Skip to main content
本とこラジオ

本とこラジオ

By HontocoRadio

本にまつわる人や、本のある場所を訪れたり、電話をかけ、おしゃべりする台本なし神出鬼没のWEBラジオ「本とこラジオ」。パーソナリティは装丁家の矢萩多聞と、デザイナーのいわながさとこ。ほぼ隔週木曜日13時から90分、不要不急のあったかい生活の声をお届けします。
Available on
Google Podcasts Logo
Pocket Casts Logo
RadioPublic Logo
Spotify Logo
Currently playing episode

本とこラジオ #53 大澤一生(映画配給・プロデューサー)

本とこラジオSep 16, 2021

00:00
01:44:19
本とこラジオ #109 手差ユニッツ(漫画家)

本とこラジオ #109 手差ユニッツ(漫画家)

ひさびさ本とこラジオ第109回目のゲストは、漫画家の手差ユニッツさん。リソグラフやオンデマンド印刷などを駆使し、少部数で本をつくり、ちいさく届けるユニークな漫画家です。彼の作品はどれもひょうひょうほわわんとしているのに、味わいぶかくホロっとさせる、ふしぎな魅力にあふれています。昨年末の本とこラジオ大晦日SPのゲストが二人も「今年の一冊」にあげ、書店各所でも大きな話題となっている最新刊『バスが来ない』はもちろん、これまでの作品はどのように生まれたのか。ドラマなきドラマに耳を澄ましたいです。

Mar 27, 202401:46:10
本とこラジオ #108 フリートーク+わたしの今年の一冊

本とこラジオ #108 フリートーク+わたしの今年の一冊

本とこラジオ第108回目は、いつものゲストトークをちょっとお休みして、いつもの二人でのんびりおしゃべりフリートーク回。昨年末の大晦日にみなさんから募集しながらも、読みきれなかった「わたしの今年の一冊」をあらためて紹介します。(もう2024年なので、正確には「わたしの去年の一冊」ですが…) また、ちかごろ読んだ本や、これから読みたい本の話とか、本のラジオっぽいおしゃべりが展開されるかももされないかも。春の訪れを感じつつ、昼下がりの井戸端をたのしみましょう。

Feb 21, 202401:23:00
本とこラジオ #107 青木直哉(ジャグラー)

本とこラジオ #107 青木直哉(ジャグラー)

本とこラジオ第107回目のゲストは、ジャグラーの青木直哉さん。日本人離れした風貌と、軽快なマシンガントーク、青木さんは一度会ったら忘れられない謎の人物。まえまえからラジオにでてほしいな、と思っていました。どうして彼はジャグリングの人生を歩むことになったのか。著書『ジャグラーの冒険』や雑誌「PONTE」のこと、現在進行中の「港北外語大学」の活動……なにがとびだすかわからないけど、ゆかいな話がきけるのではないか、と楽しみにしています。

Feb 07, 202401:30:48
本とこラジオ #106 樫永真佐夫(人類学者)

本とこラジオ #106 樫永真佐夫(人類学者)

第106回目、年明け1本目の本とこラジオ。ゲストは人類学者の樫永真佐夫さん。ベトナム・ラオスにまたがって暮らす少数民族の記憶と歴史をめぐった『道を歩けば、神話』(左右社)を書かれた樫永さんは、国立民族学博物館教授、月刊みんぱくの編集長でもあります。この本を装丁・レイアウトするときにびっくりしたのは、丁寧かつ繊細な絵解きがふんだんにかきこまれたフィールドノートの数々。その一方で、ボクサーの経験も持ち、『殴り合いの文化史』などの著書もおもしろい、異色の文化人類学者です。樫永さんはどうしてそのような研究者になったのか……その道のりのエピソードを一緒に歩いてみたいと思います。

Jan 10, 202401:45:57
本とこラジオ #104 丹野杏香(イラストレーター)

本とこラジオ #104 丹野杏香(イラストレーター)

第104回目のゲストはイラストレーターの丹野杏香さん。本とこラジオには二回目の登場。丹野さんとは、ついこないだ『根っからの悪人っているの?』(坂上香/創元社)の本づくりでご一緒しました。この本では、犯罪の加害者、被害者の当事者と10代の若者たちの対話というヘビーな内容にもかかわらず、祈りにも似た、静かで深い装画・挿絵を描いてくれました。彼女は人と人のあいだの仕事ともいえる、イラストレーターの立ち位置についてどんな風に考えているのでしょうか。丹野さんの仕事や展示、一年をふりかえりつつ、いろんなお話を伺いたいと思います。

Dec 27, 202301:44:12
本とこラジオ #103 小林豊(画家・絵本作家)

