  
 • 【あいだラボ】プレオープンイベントvol.2 生態系と人のあいだを紡ぐ森里...  


[ナビゲータープロフィール]

・吉岡 崇仁氏(京都大学フィールド科学教育研究センター 特任教授)

京都大学フィールド科学教育研究センター森林生態系部門森林情報学分野・ 特任教授。2007年より京都大学フィールド科学教育研究センターの教授。専門は生物地球化学。森−川−海からなる森林集水域環境における、炭素と窒素を中心とした物質の循環。人びとの環境に対する意識に関する研究。


・田中克 氏(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)

1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて“もろい”場所であることより、源流域から海までの多様なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環学」を提唱(2003年)。

そのモデル的フィールドしての限りなく豊かであった(漁業生産、生物多様性共に)有明海の再生と2011年3月11日に発生した東日本大震災からの沿岸生態系の復興とそれに依拠する地域社会の蘇生に関わる調査研究・環境教育などを、「森は海の恋人」運動と「森里海連環学」の協働のもとに進める。


・赤石 大輔(京都大学フィールド科学教育研究センター特定助教)

1978年 群馬県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科博士課程後期 修了、博士(理学)。金沢大学・研究員、NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海・研究員、珠洲市自然共生室・自然共 生研究員を務める。域学連携事業の企画立案からNPOの設立・運営、多様な主体の連携による里山保全事業の計画策定など、研究者の枠を超えて様々な業務経験を積む。環境省・近畿環境パートナーシップオフィス勤務、京都大学森里海連環 学教育研究ユニット特定助教を経て2020年より現職。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

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【一般社団法人 Ecological Memesについて】

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。

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Apr 01, 202402:00:11
【萃点TALK vol.1】内と外のつながりと取り戻す ~内的変容とリジェネラティブなビジネス~

【萃点TALK vol.1】内と外のつながりと取り戻す ~内的変容とリジェネラティブなビジネス~

\\\ 「萃点のことば」カード、クラウドファンディング実施中 /// 「萃点のことば」プロジェクトは、Ecological Memesやあいだラボで探求してきた「人と自然のつながりを取り戻し、生命の営みや生態系に根ざした実践の知恵」を、個人やチームで活用していただくために「萃点のことば」としてカードや小冊子にまとめていくプロジェクトです。4/17〜4/22には、京都のアート複合施設 kumagusuku さんで展示会も予定しています。応援よろしくお願いします! クラウドファンディングページ👇 ⁠https://motion-gallery.net/projects/s...⁠ インスタグラムはこちら👇 ⁠https://www.instagram.com/suiten_no_k...⁠ *************************** 自然や生態系に根ざして生きるための実践の知恵を、 個人の暮らしや組織づくりに活かしていくための 「萃点(すいてん)のことば」プロジェクト。 カード制作のクラウドファンディングと連動して、 様々なゲストをお招きするトークセッションシリーズ「萃点TALK」がはじまりました。 第一弾となる今回のテーマは「内と外のつながりを取り戻す ~内的変容とリジェネラティブなビジネス~」 エシカルファッションデザイナー 小森優美さんをお招きします。 Ecological Memesの探求活動を長らくともにして下さり、最近では日本の絹織物の服づくりで自然と人の生態系を育む共創プロジェクト “MORI WO ORU(森を織る)”をスタートされた小森さん。いくつかの「萃点のことば」も手がかりにしながら、生命の循環とつながり、内と外の分断を生まない、事業実践の在り方を探ります。 <開催概要> 日時:2024年3月12日(火) ⁠19:00⁠-⁠20:00⁠ 会場:オンライン(zoom) <ゲストプロフィール> ・小森 優美(エシカルファッション デザイナー ) 株式会社HighLogic代表取締役。草木染めシルクランジェリーブランド"Liv:ra(リブラ)”デザイナー。2024年春からは、日本の絹織物の服づくりで自然と人の生態系を育む共創プロジェクト “MORI WO ORU(森を織る)”スタート。自身の自己表現を探求すると同時に、工芸文化を通して流域全体における生態系の連環デザインを展開する。Ecological Memesは大切にしたい感覚や世界観がとても似ていて居心地が良く、気付けば群れの一員に。 ーー小森さんの新プロジェクト「MORI WO ORU 森を織る」ーー 一枚の服づくりからはじまる、生命の連環。 森から植物が育ち、水が川を流れて動物の命が育まれ、人々がものを作り、そこに生命が宿っていつか朽ち、また生まれる。 壮大で美しい、終わらぬ生命の連環への祈りを、1 本の糸に込めて織ってゆく。 私たちは原材料の桑や蚕から草木の染めまで さまざまな生命を織り込んだ日本の絹織物の服づくりで、 自然と人の生態系を育み、地球を再生するための共創プロジェクトです。 ⁠https://moriwooru.com/⁠ [小森さんからの本プロジェクト応援メッセージ] 「萃点のことば」プロジェクト、ローンチおめでとうございます! Ecological Memesでは、私もMemesの一員として、たくさんのことをご一緒させていただいてきました。深い視点と広い愛を持って、共に叡智を探求するEcological Memesの在り方には、いつも本当に多くのことを学ばせていただいています。この「萃点のことば」には、現代社会では後回しにされてしまうことも多い、でも“いのち“にとってとても大切なことばが、散りばめられています。このカードのことばを通して、Ecological Memesが探求してきた世界が、人の心に変容を促し、世界が癒されていく未来が楽しみでなりません。私ももちろん買います。 お気に入りの種:内と外の再統合、流れに委ねる 【一般社団法人 Ecological Memesについて】 エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。⁠https://www.ecologicalmemes.me/

Mar 23, 202401:03:51
【あいだの生態系研究所 vol.6】芦生の森の生態系と保全に向けた超学際的研究

【あいだの生態系研究所 vol.6】芦生の森の生態系と保全に向けた超学際的研究

「あいだの生態系研究所」では、生態系におけるあいだの重要性を提唱する「森里海連環学」の理論・哲学を土台に、様々な視点から森里海のつながりや生態系連環を学び、森里海連環学の社会実装・実践への活用契機を探っていきます。


本音声は、2022年1月12日に行われたイベント「あいだの生態系研究所 vol.6:芦生の森の生態系と保全に向けた超学際的研究」のアーカイブです。


世界そして日本の森は、気候変動、シカの食害、開発、管理不足など課題が山積みです。研究者だけがいくら問題視しても解決しないことのほうが多いです。多様な分野の研究者が協力するだけでなく、産業界、行政や一般市民など様々な分野の人と協働していく超学際研究が重要だと国際的にも注目されてきています。京都大学も芦生研究林のある美山町を中心に超学際プロジェクトを開始しました。美山町の方々の想いに触れながら、従来の科学とは異なる市民と科学者が生み出す新しい知の在り方を考えます。


[ナビゲータープロフィール]

・石原正恵 氏(京都大学フィールド科学教育研究センター 准教授)

フィールド科学教育研究センター 森林生態系部門、森林育成学分野・准教授、芦生研究林長。専門は森林生態学で、樹木の生態をベースに、森林、特に天然生林の樹木種の多様性や生産性を研究。ミズメというカバノキの仲間の樹木260本の開花・結実量を2001年から観測。


・田中克 氏(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)

1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて“もろい”場所であることより、源流域から海までの多様なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環学」を提唱(2003年)。

そのモデル的フィールドしての限りなく豊かであった(漁業生産、生物多様性共に)有明海の再生と2011年3月11日に発生した東日本大震災からの沿岸生態系の復興とそれに依拠する地域社会の蘇生に関わる調査研究・環境教育などを、「森は海の恋人」運動と「森里海連環学」の協働のもとに進める。


・赤石 大輔(京都大学フィールド科学教育研究センター特定助教)

1978年 群馬県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科博士課程後期 修了、博士(理学)。金沢大学・研究員、NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海・研究員、珠洲市自然共生室・自然共 生研究員を務める。域学連携事業の企画立案からNPOの設立・運営、多様な主体の連携による里山保全事業の計画策定など、研究者の枠を超えて様々な業務経験を積む。環境省・近畿環境パートナーシップオフィス勤務、京都大学森里海連環 学教育研究ユニット特定助教を経て2020年より現職。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

https://aida-lab.ecologicalmemes.me


【一般社団法人 Ecological Memesについて】

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。

https://www.ecologicalmemes.me/

Feb 05, 202401:59:27
【あいだラボ「GIVE SPACE実践者コミュニテイプログラム」プレ体験イベント】人と人ならざる生物種が共に生きるためのアーバンデザインの新たな地平

【あいだラボ「GIVE SPACE実践者コミュニテイプログラム」プレ体験イベント】人と人ならざる生物種が共に生きるためのアーバンデザインの新たな地平

2021年12月9日に開催した「GIVE SPACE実践者コミュニテイプログラム」プレ体験イベントアーカイブ音声です。

[GIVE SPACE 実践者コミュニテイプログラムの詳細はこちらから]

https://aidalab-givespace-community.p...


