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コクヨ野外学習センター

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By コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
コクヨ野外学習センター(KOKUYO Centre for Field Research)はコクヨ ワークスタイル研究所と黒鳥社がコラボレーションして展開するリサーチユニット/メディアです。2021年9月から新シリーズの配信がスタート。ひとつ目は、シーズン1「働くことの人類学」で「仕事」と「生きること」をめぐる常識を軽やかに揺さぶった6人の文化人類学者がそれぞれのフィールドのなかで見た「愛」と「死」のかたちを考える「愛と死の人類学」。10月からは新・雑貨論の続編も配信予定。ご期待ください!
◉企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
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「新・雑貨論」第5回・前編・ルールの“脱臼”から生まれるモノの形

コクヨ野外学習センター

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「新・雑貨論Ⅱ」第2回・後編・家庭料理から日常食へ
バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 四谷三丁目「Gallo」料理長のタクマオガワさんと「chioben」山本千織さんをお迎えしてお送りしている第2回の後編では、食と暮らしの変化をどう感じられているか、伺っていきます。 料理人でありながら農家もされているオガワさん。料理と農業、同じものづくりでもタイムスパンは対極。その橋渡しをし、食べる人に食材の魅力を伝えているというおふたり。さらに話は「家庭料理とは何か?」へ。家と外食の境界が揺らぐ中で、家庭料理に代わるキーワードとして出てきたのは「日常食」。そこには外食もケータリングもコンビニ食も、全てを包み込む「食」の現在地がありました。 ・食べることの選択肢が増えた現在 ・仕入れた日に消えてなくなる料理/時間をかけて育てる農作物 ・1日3食って誰が決めた? ・日常食/非日常食 余暇としての外食の行方 ・核家族と家庭料理 ・表現者と料理人の距離 etc... 【出演】 山本千織(料理人) 2011年に代々木上原で「chioben(チオベン)」を開業。現在は、撮影弁当、ケータリング、雑誌や広告等幅広く活躍。近著は『チオベンの作りおき弁当』(PHP研究所)。 Instagram:@chiobenfc タクマオガワ(料理人) 四谷三丁目にある料理店「Gallo」を営む傍ら日本各地巡り、海、港、湖、川、山、畑にて野外料理人として活動中。飲食店舗のブランディングプロデュース、食に関わるイベントオーガナイズ等も行う。 Instagram:@takumaogawa199 【聞き手】 山田遊(バイヤー) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、国内外の店づくりを中心に、モノと関わりながら、様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:岡田拓郎 ▼ 第1シーズン「新・雑貨論」はこちらから
43:43
November 26, 2021
「新・雑貨論Ⅱ」第2回・前編 ・料理はテトリス
バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 第2回は四谷三丁目「Gallo」料理長のタクマオガワさんと「chioben」山本千織さんをお迎えして、変わりゆく「食」について考えます。 撮影の現場にお弁当を届けるケータリングの山本さんと、ジャンルのない料理を提供するレストランのオガワさん。 山本さんの激動の人生のお話から、お二人が今のお仕事に至ったストーリーやそれぞれの食材選びのお話へ。 事前に決まった数や内容を作る山本さんに対して、即興的にメニューを決めるオガワさん。 対照的なようで、ふたりの考え方の底流には「テトリス」という共通点が! ・北海道から代々木上原へ。「chioben」の創業秘話。 ・お皿代わりとして使い始めた弁当箱 ・ピザもトマトパスタもないイタリア・フリウリでの修行 ・「Gallo」店内にはコース料理エリア/居酒屋エリア、 二つの空間 ・食材が入り混じるスーパーという場所の魅力 ・生産者に直接会いに行き、目の前で調理 etc.. 【出演】 山本千織(料理人) 2011年に代々木上原で「chioben(チオベン)」を開業。現在は、撮影弁当、ケータリング、雑誌や広告等幅広く活躍。近著は『チオベンの作りおき弁当』(PHP研究所)。 Instagram:@chiobenfc タクマオガワ(料理人) 四谷三丁目にある料理店「Gallo」を営む傍ら日本各地巡り、海、港、湖、川、山、畑にて野外料理人として活動中。飲食店舗のブランディングプロデュース、食に関わるイベントオーガナイズ等も行う。 Instagram:@takumaogawa199 【聞き手】 山田遊(バイヤー) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、国内外の店づくりを中心に、モノと関わりながら、様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:岡田拓郎 ▼ 第1シーズン「新・雑貨論」はこちらから
38:15
November 22, 2021
愛と死の人類学・第3話・後編・巻き込まれる愛
「老人から受け取った遺言」 「巻き込まれる愛の関係」 「グオフをコントロールする」 周辺の民族と戦うこともある牧畜民ダサネッチは人の死に何を思うのか。 後半もエチオピア南部の牧畜民ダサネッチの研究をされておられる慶應義塾大学の佐川徹さんをお迎えして、死と愛の関係についてお話を伺います。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第3話後編。 【後半+エピソードトーク】 ・子供を通して大人が楽しむ ・「ねだりの時間」に受け取った遺言 ・ダサネッチの埋葬 ・浄めの儀礼でも取り払われないもの ・文化相対主義が抱え込まざる得ない難問 ・胸の傷はビーズの首飾りと同じ ・ダンスと同じように忘れるべきなんだ ・胃と「グオフ」を管理する ・理解が難しいことを説明する語彙力 etc... 【出演】 佐川徹さん 慶應義塾大学文学部准教授。東アフリカの牧畜社会で紛争や開発について調査をおこなっている。近著に『アフリカで学ぶ文化人類学―民族誌がひらく世界』(共編)、『遊牧の思想―人類学がみる激動のアフリカ』(分担執筆)がある。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)、編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)など。『群像』で「旋回する人類学」、西日本新聞で「人類学者のレンズ」を連載中。   【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:森永泰弘   ▼第1シーズン「働くことの人類学」の佐川徹さんの出演回 働くことの人類学 ・第3話・前編「ノマド」の思想 働くことの人類学 ・第3話・後編「ノマド」の思想 ▼書籍『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』のご購入はコチラから
01:04:32
November 12, 2021
愛と死の人類学・第3話・前編・人は死すべき存在 
「ダサネッチ神話にみる死生観」 「死んだら死ぬだけ」 「地中に注ぐコーヒー」 「死」が身近に存在する社会で「死」はどうとらえられているのか。エチオピア南部の国境地帯に暮らす牧畜民ダサネッチの研究をされておられる慶應義塾大学の佐川徹さんをお迎えして、ダサネッチの死生観をとおして、死すべき存在としての人間を考えます。文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第3話前編。 ・病気、自然災害、戦い...身近にある「死」 ・死生観の背景にあるダサネッチの神話 ・「死すべき存在」となって得た「自由」 ・死んだら死ぬだけだろう ・肉体が滅んでも残る「シダ(脈拍)」と「影」 ・希薄な個人性 ・地中にタバコとコーヒーを ・激情に駆られる「家畜の死」 ・突然出てきたガマガエル 新しく生まれる神話 etc... 【出演】 佐川徹さん 慶應義塾大学文学部准教授。東アフリカの牧畜社会で紛争や開発について調査をおこなっている。近著に『アフリカで学ぶ文化人類学―民族誌がひらく世界』(共編)、『遊牧の思想―人類学がみる激動のアフリカ』(分担執筆)がある。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)、編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)など。『群像』で「旋回する人類学」、西日本新聞で「人類学者のレンズ」を連載中。   【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:森永泰弘   ▼第1シーズン「働くことの人類学」の佐川徹さんの出演回 働くことの人類学 ・第3話・前編「ノマド」の思想 働くことの人類学 ・第3話・後編「ノマド」の思想 ▼書籍『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』のご購入はコチラから
44:16
November 5, 2021
「新・雑貨論Ⅱ 」第1回・後編 ・生活と仕事、越境するモノ
バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 デザイナー・軸原ヨウスケさんと美術家・中村裕太さんをゲストに迎えた第1回後編は、いよいよ民藝の外側へ。文化学院を創設した西村伊作に焦点を当てます。洗練された住宅とアマチュアっぽい陶芸という不思議なバランス。叔父の大石誠之助や、彼が作った太平洋食堂のコックの生き方からも見えてきたのは、今の時代にも通じる「暮らしと仕事」の曖昧な境界。社交ダンス、マンドリン、陶芸、パン、洋裁‥‥全てが等しく入り混じる先はパンクな世界!? ・柳宗悦は人よりもモノが大事だった? ・柳宗悦とオカルト ・西村伊作と富本憲吉 ・都会から離れた場所で「新しい生活」を実装 ・一つのことに固執しない→アマチュアリズム? ・雑誌で料理のコラムを書いていた大石誠之助 ・文化学院の初代校長=社交ダンスを日本に持ち込んだ人 ・鶴見俊輔「限界芸術」 ・河井寛次郎「暮しが仕事、仕事が暮し」 ・和洋折衷ではなく「東西接触」 ・余暇を楽しむ/再創造する「レクリエーション」 etc... 【出演】 軸原ヨウスケ(デザイナー) 1978年生まれ、岡山在住。「遊び」をテーマにしたデザインユニットCOCHAEのメンバーでありデザイナー。伝統こけし工人とのプロジェクト、ドンタク玩具社でも活動。著書に『kokeshi book』(青幻舎)2010年、『武井武雄のこけし』(パイインターナショナル)2012年、企画・デザインした書籍に『日本のおもちゃ絵 』 (青幻舎)2014年、『世界の民芸玩具』(大福書林)2020年など多数。 中村裕太(美術家/京都精華大学芸術学部特任講師) 1983年東京生まれ、京都在住。2011年京都精華大学博士後期課程修了。博士(芸術)。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点から陶磁器、タイルなどの学術研究と作品制作を行なう。近年の展示に「第20回シドニー・ビエンナーレ」(キャレッジワークス、2016年)、「ツボ_ノ_ナカ_ハ_ナンダロナ?」(京都国立近代美術館、2020年)。著書に『アウト・オブ・民藝』(共著、誠光社、2019年)。 【聞き手】 山田遊(バイヤー) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、国内外の店づくりを中心に、モノと関わりながら、様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。   企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:岡田拓郎 ▼ 第1シーズン「新・雑貨論」はこちらから https://anchor.fm/zacca-kcfr
