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真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜

真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜

By mi-mollet(ミモレ)
講談社のウェブマガジン「mi-mollet(ミモレ)」がお届けする“聴く読書会”。ミモレ編集部のブックレビュー担当・バタやんこと川端がおすすめの本や心に響くフレーズをご紹介します。

▼連載記事と本のリクエストはこちらから▼
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弱いまま強くなる選択をしてみる。【第111回】
今夜はお便りをご紹介しつつ、“リターンズ”が出来るその日まで、読んでおいてほしい“勝手に貸出カード”をまとめ出しします!! ★勝手に貸出カード/ 『今、出来る、精一杯。』根本宗子 『銀行総務特命』池井戸潤 『棘の家』中山七里 『一心同体だった』山内マリコ 『悪の芽』貫井徳郎 『両手にトカレフ』ブレイディみかこ 『アルツ村』南杏子 『看守の流儀』城山真一
23:53
June 08, 2022
「大人になる」とは我慢強くなることじゃなく【第110夜】
今夜の勝手に貸出カードは、内田樹さんの『困難な成熟』です。 この本は、「大人になる」「成熟する」とはどういうことかを、14歳でも読んでわかるように書かれた本です。14歳で読んだら14歳の感じ方があるでしょうし、つきみさんのような30代で読んでも、たぶん50歳でも60歳でも、自分が「大人になり」「成熟する」とはどういうことなのか考えさせられる本であります。 今夜は最後にお知らせがあります!
14:54
June 01, 2022
「小説の読み方」を学ぶ本。途中でわかんなくなって完読できない問題について【第109夜】
今夜の勝手に貸出カードは、三宅香帆さんの『(読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの名作小説を面白く読む方法』です。 小説の書き方を教える本は数あれど、小説の読み方を教えてくれる本はあまりありません。三島由紀夫の『金閣寺』、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』など誰でも知ってるけど「どんな話だっけ?」という名作を題材に、いろんな“読み方”があるのね〜と教えてくれる本です。
16:20
May 25, 2022
母娘の呪縛ものに隠れた圧倒的な父親の不在感【第108夜】
今夜の勝手に貸出カードは早見和真さんの『八月の母』です。 2014年に愛媛県伊予市の市営団地で起きた「少女暴行殺人事件」という痛ましい実際の事件をベースにしながら、著者早見さんの視点で事件の背景を掘り下げ、フィクションとして描いた本です。「毒母からの呪縛」などという言葉では片付けられない、どう足掻いても逃げ出せなかった蟻地獄が描かれます。 数日間はズーンと気持ちが引きずられて、体力が奪われるくらいの重たさです。心してどうぞ!
20:11
May 18, 2022
善意と好奇は紙一重。優しいふりをした好奇心に気をつけて【第107夜】
今日の勝手に貸し出しカードは、ペク・オニュさん著、吉原育子さん訳の『ユ・ウォン』です。これは、今年のベストブック入り確定です。 マンションの大火災から奇跡的に生き残った少女ユ・ウォン。部屋に火の手がまわる中、彼女を布団で包んでベランダから放り投げた姉は亡くなり、下で受け止めたおじさんは足の骨を砕く大怪我を負って障害が残ります。「布団の子」を救ったおじさんは、一躍ヒーローになるのですが、彼は決して聖人ではなくて・・・。 重荷を背負った少女のただただ悲しいお話ではなくて、サスペンスな要素とシスターフッド的な冒険譚でもあり、爽快さが残ります。
13:04
May 11, 2022
連休にじっくり読みたいちょっと怖い小説3選【第106夜】
今夜は目前に迫った大型連休におすすめの小説を3作品ご紹介します。 高級住宅地で起こる事件、病院で起こる連続不審死、母親を介護する娘のお話……といずれもちょっと怖いお話です。 勝手に貸出カード ・『誰かがこの町で』佐野広実さん ・『本日はどうされました?』加藤元さん ・『チョウセンアサガオの咲く夏』柚月裕子さん
16:47
April 27, 2022
井上荒野さんの『生皮』を読まなくては。指導者からのセクハラの罪深さ【第105夜】
これはもう今年のベストブック入り間違いなしだと思っています。 今日の勝手に貸出カードは、井上荒野さんの『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』です。 小説講座の人気講師が受講生への性暴力で告発される物語です。指導者からのハラスメントはなぜ起こるのか、被害者の家族、そして加害者の家族はどう受け止めるのか……。
21:44
April 20, 2022
自分のいじわるさに気づいている人はいじわるじゃない?【第104夜】
「職場の同僚の女子のずうずうしいところやずるいところが目につくようになってしまって。彼女にイライラしたり、大人気ない排除やいじわるをしたくなってしまう自分にもまた落ち込む」というリスナーさんからのご相談に、今夜の勝手に貸出カードは、高瀬隼子さんの『おいしいごはんが食べられますように』にしました。料理が得意でリアクションの可愛いあざと系女子・芦川さんに一緒にイライラしていただけたらと思います!
