Lobsterr FM
By Lobsterr FM
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Lobsterr FMSep 28, 2021
vol.121 : Phone Based Childhood
「子どもがスマートフォンと育つこと(Phone-Based Childhood)」の弊害が注目されています。
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、北欧諸国などで、うつ病と不安障害の割合が2010年以降に急上昇しています。アメリカでは、10代の若者の間で孤独や友人関係の希薄化が急増し始めたのは2012年ごろで、それ以降は子どもたちの学力スコアも2012年以降低下し始めているそうです。
今回は、そうしたグローバルトレンドに加えて、学校側がどのような対策をしようとしているのか、また、こうした研究に対してエビデンスや研究方法に対して疑義が投げかけられていることについてLobsterrの二人が話しました。
vol.120 : Campfire (after-note)
今回は、普段Lobsterr Friendsの会員限定で配信しているLobsterr Letterの編集後記Podcastを一般公開しています。
3月18日配信のLobsterr Letter vol.254「Campfire ポッドキャストという公共圏」の編集後記を岡橋と佐々木の二人でをお届けします。ポッドキャストの広がりを示す定量的なデータ、文化やコンテンツ、そしてフレンドシップやセラピーなど語り手自身に与える影響について語りました。
そして、話をしている最中にLobsterrがちょうど5周年を迎えていることに気づき、ささやかなお祝いをしました笑。
vol.119 : Gender War
同世代の人々は、大枠では政治観や価値観を共有する傾向があると認識されてきました。しかし、スタンフォード大学のアリス・エヴァンスの研究によると、Z世代においては性別によって価値観のジェンダー・ギャップが存在することがわかっています。Z世代の女性は進歩的になる傾向にあり、逆に、男性は保守化する傾向に。
この世代内のイデオロギー・ギャップを引き起こす文化的・歴史的な背景、SNSの影響、テイラー・スウィフトやバービーに代表される、女性が牽引するポップ・カルチャーなどについてLobsterrの2人が話しました。
The Gender War Within Gen Z
https://podcasts.apple.com/us/podcast/the-gender-war-within-gen-z/id1594471023?i=1000644344517
A new global gender divide is emerging
https://www.ft.com/content/29fd9b5c-2f35-41bf-9d4c-994db4e12998
vol.118 : Enshittification
カナダ人SF作家、ブロガー、ジャーナリストであるコリイ・ドクトロウは、プラットフォームが巨大化するにつれて、それが消費者、ビジネス顧客、そして社会にとって害悪のあるものになっていくというサイクルが「Enshittification(メタクソ化)」という言葉で表現しました。
私たちが生活の中で使うSNS、Amazonなどの巨大EC、マッチングアプリはどのようなプロセスを辿ってメタクソ化していくのか、それに対してどういう対策が取りうるかなどについてLobsterrの2人が話しました。
参考記事:
メタクソ化するTiktok:プラットフォームが生まれ、成長し、支配し、滅びるまで P2Ptk
https://p2ptk.org/monopoly/4366
‘Enshittification’ is coming for absolutely everything FT
https://www.ft.com/content/6fb1602d-a08b-4a8c-bac0-047b7d64aba5
vol.117: Swingover (after-note)
今回は、普段Lobsterr Friendsの会員限定で配信しているLobsterr Letterの編集後記Podcastを一般公開しています。
1月29日配信のLobsterr Letter vol.247「Outside the Western World」の編集後記を岡橋と佐々木の二人でをお届けします。トレンドの揺り戻しと「過去2.0」という未来、Z世代の男女間にひろがるイデオロギー・ギャップm消費者向けアプリの新たな勝利の方程式、本の砂漠に本を届けることなどについて話しました。
vol.116 : Prevalence Inflation
メンタルヘルスや不安について語ることは今や日常の一部にもなっています。特に若い世代は気軽にOCD、PTSDといった略語を使って自分の症状や診断を共有したりします。
しかし日常的なストレスを容易に問題化し、問題が常に自分の側にあると考えるようになること、そして、社会との関わりから自分を引き離すことによって、むしろメンタルヘルスが悪化してしまうということが起きています。最近の研究では、このように不安障害に関する多くの情報を消費し、ささいな生活上の問題をメンタルヘルスの低下の兆候として処理する様子を”Prevalence Inflation(有病率インフレーション)”という言葉で表現しています。
メンタルヘルスに注目が集まってきたことによる副作用について、Lobsterrの2人が話しました。
How Anxiety Became Content The Atlantic
https://www.theatlantic.com/ideas/archive/2023/12/therapy-language-anxiety-mental-health/676325/
This Is Not the Way to Help Depressed Teenagers NYT
https://www.nytimes.com/2023/11/18/opinion/teenagers-mental-health-treatment.html
Successive Australian generations suffering worse mental health than the one before, study shows The Guardian
vol.115 : Gen Alpha
今回は2024年最初のエピソード。「アルファ世代」を取り上げています。21世紀以後に生まれた唯一の世代であり、2010年から2024年の間に生まれるアルファ世代は20億人を超える史上最大の世代になると予想されています。