54:52
October 29, 2021
「新・雑貨論Ⅱ 」第1回・前編 ・民藝の内と外
バイヤーとして活躍する山田遊さんをホストに迎えてお送りするポッドキャスト番組「新・雑貨論」。第2シーズンでは、モノと人の関係性を、食、建築、衣服、道具、自然などの観点から考えていきます。 第1回は『アウト・オブ・民藝』の著者2人、デザイナーの軸原ヨウスケさんと美術家の中村裕太さんをゲストに、民藝と民藝からはみ出た面白いモノや人について考えます。滅びつつあるモノを救おうとした柳宗悦。玩具やタイルは、なぜ民藝の語り口から外れたのか? 柳が民藝運動でもたらした影響や時代から、民藝の周縁へと思いを馳せます。 ・大正期のトイレ・浴室におけるタイル ・後の民藝の閉じられた語られ方への違和感 ・民藝から距離を置いた富本憲吉 ・誰も見向きもしないモノの美 ・農村における作り手を啓蒙 ・流通の仕組みまで作る ・民藝運動における「犬」 ・柳田國男が関心を寄せた「民家」 ・地方の案内人の存在 ・ローカルに介入する危険性 ・関東大震災ー東日本大震災>民藝運動の時代と現在、似てる? etc... 【出演】 軸原ヨウスケ(デザイナー) 1978年生まれ、岡山在住。「遊び」をテーマにしたデザインユニットCOCHAEのメンバーでありデザイナー。伝統こけし工人とのプロジェクト、ドンタク玩具社でも活動。著書に『kokeshi book』(青幻舎)2010年、『武井武雄のこけし』(パイインターナショナル)2012年、企画・デザインした書籍に『日本のおもちゃ絵 』 (青幻舎)2014年、『世界の民芸玩具』(大福書林)2020年など多数。 中村裕太(美術家/京都精華大学芸術学部特任講師) 1983年東京生まれ、京都在住。2011年京都精華大学博士後期課程修了。博士(芸術)。〈民俗と建築にまつわる工芸〉という視点から陶磁器、タイルなどの学術研究と作品制作を行なう。近年の展示に「第20回シドニー・ビエンナーレ」(キャレッジワークス、2016年)、「ツボ_ノ_ナカ_ハ_ナンダロナ?」(京都国立近代美術館、2020年)。著書に『アウト・オブ・民藝』(共著、誠光社、2019年)。 【聞き手】 山田遊(バイヤー) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、国内外の店づくりを中心に、モノと関わりながら、様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:岡田拓郎 ▼ 第1シーズン「新・雑貨論」はこちらから https://anchor.fm/zacca-kcfr
57:45
October 22, 2021
愛と死の人類学・第2話・後編「死ぬことなんて怖くない」
「死ぬことは怖くない。でもライオンは怖い」 「悲しみとの距離の取り方」 「そもそも面倒くさいもの」 前編の「愛」の話に続き、後編では引き続き丸山淳子さん(津田塾大学)に狩猟採集民ブッシュマンの死生観や悲しみとの付き合い方についてお話を伺います。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第2話後編。 【後編+アフタートーク】 ・ドライな死生観? ・日本と違う!?死にゆく人にかける言葉 ・「死ぬことは怖い」で予想外の大爆笑 ・悲しみをどうやって忘れるか ・「あきらめなさい」が意味すること ・権威化しない祖先 ・人間関係はそもそも面倒くさい ・子供の名前が「嫌い」ちゃん etc.. 【出演】 丸山淳子さん 津田塾大学学芸学部教授。南部アフリカをフィールドに狩猟採集社会の現代的展開について研究。『変化を生きぬくブッシュマン:開発政策と先住民運動のはざまで』で澁澤賞など受賞。編著として『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』など。   松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)、編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)など。『群像』で「旋回する人類学」、西日本新聞で「人類学者のレンズ」を連載中。   【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社)       企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:森永泰弘   ▼第1シーズン「働くことの人類学」の丸山淳子さんの出演回 働くことの人類学 ・第2話・前編「働き方ってなんだろう?」 働くことの人類学 ・第2話・後編「働き方ってなんだろう?」 ▼書籍『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』のご購入はコチラから
01:02:57
October 8, 2021
愛と死の人類学・第2話・前編「開かれた愛のかたち」
「地域一帯で子育て」 「夫婦交換!?うまくいけば美しい4人の恋愛関係」 「嫉妬はみんながするものだから」 不倫が許容されている社会に嫉妬はないのか。第1シーズンに引き続き、アフリカ・カラハリ砂漠でフィールドワークをつづけてきた丸山淳子さん(津田塾大学)に、前編では狩猟採集民ブッシュマンの「愛」の形について伺います。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第2話前編。 ・みんなに可愛がられる子供たち ・10歳さばを読み続ける? ・結婚相手との出会い方 ・許容される婚外関係 ・大切なのは開かれていること ・第二夫人への誘い ・ 試しに結婚。合わなければ別の相手を。 ・「嫉妬」は誰しもするもの etc.. 【出演】 丸山淳子さん 津田塾大学学芸学部教授。南部アフリカをフィールドに狩猟採集社会の現代的展開について研究。『変化を生きぬくブッシュマン:開発政策と先住民運動のはざまで』で澁澤賞など受賞。編著として『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)、編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)など。『群像』で「旋回する人類学」、西日本新聞で「人類学者のレンズ」を連載中。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社)     企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:森永泰弘 ▼第1シーズン「働くことの人類学」の丸山淳子さんの出演回 働くことの人類学 ・第2話・前編「働き方ってなんだろう?」 働くことの人類学 ・第2話・後編「働き方ってなんだろう?」 ▼書籍『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』のご購入はコチラから
48:58
October 1, 2021
愛と死の人類学・第1話・後編「結婚という名の取引」
「結納金にも貝殻のお金」 「恋愛結婚なのに“買う儀式”」 「愛とお金の関係性」 貝殻の貨幣がしめすのは愛の大きさなのか。前編の「弔うこと」と「お金」の話に続いて、後編では深田淳太郎さん(三重大学)にトーライ社会の結納の儀式の話を中心に「愛」と「お金」についてお話を伺います。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第1話後編。 【後編】+【アフタートーク】 ・結納金は重要な手続き ・婚資の額で裁判も ・現地の言葉で「Varkukul(買う儀式)」 ・恋愛結婚なのに... ・「女性を買う」けど「女性を売らない」 ・貝殻の貨幣がつなぐ交換のネットワーク ・何が「愛」で何が「お金」か ・プライベートとパブリック etc... 【出演】 深田淳太郎さん
 三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』2020年8月号)、「貨幣と信用」(『文化人類学の思考法』所収)など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)、編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)など。『群像』で「旋回する人類学」、西日本新聞で「人類学者のレンズ」を連載中。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社)     企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:森永泰弘 ▼第1シーズン「働くことの人類学」の深田淳太郎さんの出演回 働くことの人類学 ・第1話・前編「お金ってなんだろう?」 働くことの人類学 ・第1話・後編「お金ってなんだろう?」 ▼書籍『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』のご購入はコチラから
53:13
September 10, 2021
愛と死の人類学・第1話・前編「お葬式は誰のために?」
「誰を想って涙する?」 「タブの貸し借りがなくなるときに」 「周りの人を巻き込んで」 パプアニューギニアのトーライ社会では、葬式のときに故人が生前貯めてきた貝殻の貨幣(タブ)をすべて参列者にばらまいてしまう。大切な場面で貝殻のお金が重要な役割を担っているトーライ社会。第1シーズンに引き続き、パプアニューギニアをフィールドに研究されている深田淳太郎さん(三重大学)をお招きして、「死」と「愛」と「お金」について考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを招いてお届けする文化人類学者のディープな対話。第2シーズン「愛と死の人類学」第1話前編。 ・なぜ「愛」と「死」なのか ・お葬式はフリーマネーのお祭り ・その涙は誰のため? ・貝殻のお金の貸し借りが浮き彫りにする人間関係 ・生活の中に潜在的にある「死」 ・仮面精霊とラインダンス ・つながりあう「死」 ・「弔いかた」に見る愛の形 etc... 【出演】 深田淳太郎さん