あいだラボでは、ベルリンを拠点に活躍するエコロジカルアーティスト井口奈保氏と協働し、井口さんが提唱する GIVE SPACEの方法論を学び、それぞれの住む土地・環境で実装・実践を試みるための「GIVE SPACE実践者コミュニテイプログラム」をスタートします。

 本トークイベントは、プログラム募集に先立ち、井口さんを招いたトークイベントおよびGIVE SPACEを体感するミニ体験セッションとなります。


【GIVE SPACE 実践者コミュニテイプログラムについて】

人が他の生物種にスペースを返していくための新たなアーバンデザインの方法論 GIVE SPACEの考え方と手法を学び、それぞれの住む土地・環境で実装・実践を試みるための実践者コミュニティプログラム。

実践共同体(Community of Practice)の理論をベースに、GIVE SPACEの実践・共有・学び合いの循環サイクルを回します。周囲に手を入れられる土地や場所をお持ちの方はもちろん、ご自宅の庭やベランダなど身近なスペースから実践をスタートしていくことができますので、どなたでもご参加いただけます。ご興味ある方はEcological Memes SNSや「あいだの探索・実践ラボ」のpeatixページをフォローください。

https://aidalab-givespace-community.p...


・井口奈保(エコロジカルアーティスト / GIVE SPACE提唱者)

2013年ベルリン移住。働き方、住む土地、時間、お金、アイデンティティ、街との関係性、地球エコシステムとの連環。どういったスタンスでどう意思決定するか?都市生活のさまざまな面を一つ一つ取り上げ実験し、生き方そのものをアート作品にする。近年は南アフリカへ通い、「人間という動物」が地球で果たすべき役割を発見、その実践を「GIVE SPACE」というコンセプトに集約し方法論を構築中。また、「GIVE SPACE」を広く伝えるための物語「Journey to Lioness」を映像やイラストレーションで制作。ベルリン市民とともに進めているご近所づくりプロジェクト「NION」共同創始者。またアーバンネイチャーを守り、増やすために、世界中の都市をまるで国立公園のようにしていこうとするロンドン発のグローバルムーブメント、「ナショナルパークシティ」のベルリン共同創始者。


*井口さんやGIVE SPACEについての参考記事

・何かと何かの「あいだ」をどう見るか。二元論を超越する「あわい」を追求した4日間。

https://greenz.jp/2021/05/12/ecologic...

・異種の生きるテリトリーを見つめるアーバンデザイン「Give Space - Research in Biophilia」vol.1

http://boundbaw.com/world-topics/arti...


・小林 泰紘

エコシステミック・カタリスト / 一般社団法人Ecological Memes代表理事・発起人 / 株式会社BIOTOPE 共創パートナー

世界28ヶ国を旅した後、Impact HUB Tokyoにて社会的事業を仕掛ける起業家支援を行う。その後、個人の生きる感覚を起点とした企業での事業創造を支援。共創型戦略デザインファームBIOTOPEにて幅広い業界での戦略づくりや事業開発を手がけたのち、独立。現在は、循環・再生型社会に向けた企業の未来ビジョンや事業づくりを伴奏するカタリスト・共創ファシリテーターとして活動。座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。「菌と共に暮らす」ぬか床コミュニティ主宰。 



【あいだラボ・実践者トークとは?】

持続可能な社会に向けて、想いや関心テーマはあるけれど、自分には何ができるだろうか。アイデアやビジョンをどのように現実化して、小さくてもコト・行動を起こしていけるだろうか。そんな方のためのトークシリーズ。

人と自然の新たな関係性をひらいてく事業やプロジェクトを起こして活動している実践者たちをお招きし、現在いたるまでの旅路や導き、直面する困難をどのように乗り越え、周囲やリソースを巻き込み、活動を進めてきたのか、人が自然や他の生命と共に繁栄していく「再生・共繁栄型の未来に向けた実践知」を深めます。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

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【一般社団法人 Ecological Memesについて】

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。https://www.ecologicalmemes.me/



Feb 05, 202401:42:39
【あいだの生態系研究所 vol.5】窒素循環、モンベルとの協働による全国山の健康診断調査

【あいだの生態系研究所 vol.5】窒素循環、モンベルとの協働による全国山の健康診断調査

「あいだの生態系研究所」では、生態系におけるあいだの重要性を提唱する「森里海連環学」の理論・哲学を土台に、様々な視点から森里海のつながりや生態系連環を学び、森里海連環学の社会実装・実践への活用契機を探っていきます。


本音声は、2021年12月9日に行われたイベント「あいだの生態系研究所 vol.5:窒素循環、モンベルとの協働による全国山の健康診断調査」のアーカイブです。


窒素は大気の79%を占め、ガス態での動きを持つ点では炭素と同様です。窒素はいったん無機化されると、土壌溶液に溶け込んだりしてから、植物に吸収されます。森林を伐採すると、それまで吸収されていた窒素(アンモニア態窒素)が余剰となり、土壌中を移動して渓流に流出します。これを窒素飽和と言います。全国各地でこの窒素飽和が起こっていると考えられ、河川の生物への影響が懸念されていますが、これまで全国規模で一斉に調査した例はほとんどありません。そこでフィールド研ではアウトドアメーカーのモンベルと連携協定を結び、社員や顧客の参加による全国山の健康診断を計画しています。本セッションでは、窒素の動態について学び、地域の環境保全・再生に市民や企業がどう関わっていくことができるのかを共に考えます。


[ナビゲータープロフィール]

・德地 直子氏(京都大学フィールド科学教育研究センター 教授)

フィールド科学教育研究センター森林生態系部門、森林育成学分野・教授。和歌山研究林長・徳山試験地長・北白川試験地長。専門は生態系生態学。植物-土壌系における物質循環の手法を用いた植物や昆虫・微生物といった生物と土壌・水・大気などの非生物からなる複合系の解明。


・赤石 大輔(京都大学フィールド科学教育研究センター特定助教)

1978年 群馬県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科博士課程後期 修了、博士(理学)。金沢大学・研究員、NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海・研究員、珠洲市自然共生室・自然共 生研究員を務める。域学連携事業の企画立案からNPOの設立・運営、多様な主体の連携による里山保全事業の計画策定など、研究者の枠を超えて様々な業務経験を積む。環境省・近畿環境パートナーシップオフィス勤務、京都大学森里海連環 学教育研究ユニット特定助教を経て2020年より現職。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

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エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。

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Feb 05, 202402:06:34
【いのちのアトリエ vol.2】ポスト人間中心デザインとインナーネイチャー - 内なる自然性からビジョンにアクセスする -

【いのちのアトリエ vol.2】ポスト人間中心デザインとインナーネイチャー - 内なる自然性からビジョンにアクセスする -

「いのちのアトリエ」では、九州大学 芸術工学研究院の稲村徳州 氏をナビゲーターにお迎えし、一人一人の生命感覚や生の実感を、生態学的知見やポスト人間中心デザインの方法論と結びつけながら現実社会へと表現していくことを目指します。


稲村さんが開発されたメディテーティブアイディエーションという新たなデザインメソッドを通じて、自身の内なる生命性から湧き上がるインスピレーションを、アイデアやビジョンとしてプロトタイプし、互いにフィードバックしながら、それぞれのペースで表現・実践を進めていきます。


第二回となる今回は、ベルリンでエコロジカルアーティストとして活躍する井口奈保さんとのコラボセッションが実現しました。

人が他の種にスペースを返していくための新たなアーバンデザイン方法論 GIVE SPACEを提唱している井口さんですが、もともと瞑想などインナーネイチャーに深く迫っていく領域を探究されていたこともあり、GIVE SPACEでもフィジカルな空間だけでなく、メンタルやスピリチュアルといった領域にまで踏み込んだ実践の方法論を開発されています。


今回のセッションでは、「ポスト人間中心デザインとインナーネイチャー」をめぐる稲村さんと井口さんの対談に加え、稲村さんのメディテーティブ・アイディエーションと井口さんの内面世界へのガイドが出会う体験型セッションをお届けします。



[ナビゲータープロフィール]

・稲村 徳州(九州大学芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 助教)

2012年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学院大学スクールオブデザイン、インペリアル・カレッジ・ロンドン工学部イノベーションデザインエンジニアリング科・ジョイントダブ ルマスター・修士。オークランド大学バイオエンジニアリン グインスティテュート・プロジェクトエンジニアなどを経 て、2017年より現職。専門は、デザインエンジニアリング。学際的なアプローチからイノベーションを起こす仕組みの研究、国際的な連携を通じて、サステナブルな価値を生み出す教育・研究プロジェクトに注力している。