本とこラジオ #103 小林豊(画家・絵本作家)

第103回目のゲストは画家・絵本作家の小林豊さん。かつての美しきアフガニスタンを舞台にした『せかいいちうつくしいぼくの村』や、オスマン帝国時代のイスタンブールの二人の少年の友情を描いた『海峡のまちのハリル』など、町やそこに暮らす人びとを活写した絵本を多くつくってきた小林さんの創作の秘密をうかがいます。忘れ得ぬ人々、たべもの、におい、音、そして町。歌うように語られる小林節をじっくり満喫してください。 今回は年の瀬特別編。12/19に横浜の本屋・生活綴方で開催された原画展のトークイベントの一部を編集しておとどけします。

Dec 20, 202301:54:51
本とこラジオ #102 並木麻衣(日本国際ボランティアセンター)

本とこラジオ #102 並木麻衣(日本国際ボランティアセンター)

第102回目のゲストは日本国際ボランティアセンター(JVC)並木麻衣さん。今年10月にガザ攻撃がはじまったとき、すぐさまぼくの頭に浮かんだのが並木さんでした。パレスチナ支援を続けるJVCで働く彼女は、いま、どんな想いで日々をすごしているのだろう。かつて留学経験もあり、現地にも友人が多い彼女が見、触れてきたパレスチナはどんな場所だったのか。毎日のように切れ切れ届く悲惨なニュース、怒りや失望だけではない、並木さんならではのことばが聞けるんじゃないか。そんな想いもあって、ラジオ出演をお願いしました。クリスマスや年の瀬でなにかと浮足立ってしまうこの時期だからこそ、生の声にしずかに耳を澄ましたいと思います。

Dec 13, 202301:39:05
本とこラジオ #101 筒井大介(絵本編集者)

本とこラジオ #101 筒井大介(絵本編集者)

第101回目のゲストは絵本編集者の筒井大介さん。 教育画劇やイースト・プレス勤務を経て、いまはフリーでさまざまな絵本を編集する筒井さん。現在、京都のdddギャラリーでは「 はみだす。とびこえる。絵本編集者 筒井大介の仕事」という展示が開催されています。 今回のラジオでは、実際の展示を見ながら筒井さんとおしゃべり。20代駆け出し編集者だったころのベテラン絵本作家・長新太、スズキコージなどとの出会い、漫画家などはじめて絵本をつくる人たちとの仕事、絵本作家の奥底に眠るものをともに掘り下げ生まれた絵本たち……そのダイナミックな本づくり、絵本への想いを伺います。

Nov 29, 202301:34:24
本とこラジオ #100 KITAKAGAYA FLEA&ASIA BOOK MARKET 2023公開収録

本とこラジオ #100 KITAKAGAYA FLEA&ASIA BOOK MARKET 2023公開収録

記念すべき第100回目は10/28-29に大阪北加賀屋にて開催されたKITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKET 2023の会場にて行われた公開収録の様子をお届けします。ゲストはこのブックマーケットに出店されていた、出雲路本製作所の中井希衣子さん、ループ舎の森本未希さん、図案家のモノ・ホーミーさん。あいのてピンチヒッターは青山ゆみこさんです。いつものゲストトークにくらべるとひとりあたり15分とかなり駆け足ですが、現場の雰囲気が感じられるいい収録になったとおもいます。オープニングは生配信でおしゃべり。エンディングにはまさかのシークレットゲストも登場します。

Nov 01, 202301:55:44
本とこラジオ #99 大竹昭子(文筆家)

本とこラジオ #99 大竹昭子(文筆家)

第99回目のゲストは文筆家の大竹昭子さん。詩や文学、芸術、書評、旅と散歩、そして写真……縦横無尽にジャンルをまたいで文章をかいている大竹さんが今月だされた新刊は『迷走写真館へようこそ』(赤々社)。さまざまな写真家が撮った写真1枚とりだし対話するふしぎな写真エッセイ集です。AIによる写真加工や合成によるフェイク、SNSなどで膨大に届けられる視覚情報としての写真……あらためて写真ってなんなのか、立ち止まって考えてみたいです。写真から答えを出さなくてはならない、間違った解釈をしてはいけない、など固定概念や鑑賞ルールに縛られず、自由に写真を楽しむにはどうしたらよいのでしょうか。

Oct 18, 202301:43:30
本とこラジオ #98 nakaban(画家)

本とこラジオ #98 nakaban(画家)