アルファ世代の最年長はiPadが発売した年に生まれたことから「iPadキッズ」とも呼ばれたりしています。SiriやAlexaなどのテクノロジーにも物心ついた時から接し、学校ではChatGPTなどが学習ツールとして使われており「アルファ世代はAIが常に存在する世界しか知らない」とも語られています。そして、昨年の「今年の言葉」はアルファ世代がよく使う"rizz"が選ばれました。今後、ますます影響力を増やしていくであろうこの世代についてLobsterrの二人が話しました。
vol.114 : What We Read in 2023
今回は2023年の振り返り会。1月から12月まで月に1本、編集チームが印象に残った記事(Cringeという新しい美意識、テイラースウィフトノミクス、男性の”機能不全”、アフリカ化する世界、等々)を紹介したLobsterr Letter vol.243をベースに、今年一年の振り返りを行いました。
他にも、今年大きく変化したPodcastの活動や来年の目標(本の出版)などについて話しました。
今年一年も本当にありがとうございました🦞。
vol.113 : Words of the Year
今回は、その言葉の解説をしつつ、rizzと一位を争ったSwiftie、昨年や一昨年のWord of the Year、また、Merriam-Websterなど他の辞書が選んだWord of the Yearなどにも触れながら、時代の空気やトレンドがどのように変化してきているのかについてLobsterrの二人が話しました。
Gen Alpha Is Here. Can You Understand Their Slang? The New York Times
Oxford’s 2023 Word of the Year Is … ‘Rizz’ The New York Times
vol.112 : Woman-Centered
自動車、軍用のブーツ、より身近なスポーツ・ウェアの世界でも、プロダクトデザインにおけるジェンダーバイアスが長年存在してきました。例えば、これまで多くのブランドの女性用シューズは、男性用シューズのサイズを小さくてピンク色にする、いわゆる’shrink it and pink It’されるものばかり。しかし、最近ではこの課題に取り組む新興ブランドが増えています。
シューズブランド、アウトドアウェア、バスケットボールシューズなどの多くのブランドを紹介しつつ、それらのブランドのユニークな取り組みや、ブランドを超え、いかにカルチャーやマーケットに影響を与えているかについてLobsterrの2人が話をしました。
vol.111 : Outside the Western World (after-note)
今回は、普段Lobsterr Friendsの会員限定で配信しているLobsterr Letterの編集後記Podcastを一般公開しています。 11月27日配信のLobsterr Letter vol.239「Outside the Western World」の編集後記を岡橋と佐々木の二人でをお届けします。英語圏の外で起きている事象や視点を見つけるときに参考にしているメディア、オゼンピック・デバイドという新たな社会格差、YouTuber育成サマー・キャンプ、アートコレクターとしてのプロスポーツ選手などについて話しました。
vol.110 : GLP-1
オゼンピックやウェゴビーなどを含むGLP-1と呼ばれる新興減量薬の世界的な普及が急速に進んでいます。これは単に肥満に悩む人が減るというだけでなく、多くの産業にインパクトを与えると予測されています。例えば、スポーツウェア・ブランドや小売業にとって「構造的な追い風」になる可能性があると言われています。金融業界はアディダスやプーマ、アパレル小売業者のインディテックスやH&Mなどを潜在的な受益者として挙げ、逆に、お菓子メーカーやファストフード企業、酒類メーカーの株価には悪影響が出始めています。
他にも、人々が当たり前に減量薬を服用する世界はどのようなものになるか、GLP-1を展開するデンマークの製薬会社ノボ・ノルディスクがデンマーク経済に与える巨大な影響などについてLobsterrの2人が話しました。
Clothing Stocks Seen as Latest Winners From Weight-Loss Drugs
The Business of Fashion
In Denmark, Weight Loss Drugs Are Reshaping the Economy The New York Times
vol.109 : The Third and Final Continent (After-note)
10月16日配信のLobsterr Letter vol.233「The Third and Final Continent 三度目で最後の大陸」の編集後記を岡橋と佐々木の二人でをお届けします。気候移民、ジュンパ・ラヒリさん、気候変動とビールの関係、女性やマイノリティのためのハイキング・クラブとアウトドアブランド、サッカーとデータ分析官、などについて話しました。
Guest Episode: Transitioning (feat. Kunitake Saso)
今回は、株式会社BIOTOPE代表/チーフ・ストラテジック・デザイナーの佐宗 邦威さんをゲストにお迎えしてお届けします。
Y.SもA.Oも佐宗さんとは旧知の仲。旧交を温めつつ、今年出版された『じぶん時間を生きる TRANSITION』をベースに、軽井沢移住、生産性お化けの限界、3段階のトランジション、A面とB面、世界一周で感じた日本の新たな可能性、誇りを生むものとしての文化、などについて話しました。
https://asamasha.co.jp/posts/idcbZVf9
vol.107 : Cigfluencer
ここしばらくタブー視されてきたタバコの扱いが変わりつつあります。
「喫煙はテックプラットフォームによって人と人との社会的なつながりが弱まった時代における社会的活動である」や「文化創造が停滞している時代において、ニコチンはクリエイティブで知的な刺激物である」などポジティブな言説も増えてきた。ニューヨークでは新しいタバコブランドが静かなブームになったりもしています。
しばらく社会的にネガティブな印象を植えつけられていたタバコに対する印象がなぜ変わりつつあるのか。そしてたばこをきっかけに、なぜ社会的タブーが生成され、そのタブーはどのように解除されていくのか、についてLobsterrの2人が話しました。
The coming pro-smoking discourse Max Read
https://maxread.substack.com/p/the-coming-pro-smoking-discourse
A Viral Cigarette Brand? In 2023? NYT
https://www.nytimes.com/2023/08/24/style/hestia-cigarettes-downtown.html
