さて、朗読しようかな
By 佐野真希子
練習がてら短い朗読もしつつ。
朗読専用劇場rLabo.(アールラボ)からもときどき配信予定。
プロフィール
朗読ユニット グラスマーケッツ 代表
www.glassmarkets.net/
一般社団法人 朗読表現研究会 代表理事
朗読専用劇場rLabo.(アールラボ) ディレクター
www.rlabo.jp/
さて、朗読しようかなMar 28, 2024
山之口貘「楽になったという話」
お休みのお知らせパート2
もうしばらくお休みします。
花粉症の鼻声が治まるまで(笑)
谷崎潤一郎「陰翳礼讃」③
一週間遅れて、やっと完成してアップ。
時間も1時間遅れちゃった、、、。
聴いてください。
陰翳礼讃のラストです。
*一度目の投稿から3時間後。慌ててアップしたらアクセントミス発見!その部分だけ入れ替えました(笑)
谷崎潤一郎「陰翳礼讃」②
谷崎潤一郎「陰翳礼讃」①
前編、後編にしようと思いましたが、またときどき読みたいなと思いましたので、とりあえず①に。
先週は風邪で更新を延期しちゃいました。
次回は2024年1月6日に「陰翳礼讃」②を公開予定です!
〈後編〉与謝野晶子「高きへ憧れる心」
2024年1月20日(土) 出演します。 会場は大阪、千里中央、A&Hホール。
そして与謝野晶子の詩などを朗読します!
アサヒ・ファミリー・ニュース社設立50周年
「声と音楽で紡ぐ大人の朗読会 ~2024新春~」
今回のポッドキャストのテキストリンクはこちら。
〈前編〉与謝野晶子「夢の影響」
坂口安吾「私の葬式」
海野十三「最小人間の怪 ー人類のあとを継ぐものー」
海野十三(うんの じゅうざ)
「みんなでつくるピクシブ百科事典」より紹介を抜粋。 愛情のあるツッコミ紹介(笑)興味をそそられますよね。
昭和初期の探偵・空想科学小説作家。
当時の読者に「また帆村 少々無理な 謎を解き」と川柳で茶化された(作家北村薫の回想による)理学士探偵・帆村荘六をメインキャラクターに据えたシリーズなど、自身の専門の理化学的トリックをふんだんに取り入れた少々どころではない無理多めな作風で知られる。
今日では「とんでもねーバカミス」だとしてファンの間で語り草になっている『点眼器殺人事件』や『暗号数字』など、一体どこまで本気で真っ当な探偵(推理)小説を書こうとしたのか判断つかない、一応現実界が舞台であっても何かどこかが激しくズレまくっている変テコ作中世界観と、ブラック色満載で不可思議な辛口味つけが特徴。
柳宗悦「美の国と民藝」
柳 宗悦(やなぎ むねよし、1889年(明治22年)3月21日 - 1961年(昭和36年)5月3日)は、民藝運動の主唱者である、日本の美術評論家、宗教哲学者、思想家。
「宗悦」の読みは「むねよし」が正しいが、「そうえつ」と音読みされることが多く、本人自身、英文の解説ではYanagi Soetsuとクレジットしていた。公式サイトの英文表記も Soetsu となっている。(ウイキペディアより)
ということで、サイトでLANGUAGEをENGLISHにしてみると。。。
ホントだ!Yanagi Soetsuになってる!!