第98回目のゲストは画家のnakabanさん。数多くの絵本をてがけ、ファンも多いnakabanさん。彼とは何冊かの本を一緒につくりました。最近刊行された田中真知さんの『風をとおすレッスン』(創元社)もその仕事のひとつ。タイトルに本にきもちのよい風をふかせてくれました。名前からして謎の多いnakabanさんはどのように画家になったのか、絵本の制作、縦横無尽にひろがる創作活動、広島での暮らしについて、聞きたいことはいっぱいです。

Sep 21, 202301:48:02
本とこラジオ #97 森まゆみ(作家)

本とこラジオ #97 森まゆみ(作家)

第97回目のゲストは作家の森まゆみさん。今月『聞き書き・関東大震災』(亜紀書房)、『暗い時代の人々』(朝日文庫)という二冊のあたらしい本をだされました。今年は関東大震災から100年。未曽有の天災はどのように起こり、その後の日本の人びとにどのような影響をもたらしたのか。助け合い、隣組、自警団、権力の横行、ジャーナリズム、地域のつながり、流言、差別……関東大震災を体験した人たちの生の声からは、たんなる防災的側面だけではなく、いまの時代にも通じるような諸問題があぶりだされてきます。「暗い時代」のはじまりにあった関東大震災と、東日本大震災。それぞれの震災を思いながら、森さんの語りに耳をかたむけたいとおもいます。

Sep 14, 202301:43:30
本とこラジオ #96 服部健太郎(ほんの入り口)

本とこラジオ #96 服部健太郎(ほんの入り口)

第96回目のゲストは奈良「ほんの入り口」の服部健太郎さん。これまで関東や大阪でいち書店員として働いてきた「とりさん」こと服部さんは、5月に奈良にあたらしい本屋をオープンしました。地方書店の閉店が相次ぐ昨今の逆風もなんのその、ちいさな小舟をこぎだした彼のライフストーリー、本屋にたいする思いをたっぷり伺います。

Aug 03, 202301:51:31
本とこラジオ #95 中川和彦(スタンダードブックストア)

本とこラジオ #95 中川和彦(スタンダードブックストア)

第95回目のゲストはスタンダードブックストアの中川和彦さん。大阪の人気書店スタンダードブックストア心斎橋がはじまったのが2006年。2020年からは天王寺に場を移して、カフェ、ギャラリーも併設し、元気に運営されてきました。そんなお店が今年6月に突然の閉店。順風満帆に見えていたスタンダードブックストアはどうして閉じることになったのか。そもそもどうやってはじまって、どんな風に経営してきたの? 店主の中川さんに書店をつづけることのややこしさ、次に考えているお店のかたちなど、いろいろうかがいたいとおもいます。

Jul 06, 202301:54:32
本とこラジオ #94 岡部えつ(作家)

本とこラジオ #94 岡部えつ(作家)

第94回目のゲストは作家の岡部えつさん。これまで怪談小説や現代小説、映画のノベライズなどフィクションを中心に執筆してきた岡部さんが、いま取り組んでいるのは初のノンフィクション作品。戦後、進駐軍の米兵と日本人女性とのあいだに生まれた孤児”GIベビー”であるベルさん。彼女の生涯、その母親探しの軌跡を一冊の本にまとめようとされています。岡部さんはどのようにして作家になったのか。ベルさんとの出会いや、ともにふんとうされた家族の捜索、クラウドファンディングへの挑戦など……いろいろ伺いたいと思います。
Jun 22, 202301:47:25
本とこラジオ #93 大石十三夫(組版屋)

本とこラジオ #93 大石十三夫(組版屋)

第93回目のゲストは組版屋の大石十三夫さん。 書籍の本文設計、レイアウトをつくる上で、いまではなくてはならないDTPの仕事。大石さんはいわばAdobe InDesignの伝道師ともいえる方。ぼくをはじめ、多くの本づくりに関わるデザイナーがそのツイートやWEB、雑誌連載などを参考にしており、ありがたすぎて、大阪方面に足を向けて寝れません。 組版屋さんってどんな仕事をしているの?という素朴な疑問はもちろん、DTP前夜の写植時代の話や、組版の変遷についてあれこれおしゃべりしたいとおもっています。

Jun 08, 202301:43:42
本とこラジオ #92 モノ・ホーミー(図案家)

本とこラジオ #92 モノ・ホーミー(図案家)

第92回目のゲストは図案家モノ・ホーミーさん。かわいい線なのにどこかさびしげで怖い、独自の世界観を描きつづけるモノさんが、新刊『これがおばけの考えです』(タバブックス)を出しました。自身が描いた絵に短い物語をつける1000日間のプロジェクト『貝がら千話』のなかから、夜寝る前に読みたい物語をセレクトしたちいさな宝箱のような一冊です。 どうしてこんな物語を書きはじめたのか、絵と物語の創作について、意識と夢の話など、本の朗読もはさみながら、いろいろおしゃべりします。