Cool, sexy and stinking of smoke: why are TV dramas giving cigarettes a comeback? The Guardian
https://www.theguardian.com/tv-and-radio/2023/jun/16/cool-sexy-and-stinking-of-smoke-why-are-tv-dramas-giving-cigarettes-a-comeback
vol.106 : Gerontocracy
スポーツ、政治、科学、エンターテインメントなどあらゆる分野で主役の高齢化が起きています。
フォーチュン500およびS&P500企業の新任CEOの平均年齢は2005年の46歳から55歳に。ノーベル賞受賞者は、物理学と化学の分野を中心にほとんどすべての分野で高齢化しています。映画の男性スターでは主演俳優の平均年齢は、2001年の38歳から約12歳上昇し約38歳から約50歳になりました。これは”Gerontocracy”(老人支配)とも言われています。
人口動態に目を向けると、子供に対する祖父母の比率は急激に上昇し、祖父母の数は5億人から15億人へと3倍になり、人口に占める祖父母の数は20%弱になっています。
その他にも、高齢化のトピックを中心に、Shazam効果、ランウェイを歩く年配モデルの台頭、変化し続ける性格などについて話しました。
The age of the grandparent has arrived The Economist
https://www.economist.com/international/2023/01/12/the-age-of-the-grandparent-has-arrived
The Curious Personality Changes of Older Age ****The Atlantic
The age of the grandparent has arrived The Economist
https://www.economist.com/international/2023/01/12/the-age-of-the-grandparent-has-arrived
vol.105 : Taylor-Swiftnomics
観客動員数の記録を更新し、史上最高の興行収入を記録したテイラー・スウィフトの全米20都市52泊のツアーのインパクトはチケットや商品の売り上げだけにとどまらず、旅行、ファッション、メイクアップなどに及んでいます。ファンがコンサートに参加するために多額の出費をして経済活性化に寄与することが「スウィフトノミクス」と形容されたりしています。また、彼女は、ダンサーやサウンド・テクニシャン、照明や映像からケータリング、運転手などを含むスタッフに対して総額約5500万ドル(約80億円)のボーナスを支給したことも報じられています(ツアーで使われた運送会社2社のうち一つであるShomotion社のCEOは所属トラック運転手がそれぞれ10万ドルのボーナスを受け取ったと答えているとのこと)。そのほかにもツアーのドキュメンタリー映画やツアー環境対策や音楽ビジネスの現在地などについてLobsterrの2人が話しました。
Inside the booming Taylor Swift economy Axios
https://www.axios.com/2023/05/12/taylor-swift-economy-eras-tour
Taylor Swift gave six-figure bonuses to the Eras Tour workers in the US Quartz
https://qz.com/taylor-swift-bonuses-eras-tour-workers-us-1850702921
Taylor Swift turns The Eras Tour into a blockbuster The FutureParty
vol.104 : I, Pencil (After-note)
今回は、8月28日配信のLobsterr Letter vol.226と、9月5日配信のvol.227を行き来しながら、その2つの編集後記をお届けします。コンテンツの背後に求められる倫理や透明性、雇用主としてのテイラー・スウィフト、全てが〇〇化する現象、デンマーク経済を支える痩せ薬、2012年という世界元年、などについて話しました。
Guest Episode: Cooking for Yourself (feat. Yuka Yamaguchi)
今回は、自炊料理家の山口祐加さんをゲストにお迎えしてお届けします。自炊料理家になるまでの経緯や活動内容、8月25日に発売された山口さんの新著『自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話 』について、これからの活動について話しました。 『自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話 』 https://www.shobunsha.co.jp/?p=7727
vol.102 : Date-Me Docs
デートアプリが一般化する中、マッチングアプリ疲れを感じている人たちが「date-me-doc(デート・ミー・ドック)」と呼ばれる、パートナーを探すための長いプロフィールをNotionやGoogle Docsなどで公開することが密かなトレンドになっています。その他にも、障害や病気を持つ人たちが、いつ自分の病気や障害についてデート相手に開示するのが望ましいかについてのリサーチ結果などについてLobsterrの2人が話しました。
Tired of Dating Apps, Some Turn to ‘Date-Me Docs’ The New York Times
‘Date Me’ Google Docs and the Hyper-Optimized Quest for Love WIRED
‘People Think I’m a Project:’ The Unique Challenges of Dating With Chronic Illness The New York Times
vol 101 : Content & Trend
Netflixなどのストリーミングサービスの人気作品は、あるニッチなトレンドを定着化させたりメインストリーム化する大きな影響力を持ち始めています。最近の番組のラインナップを見て「スイミングが次のトレンドになる」と予測されたりもしています。
また、ブランドとコンテンツのコラボレーションという点では、特定の商品を訴求するというよりも、ストーリーやそのコンテクストをつくりあげるための構成要素としてブランドや商品が機能するような状況も見られます。ストリーミング・コンテンツとブランドや企業との関係性はどのように変化するのか、そしてそこからどのような新しいトレンドや消費行動が生まれうるか、などついてLobsterrの2人が話しました。