12:33
April 13, 2022
外部のノイズをシャットダウンすることで奪われるもの【第103夜】
今日の勝手に貸出カードは、児玉雨子さんの『誰にも奪われたくない/凸撃』です。児玉雨子さんはハロプロなどのアイドルソングやアニメ主題歌、キャラクターソングなどを手掛ける人気作詞家さん。小説「誰にも奪われたくない」は、そんな児玉雨子さんご自身を意識させるような、若手作詞家の園田レイカと、楽曲提供をしたアイドルグループの人気メンバー佐久村真子との交流を描いた物語です。 うすら寂しさと闇を抱えた二人がどんどん仲良くなっていくシスターフッド的な物語を安易に期待すると裏切られます。
19:36
April 06, 2022
この世で一番こわいものは、過去の自分の酷いしうち?【第102夜】
今日ご紹介する勝手に貸し出しカードは、川上未映子さんの『春のこわいもの』。パンデミック直前の2020年春の東京を舞台に、なんとも得体の知れない、とらえどころのないこわさを感じる短編小説です。 ギャラ飲みの面接を受ける二人の女性のお話「あなたの鼻がもう少し高ければ」や、高校時代の親友から久しぶりにかかってきた電話に、自分の過去のしうちを思い出す「娘について」など、胸がギュッとなるので、どうぞ心してお開きください。
19:33
March 30, 2022
気づきをもらったり、勇気をもらったり。おかげさまでと贈答文化【第101夜】
今夜は、最近読んだ激推しの本を勝手に紹介するシリーズです。今日の勝手に貸出カードは、酒井順子さんの最新刊『うまれることば、しぬことば』にしました。 ポリティカル・コレクトレスの意識が高まり、生まれても、流行っていても使えなくなることばがある一方、一気に市民権を得て、老若男女が使い出すことばもあります。そんなことばにまつわるモヤモヤや支持を得た背景などを酒井さんが静かに、鋭く分析した本です。
17:03
March 23, 2022
100回配信を迎えました!感謝と読書を通じて思うこと【第100夜】
ついに第100夜を迎えました! ありがとうございます! 今夜は、これまでにみなさまからいただいたお便りをたくさんご紹介しつつ、貸出カードを出したり、出さなかったり、自由におしゃべりしていきます。“図書室はいつだって、ちょこっと現実逃避できる心の止まり木。わさわさした気持ちやわさわさした人、やらなきゃいけないあれこれはしばし忘れて、自分だけの時間を”と、2020年3月14日にスタートしたこのPodcast。本を読んでも読まなくても、聴くだけで読んだ気になれちゃう、ちょっとだけ気分転換できる、そんな時間になっていたら嬉しいです。 今日の勝手に貸出カード/ 『文藝』2022年春季号 「母の娘」特集号 『女優の娘』吉川トリコさん 『ぼくの宝物絵本』穂村弘さん (河出文庫) 『ころべばいいのに』ヨシタケシンスケさん 『砂嵐に星屑』一穂ミチさん 『パラソルでパラシュート』一穂ミチさん 『ひみつのしつもん』岸本佐知子さん
33:06
March 16, 2022
公私混同と社会的責任とがあいまった“夫婦”という特殊な肩書き【第99夜】
今夜の勝手に貸出カードは、川上未映子さんの『人生が用意するもの』です。2012年に単行本化されたこの本は、大震災直後の混乱する日本や胸のつぶされそうな思い、行き場のない怒りなどが綴られています。川上さんの生々しい表現や、挟まれるエピソードとユーモアに、今またあらためて救われる部分の多いエッセイ集です。リクエストくださったのは、これから結婚するマリッジブルー気味のリスナーさんと、旦那さんの介護中というリスナーさん。有事の際の”夫婦”という特別な肩書きについてを考察しました。