May 25, 202301:43:39
本とこラジオ #91 井原奈津子(手書き文字愛好家)

本とこラジオ #91 井原奈津子(手書き文字愛好家)

第91回目のゲストは井原奈津子さん。昨年末、福音館書店のたくさんのふしぎシリーズで『字はうつくしい』という絵本を書いた方です。習字教室の先生をしつつ、ライフワークとして古今東西の手書き文字、くせ字を蒐集、分析し、360度から楽しんでいる手書き文字愛好家の井原さん。彼女が手書き文字に惹かれるようになったのはなぜなのでしょうか。『字はうつくしい』の話とともに、文字との出会いやささいな疑問について、たっぷり伺いたいと思います。

Apr 20, 202301:41:09
本とこラジオ #90 松村貴樹(IN/SECTS編集長)

本とこラジオ #90 松村貴樹(IN/SECTS編集長)

第90回目のゲストは、IN/SECTSの編集長・松村貴樹さん。ローカル・カルチャー・マガジン「 IN/SECTS」をつくりながら、大阪の北加賀屋でブックマーケットを主催するなど、本と本の周辺を愉快にする活動をされています。「IN/SECTS」最新号の特集テーマは「本をつくる」。なぜ、いまあえて本をつくることにクローズアップしたのか。松村さんはどのようにして雑誌や本づくりの世界に足を踏み入れたのか。聞きたいことがいっぱいです。
Apr 06, 202301:45:26
本とこラジオ #89 坂口惣一(あさま社/編集者)

本とこラジオ #89 坂口惣一(あさま社/編集者)

第89回目のゲストトークは、あさま社の編集者・坂口惣一さん。東京から軽井沢に移住して、「みらいに届く本」を目指し、ひとり出版社をはじめた坂口さん。軽井沢の森のなか、浅間山をのぞみながら、どんな本づくりをしているのでしょうか。これまでのライフストーリーや、軽井沢での暮らしのこと、ユニークな講座をつぎつぎ催している「本の學校」のこと、これからつくりたい本のこと、あれこれ伺いたいとおもいます。

Apr 02, 202301:53:26
本とこラジオ #88 頭木弘樹(文学紹介者)

本とこラジオ #88 頭木弘樹(文学紹介者)

第88回目のゲストトークは、文学紹介者の頭木弘樹さん。頭木さんは、先日、『うんこ文学』と題して、古今東西の小説、エッセイ、自伝、体験談、評論、落語、漫画まで、さまざまなジャンルから幅広く選び抜かれた、究極のうんこ名作アンソロジーを刊行されました。うんこ話は単なる下ネタではありません。排泄の問題は、性別国籍を問わず、幼子からやお年寄りまで、生きる上でついてまわる普遍的なテーマ。頭木さんのライフストーリーと、めくるめくうんこ文学から、この春刊行される創元社『あいだで考える』シリーズまで、ずずいっとお話を伺いたいと思っています。

Mar 02, 202301:39:26
本とこラジオ #87 平野公子(Horobooks)

本とこラジオ #87 平野公子(Horobooks)

第87回目のゲストトークは、Horobooksの平野公子さん。40年ほど前、世田谷区の子育てお母さんたちが集まってつくったふしぎな場所「 セタガヤママ」が、ふたたび注目され、展示も開催されています。自宅開放、子ども文庫、雑貨屋、ミニコミ誌、ミニFMラジオ……いま聞いてもワクワクするような楽しげなことが、日常の生活のなかでうずまいていたと知って、これはその渦中にいた人物にお話しを聞かなくてはと、平野公子さんにインタビューのお願いをしました。 以前、公子さんが平野甲賀さんとその仲間たちと本とこラジオに出演してくださったのは二年半ほど前のこと。このごろは東京に戻って、若い人たちの落語や講談が気になっているようです。そのあたりから、ゆるゆるお話を伺います!

