H.A.Bノオト
By H.A.B
現状では、松永弾正・雅子ユウ「本屋の本の本の話」を中心に発信していますので、バナーもそれです。
H.A.BノオトFeb 02, 2023
特別編_和氣正幸さん、最近の書店事情ってどうですか?
本屋ライターである、BOOKSHOPLOVER・和氣正幸さんをお迎えして、H.A.Bの松井祐輔が最近の書店事情について伺う会。
『台湾書店百年の物語』を刊行した、H.A.Bの松井は、なんとその縁で台湾で開催される国際ブックフェアでなにか喋ることになってしまった!
テーマは「10年」。
それじゃあここ10年の日本書店事情を、と思ったものの2019年に実店舗を閉店してから完全に引きこもっている松井では、直近の生きた事例がわからない。
ということで、たぶん日本でも有数に詳しい和氣さんにお話を伺い、独占するのもなんだかなと思い、その模様もそのまま公開、というのが今回の特別編の経緯です。
ざっくり
・棚貸し本屋の流行を時系列で
・周縁へのひろがり(人編)
・周縁へのひろがり(郊外編)
・気になっているお店
などでお送りしています。
『台湾書店百年の物語ーー書店から見える台湾』についてはこちら↓
https://www.habookstore.com/%E5%87%BA%E7%89%88-publish/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%9B%B8%E5%BA%97%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%9B%B8%E5%BA%97%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E6%BC%AB%E6%AD%A9/
『台湾書店百年の物語ー書店から見える台湾』刊行記念インタビュー
台北市、有河書店・詹正德さんにお話を伺いました。
書店のこと、そして自らも理事として関わっておられた、独立書店が立ち上げた取次事業である「台灣友善書業供給合作社」について。
『台湾書店百年の物語』でも紹介されている有河book(書店)は、本書刊行後に一旦の休憩を挟み、移転オープンされています。移転前後の話や本で語られていない現在のお店の状況を中心に。
また独特な取次事業である「友善書業」について、その仕組みや台湾独自の流通事業について伺っていくと、台湾の独立書店が継続している仕組みにまで話はつながりました。
どうぞお楽しみください。
日本と台湾の出版流通について一部専門的な内容を含みますので、補助線となる解説を書きました。(H.A.B、松井)
こちらよりアクセスください。
https://www.habookstore.com/2022/12/27/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%9B%B8%E5%BA%97%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%83%BC%E6%9B%B8%E5%BA%97%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%82%8B%E5%8F%B0%E6%B9%BE-%E5%88%8A%E8%A1%8C%E8%A8%98%E5%BF%B5%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC-%E6%9C%89%E6%B2%B3%E6%9B%B8%E5%BA%97-%E8%A9%B9%E6%AD%A3%E5%BE%B7%E3%81%95%E3%82%93-%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%A3%9C%E8%B6%B3/
(『台湾書店百年の物語ー書店から見える台湾』について)
https://www.habookstore.com/%E5%87%BA%E7%89%88-publish/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%9B%B8%E5%BA%97%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%9B%B8%E5%BA%97%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E6%BC%AB%E6%AD%A9/
(本文試し読み)
https://www.habookstore.com/2022/12/27/%E8%A9%A6%E3%81%97%E8%AA%AD%E3%81%BF-%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%9B%B8%E5%BA%97%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E7%99%BE%E4%B8%87%E6%B0%91%E6%97%8F%E5%A4%A7%E7%A7%BB%E5%8B%95%E3%81%AE%E5%93%80%E6%AD%8C-%E4%B8%80%E4%B9%9D%E5%9B%9B%E3%80%87%E5%B9%B4%E4%BB%A3/
(概ねのタイムライン)
現在の有河書店について
6:50
移転前後の違い
13:18
台灣友善書業供給合作社(取次)について
34:20
台湾で書店はカフェを開きやすいの?
1:34:10
(出演)
有河書店・詹正德さん
有河書店
https://www.facebook.com/youhebook
台灣友善書業供給合作社
https://fribooker.wordpress.com/bookstore/
永井一宏(フォルモサ書院)
古書店店主・『台湾書店百年の物語ー書店から見える台湾』翻訳者。
松井祐輔(H.A.B)
出版、取次、本屋。同書刊行元。
廖怡鈞(通訳者)
【第14回】自著を語る『本屋の周辺Ⅰ』_本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
今回は、弾正さん初の単著『本屋の周辺Ⅰ AROUND THE BOOKSTORE』(H.A.B)について、自著を語っていく60分。
本書について(出版元サイトへ)
https://www.habookstore.com/2022/11/07/h-a-b%E3%83%8E%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%81%BF%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%AA%E3%82%82%E3%81%AE-%E6%9C%AC%E5%B1%8B%E3%81%AE%E5%91%A8%E8%BE%BA%E2%85%B0-%E6%9D%BE%E6%B0%B8%E5%BC%BE%E6%AD%A3-h-a-b/
・好きな本屋に置いてもらえると嬉しい
・「Amazonでは買えない」本屋本の流通経路
・エゴサしづらい書名……、感想ください
・本屋旅のこぼれ話(いままでここで語っていないやつ)
・この資料を見ないとこの一文がずっと書けない
などでお送りします。
【第13回】仙台本屋時間_本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
*収録不良により、一回分の収録が飛んでおります。主に冒頭で「前回」と言っているのはそちらの非公開分のことです。ご了承ください*
今回は、弾正さんの仙台本屋旅行の思い出から、日本は山だねという気づきを得る60分。。
・地場の老舗「金港堂」
教科書肆「金港堂」からの変遷
「金港堂」の歌
https://www.youtube.com/watch?v=P2z1wJxLOdw
・荒蝦夷の古本屋
・八重洲書房(閉店)
・本屋巡りは自転車にかぎる!?