・井口奈保(エコロジカルアーティスト / GIVE SPACE提唱者)

2013年ベルリン移住。働き方、住む土地、時間、お金、アイデンティティ、街との関係性、地球エコシステムとの連環。どういったスタンスでどう意思決定するか?都市生活のさまざまな面を一つ一つ取り上げ実験し、生き方そのものをアート作品にする。近年は南アフリカへ通い、「人間という動物」が地球で果たすべき役割を発見、その実践を「GIVE SPACE」というコンセプトに集約し方法論を構築中。また、「GIVE SPACE」を広く伝えるための物語「Journey to Lioness」を映像やイラストレーションで制作。ベルリン市民とともに進めているご近所づくりプロジェクト「NION」共同創始者。またアーバンネイチャーを守り、増やすために、世界中の都市をまるで国立公園のようにしていこうとするロンドン発のグローバルムーブメント、「ナショナルパークシティ」のベルリン共同創始者。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

https://aida-lab.ecologicalmemes.me


【一般社団法人 Ecological Memesについて】

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。https://www.ecologicalmemes.me/



Feb 05, 202402:36:31
【あいだの生態系研究所 vol.4】水中からのメッセージ:海に潜り続けて陸の人の営みを想う

【あいだの生態系研究所 vol.4】水中からのメッセージ:海に潜り続けて陸の人の営みを想う

「あいだの生態系研究所」では、生態系におけるあいだの重要性を提唱する「森里海連環学」の理論・哲学を土台に、様々な視点から森里海のつながりや生態系連環を学び、森里海連環学の社会実装・実践への活用契機を探っていきます。


本音声は、2021年11月10日に行われたイベント「あいだの生態系研究所 vol.4:水中からのメッセージ:海に潜り続けて陸の人の営みを想う」のアーカイブです。



海域と陸域の生態系はどのようにつながりあっているのでしょうか。益田氏は、2000年以来、京都府舞鶴湾(20年間・毎月2回)、福井県高浜町内浦湾(17年間)、宮城県気仙沼舞根湾(2011年5月以降・2ヶ月に1回)などで潜水調査を続け、地球温暖化の影響、原発温排水の影響、東日本大震災の影響と回復過程などを記録し続けてきました。本セッションでは、陸域や海上からだけではみえてこない海の中の生態系の視点から人の営みを眺め、生命の究極のふるさと海からのメッセージと共に私たちの未来を考えます。


[ナビゲータープロフィール]

・益田玲爾(京都大学フィールド科学教育研究センター舞鶴水産実験所教授)

フィールド科学教育研究センター里域生態系部門、里海生態保全学分野・教授、舞鶴水産実験所長。

私立武蔵高校・静岡大学理学部生物学科卒.東京大学海洋研究所にて学位を取得し, Dunstaffnage Marine Laboratory (UK),The Oceanic Institute (Hawaii, USA)を経て現在に至る.専門は魚の群れ行動の発達心理学。魚の行動や生態についての素朴な疑問を実験を通して明らかにする、「魚類心理学」の研究を展開してきた。また京都府舞鶴湾や気仙沼舞根湾などをフィールドに、年間合計100回程度の潜水調査を行っている。


・田中克 氏(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)

1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて“もろい”場所であることより、源流域から海までの多様なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環学」を提唱(2003年)。

そのモデル的フィールドしての限りなく豊かであった(漁業生産、生物多様性共に)有明海の再生と2011年3月11日に発生した東日本大震災からの沿岸生態系の復興とそれに依拠する地域社会の蘇生に関わる調査研究・環境教育などを、「森は海の恋人」運動と「森里海連環学」の協働のもとに進める。


・赤石 大輔(京都大学フィールド科学教育研究センター特定助教)

1978年 群馬県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科博士課程後期 修了、博士(理学)。金沢大学・研究員、NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海・研究員、珠洲市自然共生室・自然共 生研究員を務める。域学連携事業の企画立案からNPOの設立・運営、多様な主体の連携による里山保全事業の計画策定など、研究者の枠を超えて様々な業務経験を積む。環境省・近畿環境パートナーシップオフィス勤務、京都大学森里海連環 学教育研究ユニット特定助教を経て2020年より現職。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

https://aida-lab.ecologicalmemes.me


【一般社団法人 Ecological Memesについて】

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。

https://www.ecologicalmemes.me/

Feb 05, 202401:49:15
【あいだの哲学道場 理論編 vol.3】ビジネスにおけるあいだとは?サステイナブル・アントレプレナーシップの実践に向けて

【あいだの哲学道場 理論編 vol.3】ビジネスにおけるあいだとは?サステイナブル・アントレプレナーシップの実践に向けて

「あいだの哲学道場」は、持続可能な社会を切り拓くサステイナブル・アントレプレナーシップを育むための哲学道場です。


本音声は、2021年10月27日に行われたイベント「あいだの哲学道場 理論編 第三回:ビジネスにおけるあいだとは?サステイナブル・アントレプレナーシップの実践に向けて」のアーカイブです。


第三回は、既存の組織や社会への適応を抜け出し、新しいビジネスモデルを再構築するサステイナブル・アントレプレナーシップを実践していくための理論を学びます。企業と社会の「あいだ」を捉え、新しい論理からプロジェクトや事業を起こしイノベーションを創出していくための自己内探究とシステム変容に向き合います。


[ナビゲータープロフィール]

大室 悦賀氏(⻑野県立大学 グローバルマネジメント学部教授 ソーシャル・イノベーション創出センター⻑ / 京都市ソーシャルイノベーション研究所所⻑)

1961年 東京都府中市生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学。一般企業、行政を経て現職。専門分野はソーシャル・イノベーション、当該分野における理論研究とそれに基づいたアクションリサーチを京都市と共に行っている。著書には『サステイナブル・カンパニー入門』学芸出版社、『入門企業と社会』 中央経済社、『ソーシャル・ビジネス・ケース』 中央経済社、『ソーシャル・イノベーション』NTT出版などがある。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

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Jan 23, 202402:20:02
【いのちのアトリエ vol.1】 - メディテーティブ・アイディエーション|内なる自然性からビジョンにアクセスする

【いのちのアトリエ vol.1】 - メディテーティブ・アイディエーション|内なる自然性からビジョンにアクセスする

いのちのアトリエは、一人一人の生命感覚や生の実感を、生態学的知見やポスト人間中心デザインの方法論と結びつけながら現実社会へと表現していくためのアトリエ。


ナビゲーターには九州大学 芸術工学研究院の稲村徳州氏をお迎えしています。


稲村さんが開発されたメディテーティブアイディエーションという新たなデザインメソッドを体感しながら、自身の内なる生命性から湧き上がるインスピレーションを、アイデアやビジョンとしてプロトタイプし、互いにフィードバックしながら、それぞれのペースで表現・実践を進めていきます。


※メディテーティブアイディエーション:自然の叡智から学ぶバイオミメティクス(生物模倣技術)を外側から観察して模倣する視点から、自分の内側に視点を移し、自分の内にある生命性と繋ぎ合わせていくことで、そこから立ち現れたイマジネーションをアイデアとして社会にアプローチしていく、稲村さんが開発された新たなデザインメソッド


[ナビゲータープロフィール]

・稲村 徳州(九州大学芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 助教)

2012年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学院大学スクールオブデザイン、インペリアル・カレッジ・ロンドン工学部イノベーションデザインエンジニアリング科・ジョイントダブ ルマスター・修士。オークランド大学バイオエンジニアリン グインスティテュート・プロジェクトエンジニアなどを経 て、2017年より現職。専門は、デザインエンジニアリング。学際的なアプローチからイノベーションを起こす仕組みの研究、国際的な連携を通じて、サステナブルな価値を生み出す教育・研究プロジェクトに注力している。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

https://aida-lab.ecologicalmemes.me


【一般社団法人 Ecological Memesについて】

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。

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Jan 23, 202402:24:14
【あいだの生態系研究所 vol.3】菌類ネットワークから見るあいだの生態系

【あいだの生態系研究所 vol.3】菌類ネットワークから見るあいだの生態系

「あいだの生態系研究所」では、生態系におけるあいだの重要性を提唱する「森里海連環学」の理論・哲学を土台に、様々な視点から森里海のつながりや生態系連環を学び、森里海連環学の社会実装・実践への活用契機を探っていきます。


本音声は、2021年10月13日に行われたイベント「あいだの生態系研究所 vol.3:菌類ネットワークから見るあいだの生態系」のアーカイブです。


きのこは食用になるものもあり、私たちにとって身近な菌類です。きのこをはじめ菌類は私たちの知らないところで、特に森林において様々な生態的役割を担っています。植物、動物、昆虫ときのこの繋がり、そして植物同士をつなぎ、森林の成立に深く関わるといったきのこ(菌類)の生態や森林内での役割、そして人との関わりについて知り、私たちの持続可能な暮らしに必要なあいだの重要性を共に学びます。