Feb 16, 202301:52:23
本とこラジオ #86 中岡祐介

本とこラジオ #86 中岡祐介

第86回目のゲストトークは、横浜にあるちいさな出版社の三輪舎・中岡祐介さん。中岡さんにはたびたび本とこラジオに出演していただいていますが、ちょうど先日、三輪舎が創業9周年を迎えたということもあり、お祝いも兼ねて、あらためて三輪舎というちょっとへんてこでゆっくりな出版社の9年間の歩みについて伺おうと思います。 

Feb 02, 202301:44:18
本とこラジオ #85 井上奈奈(アーティスト)

本とこラジオ #85 井上奈奈(アーティスト)

第85回目のゲストトークは、アーティストの井上奈奈さん。井上さんといえば、ドイツの「世界で最も美しい本コンクール」銀賞を受賞した絵本『  くままでのおさらい』や、おなじく美しいたたずまいの絵本『  猫のミーラ』が思い浮かびます。彼女はどのようにして絵本をつくるようになったのか。そのライフストーリーやこれまで作品の製作秘話を伺います。ゲストトーク部分は事前収録ですが、年明け一本目にふさわしい楽しい回になりそう。本とこラジオを今年もよろしくお願いします。

Jan 12, 202301:41:14
本とこラジオ #83 ショート番外編

本とこラジオ #83 ショート番外編

第83回目は今年最後の通常回ですが、師走でみんな忙しいため、ゲストトークなし30分ほどのショートな番外編でお届けします。鋭意準備中の大晦日SP回もお楽しみに! なお、大晦日には、みなさんから募集した「わたしの今年の一冊」を紹介したいとおもっています。公式サイトのフォームからか、メールへ投稿ください。

Dec 22, 202238:06
本とこラジオ #82 多田麻美(文筆家)、スラバ・カロッテ(アーティスト)

本とこラジオ #82 多田麻美(文筆家)、スラバ・カロッテ(アーティスト)

第82回目はゲストは文筆家の多田麻美さん。アーティストのスラバ・カロッテさん。 多田さんはロシアの東端イルクーツク在住。パートナーであるアーティストのスラバさんとその仲間たちについて描いたエッセイ『 シベリアのビートルズ』(亜紀書房)を出版されました。 日本、北京、ロシアをめぐる多田さんのライフストーリーをはじめ、知っているようで知らないシベリアの文化と暮らしについて、この数年のコロナ禍や、ロシアによるウクライナ侵攻についても伺います。 

Dec 08, 202201:47:18
本とこラジオ #81 藤井佳之(高松・なタ書)

本とこラジオ #81 藤井佳之(高松・なタ書)

第81回目はゲストは藤井佳之さん。高松にひっそりとある完全予約制の謎の書店「なタ書」。その店主であるキキこと藤井さんは強烈なキャラクターで知られている。 「なんで本とこラジオにオレがでていないんだ! オレにも喋らせろ」という熱烈なツッコミをいただき、このたびお話を伺うことになりました。場所は氏が関西遠征の折、定宿としている大阪・西成。東南アジアのゲストハウスのような佇まいの釜ケ崎芸術大学の軒先をおかりして、事前収録したインタビューはどこを切っても藤井さん節炸裂。異色のゲストトークとなりました。 

Dec 01, 202202:04:11
本とこラジオ #80 近ごろ読んでピンときた本・総集編パート2

本とこラジオ #80 近ごろ読んでピンときた本・総集編パート2

第80回目はアーカイブ再聴!過去の録音から、それぞれのゲストがおすすめした「近ごろ読んでピンときた本」の部分のみ再編集。アーカイブから掘り出されたあんな話、こんな本のエピソードを総集編としてお届けします。ゲスト:三好大輔、武田尋善、石田誠、大月ヒロ子、高橋おさむ・ひろみ、桃山鈴子、秋山あい、丹野杏香、香山哲、アサノタカオ+(ま)、近藤弥生子

Nov 24, 202202:01:41
本とこラジオ #79 山下祐生(竹尾営業部)

本とこラジオ #79 山下祐生(竹尾営業部)

第79回目のゲストトークは、紙の専門商社・竹尾営業部の山下祐生さん。紙はぼくらの暮らし、とくに書籍にはなくてはならない存在です。製紙メーカーと印刷所、出版社の間に立って、ファインペーパーの魅力を紹介し続ける山下さん。彼はどうして紙の仕事に就いたのか。紙大好きっ子としてのエピソードはもちろん、紙のおもしろさ、かぎりない豊かさ、手強さについてたっぷり伺います。

Nov 11, 202201:39:15
本とこラジオ #78 鳥羽和久(教育者、作家)

本とこラジオ #78 鳥羽和久(教育者、作家)

第78回目、ゲスストークは鳥羽和久さん。福岡で中高生のための学習塾を営む鳥羽さんは、ここ数年『おやときどきこども』、『親子の手帖』など、子育てや自立、教育や発達をテーマに、はっとする本をつぎつぎと書いています。大人たちの「普通」や「正しさ」を打ち破り、子どもがレジスタンスとして、しぶとく生きるのびるための新書『君は君の人生の主役になれ』も話題。学ぶって、生きるってなんだろう? を一緒に考えたいとおもいます。