なるほど~
「民藝運動の父、柳宗悦」(日本民藝協会HPより一部抜粋)
(前略)民衆の暮らしのなかから生まれた美の世界。その価値を人々に紹介しようと、「民藝」という言葉を作ったのは1925年(大正14)のことであった。翌年には、民藝品の美しさを公に展示するための「日本民藝美術館設立趣旨」を発表。また、「民藝」の理論付けとして『工藝の道』(1928年刊)をあらわして、「工芸の美は健康の美である」、「用と美が結ばれるものが工芸である」、「器に見られる美は無心の美である」、「工芸の美は伝統の美である」と説き、民藝美論の骨子を集約した。
1931年(昭和6)には、雑誌『工藝』を創刊する。この雑誌は、「暮らしの美」を啓発する民藝運動の機関誌として重要な役割をはたしていった。 柳の思想に共鳴する人たちもしだいに増え、各地での民藝品の調査収集や展覧会が盛んになるなか、1934年(昭和9)には民藝運動の活動母体となる日本民藝協会が発足する。(後略)
池田蕉園「ああしんど」(短い物語)
明治から大正にかけての女性浮世絵師、日本画家である池田蕉園のとっても短いお話です。
「よっぽど古いお話なんで御座いますよ。私の祖父《じじい》の子供の時分に居りました、「三《さん》」という猫なんで御座います。」と始まり最後まで「御座います」を連呼。楽しそうだったので朗読しました。 「ああしんど」池田蕉園(青空文庫より)
芥川龍之介「谷崎潤一郎氏」(短い随筆)
原民喜「真夏日の散歩」(短い物語)
原 民喜(はら たみき)1905-1951
広島市生れ。慶応義塾大学英文科卒。中学の頃より詩作を、大学予科の頃より短編小説の創作をはじめる。疎開先の広島で原爆被災。以後、被爆体験をもとにした作品を多く残した。
種田山頭火「白い花」(短い随筆)
過去のポッドキャストで「行乞記」を二回に渡り取り上げたのですが、ほとんどおしゃべりだったので、今回はシンプルに朗読をメインに。
山頭火ってどんな人?など興味のある方は過去のエピソードもお聴きください。
「白い花」はこちらから無料で読めます⇒
山川方夫「十三年」(短い物語)
今回は山川方夫「十三年」をお届けします。
山川方夫は34歳という年齢で亡くなったこともあり、著作権が切れているとも言えます。
1930年生まれ。生きていたら93歳。
そんなに昔の人ではないということです。
文章も現代的で、読みやすく聞きやすい作品です。
どうぞ物語をお楽しみください。
江戸川乱歩「指」(短い物語)
江戸川乱歩のとてもとても短い作品です。
オチのある今でいうショートショートのような物語。
あっという間ですので、気軽にお聴きください。
以下のリンクから全文が読めます。
太宰治「座興に非ず」(短い物語)
座興に非ず。遊びじゃないぞ!というのは何が遊びじゃないのでしょうか。物語として、どうなるのかな?と先が気になる作品ですので、どうぞ展開もお楽しみください。
以下のリンクから全文が読めます。 太宰治「座興に非ず」(青空文庫より)
萩原朔太郎「青猫」より詩三篇
「日本近代詩の父」萩原朔太郎の代表的な詩集「青猫」より詩を三篇朗読します。 *薄暮の部屋 *青猫 *閑雅な食欲
以下のリンクから全文が読めます。 萩原朔太郎 詩集「青猫」(青空文庫より)
以下のリンクから朔太郎本人の朗読を聞くことができます。 萩原朔太郎の朗読「火」など(国立国会図書館デジタルコレクション)
織田作之助「馬地獄」(短い物語)
「馬地獄」馬だらけの地獄?という話ではありません(笑)
タイトルは中々インパクトがありますが、どんな物語か想像しながら聞いてください。
以下のリンクから全文が読めます。
火野葦平(第三回芥川賞受賞作家)「ゲテ魚好き ドンコ」(短い随筆)
芥川賞の季節ということで、芥川賞受賞作家を取り上げました。 1935年から始まった賞のため、よく考えたら著作権の切れていない方ばかり。早くに亡くなった方しか青空文庫にないことになります。そんなこんなで、今回は第三回受賞者、火野葦平の随筆を。 以下のリンクから全文読めます。
火野葦平本人の朗読「麦と兵隊」(国立国会図書館デジタルコレクション)
森鷗外「俳句と云ふもの」(短い随筆)
前回の萩原朔太郎の書いた与謝蕪村をテーマにしたものから、なんとなく俳句つながりで選んだ森鷗外の随筆「俳句と云ふもの」。
一見、短くて気軽に読めるなと思い練習し始めたのですが、細かく俳句を見ていると色々と疑問が、、、。
今回は朗読というより、書いている内容を理解する、というところでタイムアップ(笑)
よろしければそんなおしゃべりにお付き合いください。
以下のリンクから全文読めます。
萩原朔太郎「郷愁の詩人 与謝蕪村」
今回は、萩原朔太郎が与謝蕪村と蕪村の俳句について書いた「郷愁の詩人 与謝蕪村」の中から、梅雨の季節に合ったものを取り上げました。
日本文学にとって欠かせないのは梅雨のあるものとは。。。朔太郎の発想が面白いですね。
お聴きください。
以下のリンクから全文読めます。
和辻哲郎「寺田寅彦」(短い随筆)
今回は和辻哲郎の随筆「寺田寅彦」です。
哲学者、倫理学者の和辻哲郎(わつじてつろう)が寺田寅彦のことを書いた随筆です。 タイトルと作者を続けて朗読したときに両方とも人名なので、「あ、ちょっと工夫がいる」と思いました(笑)
とてもストレート&オシャレに!?寺田寅彦を褒めています。
北大路魯山人「納豆の茶漬け」(短い随筆)
今回は北大路魯山人の随筆「納豆の茶漬け」を取り上げます。
収録してから「納豆なんか嫌いだから聞くのも嫌だ」ってなる!?と思ったんですが、納豆以外のことも話していますので、よろしければお付き合いください。
「納豆の茶漬け」というタイトルの中に・納豆の拵え方・お茶潰けのやり方・納豆のよしあしに分けて書かれているのですが、今回は・納豆のよしあしを省略しましたので、気になる方は青空文庫で読んでくださいね。黙読なら1分くらいです。
小川未明「抜髪」(短い物語)
今回は小川未明の「抜髪(ぬけがみ)」です。
児童文学作家として短い童話も書いているので読み聞かせの題材としてもよく見かけますが、読み聞かせ門外漢の私のチョイスは勿論そうではありません(笑)
自分らしい?作品を選びました!登場人物「私」の妄想をお楽しみください。
テキストはこちらから無料で読めます。
池田長十(第五回角川春樹小説賞受賞作家)「皇帝の思い出」朗読収録:アールラボ
今回は、昨年アールラボで収録した朗読ユニット グラスマーケッツのオリジナル作品を公開します。
作:池田長十、音楽:原澤孝之 です。
これを機にグラスマーケッツの紹介もしちゃいます!