18:12
March 09, 2022
失礼な検温器。疎外感を与える「悲劇的なデザイン」とは【第98夜】
今日の勝手に貸出カードは『悲劇的なデザイン ―あなたのデザインが誰かを傷つけたかもしれないと考えたことはありますか?』です。怒りを煽る失礼なテクノロジーや、思いがけず悲しみを呼んでしまうSNSの仕様など、ユーザー側として嫌な体験したことがあるものもあれば、提供者として配慮が欠けていたかもとハッとさせられるものもありました。最近体験した自動検温器で凹んだことをちらっとお話しします。
17:19
March 02, 2022
「誰がなんと言おうとも」なんて確信は持てなくて。評価と安心のお話【第97夜】
今夜は私が最近読んだ本の中からおすすめの文庫本を2冊ご紹介します。一つ目は奥田亜希子さんの『五つ星をつけてよ』。もう一冊は、山本文緒さんの『パイナップルの彼方』です。この二つの本にはある共通点があるのですが……。
13:27
February 23, 2022
「五十過ぎたら順不同」体を心に近づけていく【第96夜】
今夜の勝手に貸出カードは、小林聡美さんのエッセイ『聡乃学習(さとのがくしゅう)』をご紹介します。タイトルにした「五十過ぎたら順不同」は、俳優で俳人の小沢昭一さんの言葉です。私も小林聡美さんと同じく、50歳を過ぎたら年功序列は気にしなくていいっていう意味かと思ったら、まったく違う深い示唆が込められていました。さて、五十を過ぎたら、いや五十手前から意識すべきこととは……。
15:29
February 16, 2022
どんなに言葉を尽くしても本当の気持ちを大きくオーバーランしてしまう【第95夜】
「誰かへの想いや気持ちを文章にすると綺麗にまとめようとしてしまい、自分の思いから離れて行くのを感じる」というお便りに、作詞家のいしわたり淳治さんのコラム集『言葉にできない想いは本当にあるのか』をご紹介します。Superflyさんの「愛をこめて花束を」や剛力彩芽さんの「友達より大事な人」など、美しく強くキャッチーな詞を書くいしわたり淳治さん。そんないしわたりさんが刺さった言葉とはーー?
17:24
February 09, 2022
争いを避けるために我慢するーー決別する前にできるかもしれないこと【第94夜】
今夜の勝手に貸出カードは、垣谷美雨さんの『もう別れてもいいですか』です。『老後の資金がありません』の垣谷美雨さんがこの小説で描くのは、熟年離婚。夫のモラハラ、田舎暮らしの閉塞感、娘夫婦の不仲、アラカンからの経済的自立……と問題山積み! さて58歳のベテラン主婦・澄子さんの決断はハッピーな再出発を迎えることができるのか。家族、夫婦だからこそ大事なことを言えずに、我慢に我慢を重ねてしまうのはなぜでしょう。
14:58
February 02, 2022
大好きだった友達が急に怖くなるとき。変わったのはあの人か私なのか【第93夜】
「女友達にしばらくぶりに会って、ある相談をしたら『やめておきなよ』と強い口調で言われて傷つきました。このまま距離をとるべきか、でもその人以外に私には友達がいなくて……」というご相談をいただきました。今夜の勝手に貸出カードは、最果タヒさんの『神様の友達の友達の友達はぼく』です。友達の決断を受け入れられないのは、推しの卒業発表に裏切られたと思う気持ちと同じ……?