[ナビゲータープロフィール]

・赤石 大輔(京都大学フィールド科学教育研究センター特定助教)

1978年 群馬県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科博士課程後期 修了、博士(理学)。金沢大学・研究員、NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海・研究員、珠洲市自然共生室・自然共 生研究員を務める。域学連携事業の企画立案からNPOの設立・運営、多様な主体の連携による里山保全事業の計画策定など、研究者の枠を超えて様々な業務経験を積む。環境省・近畿環境パートナーシップオフィス勤務、京都大学森里海連環 学教育研究ユニット特定助教を経て2020年より現職。


・田中克 氏(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)

1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて“もろい”場所であることより、源流域から海までの多様なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環学」を提唱(2003年)。

そのモデル的フィールドしての限りなく豊かであった(漁業生産、生物多様性共に)有明海の再生と2011年3月11日に発生した東日本大震災からの沿岸生態系の復興とそれに依拠する地域社会の蘇生に関わる調査研究・環境教育などを、「森は海の恋人」運動と「森里海連環学」の協働のもとに進める。



【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

https://aida-lab.ecologicalmemes.me


【一般社団法人 Ecological Memesについて】

エコロジーや生態系を切り口に様々な学際領域を横断する探究者・実践者が群れていく共異体として活動。人が他の生命や地球環境と共に繁栄していくリジェネレーションの時代に向け、個人の生き方やビジネスの在り方、社会実装の方法論を探索しています。

https://www.ecologicalmemes.me/

Jan 23, 202401:57:26
【あいだの哲学道場 理論編 vol.2】人と自然の〈あいだ〉をひらく哲学論理

【あいだの哲学道場 理論編 vol.2】人と自然の〈あいだ〉をひらく哲学論理

「あいだの哲学道場」は、持続可能な社会を切り拓くサステイナブル・アントレプレナーシップを育むための哲学道場です。


本音声は、2021年9月22日に行われた「あいだの哲学道場 理論編 第二回:人と自然の〈あいだ〉をひらく哲学論理」のアーカイブです。


第二回は、「〈あいだ〉を開く - レンマの地平」の著者であり、風土論や生命哲学を専門とする哲学者・木岡伸夫氏をゲストにお迎えし、二元論や支配ー非支配の構造を乗り越え、人と自然の〈あいだ〉、自己と他者の〈あいだ〉をひらく哲学に迫ります。


[ナビゲータープロフィール]

・木岡伸夫(哲学者・倫理学者 / 関西大学文学部名誉教授)

1951年、奈良県に生まれる。京都大学で哲学を専攻、大学院D.C.退学後、大阪府立大学総合科学部(1988年より9年間在職)を経て、1997年から関西大学文学部に勤務、2019年度末に退職、現在は同名誉教授。学生時代に専攻したベルクソンの「生の哲学」をベースに、地球環境危機が浮上してきた20世紀末からは、人と自然、人と人の関係性を考える、最も広い意味での環境哲学を、ライフワークとして手がけてきた。2002年度の在外研修では、パリのEHESS(フランス国立社会科学高等研究院)でオギュスタン・ベルクに師事。以後、和辻哲郎が最初に切り拓いて、ベルクの継承した「風土学」の理論構築を、自身の課題として引き受け、その完成にこぎつけた。2020年4月から32年間の大学教師生活に終止符を打ち、従来の哲学とは大きく異なる新しい哲学「風土学」を、世に広めるという野心的な挑戦に乗り出す。 風土学の理論三部作は、『風景の論理――沈黙から語りへ』(世界思想社、2007年)、『風土の論理――地理哲学への道』(ミネルヴァ書房、2011年)、『邂逅の論理――〈縁〉の結ぶ世界へ』(春秋社、2017年)。ほかに、『〈あいだ〉を開く――レンマの地平』(世界思想社、2014年)、『〈出会い〉の風土学――対話へのいざない』(幻冬舎、2018年)などの著書がある。 風土学の理念である多分野の共同研究から生まれた編著には、『環境問題とは何か――12の扉から』(晃洋書房、1999年)、『都市の風土学』(ミネルヴァ書房、2009年)、『〈縁〉と〈出会い〉の空間へ――風土学12講』(萌書房、2019年)などがある。



・大室 悦賀氏(⻑野県立大学 グローバルマネジメント学部教授 ソーシャル・イノベーション創出センター⻑ / 京都市ソーシャルイノベーション研究所所⻑)

1961年 東京都府中市生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学。一般企業、行政を経て現職。専門分野はソーシャル・イノベーション、当該分野における理論研究とそれに基づいたアクションリサーチを京都市と共に行っている。著書には『サステイナブル・カンパニー入門』学芸出版社、『入門企業と社会』 中央経済社、『ソーシャル・ビジネス・ケース』 中央経済社、『ソーシャル・イノベーション』NTT出版などがある。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。

あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

https://aida-lab.ecologicalmemes.me

Jan 23, 202402:29:43
【あいだの生態系研究所 vol.2】有明海の干潟と“役に立たない”生き物たちに魅せられて:陸と海のあいだをつなぐ干潟から、自然と人の共生を考える

【あいだの生態系研究所 vol.2】有明海の干潟と“役に立たない”生き物たちに魅せられて:陸と海のあいだをつなぐ干潟から、自然と人の共生を考える


「あいだの生態系研究所」では、生態系におけるあいだの重要性を提唱する「森里海連環学」の理論・哲学を土台に、様々な視点から森里海のつながりや生態系連環を学び、森里海連環学の社会実装・実践への活用契機を探っていきます。


本音声は、2021年9月8日に行われた「あいだの生態系研究所Vol2:有明海の干潟と“役に立たない”生き物たちに魅せられて」のアーカイブです。


有明海には日本ではこの海にしか生息しない多くのいのちが育まれています。最大6mにも及ぶ大きな潮の満ち引き、広大な干潟、真水と海水が混ざった汽水、きれいに豊かに濁ったこの海では、多くのいのちが互いに密接につながり、底辺を無数の“役に立たない”生き物 たちが支えています。単一のモノサシやヒトの視点に閉じて役に立つことばかりを過度に追求してきた近現代社会が転換を迫られている中、本セッションでは有明海・諫早湾から自然と人の共生を見つめていきます。


[ナビゲータープロフィール]

・佐藤正典氏(鹿児島大学名誉教授)

1956年広島市生まれ。鹿児島大学教授。専門は底生生物学。環形動物多毛類(ゴカイ類)の分類や生態について研究している。


【あいだの探索・実践ラボについて】

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性について二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていく探索・実践のための共同体です。


あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー(森里海蓮関学)×ビジネス(サステイナブルアントレプレナーシップ)×デザイン(ポスト人間中心デザイン)の各領域を横断した学び直しと、各地で展開するフィールドワーク体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

https://aida-lab.ecologicalmemes.me


[Music Collaboration]

Hiroki Okano & HELIO COMPASS 地球暦

https://heliostera.theshop.jp/items/4...

Jan 23, 202401:42:28
【あいだの哲学道場 理論編 vol.1】あいだの哲学とソーシャル・イノベーション

【あいだの哲学道場 理論編 vol.1】あいだの哲学とソーシャル・イノベーション

「あいだの哲学道場」は、持続可能な社会を切り拓くサステイナブル・アントレプレナーシップを育むための哲学道場です。


本音声は、2021年8月25日に行われた理論編・第一回、「あいだの哲学とソーシャル・イノベーション 」のアーカイブです。
「あいだの哲学道場」ナビゲーターの大室 悦賀先生と共に、あいだの哲学や社会課題を産まない創造的なプロジェクトや事業を実践していくための考え方を学びます。


詳細:https://note.com/aida_labo/n/n6930d23...