【朗読ユニット グラスマーケッツ】
「朗読」の可能性に魅力を感じ、新たな表現形式を探究すべく、1999年12月、京都にて結成。オリジナルの脚本と音楽という制作スタイルが基本。
「朗読」を軸に「声」を通して、美術館、博物館をはじめ、様々な会場や空間に応じた作品を創作する柔軟性を持つ。また、他ジャンルとの積極的な交流も団体の一つの特徴である。2021年には20周年記念公演としてロームシアター京都ノースホールで朗読劇「龍船事件」を行った。
また、朗読作品の公演だけでなく、ワークショップなど「朗読」に触れる、体験する場を提供することで、朗読文化の普及にも取り組んでいる。2019年、代表の佐野真希子が発起人となり、一般社団法人朗読表現研究会を立ち上げ、2020年には拠点となる朗読専用劇場「rLabo.」をオープン。
結成当時よりすべての脚本を手掛けてきた池田長十は、2013年『晩夏光』にて第五回角川春樹小説賞を受賞(池田久輝名義)。翌年には続編となる『枯野光』を発表(角川春樹事務所)。
以降『まるたけえびすに、武将が通る。』(幻冬舎)、『虹の向こう』(双葉社)、『ステイ・ゴールド』など上梓。2017年には、『影』が「日本推理作家協会賞短編部門」の候補作となる。日本推理作家協会会員。
ホームページ
http://www.glassmarkets.net
岡本かの子「五月の朝の花」(短い随筆)
今回は岡本太郎の母、岡本かの子の随筆「五月の朝の花」を朗読します!
季節に合わせ、作品を選んでみました。
どうぞお楽しみください。
テキストはこちらから無料で読めます。
フランツ・カフカ「道理の前で」大久保ゆう訳
4/23に開催した〈佐野真希子 朗読教室〉受講生による 第32回朗読会「うららか」。
そのときに読まれた作品の一つ≪フランツ・カフカ「掟の門」池内紀 訳≫は、カフカの著作権は切れていますが、翻訳者の著作権が切れていません。 なんですが、、、≪「道理の前で」大久保ゆう訳≫で、青空文庫にありました! 大久保ゆうさんがCCライセンスで公開しておられます。
というわけで今回は「道理の前で」を朗読します。
あとがきで大久保ゆうさんが「この小品は読み手によってさまざまな解釈を生むことでも有名」と言っています。
その通りの作品です。
みなさんそれぞれの解釈をお楽しみください。
本編であとがきを紹介する時間がありませんでしたので、こちらもぜひご覧ください!
中村理聖(第27回小説すばる新人賞受賞作家)書き下ろし朗読作品「桜の観覧車」
今回は第27回小説すばる新人賞受賞作家、中村理聖(なかむらりさと)さんの朗読用書き下ろし作品「桜の観覧車」を朗読します。
中村さんと初めて会ったのは、私が組んでいるピアノと朗読のユニット「レトキス」のイベントに来てくれた、約2年前です。
なぜ来てくれたかというと、レトキスのピアノの平川さんが中村さんを誘ってくれたから。
そしてその二人の出会いは、京都にある(3月末で閉店)「羊をめぐるカフェ」というブックカフェ。
中村さんとの出会いを遡ってみました!