・東北本屋巡りどうする?
などでお送りします。
【第12回】二人で合計一回しか台湾に行ったことがない人たちが台湾本屋(本)について語る_本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
今回はスポンサー(無償作業提供)のH.A.Bさんに頼まれて台灣の本屋本について、から脱線して海外の本屋巡りなどについても語ります。
・『台灣書店歴史漫歩』の翻訳本がでるぞ。
出版社サイト
https://www.habookstore.com/%E5%87%BA%E7%89%88-publish/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%9B%B8%E5%BA%97%E7%99%BE%E5%B9%B4%E3%81%AE%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%9B%B8%E5%BA%97%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E6%BC%AB%E6%AD%A9/
・新高堂から始まる台湾近代書店の百年史。
・先行する関連本もあるよね。
・独立運動、戒厳令、農への関わり、文化と書店。
・あなたは店主とコミュニケーション取りたい派? 取りたくない派?
・海外の本屋に行くときの難しさ。
・アジアブックマーケットの思い出。
などでお送りします。
【第11回】本屋のイベントのあとに、本屋に行く。_本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
今回は雑談会。「ここ数年」は「最近」という感覚なので、「本屋博」のことを思い出したりしていました。
・勉強すると小説が面白い。
・『本屋という仕事』(世界思想社)の感想など。
・本屋博、楽しかったね。
・弾丸鹿児島旅行
などでお送りします。
【第10回】松本の本屋を巡ってきました_本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
今回はもはや定番となった松永弾正の旅話。今回は松本に行ってきたそうです。
・松本に行ってきました。
・青翰堂はお土産屋さんになっていました
(https://www.kiso-nakamura.com/blog/8812)
・枯淡苑(http://cotan-en.com/)
・アガタ書房
・ZINE「松本の本」(https://note.com/fujiwaraprinting/n/n7e6e811533eb)
・満を辞しての高美書店
・書肆 秋櫻舎
・国会図書館に収蔵されている本とは版が違うんです。
などでお送りします。
【第9回】“自著を語る”大橋達雄の話_本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
今回は2022年5月29日の文学フリマ東京で、突発的にZINE『戦中統制取次日配専務 大橋達雄の話』を刊行した雅子が、「自著を語り」ます。
・あなたの「大橋達雄」はどこから?
・病んで日配をやめたって本当?
・不思議と日配内で役職が上がる人がいる
・戦後発言の信頼できなさ
・日配の取次人への人事と東京堂の後継者事情
・「高橋家」と「大橋家」
・大橋達雄と戦後、今後の課題
などでお送りします。
『戦中統制取次日配専務 大橋達雄の話』の詳細はこちら
https://habookstore.shop/items/6295d6a797056569af32e06d
【第8回】無い資料を探す_本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
最新の本屋本の新刊予定からいくつか紹介したり、後半は国会図書館に無い資料を探すという地道な話に。
・『韓国の「街の本屋」の生存探究』(ハン・ミファ著、渡辺麻土香訳、石橋毅史解説、クオン)が出るぞ。
・『本屋という仕事』(三砂慶明編、世界思想社)に奈良敏行(定有堂書店)さんが寄稿しているっぽいぞ。
・国会図書館に無い資料、どうしてる?