[ナビゲータープロフィール]

・大室 悦賀氏(⻑野県立大学 グローバルマネジメント学部教授 ソーシャル・イノベーション創出センター⻑ / 京都市ソーシャルイノベーション研究所所⻑)

1961年 東京都府中市生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学。一般企業、行政を経て現職。専門分野はソーシャル・イノベーション、当該分野における理論研究とそれに基づいたアクションリサーチを京都市と共に行っている。著書には『サステイナブル・カンパニー入門』学芸出版社、『入門企業と社会』 中央経済社、『ソーシャル・ビジネス・ケース』 中央経済社、『ソーシャル・イノベーション』NTT出版などがある。



■あいだの探索・実践ラボについて

あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性を二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていくための探索・実践型の共同体です。


あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー×ビジネス×デザインの各領域を横断した学び直しと、各地でパートナーと展開するフィールド体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

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Jan 23, 202402:28:53
【あいだの生態系研究所 vol.1】森里海連環学:あいだを紡ぎ直し、つながりの価値観を蘇生する(ナビゲーター:田中克 氏・赤石大輔氏)

【あいだの生態系研究所 vol.1】森里海連環学:あいだを紡ぎ直し、つながりの価値観を蘇生する(ナビゲーター:田中克 氏・赤石大輔氏)

「あいだの生態系研究所」では、生態系におけるあいだの重要性を提唱する「森里海連環学」の理論・哲学を土台に、様々な視点から森里海のつながりや生態系連環を学び、森里海連環学の社会実装・実践への活用契機を探っていきます。


2021日に行われたイベント「森里海連環学:あいだを紡ぎ直し、つながりの価値観を蘇生する」のアーカイブです。

詳細;⁠https://note.com/aida_labo/n/na67d310...⁠ 


[ナビゲータープロフィール] 

・田中克 氏(京都大学名誉教授・舞根森里海研究所長)

 1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて“もろい”場所であることより、源流域から海までの多様なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環学」を提唱(2003年)。 そのモデル的フィールドしての限りなく豊かであった(漁業生産、生物多様性共に)有明海の再生と2011年3月11日に発生した東日本大震災からの沿岸生態系の復興とそれに依拠する地域社会の蘇生に関わる調査研究・環境教育などを、「森は海の恋人」運動と「森里海連環学」の協働のもとに進める。 



・赤石 大輔(京都大学フィールド科学教育研究センター特定助教) 

1978年 群馬県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科博士課程後期 修了、博士(理学)。金沢大学・研究員、NPO法人能登半島おらっちゃの里山里海・研究員、珠洲市自然共生室・自然共 生研究員を務める。域学連携事業の企画立案からNPOの設立・運営、多様な主体の連携による里山保全事業の計画策定など、研究者の枠を超えて様々な業務経験を積む。環境省・近畿環境パートナーシップオフィス勤務、京都大学森里海連環 学教育研究ユニット特定助教を経て2020年より現職。


【あいだの探索・実践ラボについて】 あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性について二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていく探索・実践のための共同体です。 あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー(森里海蓮関学)×ビジネス(サステイナブルアントレプレナーシップ)×デザイン(ポスト人間中心デザイン)の各領域を横断した学び直しと、各地で展開するフィールドワーク体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。

 ⁠https://aida-lab.ecologicalmemes.me⁠ 



[Music Collaboration] Hiroki Okano & HELIO COMPASS 地球暦

 ⁠https://heliostera.theshop.jp/items/4...


Jan 23, 202402:19:40
【あいだラボ】なぜあいだの哲学なのかーイノベーション、風土、邂逅ー (プレオープンイベントvol3 )

【あいだラボ】なぜあいだの哲学なのかーイノベーション、風土、邂逅ー (プレオープンイベントvol3 )

2021年7月19日に行われたあいだラボ・プレオープンイベントvol.3「なぜあいだの哲学なのか?-イノベーション、風土、邂逅-」のアーカイブ映像です。ビジネスやソーシャルイノベーションになぜ哲学や風土学が必要なのか。二元論を乗り越えるあいだの哲学の世界に迫ります。 ※本イベントはSILK(京都市ソーシャルイノベーション研究所)との共催となります。 イベント詳細 https://note.com/aida_labo/n/n875afc8... あいだの探索・実践ラボについて https://aida-lab.ecologicalmemes.me [出演者プロフィール] ・大室 悦賀(⻑野県立大学 グローバルマネジメント学部教授 ソーシャル・イノベーション創出センター⻑ / 京都市ソーシャルイノベーション研究所所⻑) 1961年 東京都府中市生まれ。一橋大学大学院商学研究科博士後期課程満期退学。一般企業、行政を経て現職。専門分野はソーシャル・イノベーション、当該分野における理論研究とそれに基づいたアクションリサーチを京都市と共に行っている。著書には『サステイナブル・カンパニー入門』学芸出版社、『入門企業と社会』 中央経済社、『ソーシャル・ビジネス・ケース』 中央経済社、『ソーシャル・イノベーション』NTT出版などがある。 ・木岡伸夫(哲学者・倫理学者 / 関西大学文学部名誉教授) 1951年、奈良県に生まれる。京都大学で哲学を専攻、大学院D.C.退学後、大阪府立大学総合科学部(1988年より9年間在職)を経て、1997年から関西大学文学部に勤務、2019年度末に退職、現在は同名誉教授。学生時代に専攻したベルクソンの「生の哲学」をベースに、地球環境危機が浮上してきた20世紀末からは、人と自然、人と人の関係性を考える、最も広い意味での環境哲学を、ライフワークとして手がけてきた。2002年度の在外研修では、パリのEHESS(フランス国立社会科学高等研究院)でオギュスタン・ベルクに師事。以後、和辻哲郎が最初に切り拓いて、ベルクの継承した「風土学」の理論構築を、自身の課題として引き受け、その完成にこぎつけた。2020年4月から32年間の大学教師生活に終止符を打ち、従来の哲学とは大きく異なる新しい哲学「風土学」を、世に広めるという野心的な挑戦に乗り出す。 風土学の理論三部作は、『風景の論理――沈黙から語りへ』(世界思想社、2007年)、『風土の論理――地理哲学への道』(ミネルヴァ書房、2011年)、『邂逅の論理――〈縁〉の結ぶ世界へ』(春秋社、2017年)。ほかに、『〈あいだ〉を開く――レンマの地平』(世界思想社、2014年)、『〈出会い〉の風土学――対話へのいざない』(幻冬舎、2018年)などの著書がある。 風土学の理念である多分野の共同研究から生まれた編著には、『環境問題とは何か――12の扉から』(晃洋書房、1999年)、『都市の風土学』(ミネルヴァ書房、2009年)、『〈縁〉と〈出会い〉の空間へ――風土学12講』(萌書房、2019年)などがある。 ・小森優美(エシカルファッションデザイナー / 株式会社HighLogic代表取締役 / 一般社団法人TSUNAGU代表理事) 草木染めランジェリーブランド"Liv:ra(リブラ)”のデザイナーとして自身の自己表現を探求すると同時に、一般社団法人TSUNAGUではミレニアル世代を中心とした個人の心の変容から起こっていく本質的な社会変革を目指す実践的なラボを運営中。幸せな感覚から生まれる直感的なインスピレーションに従って、プロダクトデザイン、システムデザイン、講義・講演など、エシカルファッションを軸に多分野で活動する。 ・小林 泰紘(エコシステミック・カタリスト / 一般社団法人Ecological Memes代表理事・発起人 / 株式会社BIOTOPE 共創パートナー) 世界28ヶ国を旅した後、Impact HUB Tokyoにて社会的事業を仕掛ける起業家支援を行う。その後、個人の生きる感覚を起点とした企業での事業創造を支援。共創型戦略デザインファームBIOTOPEにて幅広い業界での戦略づくりや事業開発を手がけたのち、独立。現在は、循環・再生型社会に向けた企業の未来ビジョンや事業づくりを伴奏するカタリスト・共創ファシリテーターとして活動。座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。「菌と共に暮らす」ぬか床コミュニティ主宰。  / yasu_cs   【あいだの探索・実践ラボについて】 あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性について二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていく探索・実践のための共同体です。 あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー(森里海蓮関学)×ビジネス(サステイナブルアントレプレナーシップ)×デザイン(ポスト人間中心デザイン)の各領域を横断した学び直しと、各地で展開するフィールドワーク体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。 https://aida-lab.ecologicalmemes.me [Music Collaboration] Hiroki Okano & HELIO COMPASS 地球暦 https://heliostera.theshop.jp/items/4...