 三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』2020年8月号)、「貨幣と信用」(『文化人類学の思考法』所収)など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアの農村や中東の都市でフィールドワークを続け、富の所有と分配、貧困や開発援助、海外出稼ぎについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社)、編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)など。『群像』で「旋回する人類学」、西日本新聞で「人類学者のレンズ」を連載中。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社)     企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:山口宜大 音楽:森永泰弘 ▼第1シーズン「働くことの人類学」の深田淳太郎さんの出演回 働くことの人類学 ・第1話・前編「お金ってなんだろう?」 働くことの人類学 ・第1話・後編「お金ってなんだろう?」 ▼書籍『働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話』のご購入はコチラから
51:37
September 3, 2021
耳の野外学習#3|「はじく」 Hajiku/Pluck|Yasuhiro Morinaga
「たたく」「ふく」「はじく」とは、楽器またはモノを鳴らすための行為である一方、働くこと、生活すること、遊ぶための、最も原始的な人間本来の生きていくための営み=技術だといえるはずだ。今回のDJミックスは、そんなことを考えながら、ここ数年アジアを中心にレコーディングしてきた民族の音楽や環境音をセレクト(アジアの音ではないものもいくつか含まれているが)し、ポストプロダクションでミキシングや電子的な加工を施しながら、リニアな音の時間を創造した。 人類学者たちは、調査地で現地語を学び、長期間地域に密着し、そこの情報をくまなく記述・記録した上で、ラボで検証・実験しながら論文や民族誌としてまとめあげていく。僕の場合は、現地の言葉もわからないし地域に密着しながら文字で記述をしていくような形も採用していない。むしろ楽器や音を軸に、その文脈や周縁を追い続けながらレコーディングしているに過ぎない。自身の目と耳を頼りに作品のゴールをゆるやかに想像しながら記録をし、素材を持ち帰ってスタジオで実験・検証しながら作品を制作していく過程は、どことなく人類学者の研究手法と似ている部分があることを以前から意識していた。 コクヨ野外学習センターがどれだけ実践者としての自分を勇気づけてくれただろう。新型コロナウイルスの感染症が収束した後もきっと、僕自身はフィールドでの活動を継続しながら、音に対する実践を技術の視点から考えていくような作品を創作していくはずだ。(2021.2.7 森永泰弘) 1:Playing Guembri, Gnawa sound Location: Marrakesh, Morocco Recorded: 26th August 2012 この頃はヨーロッパを拠点にしていたので欧州圏内を移動するのがとても楽だった。そのため、友達と一緒にスペインを電車で横断し、最南端のタリファからジブラルタル海峡を船で渡り、半日かけてモロッコのマラケシュにやってきた。旧市街のジャマ・エル・フナ広場の夜は無数の屋台が立ち並び、至る所で音楽が演奏されていた。この広場を毎夜ウロウロしながらバイノーラル録音をしていると、広場で演奏していた若い音楽家と知り合い意気投合。ゲンブリという弦楽器のことを教えてもらい、グナワ音楽をいくつか即興で弾いてもらった。最終的にゲンブリを購入することになるのだが、空港のチェックイン時で重量オーバーとなったもののなんとか持ってこれた思い入れのある旅だった。 2: Oh Dear Mother (played by Kong Nay) Location: Phnom Penh, Cambodia Recorded: 5th July 2015 プロジェクトのリサーチでカンボジアの首都、プノンペンを訪ねた。マーケットで大量のカセットテープを購入したり、地域の音楽コミュニティーの人たちの話を聞いているうちに、メコン・デルタ・ブルースというジャンルがあることを知り、その代表格であるチャパイ奏者のコン・ネイを紹介してもらい、彼とのレコーディングが実現した。メコン川を渡った近くのパコダで10数曲をフィールドレコーディングしたが、そのなかでも一番のお気に入りが、ここに収録した「Oh Dear Mother」だ。 3: Talimaa Talimaa (played by Tamaan Ensemble) Location: Pontianak, West Kalimantan of Borneo Island, Indonesia Recorded:30th March 2016 カチャピは、ここに収録されているボルネオ島のものだけでなく、ジャワ島西部やスマトラ島など、東南アジア島嶼部で代表的なツィター楽器である。ボルネオ島の西カリマンタンで精力的に活動する音楽家ヌルサリム・ヤディに、この地の少数民族のダヤック族について教えてもらいながら、実際にカチャピを使ってダヤック族の伝統音楽を演奏してもらった。 4: Folksong Location: Đắk Đoa, Gia Lai, Central Highland of Vietnam Recorded: 1st September 2017 ゴング文化の現地調査のため、ベトナム中央部をひろく調査したが、バナ族の集落で唯一レコーディングさせてもらった弦楽器がTing Ningというものだった。無数にある弦を器用に指で弾きながら、小型のコブ付きゴングで拍を刻んでうたうフォークソングは、土着的なメロディーに素朴な歌声が相俟って大きな感動を与えてくれた。少数民族の音楽は、音楽を生業とするプロフェッショナルなものではなく、日々の生活や労働に溶け込んだコミュニティの音楽であることを教えてくれた大切なレコーディングだった。このTing Ningの音色に感動し、近隣に居住しているジャライ族の友人に頼んでこの楽器を購入したが、日本の気候に順応できずヒビがはいってしまい、思うような音が出せなくなってしまった。 DJミックス by 森永泰弘 Produced by 若林恵 Commissioned by コクヨ野外学習センター
09:28
March 5, 2021
耳の野外学習#2|「ふく」Fuku/Blow|Yasuhiro Morinaga
「たたく」「ふく」「はじく」とは、楽器またはモノを鳴らすための行為である一方、働くこと、生活すること、遊ぶための、最も原始的な人間本来の生きていくための営み=技術だといえるはずだ。今回のDJミックスは、そんなことを考えながら、ここ数年アジアを中心にレコーディングしてきた民族の音楽や環境音をセレクト(アジアの音ではないものもいくつか含まれているが)し、ポストプロダクションでミキシングや電子的な加工を施しながら、リニアな音の時間を創造した。 人類学者たちは、調査地で現地語を学び、長期間地域に密着し、そこの情報をくまなく記述・記録した上で、ラボで検証・実験しながら論文や民族誌としてまとめあげていく。僕の場合は、現地の言葉もわからないし地域に密着しながら文字で記述をしていくような形も採用していない。むしろ楽器や音を軸に、その文脈や周縁を追い続けながらレコーディングしているに過ぎない。自身の目と耳を頼りに作品のゴールをゆるやかに想像しながら記録をし、素材を持ち帰ってスタジオで実験・検証しながら作品を制作していく過程は、どことなく人類学者の研究手法と似ている部分があることを以前から意識していた。 コクヨ野外学習センターがどれだけ実践者としての自分を勇気づけてくれただろう。新型コロナウイルスの感染症が収束した後もきっと、僕自身はフィールドでの活動を継続しながら、音に対する実践を技術の視点から考えていくような作品を創作していくはずだ。(2021.2.7 森永泰弘) 1: Balinese Suling Gambung Ensemble Location: Bali, Indonesia Recorded: 6th May 2019 この音源は、インドネシアの女性演出家、カミラ・アンディー二によるバリ島の伝統思想を題材にした舞台作品「みえるもの、みえざるもの」で使用したもの。バリ島には笛や太鼓など様々な楽器を演奏できるマルチ・インストゥルメンタリストがたくさんおり、この音源以外にも島に根付く楽器や音楽を数多くレコーディングさせてもらった。これまでバリ島は観光地のイメージが強かったが、いざ行ってみると、地元の人たちでしかアクセスできないような儀式がいまだ多く存在していることを知り、バリ島に対する固定観念を払拭することができた。 2: Mongolian Sharman conducting a healing ritual Location: Ulaanbaatar, Mongolia Recorded: 8th March 2018 北方アジアのシャーマニズムがバイカル湖を起点に広がっていったのかもしれないと思いつき、首都のウランバートルやチャンドマニを旅してまわった。ウランバートルでは、地域のシャーマンセンターで情報を聞き取り、そこに在籍されているシャーマンの方から厄除け的な儀礼をしてもらった。これは、その際にレコーディングした音源だ。口琴や鈴を鳴らしながら、何かに取り憑かれたかのように周囲を暴れ回りながら儀式を執り行うさまは、とてもパフォーマティブであった。頭巾から垂れたお札のようなものが顔を覆い、表情が全く見えないシャーマンの佇まいは、その後訪れることになるベトナム北部のモンのシャーマンと同じで興味深かった。どうやらモンの先祖がモンゴルからやってきたという話もあながち根拠がないわけではなさそうだ。 3: Thresing (by Ede-Bih group) Location: Buôn Ma Thuột, Đắk Lắk, Central Highland of Vietnam Recorded:6th September 2017 オストロネシア語のマレー・ポリネシア語派に属するエデ・ビー族の女性たちによる大小の竹笛(Dinh Tut)のアンサンブル。Dinh Tutは、ゴング演奏のスキルが未熟な⼦供や若⼿の奏者たちが、普段の練習でゴングの代わりに使うものらしい。エデ・ビー族の人たちは、教会に保管されてあるゴングのセットを簡単に持ち運ぶことができないので、基本、この竹笛(Dinh Tut)を手元に置いて練習するそうだ。現地を訪問したときも、牧師にお願いして教会にあるゴングをわざわざ取りに行ってもらったのを覚えている。 4: Train Location: Maha Sarakham, Isan region of northeast Thailand Recorded: 12th June 2018 ユネスコによる『世界の伝統音楽コレクション:南ラオス』のLPにコンパイルされている「Lot Fay Tay Lang(The Train Goes Down The Track)」が大好きで、いつかこの曲を生で聴いてみたいという衝動に駆られ、バンコクで映画の仕事を終えた翌日、レゲエバンドでボーカルを務めるタイ人の友人とイサン地方まで行き、ケーン(マウスオルガン)奏者の大巨匠ソンバット・シムラさんを訪問してこの曲を演奏してもらった。この曲は、電車の走行音を模倣した曲で、南ラオスだけでなくタイ東北部でも馴染みの曲のようだ。ソンバットさんもこの曲を当然知っていて、彼独自の節をつけながら演奏くれたのが感慨深かった。 DJミックス by 森永泰弘 Produced by 若林恵 Commissioned by コクヨ野外学習センター
07:52
March 5, 2021
