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記憶を学問する

記憶を学問する

By 丸山隆一(@rmaruy)

様々な専門分野で「記憶を学問する」方々にお話しを伺い、覚えること・覚えていること・思い出すことにまつわる多様な研究や実践について学んでいくポッドキャスト。2023年1月開始。※現在、計画立て直し中。

ご意見・ご感想はtwitterアカウントまで:https://twitter.com/memory_podcast
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第0回:イントロダクション(ゲスト:三村尚央さん)

記憶を学問するJan 28, 2023

00:00
27:01
第2回:ベルクソンと記憶の問題(ゲスト:平井靖史さん)

第2回:ベルクソンと記憶の問題(ゲスト:平井靖史さん)

第2回は福岡大学教授の平井靖史さんをゲストにお迎えしました。平井さんは20世紀の哲学者アンリ・ベルクソンを中心に研究されており、その一つの集大成として執筆された昨年7月刊行の著書『世界は時間でできている』は、分野を越えて反響を広げています。

記憶の哲学にとってなぜベルクソンという哲学者が特別な存在なのか、そして、ベルクソンが挑んだ記憶の謎とはどういったものだったのか。さらに、ベルクソンの記憶論の解釈として平井さんが提唱されている「マルチタイムスケール解釈」(のさわり)について解説いただきました。平井さんの「哲学理論づくり」の舞台裏に関する貴重なお話も。『世界は時間でできている』を読んだ方にも、これから読もうと思っている方にも、ぜひ聞いていただきたいインタビューとなりました。

平井靖史(ひらい・やすし)さん:福岡大学人文学部 文化学科 教授。Project Bergson in Japan代表。最近の著書に『世界は時間でできている: ベルクソン時間哲学入門』(青土社、2022年)、共著に『ベルクソン思想の現在』(書肆侃侃房、2022年)。@hiraiyasushi1

【目次】

  • 01:20 『世界は時間でできている』の反響など
  • 02:29  平井さんと「記憶」について
  • 06:18 ベルクソンと記憶
  • 10:29 記憶の何が謎なのか:痕跡説の問題点
  • 26:31 『世界は時間でできている』の「マルチタイムスケール解釈」
  • 37:55 「マルチタイムスケール解釈」はどのように生まれたか
  • 44:30 他分野とのコラボレーション
  • 45:59 アインシュタイン × ベルクソン
  • 52:54 今後の展望

【関連文献・リンク等】

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第1回:文学のなかの記憶(ゲスト:三村尚央さん)
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第0回:イントロダクション(ゲスト:三村尚央さん)

第0回:イントロダクション(ゲスト:三村尚央さん)

ポッドキャスト「記憶を学問する」では、「記憶」をテーマに研究を行っている専門家をゲストとしてお招き、記憶にまつわる様々な問題や話題について学んでいく予定です。 今回は「第0回」として、著書に『記憶と人文学』(小鳥遊書房、2021年)などがある、文学研究者の三村尚央さんとともに、記憶にまつわるお互いの関心や、このポッドキャストで何を話していきたいことなどについてお話しました。 

三村尚央(みむら・たかひろ)さん:文学研究者、千葉工業大学教授。最近の著書に『カズオ・イシグロを読む』(水声社、2022年)、『記憶と人文学』(小鳥遊書房、2021年)など。      

Jan 28, 202327:01