Jan 22, 202402:05:08
【あいだラボ】 生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン(プレオープンイベントvol2)

【あいだラボ】 生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン(プレオープンイベントvol2)

2021年7月13日に行われた「あいだラボ・プレオープンイベントvol.2「生態系と人のあいだを紡ぐ森里海連環学とポスト人間中心デザイン」のアーカイブ音源です。森里海の生態系連環、ポスト人間中心デザイン、サンゴ礁の生態系等の視点が交ざりあうセッションをお楽しみください。 イベント詳細 https://note.com/aida_labo/n/n5fda57b... あいだの探索・実践ラボについて https://aida-lab.ecologicalmemes.me [出演者プロフィール] ・田中 克(京都大学名誉教授 / 舞根森里海研究所 所⻑) 1943年、琵琶湖近くの滋賀県大津市に生まれる。京都大学名 誉教授。現役時代は、タイ類、スズキ類、ヒラメ・カレイ類など沿岸性魚類の初期生活史を研究。その中で多くの稚魚が水 際に集まることを見出し、陸と海の境界域としての干潟や藻場や河口域は不可欠の魚の子ども達が育つ場所であり、同時 に陸域の人間活動(暮らしや産業)の影響を最も受けやすい極めて “もろい” 場所であることより、源流域から海までの多様 なつながりを解き明かして、壊した自然や社会を再生させる 流れを生み出すまでをゴールに定めた統合学「森里海連環 学」を提唱(2003年)。 ・稲村徳州(九州大学 芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 助教) 2012年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学院大学スクールオブデザイン、インペリアル・カレッジ・ロンドン工学部イノベーションデザインエンジニアリング科・ジョイントダブ ルマスター・修士。オークランド大学バイオエンジニアリン グインスティテュート・プロジェクトエンジニアなどを経 て、2017年より現職。専門は、デザインエンジニアリング。学際的なアプローチからイノベーションを起こす仕組みの研究、国際的な連携を通じて、サステナブルな価値を生み出す教育・研究プロジェクトに注力している。 ・渡邊剛 (北海道大学大学院理学研究院 講師/ NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所 理事長) 北海道大学理学部卒業、北海道大学地球環境科学院 博士課程修了、オーストラリア国立大学、フランス 国立気候環境研究所、ドイツアーヘン工科大学、ハワイ大学ケワロ海洋研究所で研究員を歴任。サンゴ骨格から当時の地球環境変動を読み取るために、世界の海を駆け巡り未踏の地を探究している。喜界島に魅了され弟子と共に喜界島サンゴ礁科学研究所を開設(https://kikaireefs.org)。100年後に残す、を共通理念として全国から集まる子供から大人まで仲間と共に研究、教育、普及活動に励んでいる。 ・小林 泰紘(エコシステミック・カタリスト / 一般社団法人Ecological Memes代表理事・発起人 / 株式会社BIOTOPE 共創パートナー) 世界28ヶ国を旅した後、Impact HUB Tokyoにて社会的事業を仕掛ける起業家支援を行う。その後、個人の生きる感覚を起点とした企業での事業創造を支援。共創型戦略デザインファームBIOTOPEにて幅広い業界での戦略づくりや事業開発を手がけたのち、独立。現在は、循環・再生型社会に向けた企業の未来ビジョンや事業づくりを伴奏するカタリスト・共創ファシリテーターとして活動。座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。「菌と共に暮らす」ぬか床コミュニティ主宰。  / yasu_cs   【あいだの探索・実践ラボについて】 あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性について二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていく探索・実践のための共同体です。 あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー(森里海蓮関学)×ビジネス(サステイナブルアントレプレナーシップ)×デザイン(ポスト人間中心デザイン)の各領域を横断した学び直しと、各地で展開するフィールドワーク体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。 https://aida-lab.ecologicalmemes.me [Music Collaboration] Hiroki Okano & HELIO COMPASS 地球暦 https://heliostera.theshop.jp/items/4...

Jan 22, 202402:12:44
【あいだラボ】二元論を超えてヒトと環境の関係性を問い直す(プレオープンイベントvol.1)

【あいだラボ】二元論を超えてヒトと環境の関係性を問い直す(プレオープンイベントvol.1)

あいだの探索・実践ラボ(あいだラボ)は、これからの時代におけるヒトと環境の関係性について二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていく探索・実践のための活動体として、立ち上がりました。 本音声は、7月5日に行われたプレオープンイベントvol.1「二元論を超えて、ヒトと環境の関係性を問い直す」のアーカイブ記録です。 イベント詳細 https://note.com/aida_labo/n/n30a9a60... あいだの探索・実践ラボについて https://aida-lab.ecologicalmemes.me [出演者プロフィール] ・小森優美(エシカルファッションデザイナー / 株式会社HighLogic代表取締役 / 一般社団法人TSUNAGU代表理事) 草木染めランジェリーブランド"Liv:ra(リブラ)”のデザイナーとして自身の自己表現を探求すると同時に、一般社団法人TSUNAGUではミレニアル世代を中心とした個人の心の変容から起こっていく本質的な社会変革を目指す実践的なラボを運営中。幸せな感覚から生まれる直感的なインスピレーションに従って、プロダクトデザイン、システムデザイン、講義・講演など、エシカルファッションを軸に多分野で活動する。 ・岡野 春樹(風土コーディネーター / 一般社団法人Deep Japan Lab代表理事 / 一般社団法人長良川カンパニー代表理事 / 株式会社電通社会創発室) 長良川の源流域・岐阜県郡上市にて家族5人で暮らす、東京の広告会社のプロデューサー。会社とは別に、誰かの素直な問いを起点にした『日本みっけ旅』という旅のアート活動を仲間たちと続けており、2014年に一般社団法人Deep Japan Labとして法人化。旅先でのご縁から、さまざまな風土をいかした事業共創プロジェクトを手がける。郡上の夜の川に入った時の身体感覚に魅了され、風土と創造性の関係を研究する組織横断チーム『風土とクリエイティブ』を創設。Ecological memesには、『熊楠星の時間』という本の内容で小林さんと意気投合し、いつのまにか活動に参画。 ・齊藤 はるか(はる農園 / LGBT百姓) 大学で土壌学を専攻し、200以上の土の断面調査を行う。千葉県印西市にて、風土を育てる農園・はる農園を運営。農業9年目。年間30種類の有機野菜を育てつつ、冬は木こり・猟師を、夏は森の草刈りをする百姓。養蜂家・ビザ職人、猟師、漬物おばあちゃん、遊びに来る人、虫、獣などと野に宿りつつ、いのち・暮らしの重なり合う場所をつくっている。オンラインでの100年ぬか床、我が家の生ごみコンポストづくり、他の農園にて畑のバイオトイレづくりや、狩猟のIOT化に関わる(まほろま)。和辻哲郎の「風土」という1冊の本がきっかけでEcological memesに参加。 ・小林 泰紘(エコシステミック・カタリスト / 一般社団法人Ecological Memes代表理事・発起人 / 株式会社BIOTOPE 共創パートナー) 世界28ヶ国を旅した後、Impact HUB Tokyoにて社会的事業を仕掛ける起業家支援を行う。その後、個人の生きる感覚を起点とした企業での事業創造を支援。共創型戦略デザインファームBIOTOPEにて幅広い業界での戦略づくりや事業開発を手がけたのち、独立。現在は、循環・再生型社会に向けた企業の未来ビジョンや事業づくりを伴奏するカタリスト・共創ファシリテーターとして活動。座右の銘は行雲流水。趣味が高じて通訳案内士や漢方・薬膳の資格を持つ。「菌と共に暮らす」ぬか床コミュニティ主宰。  / yasu_cs   【あいだの探索・実践ラボについて】 あいだの探索・実践ラボは、これからの時代のヒトと環境の関係性について二元論を超えて問い直し、再生・共繁栄的な未来に向けてコトを起こしていく探索・実践のための共同体です。 あいだの回復・生成をテーマに、エコロジー(森里海蓮関学)×ビジネス(サステイナブルアントレプレナーシップ)×デザイン(ポスト人間中心デザイン)の各領域を横断した学び直しと、各地で展開するフィールドワーク体験を通じ、理論・身体実感・風土に根ざしたプロジェクト・事業を起こしていくための運動体を目指しています。 https://aida-lab.ecologicalmemes.me [Music Collaboration] Hiroki Okano & HELIO COMPASS 地球暦 https://heliostera.theshop.jp/items/4...

Jan 18, 202401:46:55
[風の谷の偏愛録vol.4 後編]理不尽で不条理な世界と存在を引き受けて生きる。ナウシカからアシタカへ。|奥平祥子さん ※おまけトーク付き

[風の谷の偏愛録vol.4 後編]理不尽で不条理な世界と存在を引き受けて生きる。ナウシカからアシタカへ。|奥平祥子さん ※おまけトーク付き

第四回は石草流生け花 家元後継 奥平祥子さんをお招きします。石と草。静と動。変わるものと変わらぬもの。相反するものを包摂する石草流生け花の視点や奥平さんの深い造詣から解き解される宮崎作品のメッセージとは。ナウシカともののけ姫を往復しながら、現代社会における意味合いを探ります。


ー風の谷の偏愛録についてー

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Jun 06, 202148:40
[風の谷の偏愛録vol.4 前編]花が咲くことと散ることは同義。もののけ姫にみる依り代信仰とアニミズム。|奥平祥子さん

[風の谷の偏愛録vol.4 前編]花が咲くことと散ることは同義。もののけ姫にみる依り代信仰とアニミズム。|奥平祥子さん

風の谷の偏愛録 第四回は石草流生け花 家元後継 奥平祥子さんをお招きします。石と草。静と動。変わるものと変わらぬもの。相反するものを包摂する石草流生け花の視点や奥平さんの深い造詣から解き解される宮崎作品のメッセージとは。ナウシカともののけ姫を往復しながら、現代社会における意味合いを探ります。