耳の野外学習#1|「たたく」Tataku/Hit|Yasuhiro Morinaga
「たたく」「ふく」「はじく」とは、楽器またはモノを鳴らすための行為である一方、働くこと、生活すること、遊ぶための、最も原始的な人間本来の生きていくための営み=技術だといえるはずだ。今回のDJミックスは、そんなことを考えながら、ここ数年アジアを中心にレコーディングしてきた民族の音楽や環境音をセレクト(アジアの音ではないものもいくつか含まれているが)し、ポストプロダクションでミキシングや電子的な加工を施しながら、リニアな音の時間を創造した。 人類学者たちは、調査地で現地語を学び、長期間地域に密着し、そこの情報をくまなく記述・記録した上で、ラボで検証・実験しながら論文や民族誌としてまとめあげていく。僕の場合は、現地の言葉もわからないし地域に密着しながら文字で記述をしていくような形も採用していない。むしろ楽器や音を軸に、その文脈や周縁を追い続けながらレコーディングしているに過ぎない。自身の目と耳を頼りに作品のゴールをゆるやかに想像しながら記録をし、素材を持ち帰ってスタジオで実験・検証しながら作品を制作していく過程は、どことなく人類学者の研究手法と似ている部分があることを以前から意識していた。 コクヨ野外学習センターがどれだけ実践者としての自分を勇気づけてくれただろう。新型コロナウイルスの感染症が収束した後もきっと、僕自身はフィールドでの活動を継続しながら、音に対する実践を技術の視点から考えていくような作品を創作していくはずだ。(2021.2.7 森永泰弘) 1:Ma’Lambuk at Rambu Solo (Funeral)Ceremony (by Toraja group) Location: Toraja, South Sulawesi Island, Indonesia Recorded: 28th July 2017 インドネシアはスラウェシ島のトラジャ族の葬式で奏でられる音楽。Ma’Lambukは、女性たちが竪杵で臼の縁や内部をリズミカルに叩き、参列者を葬儀に迎い入れるための音楽だ。葬儀中にうたわれる詠唱、死を嘆く哭歌、数十匹の水牛や豚の供儀、トパレンゲと呼ばれる葬儀の司会進行役の朗読が同時多発的に行われるため、わけがわからないくらい混沌とした状態のなかでおよそ1週間レコーディングを行った。「死するため(葬式をするため)に生きる」と言われているトラジャ族の渾身の儀式だ。 2: Buffalo Sacrifice (by Bahnar Hrong group) Location: Đắk Đoa, Gia Lai, Central Highland of Vietnam Recorded: 07th September, 2017 この曲はバナ・フロン族によるもので、水牛を供儀する儀式で演奏される音楽。ベトナムでは、少数民族たちが民族・集落・地域別に様々なゴング音楽を儀式や祝祭で演奏する。バナ族はそのなかでもゴングの演奏が上手でバリエーションも豊富な民族だ。2015年頃より東南アジアを中心に旅をして民族たちのゴング文化を集中的に記録してきたが、バナ族のゴング音楽は大勢で演奏するのがほとんどで、レコーディングするのは非常に難しかったのを憶えている。 3: Sole Oha Ritual (by Lamaholot group) Location: Adonara island of Nusa Tenggara Timur, Indonesia Recorded: 08th October 2018 小スンダ列島を構成するインドネシアの東ヌサ・トゥンガラ州アドナラ島に居住するラマホロ族の祝祭音楽。数十人が一列となって足首に巻いた鈴(グリン・グリン)を踏み鳴らし、コブ付きゴングと太鼓を叩きながら輪になっていく。輪の中では、男性数人がコール&レスポンスをしながら酔拳のようにフラフラと踊りながら大きな刀を振りまわすので、輪に入ってレコーディングしている最中は、いつ首がとんでもおかしくない状況だった。 4: Qilin Dance (by Naxi group) Location: Lijiang, Yunnan province of China Recorded: 31ST July 2014 中国神話に登場する架空の動物、麒麟(の舞)-日本では麒麟獅子舞-のための祭礼音楽。約半年ほど滞在した雲南省の麗江で、村人たちが10年振りに「チーリンの舞」を子供達に向けて行うということで、図々しくもレコーディングさせてもらった。必ずしも演奏が素晴らしいというわけではなかったが、長年中断していたこの地の伝統風習を復活させるという絶好のタイミングだったので、自分としては貴重な録音物だと言える。以後、毎年この地で「チーリンの舞」をやっているそうだ。 5: Panapang Mbaru (by Sumba group) Location: Sumba island of Indonesia Recorded: 17th of September 2018 インドネシアのスンバ島で記録したゴング音楽。この地のゴング文化は東南アジアのなかでも異色のものだった。近隣のバリ島やロンボック島のゴングやガムラン音楽とは異なり、スンバ島のゴング音楽は、電子音楽やサン・ラーを彷彿させるかのようなオリジナリティ溢れるコスミックな音楽がたくさんあった。ゴングの配置の仕方も独特で、何故かヴェトナム中部のチュル族のそれと似ていた。縄でゴングを縛りあげてドラムセットのように配置した状態から、撥を使って一気に乱れ打ちしていくサウンドは録音者である僕自身の身体も、知らないうちに踊ってしまうくらいノリの良いものだった。なかでも、ここに収録した音源は90年代初頭のミニマルテクノを彷彿させるようでおもしろい。ロケーションが駐車場のような場所であったことから、叩いた音色が壁に跳ね返ってくる反響をどれだけ抑えて録音できるかが腕の見せ所でもあった。現場の空気感を出しつつも音として聴きやすい質感を目指し、一切のポストプロダクション加工を行わないで済むよう、マイクのポジショニングには苦労した。 DJミックス by 森永泰弘 Produced by 若林恵 Commissioned by コクヨ野外学習センター
09:39
March 5, 2021
「新・雑貨論」特別版・後編・みんなで制作すること、みんなで所有すること
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。2020年12月に山形から配信した特別版「ポストコロナ世界と雑貨のゆくえ」後編では、モノをつくること、モノを所有することのあり方を見つめなおします。 いまなお大量生産・大量消費社会は続きマスカスタマイゼーションなど新たなモノづくりも提起されるなかで、モノと人の関係を考えてきた本プログラムは、オルタナティブなつくり方や所有のあり方からべつの社会を立ち上げることへとつながっていきます。 ・山形とアフガニスタンを架橋する ・自分とモノを交差させると“タグ”が外れる ・パソコンも筆記用具のひとつ ・「暇をかける」というコラボレーション ・モノをつくると自分の居場所がわかる ・宙ぶらりんの状態でつくるという豊かさ ・モノづくりの主体はひとりじゃなくていい ・選択肢が増えても、不確実性は増えない ・楽器をみんなで所有することの意味 ・所有するのではなく、通り過ぎる ・空間に働く見えない力を理解する ・つくってみて初めてわかること etc... ◉出演 𠮷田勝信(デザイナー) 1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点にデザイン業を営む。グラフィックデザインを主な領域として、フィールドワークを取り入れた制作を行なっている。ブランディングやコンセプトメイキング、商品企画、サービス設計などに携わる。家業の染織工房では染材、繊維の採集やテキスタイルデザインを担っている。 森永泰弘(サウンドデザイナー/サウンドアーティスト) 芸術・音楽人類学的な視座から世界各地をフィールドワークし、楽器や歌の初源、儀礼や祭祀のサウンドスケープ、都市や集落の環境音をフィールドレコーディングしながら音源制作や作品を発表。サウンドデザインの気鋭として国内外から支持されている。 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 山下正太郎(コクヨ株式会社 WORKSIGHT 編集長) 戦略的ワークスタイル実現のためのコンセプトワークやチェンジマネジメントなどのコンサルティング業務に従事。手がけた複数の企業が「日経ニューオフィス賞(経済産業大臣賞、クリエイティブオフィス賞など)」を受賞。2011年にグローバルで成長する企業の働き方とオフィス環境を解いたメディア『WORKSIGHT』を創刊。同年、未来の働き方と学び方を考える研究機関「WORKSIGHT LAB.(現コクヨ ワークスタイル研究所)」を立上げ、研究的観点からもワークプレイスのあり方を模索している。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
53:35
February 19, 2021
「新・雑貨論」特別版・前編・「目的」から脱出するためにモノをつくる
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。今回は去る2020年12月にLIVE忘年会として山形から配信された特別版「ポストコロナ世界と雑貨のゆくえ」をお届け。 第6回に登場したデザイナー・𠮷田勝信さんと取材に帯同したサウンドデザイナー・森永泰弘さん、コクヨ野外学習センターのキャプテン・山下正太郎をゲストに迎え、これまでの「新・雑貨論」を振り返ります。雑貨を巡って始まった本プログラムは、いつの間にかもうひとつのプラグラム「働くことの人類学」と接近していたようです。 ・「新・雑貨論」と「働くことの人類学」の交差 ・コクヨはなぜポッドキャストをつくっていたのか ・ものづくりの「当たり前」は異常だった ・情報消費の無限サイクルから抜け出すために ・自明化された構造を問いなおすためのデザイン ・デザインの語源は騙すこと? ・モノをつくることは合目的性から脱すること ・フライパンと銅鑼、どちらが先に生まれたのか ・クマもポスターをつくっている ・制度から逃れるためのフィールドレコーディング ・目をつぶってロゴをデザインしてみる ・表現を100%コントロールすることは不可能 ・どうすれば社会に余白をつくれるのか etc... ◉出演 𠮷田勝信(デザイナー) 1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点にデザイン業を営む。グラフィックデザインを主な領域として、フィールドワークを取り入れた制作を行なっている。ブランディングやコンセプトメイキング、商品企画、サービス設計などに携わる。家業の染織工房では染材、繊維の採集やテキスタイルデザインを担っている。 森永泰弘(サウンドデザイナー/サウンドアーティスト) 芸術・音楽人類学的な視座から世界各地をフィールドワークし、楽器や歌の初源、儀礼や祭祀のサウンドスケープ、都市や集落の環境音をフィールドレコーディングしながら音源制作や作品を発表。サウンドデザインの気鋭として国内外から支持されている。 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 山下正太郎(コクヨ株式会社 WORKSIGHT 編集長) 戦略的ワークスタイル実現のためのコンセプトワークやチェンジマネジメントなどのコンサルティング業務に従事。手がけた複数の企業が「日経ニューオフィス賞(経済産業大臣賞、クリエイティブオフィス賞など)」を受賞。2011年にグローバルで成長する企業の働き方とオフィス環境を解いたメディア『WORKSIGHT』を創刊。同年、未来の働き方と学び方を考える研究機関「WORKSIGHT LAB.(現コクヨ ワークスタイル研究所)」を立上げ、研究的観点からもワークプレイスのあり方を模索している。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