どうぞお聴きください。
中村理聖(なかむらりさと)
2015年、『砂漠の青がとける夜』(集英社)にて、第27回小説すばる新人賞を受賞。2017年には『若葉の宿』(集英社)を発表。
選考委員を務めた北方謙三は、同作について「言葉の使い方が繊細で行間が感じられる作品」と評価している。
羊をめぐるカフェ
2023年3月末に閉店していますが、店主のミエさんは現代海外文学を紹介するポッドキャスト「文学ラジオ 空飛び猫たち」を配信しています。
最新情報はTwitterをご覧ください。
種田山頭火「行乞記」(一)より part2トーク編
前回は、種田山頭火の簡単な紹介と朗読で時間切れとなってしまいました!
今回は「行乞記(ぎょうこつき)」トーク編です。
どのような解釈で朗読をしたか、話しています。
「行乞記」は青空文庫で読めます。(無料)
こちらから⇒ 「行乞記(一)」種田山頭火
種田山頭火「行乞記」(一)より part1
ゆっくり読みたいなと思っていた種田山頭火を取り上げました。
まずは私も第一歩を。
今回は「行乞記(ぎょうこつき)」です。
山頭火初心者の私です、山頭火って?という方、一緒に楽しみましょう!
青空文庫で読めます。(無料)
こちらから⇒ 「行乞記(一)」種田山頭火
梶井基次郎「桜の樹の下には」(朗読収録:アールラボ)
満開の桜に合わせて、梶井基次郎「桜の樹の下には」を紹介します。
昨年、私の活動拠点でもある朗読専用劇場アールラボで収録した動画バージョンから、音声を抽出しました!
映像付きの朗読を聴きたい方はぜひYouTubeもチェックしてみてくださいね。
作品や朗読についてのトークはポッドキャストのみです。
今回は朗読の発声、発音について触れています。
YouTube 動画版
探偵小説?推理小説?坂口安吾「探偵小説とは」他
探偵小説と推理小説って同じ?という疑問のトリビアをおしゃべり。
朗読は、坂口安吾「探偵小説とは」、夢野久作「探偵小説の正体」の冒頭部分をちょびっと。
お聞きください。
【後編】夢野久作ってどんな人?「微笑」
日本探偵小説三大奇書「ドグラ・マグラ」の作者として知られる夢野久作。
今回は「微笑」を朗読家の視点多めで話しています。
どんな風に組み立てて朗読したのかな、と興味ある方はぜひ作品を見ながらお聞きください。
「微笑」(青空文庫より)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2379_13521
【前編】夢野久作ってどんな人?「キューピー」他
日本探偵小説三大奇書「ドグラ・マグラ」の作者として知られる夢野久作。
夢野久作ってどんな人?という方、ぜひ気軽に聞いてください。
短い作品を紹介します。
ポッドキャスト中に登場する作品はすべて無料で閲覧できる青空文庫にあります。
芥川龍之介「食物として」(短い随筆)
芥川龍之介の短い随筆です。
室生犀星との会話が楽しそうです。
青空文庫でも読めます。
太宰治「一歩前進二歩退却」(短い随筆)
初出は1938(昭和13)年「文筆」。
太宰は「作品を、作家から離れた署名なしの一個の生き物として独立させては呉れない。」と嘆いています。
山村暮鳥「風景 純銀もざいく」(短い詩)
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしゃべり
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな。
【コメント】
ああ、、ポッドキャストで最後の最後「。」について触れるの忘れちゃった。
いいです、よね。
山村 暮鳥(やまむら ぼちょう)
1884年(明治17年)1月10日 - 1924年(大正13年)12月8日
明治・大正期の日本の詩人、児童文学者。
自由詩社に入り詩壇に登場。
情調的な象徴詩から前衛詩に転じ、晩年は平易な表現の人道主義的作風になった。
Wikipediaより
寺田寅彦「夢判断」(短い随筆)
寺田寅彦の随筆「夢判断」の朗読&感想。
5分程の短い作品です。
物理学者でもある寺田寅彦の気質が表れてるのかな。
寺田 寅彦(てらだ とらひこ)
1878年(明治11年)11月28日 - 1935年(昭和10年)12月31日
日本の物理学者、随筆家、俳人。
東大物理学科卒。熊本の五高時代、物理学者田丸卓郎と、夏目漱石と出会い、終生この2人を師と仰いだ。
Wikipediaより
朗読家 佐野真希子 ポッドキャスト始めます
朗読家 佐野真希子が朗読についてのおしゃべりを配信。
1999年に始めてからずっと飽きない朗読の魅力をお話しします。
最初はテストがてらのご挨拶。