Streaming the Zeitgeist In Bed with Social
vol.100 : Climate Change Change
気候変動が料理やスポーツ、観光など様々な分野に波及しつつあります。
気候変動は、ソーヴィニヨン・ブランやピノ・ノワールなど、ニュージーランドの世界的に有名なワイン品種にリスクをもたらす一方で、新しい地域でブドウを栽培し、ワインを開発する機会にもなっています。野球のメジャーリーグでも、気温上昇とともに空気の密度が下がった影響で打球がより遠くまで飛ぶようになったことが、メジャーリーグのホームランの本数の増加に繋がっているといるという研究があります。また、毎年夏休みの海外旅行を楽しんでいた人々にとって気候変動が最初にもたらす具体的な影響は夏季休暇を過ごす場所が変わることを意味し、新たなグローバル・ホリデー・デスティネーショ・マップが作り出されつつあります。
こうした気候変動がもたらす多くの変化(Climate Change Change)についてLobsterrの2人が話しました。
As the climate warms, New Zealand winemakers grapple with a changing landscape The Guardian
How will climate change affect the holiday map? The Financial Times
https://www.ft.com/content/b9addb71-c489-4f23-856a-6edb3e8b8d06?
Baseball Home Runs Are Increasing Thanks to Climate Change, Study Says Bloomgerg
https://www.bnnbloomberg.ca/baseball-home-runs-are-increasing-thanks-to-climate-change-study-says-1.1905533
vol.99 : Why and What (After-note)
今回は、7月18日配信のLobsterr Letter vol.221「Why and What 「なぜ」の問いの先にあるもの」の編集後記をお届けします。佐々木さんの日傘デビュー、男たちは迷っている、最新バージョンのマーク・ザッカーバーグ、昼寝とワークカルチャー、観光地として急成長するアルバニア、などについて話しました。
vol.98 : Online Third Culture
『ミナリ』や『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』、『BEEF』などの映画やドラマ作を観ると、アジア系アメリカ人のアイデンティティは新しい時代を迎えつつあることを感じます。Third Cultureとは、両親の文化(第一文化)と、暮らす国の文化(第二文化)の二つをベースに、それらに適応していく過程で、3つ目の新しい独特のブレンド文化を形成していくこと。こうしたカルチャーがコンテンツやインターネット、SNSの中で新しいムーブメントを作りつつあります。
野球の大谷選手やバスケットの八村選手などスポーツ選手の活躍、また、イスラム文化と映画コンテンツの関係などについてLobsterrの2人が話しました。
文化系トークラジオ Life~社会時評&カルチャー
https://open.spotify.com/show/01XpoycEsRVSWIEcSU50wn?si=b609fba0560c4876
The chronically online third culture is redefining Asian America NBC News
Shohei Ohtani Is Just the Star America’s Pastime Needs The New York Times
https://www.nytimes.com/2021/07/12/sports/baseball/shohei-ohtani-all-star-game.html
How Hollywood’s busiest and most visible Muslim actor is increasing Muslim representation in film Fast Company
vol.97 : Critical Ignoring
インターネットは、豊かで質の高い情報に指先から得られる一方で、悪質で嘘や操作に満ちた情報が絶え間なく押し寄せてくる場所でもあります。こうした中、情報が増え続けるデジタル世界に暮らす人々にはクリティカル・シンキング(批判的思考)だけではなく、クリティカル・イグノアリング(批判的無視)というスキルが必要だという考えがあります。
FOMO(Fear of Missing Out)に対するJOMO(Joy of Missing Out)という考え、この記事ではクリティカル・イグノアリングを実践する上で活用できる手法や、日々気をつけていることなどについてLobsterrの2人が話しました。
Critical thinking is great, but in a world full of information we need to learn 'critical ignoring'
https://www.weforum.org/agenda/2023/02/critical-thinking-ignoring-brain/
World Economic Forum
vol.96 : Feeling of Awe
「Feeling of Awe(畏敬の念)」を抱くことが心身のウェルビーイングにポジティブな影響を与えることが、色々な研究からわかっています。カリフォルニア大学バークレー校のGreater Good Science Centerの共同設立者である心理学教授ダシャー・ケルトナーは、畏敬の念は「脳を研ぎ澄ます」と語っています。畏敬の念を経験することが慢性炎症のマーカーの減少やうつ病のリスク要因である反芻思考の減少につながることがわかったり、畏敬の念を持つことで時間の認識を広がり、焦りを感じにくくなる可能性も示唆されています。
畏敬の念と聞くと、グランドキャニオンなどの大自然を想像する人も多いかもしれませんが、日常生活で身近な人の親切心に触れたときや新しい音楽を聞いたときにも経験しているとのこと。他にも「The Overview Effect(概観効果)」「Small Self Effect(「小さな自分」効果)」など類似する概念に触れながら、この神秘めいた概念について話しました。
Oh wow! How getting more awe can improve your life – and even make you a nicer person The Guardian
The ‘Small Self’ Effect The Atlantic