01:05:16
February 19, 2021
働くことの人類学・Bonus Track2・《働くことの人類学》タウンホールミーティング(2020/11/21開催)後編
後編は、番組リスナーから寄せられた、“子供から「何のために働くの?」と聞かれたらどう答えますか?“という質問から議論がスタート。ゲストの文化人類学者の方々のそれぞれの視点から、もう一度、「働くこと」の理由が問い直され始めると、やがて話は、「人間とは何か?」という深遠な問いに行き着きます。 わたしたちの常識とはまったく異なる異世界の「働きかた」を紹介する・文化人類学ポッドキャスト〈働くことの人類学〉の特別編後編。 【セッション2】 ・子供に「何のために働くの?」と聞かれたら ・仕事は、良い「におい」がする方に向かうべき? ・不確実はネガティブではない ・説明責任を求める日本人 ・ベーシックインカムについて考える 【クロージング】 ・仕事のオーナーシップを取り戻せ ・個人主義の非西洋起源について 【出演】  (ゲスト) 深田 淳太郎さん 三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』2020年8月号)、「貨幣と信用」(『文化人類学の思考法』所収)など。 *出演回:第1話「お金ってなんだろう?」 丸山 淳子さん 津田塾大学学芸学部准教授。南部アフリカをフィールドに狩猟採集社会の現代的展開について研究。『変化を生きぬくブッシュマン:開発政策と先住民運動のはざまで』で澁澤賞など受賞。編著として『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』など。 *出演回:第2話「働き方ってなんだろう?」 小川 さやかさん 立命館大学先端総合学術研究科・教授。専門は文化人類学。博士(地域研究)。主な著作に『都市を生きぬくための狡知』(世界思想社、2011年。第33回サントリー学芸賞)、『「その日暮らし」の人類学』(光文社、2016年)『チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社、2019年。第8回河合隼雄学芸賞、第51回大宅壮一ノンフィクション賞)。 *出演回:第4話「その日暮らしのポテンシャル」 中川 理さん 立教大学 異文化コミュニケーション学部准教授。フランスや仏領ギアナをフィールドとして、人々と国家とグローバリゼーションの関係について研究。最近の仕事として、『移動する人々』(共編著)、『文化人類学の思考法』(共編著)、『不確実性の人類学』(アルジュン・アパドゥライ著・翻訳)など。 *出演回:第5話「トランスポーターな生き方」 (ホスト) 松村 圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。 【司会進行】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
01:38:37
February 5, 2021
働くことの人類学・Bonus Track 1・《働くことの人類学》タウンホールミーティング(2020/11/21開催)前編
勤労感謝の日(11/21)に開催された“働き方の祭典“『Tokyo Work Design Week 2020』で、圧倒的な異彩を放った《働くことの人類学》タウンホールミーティング。これまで番組に出演された、気鋭の文化人類学者5人が集結し、番組リスナーからの質問にもインタラクティブに答えながら、4時間(!)にも及んだ熱狂のトークセッションの音声を特別公開! 前半では、番組ホストの松村圭一郎さんと、これまでの番組を振り返った後に、ゲストの文化人類学者の方々をお迎えして、いま文化人類学の考え方が求めらる理由、市場の「劇場性」や「ルール」への向き合い方などを考えます。 【オープニング】 ・リサーチにおける、客観性の問題 ・大学教員の働き方 【セッション1】 ・コロナ下の文化人類学 ・文化人類学者が語る「地域通貨」の可能性 ・自由・平等を表現する「市場」 ・日本にギョッとするところ ・みんなで少しずつルールを守ることをやめていこう 【出演】  (ゲスト) 深田 淳太郎さん 三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』2020年8月号)、「貨幣と信用」(『文化人類学の思考法』所収)など。 *出演回:第1話「お金ってなんだろう?」 丸山 淳子さん 津田塾大学学芸学部准教授。南部アフリカをフィールドに狩猟採集社会の現代的展開について研究。『変化を生きぬくブッシュマン:開発政策と先住民運動のはざまで』で澁澤賞など受賞。編著として『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』など。 *出演回:第2話「働き方ってなんだろう?」 小川 さやかさん 立命館大学先端総合学術研究科・教授。専門は文化人類学。博士(地域研究)。主な著作に『都市を生きぬくための狡知』(世界思想社、2011年。第33回サントリー学芸賞)、『「その日暮らし」の人類学』(光文社、2016年)『チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社、2019年。第8回河合隼雄学芸賞、第51回大宅壮一ノンフィクション賞)。 *出演回:第4話「その日暮らしのポテンシャル」 中川 理さん 立教大学 異文化コミュニケーション学部准教授。フランスや仏領ギアナをフィールドとして、人々と国家とグローバリゼーションの関係について研究。最近の仕事として、『移動する人々』(共編著)、『文化人類学の思考法』(共編著)、『不確実性の人類学』(アルジュン・アパドゥライ著・翻訳)など。 *出演回:第5話「トランスポーターな生き方」 (ホスト) 松村 圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。 【司会進行】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
01:53:06
February 5, 2021
「新・雑貨論」第6回・後編・モノがもつ柔らかな複製性を取り戻すためには
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 ファーストシーズン最終回となる第6回は、山形を拠点に独自の活動を展開するデザイナー・𠮷田勝信さんのアトリエからお届け。後編はデザインの話を飛び出し、モノとの向き合い方やモノとつくることの関係性へと話は広がります。𠮷田さんのものづくりに向かう姿勢からは、大量生産以前のモノがもっていた魅力を取り戻すための方法が見えてきました。 ・自分と似ている過去の人 ・表現は個人に属しているわけではない ・時間を越えた人類的表現を探して ・木偶人形=木槌? ・機能の前に意味がある ・道具と呪術性の交わる場所 ・手間をかけること、暇をかけること ・人間は決して「モノ」をつくれない ・時間と空間、いくつもの「間」 ・現代社会から失われた大工的表現 ・70%の再現性が意味するもの ・柔らかな複製性を取り戻す etc... ◉出演 𠮷田勝信(デザイナー) 1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点にデザイン業を営む。グラフィックデザインを主な領域として、フィールドワークを取り入れた制作を行なっている。ブランディングやコンセプトメイキング、商品企画、サービス設計などに携わる。家業の染織工房では染材、繊維の採集やテキスタイルデザインを担っている。   山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。   若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。   企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
37:42
January 15, 2021
「新・雑貨論」第6回・前編・上手/下手では判断できないモノの価値を求めて
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 ファーストシーズン最終回となる第6回は、山形を拠点に独自の活動を展開するデザイナー・𠮷田勝信さんのアトリエを訪ねました。一般的なグラフィックデザイナーとは異なるやり方でデザインと向き合う𠮷田さんにとって、モノをつくることは何を意味するのでしょうか。いわゆる「デザイン」に囚われない𠮷田さんのトークは、上手/下手や良し悪しといったモノを見る際の基準に揺さぶりをかけます。 ・謎のデザイナー・𠮷田勝信との出会い ・大学時代に始めた八百屋業 ・衣食住にまたがった素材を採集すること ・世界を見る解像度が変わる瞬間 ・染織家の母、アフガニスタン料理屋の父 ・「縦に伸びる村」 ・デザインに余地を残しておく ・上手/下手が立ち上がる前の存在 ・「上手い」は褒め言葉じゃない? ・「良し悪し」だけで判断はできない ・デザインの正解をどこに置くのか etc... ◉出演 𠮷田勝信(デザイナー) 1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点にデザイン業を営む。グラフィックデザインを主な領域として、フィールドワークを取り入れた制作を行なっている。ブランディングやコンセプトメイキング、商品企画、サービス設計などに携わる。家業の染織工房では染材、繊維の採集やテキスタイルデザインを担っている。 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
36:18
January 15, 2021
働くことの人類学 ・第6話・後編「テクノロジーと共に働くこと」
「『小アジのムニエル』を見つけよう」 「『やりたいこと』で“いいね“をもらう」 「生活の全てをデザインすること」 後編では、AIやロボットなど現代のテクノロジーについて、人類学のスコープから研究されてきた一橋大学の久保明教さんをお招きして、私たちが無意識に単純化してしまっている仕事について再考します。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話〈働くことの人類学〉の第6話後編。 【後編】 ・仕事と余暇の区別が弱体化したことによる不自由 ・「ミニマル」であることを評価し合う ・「仕事化」と「レシピの工程化」 ・「家庭」が「仕事」になる ・「みんな違って、みんないい」の行き詰まり ・厄介さをセーブしない etc..   【出演】 久保明教(くぼ あきのり)さん 一橋大学社会学研究科准教授。1978年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位習得退学、博士(人間科学)。主な著書に『「家庭料理」という戦場――暮らしはデザインできるか』(コトニ社)、『ブルーノ・ラトゥールの取説――アクターネットワーク論から存在様態探求へ』(月曜社)、『機械カニバリズム――人間なきあとの人類学へ』(講談社選書メチエ)など。   松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。     【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社)     企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