・松山の古書店について調べています。
・「帆刈出版通信」を探しています。
・総目次はとても大切
などでお送りします。
「あ〜、そこになければ、ないですね。」
【第7回】本屋本四方山話_本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
今回はシンプルに最近買った古本や、チェックしている新刊本屋本の話をゆっくりと。
・東海堂と川合晋(訂正と追加)。
・本屋本をざっくりウォッチする。
『本屋図鑑』(新刊)と『本屋図鑑』(既刊)/『近代出版研究』/『本の雑誌5月号の本屋本レビュー(どむか)がいい/『出版販売の実際』/日貿出版社/日本エディタースクールのサイトが変わっている、だと……/「間島一雄書店 間島保夫追悼文集」/中山信如さんの著作・『古本屋的』/『大橋佐平翁伝』
などでお送りします。
【第6回】調査のダイナミズム_本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
第二回の札幌回に続いて、弾正の函館本屋旅行の報告……のはずが、あるエピソードから収録中にもかかわらず急に資料を調べ始める二人。些細な疑問から資料を巡り課題を見つける、図らずも調査のダイナミズムが収録された第六回。
・函館に行ってきました。
・古書浪月堂、栄文堂……金森魁文舎
・函館図書館界の偉人、岡田建蔵のwikiの情報量がすごい。
・東海堂と川合晋。
・ブログは紙にしてほしい。
(参考)川合晋「人物興信録データベース」
https://jahis.law.nagoya-u.ac.jp/who/docs/who4-4197
『藤の園 : 川合晋追悼録』(国立国会図書館サーチ)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001489466-00
などでお送りします。
【第5回】本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
巷で話題の新刊『ブックセラーの歴史』(原書房)を買ったばかりの二人が、この本を枕に本屋本について語る、はずが話はいつものようにあっちこっちに広がります。
・待望の『ブックセラーの歴史』刊行
・『東西書誌街考』は名著
・神保町の昔の本屋地図を延々眺める時間
・出版者の出身地について
・神保町はよく燃える
などでお送りします。
【第4回】本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談。
前回喋りすぎた反動で、比較的緩めに本屋本や古本屋についてグダグダ語っています。
・『古本屋タンポポのあけくれ』
・『佐川史談54号 高知の古本屋』
・『松要さんの思い出』
・『書店読本』
・『江戸の古本屋』
・『大阪本屋仲間記録』
・本屋は高度経済成長期〝だけ〟がおかしいのでは
などでお送りします。
【第三回】本屋の本の本の話
松永弾正・雅子ユウ よくわからないが面白い気がする、でおなじみ。マニアックな「本屋の本」について語る対談の第三回配信。 今回は、雅子が最近読んだ論文から「満洲・外地の出版流通と満洲書籍配給株式会社のゴタゴタ」についてオタクがたり。
・「満配」の話と大橋達雄氏の話どちらがいいですか?
・『満洲出版史』 ・大阪屋号書店と浜井家、満洲の書店
・『桂馬の高跳び』はあくまで講談の本です
・『書棚と平台』の参考文献リストはすごくいい
・ゴシップだらけの設立騒動 などでお送りします。
(参考) 渡辺隆宏「「周辺」の出版流通」『メディア史研究』2010,3 ほか一連の論文
『あの本屋のこんな本 本屋本書評集』(雅子ユウ、H.A.B)発売中。
https://habookstore.shop/items/618bc1190c984615df660bcf
【第二回_後編】本屋の本の本の話
『あの本屋のこんな本 本屋本書評集Ⅰ』(雅子ユウ、H.A.B)の刊行を記念して、著者と本屋本収集仲間である松永弾正さんとの、「本屋本」トーク……が特に強いリクエストもないまま第二回の配信。今回は松永弾正さんの札幌遠征を下敷きに、札幌で見た本屋や買った本について自由に語ります。
いわた書店と選書にまつわるもやもや
並樹書店と署名本
『井上書店の記 井上喜多郎小伝』
laboratory haco
新刊書店に行ったら取次先を見る
Seesaw Books
北大の近く、という表現が広すぎる件
書肆吉成の水声社の在庫がすごい
『足助素一集』
『沓掛伊佐吉著作集』とこつう豆本の沼
などでお送りする第二回の後編配信。
【第二回】本屋の本の本の話_前編
『あの本屋のこんな本 本屋本書評集Ⅰ』(雅子ユウ、H.A.B)の刊行を記念して、著者と本屋本収集仲間である松永弾正さんとの、「本屋本」トーク……が特に強いリクエストもないまま第二回の配信。今回は松永弾正さんの札幌遠征を下敷きに、札幌で見た本屋や買った本について自由に語ります。
・飛行機の重量制限と購入本の重さの話
・富貴堂についての覚書
・大阪屋号書店についての覚書
・南陽堂と弘南堂、古本屋の系譜
・『岡崎屋書店発売図書目録』
・『田舎店主折ふしの記』
などでお送りする第二回の前編配信。
(2/2)松永弾正×雅子ユウ 本屋の本の本の話
『あの本屋のこんな本 本屋本書評集Ⅰ』(雅子ユウ、H.A.B)の刊行を記念して、著者と本屋本収集仲間である松永弾正さんとの、「本屋本」トーク。若干だれてきて本屋本と近現代史、勉強と研究についてなどを語る後半戦。
・本屋本は近現代史に至る
・魯迅のご子息はマジで魯迅
・植民地史学び直し中
・金沢文圃閣に頭が上がらない話
・全出版人は自伝か社史を刊行せよ
・記憶を残すことと、歴史として振り返ること、どちらも必要
などでお送りします。
(1/2)松永弾正×雅子ユウ 本屋の本の本の話
『あの本屋のこんな本 本屋本書評集Ⅰ』(雅子ユウ、H.A.B)の刊行を記念して、著者と本屋本収集仲間である松永弾正さんとの、「本屋本」トーク。手元にある本をひたすら紹介、共有する前半戦。
・幻のZINE『本屋の本の本』
・旅に出るなら本屋の本がいいぞ
・古本屋の系譜はいいぞ
・出版流通史はいいぞ
・本屋の暖簾分けを調べるのもいいぞ
などでお送りします。