vol.95 : The Time of Our Singing (After-note)
今回は、6月5日配信のLobsterr Letter vol.2015 「The Time of Our Singing 周縁なき時代に」の編集後記をお届けします。時代の半歩先を見据えて本を書くこと、周縁なき時代における消費行動、アテンション時代の情報との付き合い方、変わりゆくクラフトビール・デザイン、HBOシリーズ『Succession』などについて話しました。
vol.94 : Accent Neutralization
アメリカの若者のなかで、わざとイギリス訛りの英語で話す人が増えています。このユニークなトレンドは、実はメンタルヘルスのトレンドとも交差しています。他にも、1990年後半からロンドン若い世代の間で広まった「M.L.E (Multicultural London English)」という独特の新しい英語のアクセントが出現し、それが独特なカルチャーの表象にもなり始めています。こうした新しいアクセント、新しい言語が生まれることの意味などについてLobsterrの2人が話しました。
Why are so many young Americans adopting fake British accents The Guardian
https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2023/may/14/fake-british-accents-americans-gen-z
The AI startup erasing call center worker accents: is it fighting bias - or perpetuating it? The Guardian
https://www.theguardian.com/technology/2022/aug/23/voice-accent-technology-call-center-white-american
The Common Tongue of Twenty-First-Century London The New Yorker
https://www.newyorker.com/culture/personal-history/the-common-tongue-of-twenty-first-century-london
vol93 : Modern Friendship
特に目的もなく友人に電話やメールをしたり、「元気?」とメッセージを送るというささやかな行為、また、友達の近くに住むというライフスタイル。こうした事は実は高い幸福度につながっている。また、意外と新しい「ベスト・フレンド(親友)」という概念(20世紀半ば以降に一般化)と男性性の関係、弱い繋がりと新しい友情の始まりなど、現代的な「友情」のあり方を考え直すためのトピックについてLobsterrの2人が話しました。
vol.92 : The Age of Average
テクノロジーの影響で、映画からファッション、建築や広告からメイクに至るまで、クリエイティブな分野は慣習や決まり文句によって同質化する傾向にあります。私たちが暮らす家や通っているコーヒーショップやレストランのインテリア、私たちが働いているビルやオフィス、私たちが乗っている車やそのブランドのロゴや広告やキャッチフレーズもすべて同じに見えるという状況が生まれつつります。
また、これまでのどの時代よりもクリエイターが増え、コンテンツがつくられ、流通している時代に、最も聴かれている、読まれている、見られているコンテンツはマーベルなどのリブートやフランチャイズ作品であるという「クリエイティブ・パラドックス」と呼ばれる現象などについてLobsterrの2人が話しました。
The age of average Alex Murrell
https://www.alexmurrell.co.uk/articles/the-age-of-average
Pop Culture Has Become an Oligopoly Experimental History
https://www.experimental-history.com/p/pop-culture-has-become-an-oligopoly?s=r
The Creator Paradox: Cultural Stasis Amidst Creative Surplus ****Zine
https://zine.kleinkleinklein.com/p/creator-paradox#details
What Moneyball-for-Everything Has Done to American Culture The Atlantic
vol.91 : Therapy Speak
Lobsterr FMの今週のキーワードは「Therapy Speak」。
心理学の専門用語やカウンセリング/セラピーで使われる言葉やフレーズのことをセラピースピークと言います。このセラピースピークが、ネット上だけでなく職場や学校、家庭でも一般的に使われるようになってきています。特に、恋愛やデートの文脈で多く活用されるようになってきており、それに合わせて相手に求めることも変化し始めています。最近の調査では、将来のパートナーに求めるもののトップ5に、2022年初めて「情緒的成熟度(自分の感情の処理能力)」がランクインしました。
他にも、アルゴリズムと言語の関係などについてLobsterrの2人が話しました。
How the Language of Therapy Took Over Dating The New York Times
https://www.nytimes.com/2023/02/11/style/therapy-speak-dating.html
Internet ‘algospeak’ is changing our language in real time, from ‘nip nops’ to ‘le dollar bean’ The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/technology/2022/04/08/algospeak-tiktok-le-dollar-bean/
vol.90 Tender Man
Lobsterr FMの今週のキーワードは「Tender Man」。
トロントを拠点に活動するストラテジストのテラ・ロワール・ガレスピーは、メディアが描写する男性像が「ナイスガイ(nice guys)」か「マッチョマン(macho men)」に単純化されていることを受けて、もう一つの選択肢として「テンダーマン(tender men)」という考え方を提案しています。その特徴は「健康的な方法で感情を表現しているか」や「ゲイジョークを言わずに男友達への愛情を表現できるか」。哲学者のアラン・ド・ボットンは、ハンフリー・ボガートのような無敵のオーラをまとった「クール(cool)」な男性を称えるのではなく、「温かく(warm)」自分の不安に対して正直な男性を称えるべきだと主張しています。