ー風の谷の偏愛録についてー

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Jun 06, 202141:48
[風の谷の偏愛録vol.3 後編]酸性化した海と浄化のために作り出された腐海の森。ナウシカの世界を物質的観点から妄想する|小澤いぶきさん ※おまけトーク付き

[風の谷の偏愛録vol.3 後編]酸性化した海と浄化のために作り出された腐海の森。ナウシカの世界を物質的観点から妄想する|小澤いぶきさん ※おまけトーク付き

第三回は、児童精神科医・認定NPO法人PIECES代表理事の小澤いぶきさんをお招きします。子供のウェルビーイングや個人の枠組みに閉じないひらかれた社会の在り方を探究・実践するいぶきさんの活動とナウシカの世界はどのようにつながっていくのか。前編ではナウシカで描かれる生命そのものの矛盾や葛藤に、後編では石炭紀を切り口にナウシカの世界における物質的側面に迫ります。

ー風の谷の偏愛録についてー

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Apr 24, 202153:00
[風の谷の偏愛録vol.3 前編]森の人セルムが抱えているかもしれない孤独。生命そのものの矛盾や嘆きと共にある社会のレジリエンスとは|小澤いぶきさん

[風の谷の偏愛録vol.3 前編]森の人セルムが抱えているかもしれない孤独。生命そのものの矛盾や嘆きと共にある社会のレジリエンスとは|小澤いぶきさん

第三回は、児童精神科医・認定NPO法人PIECES代表理事の小澤いぶきさんをお招きします。子供のウェルビーイングや個人の枠組みに閉じないひらかれた社会の在り方を探究・実践するいぶきさんの活動とナウシカの世界はどのようにつながっていくのか。前編ではナウシカで描かれる生命そのものの矛盾や葛藤に、後編では石炭紀を切り口にナウシカの世界における物質的側面に迫ります。

ー風の谷の偏愛録についてー

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Apr 24, 202128:42
[風の谷の偏愛録vol.2 後編]食べるも食べられるも同じこと。わたしは最初からわたしたちであった。|青木 志保子さん

[風の谷の偏愛録vol.2 後編]食べるも食べられるも同じこと。わたしは最初からわたしたちであった。|青木 志保子さん

第二回は「環境×参加型社会」を軸にしながら、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの研究員や理化学研究所の客員研究員をつとめる青木志保子さんをお招きします。

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。

1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Nov 16, 202029:17
[風の谷の偏愛録vol.2 前編]闇と光。自分の中に矛盾や曖昧さを抱えながら進む強さ。|青木 志保子さん

[風の谷の偏愛録vol.2 前編]闇と光。自分の中に矛盾や曖昧さを抱えながら進む強さ。|青木 志保子さん

第二回は「環境×参加型社会」を軸にしながら、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの研究員や理化学研究所の客員研究員をつとめる青木志保子さんをお招きします。

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。

1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Nov 16, 202033:06
[風の谷の偏愛録vol.1 後編]ナウシカを通じてみるバイオフィリックデザイン、全体性、ウェルビーイング|塚田 有那さん

[風の谷の偏愛録vol.1 後編]ナウシカを通じてみるバイオフィリックデザイン、全体性、ウェルビーイング|塚田 有那さん

第一回は、アートとサイエンスをつなぐWEBメディア「Bound Bow」の編集長塚田 有那さんをお招きします。

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。

1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Oct 22, 202022:46
[風の谷の偏愛録vol.1 前編]生命は生命の力で生きている。ナウシカとテクノロジー、そして死|塚田 有那さん

[風の谷の偏愛録vol.1 前編]生命は生命の力で生きている。ナウシカとテクノロジー、そして死|塚田 有那さん

第一回は、アートとサイエンスをつなぐWEBメディア「Bound Bow」の編集長塚田 有那さんをお招きします。

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。

1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Oct 22, 202019:19
[vol.6-5]直観だけでもダメ。内臓感覚と脳をつなぐ環境哲学。|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

[vol.6-5]直観だけでもダメ。内臓感覚と脳をつなぐ環境哲学。|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

リジェネラティブ・ラジオ第6回は「インナーネイチャー、縁起、環境哲学」をテーマに、千葉ではる農園をやられている斎藤 はるかさんをゲストにお招きします。農園を経営される傍ら、木こりや猟師としても活動し、森づくりや土づくりはもちろん、醤油、味噌、ぬか床、バイオトイレにアースオーブンづくりなど、微生物や自然の複雑なネットワークに日々向き合っていらっしゃいます。今回は、自然のリズムと内臓感覚(インナーネイチャー)の調和をテーマに、仏教の縁起思想や風土論、環境哲学なども深めながら、人と自然環境が関わり合いながら生きていくためのヒントを探ります。

Oct 17, 202030:11
[vol.6-4]自然に手を入れるということ。森林文明における東洋型エコロジーとは|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

[vol.6-4]自然に手を入れるということ。森林文明における東洋型エコロジーとは|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

リジェネラティブ・ラジオ第6回は「インナーネイチャー、縁起、環境哲学」をテーマに、千葉ではる農園をやられている斎藤 はるかさんをゲストにお招きします。農園を経営される傍ら、木こりや猟師としても活動し、森づくりや土づくりはもちろん、醤油、味噌、ぬか床、バイオトイレにアースオーブンづくりなど、微生物や自然の複雑なネットワークに日々向き合っていらっしゃいます。今回は、自然のリズムと内臓感覚(インナーネイチャー)の調和をテーマに、仏教の縁起思想や風土論、環境哲学なども深めながら、人と自然環境が関わり合いながら生きていくためのヒントを探ります。

Oct 17, 202020:01
[vol.6-3]鍵は委ねて、待つこと。内なる自然性を取り戻す|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

[vol.6-3]鍵は委ねて、待つこと。内なる自然性を取り戻す|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

リジェネラティブ・ラジオ第6回は「インナーネイチャー、縁起、環境哲学」をテーマに、千葉ではる農園をやられている斎藤 はるかさんをゲストにお招きします。農園を経営される傍ら、木こりや猟師としても活動し、森づくりや土づくりはもちろん、醤油、味噌、ぬか床、バイオトイレにアースオーブンづくりなど、微生物や自然の複雑なネットワークに日々向き合っていらっしゃいます。今回は、自然のリズムと内臓感覚(インナーネイチャー)の調和をテーマに、仏教の縁起思想や風土論、環境哲学なども深めながら、人と自然環境が関わり合いながら生きていくためのヒントを探ります。

Oct 17, 202015:17
[vol.6-2]分析的思考の限界。内臓感覚や直感による全体性の把握|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

[vol.6-2]分析的思考の限界。内臓感覚や直感による全体性の把握|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

リジェネラティブ・ラジオ第6回は「インナーネイチャー、縁起、環境哲学」をテーマに、千葉ではる農園をやられている斎藤 はるかさんをゲストにお招きします。農園を経営される傍ら、木こりや猟師としても活動し、森づくりや土づくりはもちろん、醤油、味噌、ぬか床、バイオトイレにアースオーブンづくりなど、微生物や自然の複雑なネットワークに日々向き合っていらっしゃいます。今回は、自然のリズムと内臓感覚(インナーネイチャー)の調和をテーマに、仏教の縁起思想や風土論、環境哲学なども深めながら、人と自然環境が関わり合いながら生きていくためのヒントを探ります。

Oct 17, 202019:48
[vol.6-1]風土に根差したバイオトイレ。世界と日本の土を掘り続けてみえてきたもの|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

[vol.6-1]風土に根差したバイオトイレ。世界と日本の土を掘り続けてみえてきたもの|インナーネイチャー、縁起、環境哲学|斉藤はるかさん

リジェネラティブ・ラジオ第6回は「インナーネイチャー、縁起、環境哲学」をテーマに、千葉ではる農園をやられている斎藤 はるかさんをゲストにお招きします。農園を経営される傍ら、木こりや猟師としても活動し、森づくりや土づくりはもちろん、醤油、味噌、ぬか床、バイオトイレにアースオーブンづくりなど、微生物や自然の複雑なネットワークに日々向き合っていらっしゃいます。今回は、自然のリズムと内臓感覚(インナーネイチャー)の調和をテーマに、仏教の縁起思想や風土論、環境哲学なども深めながら、人と自然環境が関わり合いながら生きていくためのヒントを探ります。

Oct 17, 202024:12
[sense of. TALK#2]知覚をひらく|アーティスト 畑山太志さん Taishi Hatayama

[sense of. TALK#2]知覚をひらく|アーティスト 畑山太志さん Taishi Hatayama

エコロジーとアートのあわいを漂いながら、目にはみえない存在や生命の声に耳を澄ましていくプロジェクト「sense of.」がお届けするトークシリーズ。#2では、「知覚をひらく」をテーマに、ありのままの知覚を手がかりに目に見えない世界を視触的に描き出すアーティスト 畑山太志さんにお話を伺いました。

 

<タイムライン>

08:00 自分の内側から自然をみるってどんな感覚? 生命のリアリティにふれる視触的な世界

      これまで制作してきた作品|https://gendai-art.org/news_single/artists_taishihatayama/

27:15 観ることは観られること。自らが身を投じて描くことでモノゴトの主従関係を融解させる描写

51:00 エコロジーを西洋的文脈で表現することの限界。人と自然を対象化しない東洋的発想とは?