01:05:03
December 25, 2020
働くことの人類学 ・第6話・前編「テクノロジーと共に働くこと」
「精霊と現代社会のテクノロジー」 「自動販売機はロボットだった?」 「まだ、『機械が人間の労働を代替する』とか言ってるの?」 〈働くことの人類学〉最終話は、ロボットやAIを人類学の立場から研究されてきた一橋大学の久保明教さんをゲストに、「テクノロジーと共に働くこと」について考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話〈働くことの人類学〉の第6話前編。 【前編】 ・ジャガー人間とロボット ・人類学からロボットを考える ・「ロボット」が「ロボット」と呼ばれなくなる瞬間 ・機械によって人間が変化する ・プロ棋士とロボットを分けるもの ・仕事はリスト化できない etc.. 【出演】 久保明教(くぼ あきのり)さん 一橋大学社会学研究科准教授。1978年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科単位習得退学、博士(人間科学)。主な著書に『「家庭料理」という戦場――暮らしはデザインできるか』(コトニ社)、『ブルーノ・ラトゥールの取説――アクターネットワーク論から存在様態探求へ』(月曜社)、『機械カニバリズム――人間なきあとの人類学へ』(講談社選書メチエ)など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。   【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社)   企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
41:29
December 25, 2020
「新・雑貨論」第5回・後編・「わたし」と「あなた」の記憶は形を通じてつながっていく
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 ベルリン在住の現代美術作家・白木麻子さんをゲストに迎える第5回後編は、モノの形を通じてアクセスできるべつの世界の話へ。木を使って作品をつくる理由や、形の先に見るもの、形を通じてつながる記憶……白木さんが作品をつくるプロセスから、合目的化されない、わたしたちとモノの新たな関係性が立ち上がります。 ・美しい小枝と鳥の巣 ・形を通して並行世界に触れる ・枝を拾う白木さん、石を拾う山田さん ・子どもは別の世界とのつながりを察知する? ・椅子とはコミュニケーションできない ・金属は人に扱われるための素材 ・木は理解を越えていく ・鉄・土・木・パン ・拾った小枝に何を見出すのか ・開かれた状態で作品を完成させる ・作品はフェティッシュの対象ではない ・認識されない記憶を形に置き換える ・わたしの記憶と誰かの記憶が重なるとき ・技術も素材もすべて借りもの etc... ◉出演 白木麻子(アーティスト) 1979年生まれ。2013年より活動拠点をドイツ・ベルリンに移し、クンストラーハウス・ベタニエンのインターナショナル・スタジオプログラムに参加。平成27年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
44:39
December 23, 2020
「新・雑貨論」第5回・前編・ルールの“脱臼”から生まれるモノの形
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 第5回はベルリンを拠点に活動する現代美術作家の白木麻子さんをゲストに迎え、モノの「形」について語ります。家具のようにも見える作品をつくる白木さんは、どうモノの形を捉え、いかに新たな形をつくっていくのでしょうか。形のルールを“脱臼”させたいと語る白木さんのお話からは、新・雑貨論が考えてきたモノそのものと向き合うためのヒントが見えてきます。 ・なぜ現代美術作家が『新・雑貨論』に? ・モノの機能が失われ、情緒が生まれる ・作品が身体の記憶に揺さぶりをかける ・選択の結果として残された「形」 ・形から美しい誤読が生まれる ・展示台から逃れるようにつくりたい ・二日酔いの朝に見た風景 ・新たな問いに答えることで見つかるもの ・浄瑠璃寺のトランス体験 ・形のルールを脱臼させる ・レディメイドはモノと向き合えない? ・形が発生する基準を操作する ・知っているモノだと思わせるために etc... ◉出演 白木麻子(アーティスト) 1979年生まれ。2013年より活動拠点をドイツ・ベルリンに移し、クンストラーハウス・ベタニエンのインターナショナル・スタジオプログラムに参加。平成27年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
37:31
December 23, 2020
「新・雑貨論」第4回・後編・あるべき場所にモノを置いていく
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 古物商コレクティブtatami antiquesを主宰する奥村乃さんをゲストに迎えた第4回後編は、tatami antiquesがこれまで行なってきた展示会からモノと人の関係を捉えなおします。わたしたちはモノを見るとき、果たしてモノそのものを見ていると言えるのでしょうか? 空間や価格、文脈……さまざまな要素を取り除いていくことで、あるべき場所にモノを置いていく面白さが浮かび上がります。 ・タグがない場所を泳ぎつづける ・2019年のベスト展示「カツラ利休」 ・すべてが不協和音を生む空間 ・「お店」は「値札」の世界 ・モノではなく、空間を観ている ・ブリコラージュとしての展示 ・展示をつくることは音楽と似ている ・一週間で4人しか来ない展示 ・キャプションは本当に必要か? ・タグとはべつのゲームを立ち上げる ・千利休=マイルス・デイヴィス? ・モノが自分を通り過ぎていく ・あるべき場所にモノを置く気持ちよさ etc... ◉出演 奥村乃(t a t a m i / hotoke) 埼玉県西川口育ち。2008年よりウェブショップ「hotoke antiques」を立ち上げ、海外に向けて日本の骨董品を発信。2015年からは様々な古物商達の集うウェブショップ t a t a m i (tatami antiques)を運営。 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
39:06
December 23, 2020
働くことの人類学 ・第5話・後編「トランスボーダーな生き方」
「贈与を作らない関係性」 「“戦う“より“逃げろ“」 「『市場』と『資本主義』は別である」 後編では、フランスや南米の仏領ギアナなど、トランスボーダーに暮らすモン人とともにフィールドワークされてきた立教大学の中川理さんをお招きして、“移動し続ける“モン人の生活から、働くことの意義、私たちがとらわれている市場、資本主義に対する考え方について再考します。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話〈働くことの人類学〉の第5話後編。 【後編+アフタートーク】 ・モン人らしさとは何か ・命令する奴の足を引っ張る ・「依存」しないのが自由ではない ・投資をしない、蓄積をしない働き方 ・「市場」ではフェアな関係を演じる ・寡占が生み出す脆弱性 etc... 【出演】 中川 理さん 立教大学 異文化コミュニケーション学部准教授。フランスや仏領ギアナをフィールドとして、人々と国家とグローバリゼーションの関係について研究。最近の仕事として、『移動する人々』(共編著)、『文化人類学の思考法』(共編著)、『不確実性の人類学』(アルジュン・アパドゥライ著・翻訳)など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。   【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社)     企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
51:49
November 27, 2020
働くことの人類学 ・第5話・前編「トランスボーダーな生き方」
「命令するなら、金を払え」 「ズッキーニに辿り着く」 「機械化しにくい仕事を選択する」 フランスや南米の仏領ギアナなどで暮らすモン人とともにフィールドワークされてきた立教大学の中川理さんをゲストに、国境をこえて移動し、世界中で暮らすモン人の生き方から、「トランスボーダーな生き方」について考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話〈働くことの人類学〉の第5話前編。 【前編】 ・難民としてフランスへ ・親戚関係が無いのはありえない ・苗字とクラン ・工場労働=奴隷をすること? ・アメリカにモン人が多い理由 ・アナ・チン「マツタケ」で描かれるモン人 etc.. 【出演】 中川 理さん 立教大学 異文化コミュニケーション学部准教授。フランスや仏領ギアナをフィールドとして、人々と国家とグローバリゼーションの関係について研究。最近の仕事として、『移動する人々』(共編著)、『文化人類学の思考法』(共編著)、『不確実性の人類学』(アルジュン・アパドゥライ著・翻訳)など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社)   企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
43:13
November 27, 2020
「新・雑貨論」第4回・前編・「タグ」から切り離されたモノの魅力
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 第4回はオンラインを中心に骨董やアンティークなど古物を売るコレクティブ「tatami antiques」を率いる奥村乃さんが登場。 雑貨とも骨董とも古美術ともつかぬ魅力的なモノを扱っている奥村さんは、従来の価値基準とは異なるセレクトによって新たなモノの価値を伝えてきました。tatami antiquesに並ぶ“タグ”のつけようがない古物の数々は、わたしたちがいかに権威やコンテクストに依拠してモノを見ているのか明らかにしてくれます。 ・「HOTOKE」から「TATAMI」へ ・審査もトンマナもない骨董セレクトショップ ・雑貨/骨董/古美術 ・リサイクルショップと骨董屋の差異 ・安くなるはずのものが、高くなる ・アンティークとは“ゴミ”だった ・売りたい派と売りたくない派 ・買うのではなく、出会ってしまう ・「ニセ山下清」が描いたパンダの絵 ・絵そのものと向き合うことは可能か? ・タグから自由になること ・“角度”をマネしても意味がない ・権威化を避けるためのコレクティブ etc... ◉出演 奥村乃(tatami / hotoke) 埼玉県西川口育ち。2008年よりウェブショップ「hotoke antiques」を立ち上げ、海外に向けて日本の骨董品を発信。2015年からは様々な古物商達の集うウェブショップ t a t a m i (tatami antiques)を運営。 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