「有害な男性性(toxic masculinity)」から離れ、こうした新しい男性性をどのように考え、受け入れていくべきかについてLobsterrの2人が話しました。
What does it mean to be a boy online in 2023? Financial Times
https://www.ft.com/content/c9b6516a-ea26-42e4-9760-68f87e0cbf6b
Fatherhood changes men's brains, according to before-and-after MRI scans The Conversation
Failing Young Men — with Richard Reeves The Prof G Pod with Scott Galloway
vol.89 : Performance Beer
Lobsterr FMの今週のキーワードは「Performance Beer」。
フルマラソン以上の超長距離であるウルトラランのランナー向けの「パフォーマンス・クラフトビール」という新しいカテゴリーのビールが生まれています。アウトドアカルチャーやエクササイズとドリンクの関連だけでなく、低アルコール飲料の流行やLiquid Deathというカルト的人気の飲料ブランド、カルチャーアイコンとしてのエナジードリンクなど、ドリンクとカルチャーがどのように相互に影響を与え合っているかについてLobsterrの2人が話しました。
※音質が悪く申し訳ございません。
Why Everyone Is Suddenly Slamming Energy Drinks The Wall Street Journal
https://www.wsj.com/articles/energy-drinks-red-bull-celsius-caffeine-sugar-11664824035
How Liquid Death Became Gen Z’s La Croix
https://www.bonappetit.com/story/liquid-death-canned-water-gen-z
Bin Appetit
What Will the World Look Like, and Taste Like, Post-Alcohol?
https://www.esquire.com/uk/food-drink/a42776303/post-alcohol/
Esquire
Why ‘performance beer’ is the newest trend in sports beverages Fast Company
https://www.fastcompany.com/90372213/why-performance-beer-is-the-newest-trend-in-sports-beverages
vol.88 : New Classic Music
Lobsterr FMの今週のキーワードは「New Classic Music」。
Z世代や若いミレニアル世代を中心にクラシック音楽の人気が増しています。このトレンドの背景には新しいジャンルの音楽やアーティストを容易に発見できるストリーミングサービスの存在が(Appleもちょうどクラシック専用の音楽配信アプリ「Apple Music Classical」をリリースしました)。古典的なイメージが強いクラシック音楽が、どのように新しい世代によってリミックスされ、また新しいカルチャーに進化していくのかについてLobsterrの2人が話しました。
Gen Z and young millennials’ surprising obsession BBC
https://www.bbc.com/culture/article/20230113-gen-z-and-young-millennials-surprising-obsession
‘There’s endless choice, but you’re not listening’: fans quitting Spotify to save their love of music The Guardian
vol.87 : Grandma Content
Lobsterr FMの今週のキーワードは「Grandma Content」。
TikTok上で数百万人のフォロワーを持つ60歳以上のユーザーのアカウントが増えたり、自らはプロデューサー兼マネージャーとして振る舞いながらおばあちゃんをTikTokのスターにする孫が増えたりと、SNS上で「おばあちゃん」のコンテンツが存在感を増してきています。
その他にも、年配ランウェイモデルの台頭など、さまざまな分野でエイジスト・ステレオタイプに抗う高齢の女性たちについてLobsterrの2人が話しました。
When Grandma Is a TikTok Star and the Grandkids Are the Managers The Wall Street Journal
https://www.wsj.com/articles/tiktok-videos-grandma-grandkids-11673045690
Older people using TikTok to defy ageist stereotypes, research finds The Guardian
Older models have long been a catwalk novelty – but change may be afoot The Guardian
https://deal.town/the-guardian/a-golden-age-for-mature-models-fashion-statement-P3A34ZY39
vol.86 : Prompt Engineer
Lobsterr FMの今週のキーワードは「Prompt Engineer」。
テスラのAI部門の元チーフのアンドレイ・カルパシーは「今、最もホットなプログラミング言語は英語だ」とツイートしました。している。AIから最適な結果を引き出すために、AIに入力するテキストプロンプトを作成し、改良する仕事である「プロンプト・エンジニア(Prompt Engineer)」は、AI分野で最も新しく、奇妙な仕事のひとつであると言われています。
AIモデルの活用における倫理面の課題、また、日々の仕事への影響などについてLobsterrの2人が話しました。
Tech's hottest new job: AI whisperer. No coding required. The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/technology/2023/02/25/prompt-engineers-techs-next-big-job/