 

<作家プロフィール>

アーティスト 畑山太志(Taishi Hatayama)

1992 年神奈川県生まれ。2017 年に多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究領域を修了。現在は東京都、千葉県を中心に活動を行う。視覚では捉えることができないものの、自然の場に確かに存在する「気」のような存在の視覚化を試みる。「素知覚」と呼ぶ、知覚の外側ではない本来身体が持っているはずのありのままの知覚を手がかりに、目に見えない世界を表象する。2014 年に白を基調とした絵画作品で「第 1 回 CAF 賞」の優秀賞と名和晃平賞を同時受賞後、自然のさまざまな現象が持ちうる環世界や植物が多様な生物とともに形成するネットワーク、さらにはデジタルや AI までをも含みこむ現代における新たな自然など、多様なモチーフをベースに制作を展開する。主な展示に、「神宮 の杜芸術祝祭」(明治神宮ミュージアム/東京、2020)、「素知覚」(EUKARYOTE/東京、2020)など。https://hatayamataishi.jimdofree.com

Oct 12, 202001:15:07
[風の谷の偏愛録プレトーク5]映画版ナウシカ、撤退学、細胞死、人の群れとしての組織論

[風の谷の偏愛録プレトーク5]映画版ナウシカ、撤退学、細胞死、人の群れとしての組織論

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。

1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Sep 05, 202019:12
[風の谷の偏愛録プレトーク4]ナウシカと母性、自己性、利他性

[風の谷の偏愛録プレトーク4]ナウシカと母性、自己性、利他性

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。

1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Sep 05, 202015:20
[風の谷の偏愛録プレトーク3]クロトワ、チヤルカ、分断を乗り越え全体性を取り戻していく物語としてのナウシカ。

[風の谷の偏愛録プレトーク3]クロトワ、チヤルカ、分断を乗り越え全体性を取り戻していく物語としてのナウシカ。

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。

1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Sep 05, 202009:35
[風の谷の偏愛録プレトーク2]ナウシカと資本主義、計画された未来からの逸脱

[風の谷の偏愛録プレトーク2]ナウシカと資本主義、計画された未来からの逸脱

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。

1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Sep 05, 202008:13
[風の谷の偏愛録プレトーク1]ナウシカは周囲をつなぐ糸?清浄と汚濁のはざまを生きる

[風の谷の偏愛録プレトーク1]ナウシカは周囲をつなぐ糸?清浄と汚濁のはざまを生きる

マスクをつけた日常生活を過ごし、様々な角度から人と自然の関係性や文明社会の再考が迫られている今、改めて大きな問いをなげかけてくれる「漫画版・風の谷のナウシカ」。

本Podcastは、ひょんなことから互いのナウシカ好きに気が付いてしまった長谷部可奈と小林泰紘がホストとなり、様々なゲストのナウシカ編愛を深掘りしていくトーク番組です。

1982年に生み出された、『壮大な思想書』ともいえるこの物語は、どうしてこんなにも私たちを惹きつけるのか。客観的な分析・解説ではなく、一人一人の主観や編愛を通じて現れてくるナウシカの魅力に迫ります。

Sep 05, 202014:37
[sense of. TALK#1-3]あわいとつながるオンライン芸術祭の挑戦|芸術といのち③ |山形ビエンナーレ2020芸術監督 稲葉俊郎さん
Aug 28, 202020:39
[sense of. TALK#1-2]社会危機における芸術の役割とは?|芸術といのち② |山形ビエンナーレ2020芸術監督 稲葉俊郎さん
Aug 28, 202034:06
[sense of. TALK#1-1]いのちの全体性を取り戻すってなんだろう?|芸術といのち① |山形ビエンナーレ2020芸術監督 稲葉俊郎さん
Aug 27, 202019:39
[vol.5-3] アフタートーク〜身体はすでに知っている?〜|これからの身体性、共同体感覚、自然(じねん)| 小笠原和葉さん

[vol.5-3] アフタートーク〜身体はすでに知っている?〜|これからの身体性、共同体感覚、自然(じねん)| 小笠原和葉さん

リジェネラティブ・ラジオ第5回のゲストにお招きするのは、ボディーワーカーであり Our Dynamics 代表理事の小笠原和葉さん。人間全体をひとつのシステムとしてとらえ、より良く生きるための身体性や生理学を探究されています。

新型コロナウイルスによって移動・接触が制限され、オンライン会議が続く日々の中で、身体性やつながりの感覚がかつてないほど重大テーマとなっています。また、思考や知識ばかりが過度に重視されてきた近代産業社会の副作用が様々なところで顕在化し、限界を迎えているタイミングでもあります。

今回は「これからの身体性、共同体感覚、自然(じねん)」をテーマに、ヒトが生命として持つ本来的なつながりや感覚を取り戻し、共同体や自然環境とよりよく関係していくためのヒントを探っていきます。

Aug 22, 202019:50
[vol.5-2] 生命力を養ういのちの位相、身体的に同期するとは?|これからの身体性、共同体感覚、自然(じねん)| 小笠原和葉さん

[vol.5-2] 生命力を養ういのちの位相、身体的に同期するとは?|これからの身体性、共同体感覚、自然(じねん)| 小笠原和葉さん

リジェネラティブラジオ第5回のゲストにお招きするのは、ボディーワーカーであり Our Dynamics 代表理事の小笠原和葉さん。人間全体をひとつのシステムとしてとらえ、より良く生きるための身体性や生理学を探究されています。

新型コロナウイルスによって移動・接触が制限され、オンライン会議が続く日々の中で、身体性やつながりの感覚がかつてないほど重大テーマとなっています。また、思考や知識ばかりが過度に重視されてきた近代産業社会の副作用が様々なところで顕在化し、限界を迎えているタイミングでもあります。

今回は「これからの身体性、共同体感覚、自然(じねん)」をテーマに、ヒトが生命として持つ本来的なつながりや感覚を取り戻し、共同体や自然環境とよりよく関係していくためのヒントを探っていきます。

Aug 22, 202037:32
[vol.5-1] つながりの神経系「おなかの時間とせなかの時間」|これからの身体性、共同体感覚、自然(じねん)| 小笠原和葉さん

[vol.5-1] つながりの神経系「おなかの時間とせなかの時間」|これからの身体性、共同体感覚、自然(じねん)| 小笠原和葉さん

リジェネラティブ・ラジオ第5回のゲストにお招きするのは、ボディーワーカーであり Our Dynamics 代表理事の小笠原和葉さん。人間全体をひとつのシステムとしてとらえ、より良く生きるための身体性や生理学を探究されています。

新型コロナウイルスによって移動・接触が制限され、オンライン会議が続く日々の中で、身体性やつながりの感覚がかつてないほど重大テーマとなっています。また、思考や知識ばかりが過度に重視されてきた近代産業社会の副作用が様々なところで顕在化し、限界を迎えているタイミングでもあります。

今回は「これからの身体性、共同体感覚、自然(じねん)」をテーマに、ヒトが生命として持つ本来的なつながりや感覚を取り戻し、共同体や自然環境とよりよく関係していくためのヒントを探っていきます。

Aug 22, 202044:44
[vol.4-2]Two roopsモデルから読み解く社会システムの変容 |社会システムのレジリエンス -生命論的なシステム変容の可能性を探る-| 長田 誠司さん

[vol.4-2]Two roopsモデルから読み解く社会システムの変容 |社会システムのレジリエンス -生命論的なシステム変容の可能性を探る-| 長田 誠司さん

第4回のテーマは、「社会システムのレジリエンス 〜生命論的なシステム変容の可能性を探る」。
ゲストにお迎えするのは、リストラティヴ・サークルズ ジャパン 代表 長田誠司(ながたせいじ)さん。ナラティブアプローチやNVC(非暴力コミュニケーション)、プロセスワーク、脳神経科学やソマティック心理学など様々な領域の研究や実践を通じて、こころのある生きものとしての人間の持続可能性や社会システムの在り方を探究をされています。

機械論的な視点だけで世界や現実をかたちづくっていくことの限界が様々なところで感じられている中、Two Loops などのシステム変容モデルをヒントに、生命論的な世界観を包摂した組織・社会の在り方やトランジッションについて向き合っていきます。

Aug 02, 202047:17