16:38
January 26, 2022
第166回芥川賞・直木賞決定!候補作のあらすじと大賞の見どころ【第92夜】
第166回芥川賞・直木賞を受賞した作品と候補作について、あらすじと注目ポイントを語ります。残念ながら私の予想は外れてしまったのですが、読んで損はない面白い作品ばかりでした……! ぜひ普段読まないジャンル、作家さんも手に取ってみてください。 【第166回芥川賞】砂川文次さんの『ブラックボックス』【第166回直木賞】今村翔吾さんの『塞王の楯』/米澤穂信さん『黒牢城』 【第166回芥川賞候補作】石田夏穂さん『我が友、スミス』/乗代雄介さん『皆のあらばしり』/九段理江さん『Schoolgirl』/島口大樹さん『オン・ザ・プラネット』【第166回直木賞候補作】逢坂冬馬さん『同志少女よ、敵を撃て』/彩瀬まるさん『新しい星』/柚月裕子さん『ミカエルの鼓動』
19:55
January 19, 2022
苦手な他者に合わせる辛抱と、一人ですごす気楽さを繰り返してレベル上げ【第91夜】
感情の起伏の激しい上司と、感情を出さずに穏やかにすごしたい私。人の気分やペースに巻き込まれずにすごすには……? 今日の勝手に貸出カードは東畑開人さんの『心はどこへ消えた?』です。
15:17
January 12, 2022
人に言いたくないことを、一番身近な人にこそ打ち明けられなくて【第90夜】
今夜は「外に出かけたくないほど寒い日に、暖房のきいた部屋にこもって読みたい震撼の海外サスペンス」をご紹介します。今夜の勝手に貸出カードは、サラ・ピアーズの『サナトリウム』。スイスの山岳リゾートに建つ古いサナトリウムを改装してできた豪華ホテルで起こる凄惨な殺人事件。吹雪で密室状態になったホテルで休職中の女性警官エリンはたった一人事件解決に挑むのですがーー。
12:35
January 05, 2022
この小説がすごかった!2021ベストブック発表【第89夜】
毎年恒例となりました「バタやんのベストブック2021」トップ5の発表です! 2021年1月〜12月末までに刊行された小説の中から、これはすごいと唸らされた作品をランキング形式でご紹介します。
19:50
December 29, 2021
年末年始に一気読みしたい本! 話題の直木賞候補作から人気エッセイまで【第88夜】
毎年恒例となりました「年末年始に読みたい本、一挙公開」です! 5つの小説の見どころと一気読みさせるストーリー展開、キャラクター設定の素晴らしさについて解説します。本日の勝手に貸出カード/『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬/『新しい星』彩瀬まる/『ミカエルの鼓動』柚月裕子/『ひとまず上出来』ジェーン・スー/『パラソルでパラシュート』一穂ミチ
16:56
December 22, 2021
心のざらざらがつるつるになる前に。子供の頃の繊細さが愛しくなるエッセイ【第87夜】
「なめらかではなかったけど、とんでもなくでこぼこではなかった」とご自身の子供の頃から今までを振り返る三好愛さんのエッセイ『ざらざらをさわる』をご紹介します。かつてざらざらだったけど、今はすっかりなめらかになってしまったすべての大人たちに。反骨精神のあったあの頃の感覚を呼び覚ますエッセイです。
16:60
December 15, 2021
2021「女の人生を見つめ直す」おすすめ文庫本4冊【第86夜】
年末年始におすすめの文庫本をご紹介します。女性の人生の選択にまつわる小説をセレクトしました。あの時の選択は間違ってなかったのかな……、こんなはずじゃなかった……、いやこれでよかったのか……そんなことをグルグル考えさせられる小説たちです。『彼女が私を惑わせる』こじかさら/『タイムスリップしたら、また就職氷河期でした』南綾子/『田舎の紳士服店のモデルの妻』宮下奈都/『ブルーもしくはブルー』山本文緒
18:20
December 08, 2021
「弱いつながり」が自分の良さを見つけ、扉を開いてくれる【第85夜】
「SNSで誰かと誰かのつながりが見えれば見えるほど、『自分はつながっていない』ことも同時に可視化されてしまう」世界で、孤独とメンタルヘルスは世代や国境を越えて大きな関心事になっています。今日は、クラスで孤立してしまったという高校生のお便りにお応えして、廣田周作さんの『世界のマーケターは、いま何を考えているのか?』をご紹介します。「いつメン」と「弱いつながり」、転機をもたらしてくれるのは果たしてどっち……?