vol.85 : Celebrity Vulnerability
Lobsterr FMの今週のキーワードは「Celebrity Vulnerability」。
スポーツ選手、ハリウッドで活躍する俳優やアーティストなどの若手の著名人たちが、自らのメンタルヘルスの問題や苦悩や葛藤についてオープンに語ること、そしてそれらをテーマにコンテンツがつくられていることが増えています。セレブたちがこうした姿勢を示すことの影響などについて、自分たちのパーソナルなエピソードを交えながらLobsterrの2人が話しました。
'It's O.K. Not to Be O.K.' TIME
https://time.com/6077128/naomi-osaka-essay-tokyo-olympics/
Venus Williams: The Thing That Has Really Made Me Tough The New York Times
https://www.nytimes.com/2021/09/11/opinion/venus-williams-mental-health.html
Serena Williams’s Farewell to Tennis - In Her Own Words Vogue
https://www.vogue.com/article/serena-williams-retirement-in-her-own-words
Jonah Hill, Selena Gomez, and the Rise of Celebrity Vulnerability ****The New Yorker
vol.84 : The Gen Z Shake
Lobsterr FMの今週のキーワードは「The Gen Z Shake」。
ミレニアル世代がスマホからライブ配信をする際に、録画や配信が正しくされているのかを確認するために、インカメの前で一瞬止まってしまうことは「the millenial pause(ミレニアル・ポーズ:ミレニアル世代の「間」と意訳できるかもしれない)」と呼ばれます。そのZ世代版が「The Gen Z shake(Z世代シェイク:Z世代の揺れ)」。Z世代は録画ボタンを押してからスマホをセットアップするのではなく、セットアップ中に録画ボタンを押すため、画面は揺れてしまいます(食べ物を飲み込む前から録画されている動画もある)。この「揺れ」の背景にある世代間の価値観の違いや時代感についてLobsterrの2人が話しました。
The Beginning of the End of Millennial Discourse The Cut
The Gen Z Shake Embedded
Internet ‘algospeak’ is changing our language in real time, from ‘nip nops’ to ‘le dollar bean’ The Washington Post
vol.83 : Pickle Ball
今週のキーワードは「Pickle Ball」。
アメリカで最も急成長しているスポーツと言われるスポーツ「Pickle Ball」。社交的で、ビールを片手に楽しむこともできれば真剣に競うこともできるそのスタイルが、年齢を問わず多くのユーザーを惹きつけ、現代のライフスタイルやビジュアル言語を通じて新しいポジションと顧客を獲得しています。こうした流れを受けて、アパレルブランドがPickle Ballのラインナップを発表したり、また、Pickle Ball専用アパレル・グッズブランドも登場しています。このPickle Ballの文化的な広がりについてLobsterrの二人が話しました。
The rise of pickleball Axios
What Is a Pickleball Dress? The New York Times
The ball's in your court: These backyard game brands help you play at home Thingtesting
vol.82: Climate Quitters
Lobsterr FMは、これからのカルチャーやテック、ビジネスの変化の種を紹介するPodcastです。未来のカルチャーの理解の補助線になる(かも知れない)新しいキーワードを毎週一つピックアップしてご紹介していきます。
今週のキーワードは「Climate Quitters」。
気候変動の対策するために、仕事を辞めてサステナビリティやクリーンテクノロジー関連の仕事に就く人が増えています。加えて、ジョブマーケットに人材を輩出する大学においても変化が進み、スタンフォード大学は気候変動とサステナビリティを主テーマにした新学部を設立しました。また、気候変動に起因するメンタルヘルスの問題や教育問題についてLobsterrの二人が話しました。
Meet the Climate Quitters Bloomberg
The Future of Climate Careers Atmos
Stanford has a new climate school with $1.1 billion gift from John Doerr Protocol
Campuses are offering therapy for anxiety over climate change The Washington Post
Weathering the Weather The Cut
vol.81: Digital Nation
Lobsterr FMは、これからのカルチャーやテック、ビジネスの変化の種を紹介するPodcastです。未来のカルチャーの理解の補助線になる(かも知れない)新しいキーワードを毎週一つピックアップしてご紹介していきます。
今週のキーワードは「Digital Nation」。
気候変動に起因する海面上昇により水没する恐れのあるツバルが、デジタル国家をメタバース上に作る計画をCOP27で発表しました。今後、ツバルのように国家の機能をデジタル上に移管する様な動きは出てくるのでしょうか?また、政府と協力しながら気候変動による大規模な街の移動をサポートする計画移動の専門家などについて、Lobsterrの二人が話しました。
Is this the first of many digital nations? Climate inaction forces Tuvalu into the Metaverse It’s Nice That
How to move a country: Fiji’s radical plan to escape rising sea levels The Guardian
vol.80: Cringe
新しく始まったLobsterrFMの新企画!