39:07
November 13, 2020
働くことの人類学 ・第3話・前編「ノマド」の思想
「胃の中にあるものを吐き出せ」 「女性のほうが情報通!?」 「“移動“が人間関係を調整する」 エチオピア南部の国境地帯に暮らす“牧畜民” ダサネッチ の研究をされている佐川徹さん(慶應義塾大学)をお招きして、牧畜民の生き方から「ノマド」の思想とはなにかを掘り下げて考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話「働くの人類学」の第3話前編。 ・ダサネッチと家畜 ・牧畜民の「積極的移動」 ・「胃」の違いを尊重する ・「男」は世の中を分かっていない ・年齢組の相互扶助 ・牧畜民の人間関係 etc... 【出演】 佐川徹さん 慶應義塾大学文学部准教授。東アフリカの牧畜社会で紛争や開発について調査をおこなっている。近著に『アフリカで学ぶ文化人類学―民族誌がひらく世界』(共編)、『遊牧の思想―人類学がみる激動のアフリカ』(分担執筆)がある。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
40:05
November 6, 2020
働くことの人類学 ・第4話・後編「その日暮らし」のポテンシャル
「取引は騙されることが前提?」 「タンザニア商人のSNSの使い方」 「友情と裏切りの違い」 後編では、中国と行き来しながらビジネスを展開するタンザニア商人の研究されている、小川さやかさん(立命館大学)をお招きして、ずる賢さが価値とされる、タンザニアの商人の特殊な人間観や労働観が、彼らが営む現代のビジネスにどのような影響をもたらしているのか、その実態に迫っていきます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話「働くの人類学」の第4話後編。 【後編+アフタートーク】 ・チョンキンマンションとは何か? ・インフォーマル経済のギグエコノミー化 ・ステイホーム型ビジネスの先取り ・SNSでは“偽り“も含めて評価 ・一番効果があるのは“人に優しくすること ・チャレンジしてもなんとかなる世界 etc... 【出演】 小川さやかさん  立命館大学先端総合学術研究科・教授。専門は文化人類学。博士(地域研究)。主な著作に『都市を生きぬくための狡知』(世界思想社、2011年。第33回サントリー学芸賞)、『「その日暮らし」の人類学』(光文社、2016年)『チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社、2019年。第8回河合隼雄学芸賞、第51回大宅壮一ノンフィクション賞)。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。   【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
01:03:50
October 30, 2020
働くことの人類学 ・第4話・前編「その日暮らし」のポテンシャル
「あらゆる仕事は“起業“」 「人生の勝算とは“外付けハードディスク“」 「権利と義務が相手を拘束する?」 『その日暮らしの人類学』『チョンキンマンションのボスは知っている』などのご著書でも知られる、立命館大学の小川さやかさんをお招きして、アフリカの古着商人たちや中国と行き来しながらビジネスを展開するタンザニア商人たちの生き方から、私たちがとらわれている働き方や時間の感覚を再考します。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話「働くの人類学」の第4話前編。 【前編】 ・オレンジ売りと古着 ・ずる賢い人と付き合うことが重要 ・タンザニア流の仕事の流儀 ・大統領秘書から詐欺師まで? ・他人はコントロールできなくていい ・支配関係を生まない社会 etc... 【出演】 小川さやかさん  立命館大学先端総合学術研究科・教授。専門は文化人類学。博士(地域研究)。主な著作に『都市を生きぬくための狡知』(世界思想社、2011年。第33回サントリー学芸賞)、『「その日暮らし」の人類学』(光文社、2016年)『チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社、2019年。第8回河合隼雄学芸賞、第51回大宅壮一ノンフィクション賞)。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
46:24
October 30, 2020
「新・雑貨論」第3回・後編・旅をすること、その先でモノと出会うこと
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 Out of museum店主・小林眞さんをゲストに迎える第3回の後編では、「旅」と「モノ」の関係性について論じていきます。もはや気軽に旅へ出かけることが難しくなった現在、わたしたちから、モノから、いったい何が失われているのでしょうか。進行役の黒鳥社・若林恵も交えた3人のトークは、人・モノ・場のつながりを組みなおしていきます。 ・景色の変化からわかること ・初めて見るけど心の底にあったもの ・モノと旅はセット ・都会と田舎の差がなくなった ・「自分」がないとモノは買えない ・旅は「流行」を相対化する ・人とモノの関係は「恋愛」と同じ? ・買ってみてから気づかされること ・いろいろな「買い方」のかたち ・偶然かつ必然な買いもの ・お店は人によってつくられる ・インターネットには「過去」しかない ・「機能」ではなく「暇つぶし」 etc... ◉出演 小林眞 1960年、長野県生まれ。地球上の様々なフィールドで自然物を観察する事をルーツに、いろんな事を考えている人。現在、outofmuseum を運営。 out of museum  https://www.instagram.com/outofmuseum/ 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツ・ディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
45:40
October 16, 2020
「新・雑貨論」第3回・前編・わたしたちはモノの「エネルギー」に導かれている
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 第3回は東京・羽根木のアトリエ兼ギャラリーショップ「Out of museum」の店主・小林眞さんをゲストに迎え、モノを買うこと/つくることを巡ってトークします。世界各地のアートピースから工芸品など無数のモノに囲まれたこのお店は、いかにして生まれたのでしょうか。売ることを前提とした「買付」ではなく自分の惹かれるモノをひたすらに集めてきた小林さんの話からは、わたしたちの「モノ」との向き合い方が見えてくるかもしれません。 ・Out of museumは「驚異の部屋」 ・「買付」はしない ・昆虫採集から加速した収集癖 ・「人」も「モノ」も変わらない? ・モノからエネルギーを感じとる ・自然はわからないから美しい ・買うかどうかは見た瞬間に決まる ・導かれるようにしてモノをつくる ・モノを自分の中に“入れる” ・大量生産品から失われる魂 ・場所が変わるとエネルギーも変わる ・モノに上下関係をつくらない ・“museum”の外側へと向かって etc... ◉出演 小林眞 1960年、長野県生まれ。地球上の様々なフィールドで自然物を観察する事をルーツに、いろんな事を考えている人。現在、outofmuseum を運営。 out of museum  https://www.instagram.com/outofmuseum/ 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社 コンテンツ・ディレクター) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
53:16
October 16, 2020
働くことの人類学 ・第3話・後編「ノマド」の思想
「分かり合えないことが出発点」 「戦場で敵を助ける?」 「コーヒーを飲む場の公共性」 後編では、遊牧民の徹底した個人主義が「社会」と「政治」のあり方にどのような違いをもたらすのか。日本との比較を含めて、エチオピア南部の国境地帯に暮らす“牧畜民” ダサネッチ の研究をされている佐川徹さん(慶應義塾大学)にお話を伺っていきます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話「働くの人類学」の第3話後編。 【後編+アフタートーク】 ・「胃」が違うってどういうこと? ・戦場でも、「敵」を助ける ・35歳からが本業 ・個人主義と公共性 ・アーレントとダサネッチ ・家畜の糞とダサネッチの生き甲斐 etc... 【出演】 佐川徹さん 慶應義塾大学文学部准教授。東アフリカの牧畜社会で紛争や開発について調査をおこなっている。近著に『アフリカで学ぶ文化人類学―民族誌がひらく世界』(共編)、『遊牧の思想―人類学がみる激動のアフリカ』(分担執筆)がある。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
52:07
September 25, 2020
「新・雑貨論」第2回・後編・雑貨が終わり、世界からモノが消える
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 第2回の後編では、前編に引き続きfall店主・三品輝起さんをゲストに招き、社会や経済のなかでいかに雑貨が機能してきたのか論じていきます。 進行役の黒鳥社・若林恵も交えて進んだ3人の議論は、無印良品の功罪からはじまり、雑貨屋の“源流”としてのジャズ喫茶、そして資本主義から逸脱することの不可能性へ――かつて自由の象徴だった雑貨はいかにすべてを食い尽くし、終わりを迎えようとしているのでしょうか。 ・無印良品は「消費社会のアンチテーゼ」だった ・日本人にライフスタイルなどなかった ・片岡義男という“雑貨作家” ・突然現れた「和モダン」なるもの ・無印良品は“正しい”ライフスタイルになった ・すべてのモノが、雑貨にしか見えなくなる日 ・「雑貨」と「モノ」の間にあるもの ・ヒエラルキーへの反逆としての雑貨 ・民主化すると雑貨化する ・オルタナティブな空間としてのジャズ喫茶 ・雑貨屋の源流にはジャズ喫茶がある? ・「ゆるく」存在することができない社会 ・お店の意味はなくなっていく ・資本主義の外部を信じられない時代で etc... ◉出演 三品輝起 1979年、京都府で生まれ、愛媛県で育つ。2005年より東京の西荻窪にて雑貨店「FALL」を経営。著書に『雑貨の終わり』(新潮社)、『すべての雑貨』(夏葉社)。 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(編集者) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
46:12
September 17, 2020
「新・雑貨論」第2回・前編・雑貨は“ウイルス”のように広がる
バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 第2回は雑貨屋「fall」の店主として15年にわたって雑貨と向き合いつづけてきた三品輝起さんをゲストに招き、いまわたしたちの世界を覆い尽くそうとしている「雑貨化」なる問題と向き合います。 『すべての雑貨』や『雑貨の終わり』など自身の著作を通じてモノと人、モノと経済、モノと社会の関係性について考えてきた三品さんは、雑貨は“終わる”だろうと語ります。果たして、わたしたちの世界はいかにして「雑貨化」しているのでしょうか? ・「雑貨学」の権威、三品輝起 ・かわいい化すると雑貨化する ・情報と記号を操作して価値を生む“錬金術” ・増殖する「インテリア」 ・雑貨とは「禁断の果実」である ・すべての店は潜在的に雑貨屋だ ・iPhoneは雑貨化しない ・モノを断片化するAmazon ・デザインブームと「おしゃれ雑貨」 ・店はクラスターになる ・「雑貨の歌を聴け」 ・つくられた価値ニュートラルとしての無印良品 ・家は雑貨の最終地点 ・雑貨はウイルスのように広がる etc... ◉出演 三品輝起 1979年、京都府で生まれ、愛媛県で育つ。2005年より東京の西荻窪にて雑貨店「FALL」を経営。著書に『雑貨の終わり』(新潮社)、『すべての雑貨』(夏葉社)。 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(編集者) 1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz) 制作補助:石神俊大(MOTE) 音楽:岡田拓郎 録音機材提供:ティアック(株)
41:40
September 17, 2020
働くことの人類学 ・第2話・後編「働き方ってなんだろう?」
「大人は子供のやりたいことを変えられない」「規範やルールはあえて作らない」「あいつは鍋の蓋を閉じている」「不安定性を前提にした社会の考え方」。前編では狩猟採集民の生活から、「働き方」について考えましたが、後半は、不安定性が前提となった社会における「生き方・働き方」について、アフリカ・カラハリ砂漠でフィールドワークをつづけてきた丸山淳子さん(津田塾大学)とともに深掘りします。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話「働くの人類学」の第2話後編。 【後編+アフタートーク】 ・「性別」が仕事を決定しない ・子供の意思に大人は介入できない ・規範やルールはあえて作らない ・「選択」と「消費」の場面での違い ・自律と依存のバランス関係 ・狩猟採集民の別れの場面 ・変化・不安定性を前提にした社会 etc... 【出演】 丸山淳子さん 津田塾大学学芸学部准教授。南部アフリカをフィールドに狩猟採集社会の現代的展開について研究。『変化を生きぬくブッシュマン:開発政策と先住民運動のはざまで』で澁澤賞など受賞。編著として『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
54:56
August 28, 2020
働くことの人類学 ・第2話・前編「働き方ってなんだろう?」
「1つのことだけを極めるのはダメ?」「可能性を開いておく生き方」「なぜ古いことをやめなきゃいけないの?」。アフリカ・カラハリ砂漠をフィールドに研究をされている丸山淳子さん(津田塾大学)をお招きして、狩猟採集民の生き方から「働き方」について考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話「働くの人類学」の第2話前編。 ・マーシャル・サーリンズ『石器時代の経済学』 ・カラハリ砂漠でのフィールドワーク ・政府の開発プロジェクト ・狩猟採集生活と賃金労働の併存 ・「一つを極める」違和感について ・ブッシュマンの労働観 ・職業に縛られない生き方 etc... 【出演】 丸山淳子さん 津田塾大学学芸学部准教授。南部アフリカをフィールドに狩猟採集社会の現代的展開について研究。『変化を生きぬくブッシュマン:開発政策と先住民運動のはざまで』で澁澤賞など受賞。編著として『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:ソングエクス・ジャズ 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
39:25
August 28, 2020
「新・雑貨論」第1回・後編・モノづくりは何のために
コロナ禍で仕事がなくなる脅威を感じた山田さんが、「モノ」や「店」のあり方を考え直してみようと始めた企画展。 「新・雑貨論」第1回の後半は、7月に企画展示「Surface to Surface」を開催したコラージュ・アーティストの西舘朋央さんを交え、「モノの価値」「作品づくり」「アートの役割」についてアーティスト、バイヤー、編集者それぞれの視点から語ります。 ・企画展シリーズを始めた理由 ・感じてほしい機能性のない「モノ」の価値 ・コラージュ・アーティスト 西舘さんの作品 ・「コンセプト」、ほんとに大事? ・言葉からはみ出ていくもの ・コミュニケーションとしての作品づくり ・“この感じ”わかんない? ・できあがったものは誰のもの? ・自分が知らない自分 ・アートは「通貨」かもしれない ・西館さんにとっての「作品」 etc.. ◉出演 西舘朋央(コラージュ・アーティスト) 大学で経済を学んだ後、音楽制作会社に勤務し、作曲や音響効果の仕事に携わる。退社後、イギリス旅行の際に路上で拾い集めたゴミのコラージュ日記を作り始め、以後、工場や工房で生じる端材や使用が済んで捨てられた紙片や木材などを用い、コラージュや立体作品を制作する他、雑誌、書籍や広告などのグラフィック、展示会の空間演出や店舗の壁面オブジェ、ディスプレイなど、様々な領域で活動している。https://tomoonishidate.com/ 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。 若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(Song X Jazz) 録音:山口宜大(Magic Mill Sounds) 動画撮影:間部百合 編集:石神俊大(Mote) 音楽:Okada Takuro(岡田拓郎) 録音機材提供 : ティアック(株)
44:30
August 6, 2020
「新・雑貨論」第1回・前編・コロナの先のモノづくり
「21_21 DESIGN SIGHT SHOP」、「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」など、数々のショップのディレクションや商品のバイイングに関わる山田遊さん。 バイヤー/キュレーターとして、さまざまな「モノ」を買い付け、それを売るための「お店」を作ることを生業としてきた山田さんがコロナ禍であらためて感じた問題意識。 デザインをキーワードに「モノ」を打ち出すことへの限界。 売れれば勝ち、バズれば勝ちでYoutube化していく「モノづくり」。 コピペで量産されるちょっとおしゃれなものを販売する「小売店」。 消費空間の中で加速する「モノ」の雑貨化はいかに止めることができるのか。 そもそも「モノ」の価値はどこに宿るのか。 "商品"であることからはみ出して存在する不思議な「モノ」から改めて「モノ」の価値を考えるデザイナー、バイヤー、クリエイター必聴のポッドキャスト番組「新・雑貨論」。 「モノ」を通して人と「モノ」の関係性を改めて考え直そうという企画。 第1回では、番組を立ち上げた経緯と「モノの雑貨化」についてお話しします。 ・「雑貨化」という大問題 ・フラット化していく「モノ」の価値 ・「モノ」は社会を写す鏡 ・コロナ禍で選別された必需品。余白にあるモノたちの行く末 ・月刊『太陽』が工芸にもたらしたもの ・権威主義からおしゃれな生活雑貨へ ・2000年代に起きたこと ・楽天・Amazonで買える「全国の土」「安価な窯」 ・それでもなくならない百貨店文脈の陶芸展 ・作り手のユーチューバー化 ・コピペでひろがる似たような雑貨店 ・バイヤーというお仕事 ・ECやサブスクの本当の脅威 etc... ◉出演 山田遊(バイヤー/キュレーター) 東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。     若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(Song X Jazz) 録音:山口宜大(Magic Mill Sounds) 動画撮影:間部百合 編集:石神俊大(MOTE) 音楽:Okada Takuro(岡田拓郎) 録音機材提供 : ティアック(株)
29:39
August 6, 2020
働くことの人類学 ・第1話・前編「お金ってなんだろう?」
「貝殻のお金「タブ」ってなに?」「通貨と貝殻貨幣の使い分け」「盛大な葬式に向けて」。パプアニューギニアをフィールドに研究をされている深田淳太郎さん(三重大学)をお招きして、いまも貝殻の貨幣を使いつづけているトーライの人びとの話から「お金」について考えます。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話「働くの人類学」の第1話前編。 ・パプアニューギニアをフィールドにした経緯 ・貝殻のお金「タブ」ってなに? ・貝殻だったら自分で獲れる?作れる? ・通貨と貝殻貨幣の使い分け ・貯められないと寂しい老後が待っている!? ・盛大な葬式こそが生きる意味 ・お金の役割、日本とどう違う? etc... 【出演】 深田淳太郎さん 三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』2020年8月号)、「貨幣と信用」(『文化人類学の思考法』所収)など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(Song X Jazz) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
44:25
July 31, 2020
働くことの人類学 ・第1話・後編「お金ってなんだろう?」
「トーライの人びとはなぜ働かない?」「小遣い稼ぎよりも重要なこと」「日本の「働く」との違い」。前編の貝殻のお金「タブ」の話を受けて、後半は「「稼ぐ」と「働く」のずれ」を、パプアニューギニアのトーライ社会でフィールドワークをつづけてきた深田淳太郎さん(三重大学)とともに深掘りします。 文化人類学者の松村圭一郎さん(岡山大学)をホストに、毎回ゲストを交えてお届けする文化人類学者おふたりによるディープな対話「働くの人類学」の第1話後編。 【後編+アフタートーク】 ・トーライの人びとの仕事と給与 ・働かない?怠けてる?海外青年協力隊の愚痴 ・「仕事」と「プライベート」どちらが大事? ・救急車の運転士の話 ・働くは手段。小遣い稼ぎよりも重要なこと。 ・故郷に錦。目指すところは「ビッグマン」 ・「老後2000万円」の虚しさ ・市場経済とパブリックのバランス etc... 【出演】 深田淳太郎さん 三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』2020年8月号)、「貨幣と信用」(『文化人類学の思考法』所収)など。 松村圭一郎さん 岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。 【聞き手】 山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社) 企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社 制作協力:宮野川真(Song X Jazz) 音楽:森永泰弘 録音機材提供 : ティアック(株)
54:36
July 31, 2020