Nov 03, 202201:46:14
本とこラジオ #77 中岡祐介(編集者)

本とこラジオ #77 中岡祐介(編集者)

第77回目は、先日の大阪KITAKAGAYA FLEAブックフェアで新作発表となった、矢萩多聞の新しい生活エッセイシリーズ『 お調子者のスパイス生活』について取り上げます。今回、企画・編集を手伝ってくれた編集者の中岡祐介さん(三輪舎/生活綴方出版部)とおつなぎし、レシピ本とも、スパイスうんちく本でもない、この珍妙な本について、ずずいっとお話を広げられたらと思っています。生活を変えるスパイスの冒険に一緒に旅立ちましょう。 

Oct 27, 202201:22:25
本とこラジオ #76 モリテツヤ(汽水空港)

本とこラジオ #76 モリテツヤ(汽水空港)

第76回目のゲストは、鳥取の書店・汽水空港のモリテツヤさん。本とこラジオには2年ぶりのご登場です。彼が今年の春からはじめたWEB連載「 スピらずにスピる」は、いまの社会に対する投げかけと、根源的な好奇心に満ちあふれています。「なぜ本屋をやっているのか」という問いに「信仰のためにやっています」と答えるモリさん。宗教や信仰、目に見えない世界の話題が、より鋭角な記号として語られがちないま、鳥取で書店と田畑に立ちながら、どんなことを考え、どんな本を読んでいるのか。いろいろお話を伺いたいとおもっています。 

Oct 06, 202201:55:58
本とこラジオ #75 高妍(漫画家、イラストレーター)

本とこラジオ #75 高妍(漫画家、イラストレーター)

第75回目のゲストは、台湾の漫画家・イラストレーター、高妍(ガオ・イェン)さん。彼女の漫画『 緑の歌』は、台湾に暮らすひっこみじあんで孤独な女子が、細野晴臣や村上春樹など日本の音楽や小説に触れ、新しい世界と出会う――という、みずみずしい青春物語。好きと、うまくいかないが同時に渦巻く、だれしもが経験するあの時代のヒリヒリ。伝えることのもどかしさ。いろいろな感情を思い出させてくれる傑作です。インタビューでは、髙さん自身のライフストーリーや、自費出版での本づくり、『緑の歌』のこと、9/23からはじまる京都での展示のこと、今後の活動について、時間の許す限りたっぷり伺います。

Sep 22, 202201:47:05
本とこラジオ #74 安達茉莉子(作家)

本とこラジオ #74 安達茉莉子(作家)

第74回目のゲストは、作家の安達茉莉子さん。詩、エッセイ、イラストなど幅広く創作活動をつづけている安達さんが、このたび新しい本『私の生活改善運動』を出版しました。「これでいいや」で選ばない、「実は好きじゃない」を放置しない。新しい生活をいちから組み立て、みずからの手でひとつずつ選び取っていく生活実践エッセイです。今回は安達さんのこれまでの歩みを振り返りつつ、新しい本についてたっぷりお話を伺います。

Sep 15, 202201:55:05
本とこラジオ #73 牟田都子(校正者)

本とこラジオ #73 牟田都子(校正者)

第73回目のゲストは、校正者の牟田都子さん。本づくりにはなくてはならない「校正」を生業としている牟田さん、このたび待望の書き下ろし本『文にあたる』(亜紀書房)を出版しました。あらためて校正という仕事のおもしろさ、言葉えらびのむずかしさ、日々の暮らしや、新刊の執筆裏話など、あれこれ聞いてみたいとおもいます。

Sep 01, 202201:51:41
本とこラジオ #72 石井美保(文化人類学者)

本とこラジオ #72 石井美保(文化人類学者)

第72回目のゲストは、人類学者の石井美保さん。石井さんは京都のわが家のごく近所にお住まいで、いろいろとご縁のあるひと。まえまえから本とこラジオに出ていただきたいな、と思っていました。石井さんが人類学に足をふみいれるまでの話。アフリカやインドでの調査のこと。そして、小学校のプール事故をきっかけに、その児童の遺族と周辺の人たちの十年を丹念に描いたろ『遠い声をさがして』(岩波書店)について、伺いたいとおもいます。                            
うだるような夏の暑さ、セミの鳴き声のなか、すこしだけ目を閉じて、ちいさな「声」に耳を澄ましませんか。

Aug 11, 202201:53:38
本とこラジオ #71 面髙悠(灯光舎)

本とこラジオ #71 面髙悠(灯光舎)