13:31
December 01, 2021
あなたの「最強のフルーツ」は何ですか?大人になったら好きなる果物って…【第84夜】
トーク番組『人志松本の酒のツマミになる話』の「最強フルーツは何?」という話から、果物の好みにまつわる本をご紹介します。今日読み上げるのは、『詩人 キム・ソヨン 一文字の辞典』。「柿」とは「汁もの」とは「もう1回」とは……ハングル語1文字を詩人のキム・ソヨンさんが詩的に解説した本です。 
12:16
November 23, 2021
外の世界はいつだって生きづらくて。早くお家に帰りたい【第83夜】
「『もう死にたいなぁ』と毎日のように言う夫が心配」というお便りをいただきました。今日ご紹介するのは、宮西真冬さんの最新刊『毎日世界か生きづらい』。ある日、妻の美影(みかげ)が「家の売り方」を調べていることを偶然知ってしまった夫・雄大(ゆうだい)。大量にあった本もいつの間にか処分されています。妻はひそかにこの家を売り、自分を置いて出ていく準備をしているのか……。”生きづらさ”が流行語の一つになりそうな昨今。はたして”生きやすい”と感じている人はどのくらいいるのでしょうか。
11:17
November 17, 2021
褒め言葉が「期待に応えたい」呪いになる?【第82夜】
「最近のおすすめのイヤミスを教えて」というリクエストにお応えして、真下みことさんの『あさひは失敗しない』をご紹介します。後味が悪いとわかっていてイヤミスに惹かれてしまう理由とは……。失敗しないあさひちゃんの大失敗にみんなで驚愕しましょう。
11:04
November 10, 2021
「愛想なし」だけど面白さ滲み出る人に惹かれる【真夜中の読書会】
今夜の勝手の貸出カードは、大島真寿美さんの『ワンナイト』。夫婦で営む小さなステーキハウスで開かれた合コンで知り合った男女6人。兄嫁のセッティングによりしょうがなく参加した人、結婚相手を見つけようとやる気満々の人、ピンチヒッターで来てしまった人……と参加のテンションは様々。しかしその夜の出会いによって、6人それぞれの人生は思いがけない方向に転がっていきます。直木賞作家・大島真寿美さんの怒涛の会話劇を堪能しながら、3人の中だったら誰がタイプかな、誰なら友達になれそうかなと疑似合コン参加もできちゃう新感覚の小説です。
11:32
November 03, 2021
「どうでもいい」と言ってしまえたら楽になるのかな【第80回】
勤め先にいる“ちょっと苦手な人”が“嫌いな人”になってしまった……というリスナーの方のご相談に、今夜は伊藤朱里さんの『きみはだれかのどうでもいい人』をご紹介します。ストレスフルでギスギスした、しかしありがちな職場の様子が生々しく描かれていて、読むのがとてもしんどい本なのですが……。なぜか読み終わったら、ふと「頑張ろう」いや「私頑張ってる」と思える救いのある本に感じました。
14:56
October 20, 2021
本選びと読書にまつまる質問に答えます!【第79夜】
今夜は、これまでに寄せられた「本選び」や「読書」にまつわるご質問に一挙お答え。Q.「読書ノート」は作ってる? Q.面白い本を見つけるコツは? Q.読書好きのきっかけになった本は? Q.役に立つ本しか読みたくない症のときどうする? などなど……。皆さんはどうしてますか?