Lobsterr FMは、これからのカルチャーやテック、ビジネスの変化の種を紹介するPodcastです。未来のカルチャーの理解の補助線になる(かも知れない)新しいキーワードを毎週一つピックアップしてご紹介していきます。
リニューアル後、第一回のキーワードは「Cringe」。
「イタい、キモい、バツが悪い、ドン引きするほど」などを意味するこの言葉が、新しい時代の美意識、コンテンツ表現を考える上で重要な役割を担っていく可能性があります。インスタグラム、TikTok、ドラマシリーズなど多様なプラットフォームで存在感を増しつつあるCringeのについて、Lobsterrの二人が話しました。
Instagram Is Over The Atlantic
Another tough watch, thanks Embedded
https://embedded.substack.com/p/another-tough-watch-thanks
The Dirtbag is Back The Atlantic
Gen Z’s Distorted Sense of Selfie The New York Times
https://www.nytimes.com/2023/01/24/style/selfies-blind-spot-mirrors-gen-z.html
vol.62: Non-Typical Work
今回は、『Lobsterr Letter』vol.176のGuest Writer's Outlook「Non-Typical Work 非典型ワーク」を寄稿してくれたオランダ在住のリサーチャー/ファシリテーターの岡橋毅さんをゲストに迎えてお届けします。オランダの非典型ワークスタイルの光と影やライデンでの生活について伺いました。その他は、ポートフォリオ型のキャリア/人生設計、訛り中和テックの光と影、ミレニアル・ポーズのイタさ、BeRealのこれからの課題、などについて話しました。
vol.60: How Is Life in Dublin?
今回は、Lobsterrのアートディレクターである井上麻那巳さんをゲストにお招きして、3人でゆるっと雑談回をお届けします。 現在、井上さんがお住まいのアイルランド・ダブリンでの生活についていろいろお伺いしました。
井上さんが紹介してくれたアイルランドを代表する劇作家ブライアン・フリールによる演劇『Translations』 https://www.nationaltheatre.org.uk/shows/translations
vol.55: Deep Play (After-note)
今回は公開エピソードとして収録しています。7月4日配信の『Lobsterr Letter』vol.169「Deep Play 反労働」の編集後記をお届けします。反労働的価値観とDeep Play、政治活動としてのライフスタイル、打ち切られたミレニアル 世代向け補助金、FOMOエコノミー、消えては現れる「千人の忠実なファン」、0.5セルフィーの台頭、などを話しました。
Special Episode: Alternative Perspectives with The North Face
The North Faceさんにお招きいただきLobsterrの岡橋と佐々木で参加したトークイベントのアーカイブ音源です。
「傍にあるいくつもの視点たち(Alternative Perspectives)」をテーマにお話しさせていただきました。
Guest Episode: To Pass On (feat. Junichi Toyofuku)
今回は、『Lobsterr Letter』vol.157のGuest Writer's Outlook「To Pass On 後世に残す、伝えるということ」を寄稿してくれた『モノクル』の編集者である豊福洵一さんをゲストに迎えてお届けします。場所と記憶の関係性、街のメタボリズム、杉本博司さんの江之浦測候所、カレーうどんと同じ味を続けること、などについて話しました。
vol.42: Human Curation (After-note)
今回は、3月28日配信の『Lobsterr Letter』vol.155「Human Curation ヒューマン・キュレーション」の編集後記をお届けします。ロブスターのメンバーシップ「Lobsterr Friends」について、アルゴリズムの光と影、ロブスターのキュレーションのひろがりについて、戦時に問われるTikTokの責任、スマートになりすぎたiPhoneカメラ、テレビというセルフケア、パブリックな問題としての睡眠衛生、コヴィッド世代がパンデミックで手に入れたもの、Lobsterrグッズ第一弾、などについて話しました。
vol.41: Time Was Soft There (After-note)
今回は、3月14日配信の『Lobsterr Letter』vol.153「Time Was Soft There ロブスターの優しい日々」の編集後記をお届けします。自然界の生物多様性と「Don’t Say Gay」法案、アウトサイダーであること、Third Culture Kids、NFTバブルを支えるギグエコノミー、「チャンピオンの故郷」にできたお店、世界初のWarTok、Substackの新しいアプリ、などについて話しました。
The White House is briefing TikTok stars about the war in Ukraine
https://www.washingtonpost.com/technology/2022/03/11/tik-tok-ukraine-white-house/
Finding a Place for Third-Culture Kids in the Culture
https://www.nytimes.com/2020/09/11/t-magazine/luca-guadagnino-third-culture-kids.html
『ランニング王国を生きる』
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3589
vol.40: A New Masculinity (After-note)
今回は、3月7日配信の『Lobsterr Letter』vol.152「A New Masculunity ケアをする男」の編集後記を、佐々木と岡橋でお届けします。映画『WAVES』と『ドライブマイカー』とケアリング・マスキュリニティ、友達をつくるためのポッドキャスト、ロシア側に住む家族のストーリー、自転車が変える子どもたちの未来、ウクライナについて子どもたちと話す方法、などについて話しました。
For The Modern Man, a New Friend Is Just a Podcast Away MEL Magazine