第71回目のゲストは、京都でちいさな出版社・灯光社(とうこうしゃ)をいとなむ面髙悠さん。2019年にスタートし、『送別の餃子』『ベトナムの大地にゴングが響く』、古書善行堂店主・山本善行さん選の『本のともしび』シリーズなど、ユニークな本をこつこつと出版。等身大に丁寧につづけてきた本づくりについて。面髙さんのライフストーリーについても伺えたらとおもっています。

Jul 28, 202201:31:07
本とこラジオ #70 熊谷はるか(作家)

本とこラジオ #70 熊谷はるか(作家)

第70回目のゲストは『JK、インドで常識ぶっ壊される』著者・熊谷はるかさん。中学三年生のある日、突然告げられたインド行き。両親とともに駐在生活を余儀なくされた。タピオカもプリクラもないデリーの街、カルチャーショックの連続のなかで、彼女が見つけたものとは……。インドの忘れえぬ人びと、心に残ったことば、読んできた本など、いろんなお話を伺えたらと思っています。

Jul 14, 202201:39:25
本とこラジオ #69 古賀詩穂子(TOUTEN BOOKSTORE)

本とこラジオ #69 古賀詩穂子(TOUTEN BOOKSTORE)

第69回目のゲストは、名古屋・TOUTEN BOOKSの古賀詩穂子さん。TOUTEN BOOKSは一年半前にオープンした新刊書店。なぜこんな時代に本屋をはじめたのか、前職(取次営業)のこと、おすすめの本の話など、あれこれきいております。

Jun 30, 202201:20:16
本とこラジオ #68 花本武(書店員)

本とこラジオ #68 花本武(書店員)

第68回目のゲストは、西荻窪の今野書店ではたらく花本武さん。その人柄と情熱から、読者はもちろん、編集者、営業マン、作家、印刷製本などいろんな本まわりのひとたちから愛される書店員のひとりです。つい最近『いくつかの条件』(十七時退勤社)という本も書かれてますます楽しそうな花本さん。書店員になったきっかけや、近況や書店でのこと、本づくりについておしゃべりしました。

Jun 23, 202201:33:46
本とこラジオ #67 有松遼一(能楽師)

本とこラジオ #67 有松遼一(能楽師)

第67回目のゲストは、能楽師ワキ方の有松遼一さん。国内外で精力的に公演をおこない、大学で能について教え、今年3月には初の随筆集『舞台のかすみが晴れるころ』(ミシマ社)を出版。能楽の血筋に生まれたわけではなく、茶道と能楽に興味のあるいち大学生だった彼が、能楽師として生きるにいたるまでには、どんなことがあったのでしょうか。 「能楽師」ってどんな仕事? 毎日どんな風に暮らしているの? どうやったらなれるものなの? などなど、素朴な疑問もばんばんぶつけます。また、コロナ暇に執筆されたという著書についてもたっぷり伺います。

Jun 09, 202201:34:06
本とこラジオ #66 寺尾紗穂(音楽家・文筆家)

本とこラジオ #66 寺尾紗穂(音楽家・文筆家)

第66回目のゲストは、音楽家・文筆家の寺尾紗穂さん。唯一無二の歌い手にして書き手、観察眼するどいフィールドワーカーにして三児の親。寺尾さんが昨年末に刊行された本『天使日記』は、小学生だった娘さんが、大人には見えない天使と出会ったことにきっかけに書きはじめたふしぎな日記です。                                 
子どもから伝えられる天使の存在、「見えないこと」と「見えること」、音楽と旅、妖怪と霊、そして、学校と社会……寺尾さんの眼差しから、日常をゆかいに生きるヒントが見えてくるような気がします。

Jun 02, 202201:45:03
本とこラジオ #65 近藤弥生子(編集・ライター)

本とこラジオ #65 近藤弥生子(編集・ライター)

おまっとさんでした。3月からしばらくお休みをいただいていた「本とこラジオ」、再開いたします。第65回のゲストは、編集・ライターの近藤弥生子さん。台湾のデジタル担当相として脚光を浴びているオードリー・タンさんの本や、そのお母さんの本を翻訳している台湾在住の近藤さんとおしゃべりします。台湾暮らしのこと、オードリー・タンさんとの出会い、準備中の新刊についても、聞きたいことたくさん…! 楽しくまいりましょう。

May 26, 202201:34:25
本とこラジオ #64 佐々木美佳(映画監督)

本とこラジオ #64 佐々木美佳(映画監督)

第64回「本とこラジオ」のゲストは、映画監督の佐々木美佳さん。2020年に日本で公開された彼女のドキュメンタリー映画『タゴール・ソングス』は、コロナ禍を生きるわたしたちに春風のように届いたすばらしい贈り物でした。そんな美佳さんが、この2月同名の本を出版しました。映画では語られなかったもうひとつのタゴール・ソングスです。 トークでは茨の道だったであろう本の執筆こぼれ話はもちろん、先月訪問されたダッカ映画祭の楽しいお話なども伺おうとおもいます。

Feb 10, 202201:32:37
本とこラジオ #63 アサノタカオ(サウダージ・ブックス、編集者)

本とこラジオ #63 アサノタカオ(サウダージ・ブックス、編集者)

第63回「本とこラジオ」のゲストは、出版社サウダージ・ブックスの編集者・アサノタカオさん。「旅」「詩」「野のおしえ」をテーマに、詩集や文芸、写真集などの本をコツコツつくりつづけるアサノさんが、このたび出版したのは『「知らない」からはじまる』。10代の娘(ま)さんと韓国文学について、インタビュー形式で語り合う対話の本です。 アサノさんのこれまでの歩み、そして、親子で本をつくることの難しさ、面白さをたっぷり伺いたいとおもいます。

Jan 27, 202201:35:53
本とこラジオ #62 香山哲(漫画家、イラストレーター)

本とこラジオ #62 香山哲(漫画家、イラストレーター)

2022年の一本目の「本とこラジオ」は、待望のゲスト、漫画家・香山哲さんをお招きしてしゃべりぞめ。 流星のごとく登場し、その独特の世界観で多くのファンを虜にした漫画『ベルリンうわの空』(イースト・プレス)も昨年ついにシリーズ完結。 ベルリンでの暮らし、人との距離感、移民とカオス、ドイツ語のふしぎ、ビックリマンとゲーム……、さらには新連載『香山哲のプロジェクト発酵記』、小説『スタードーム』について、あっちこっちつまみぐいしながら、たっぷりお話をうかがいます。

Jan 13, 202201:42:31
本とこラジオ #60 丹野杏香(イラストレーター)

本とこラジオ #60 丹野杏香(イラストレーター)

第60回目の「本とこラジオ」は、ゲストにイラストレーターの丹野杏香さんをお招きします。丹野さんは、本や雑誌を中心に活躍する注目の描き手。本とこラジオではおなじみの『しゃにむに写真家』、『おもいがけず利他』などの本にもすばらしい装画提供してくださっています。懐かしくて新しい、彼女の独特の作風、世界観はどこから生まれたのか。師走の昼下がりにのんびりとおしゃべりしたいとおもっています。

Dec 23, 202101:30:28
本とこラジオ #59 浜野まどか(俳優、こくセージ代表)、新居未希(編集者)

本とこラジオ #59 浜野まどか(俳優、こくセージ代表)、新居未希(編集者)

第59回目の「本とこラジオ」はゲストが2組。前半ゲストは俳優の浜野まどかさん。国分寺在住の彼女とその仲間たちがはじめた井戸端会議的まちの壁新聞「 こくセージ」について伺います。 後半ゲストはミシマ社の編集者・新居未希さん。漫画家スケラッコさん作、できたてホヤホヤの新作銭湯まんが『 みゃーこ湯のトタンくん』を片手におしゃべりします。 どちらも寒い師走をぽわっとあたためる、いい話が聞けそうです。

Dec 09, 202101:38:07
本とこラジオ #58 本とこぶらり旅in富山【後編】

本とこラジオ #58 本とこぶらり旅in富山【後編】

第58回目の「本とこラジオ」は前回にひきつづき、本とこぶらり旅in富山。製本の笠井瑠美子さんととともに、上市えきなか古本市を歩いた様子をお送りします。電車を降りた瞬間に手渡されたクーポン券、めくるめく富山県産本、熱々の大学いもに大興奮のふたり。 古本いるふ(滑川)の天野さん、 ひらすま書房(射水)の本居さん、『どこにでもあるどこかになる前に』の著者・ 藤井聡子さん、富山発リトルプレス「 スピニー」編集部の方たちなど、いろいろな人たちと出会い、お話を伺いました。

Nov 25, 202101:47:12
本とこラジオ #57 本とこぶらり旅in富山【前編】

本とこラジオ #57 本とこぶらり旅in富山【前編】

第57回目の「本とこラジオ」は本とこぶらり旅in富山・前編。  前半は「本のヌード展」を開催中の富山市立図書館の読書推進係、吉岡真和さんにインタビュー。図書館で働くまでのエピソード、珍妙な本のヌード展をやるまでの経緯など伺いました。  後半は、製本の笠井瑠美子さんととともに、富山から電車で30分、上市えきなか古本市をぶらり旅した録音をお送りします。

Nov 11, 202101:43:56