11:59
October 13, 2021
まったく興味のないジャンルの本を読んでみる【第78夜】
数ある書評本の中でも、私がもっともお気に入りの小林聡美さんのエッセイ『読まされ図書室』をご紹介します。フードスタイリストの飯島奈美さんやミナ・ペルホネンのデザイナー皆川明さん、歌手の井上陽水さん、作家の群ようこさんによしもとばななさん……と、小林聡美さんならではの交流がうかがい知れる多種多様な方々が、小林聡美さんに読んで欲しい本を他人勝手に推薦し、それを読んだ感想を小林さんがエッセイにまとめた、という本なのです。この人はどんな本を選ぶのか、それを小林さんは果たしてどう評するのか……!
12:55
October 06, 2021
短所を許してくれる人、ダメさを面白がってくれる人【第77夜】
「夫婦関係を見つめ直したり、前向きに捉えられるような小説を」とのリクエストにお答えして、奥田亜希子さんの短編集『ファミリー・レス』をご紹介します。中でも、売れない画家で妻のヒモ状態の夫と、それを認めず折り合いの悪い妻の親戚を描いた「指と筆が結ぶもの」をご紹介します。プリプリと怒りっぽい妻と甲斐性のない夫。そんな夫に冷たくあたる妻の実家。でもどこか二人は楽しそうで……。
11:30
September 29, 2021
山本文緒さんの新刊『ばにらさま』は心して読むべし!【第76夜】
今夜は、山本文緒さんの最新短編小説集『ばにらさま』をご紹介します。「短編なら読みやすそう」と思ったら大間違い。気軽に読むと心をえぐられるやつです。可愛らしい表紙から想像がつかない、ボディブローのように効いてくる重ためのパンチをぜひご堪能ください。
13:28
September 22, 2021
小さくて大切な「パーソナル・プロジェクト」を始めてみる【第75夜】
今夜はハーバード大学の人気教授ブライアン・R・リトル氏による『自分の価値を最大にする ハーバードの心理学講義』をご紹介します。こちらに出てくる“「パーソナル・プロジェクト」を追求する”という提案。「パーソナル・プロジェクト」とは一体どんなことなのでしょう? 人生の幸福度を上げてくれる要因とは?
16:01
September 15, 2021
好きになれない人に献身的に尽くすことはできるのか【第74夜】
過酷かつ責任の重い仕事ながら、サービス業的な朗らかさや優しさを求められる看護師さんたちにフォーカスをあてた2作品をご紹介します。今夜の勝手に貸出カード:『霧をはらう』雫井脩介/『ヴァイタル・サイン』南杏子
12:25
September 08, 2021
のめり込む理由。感情移入の方程式【真夜中の読書会】
「小説を書くのに参考になる本を教えて」というリクエストにお答えして、ラリー・ブルックス氏の『物理学的ストーリー創作入門 売れる物語に働く6 つの力』をご紹介します。パワーのあるストーリーを構成するロジックは全国民が義務教育で習うべきなんじゃ……!と思った理由とともに解説します。
13:46
August 31, 2021
コロナ禍の停滞や遅れは取り戻せる?焦りともどかしさの中で【第72夜】
「これといってやりたいことも、専門知識もなく、学生時代、頑張ったことは? と聞かれても、ほとんど家にいたため、これといったものがありません。そんな悶々としている大学生に、何か自分を見つめ直せる本はありますか」という大学生の方からのリクエストにお答えします。今夜の勝手に貸出カードは、島本理生さんの最新刊『星のように離れて雨のように散った』です。
12:03
August 25, 2021
自炊のバリエを増やしたい!参考にしている「料理本」定番から最新まで【第71夜】
「自分で作るご飯に飽き飽き!参考にしている料理本や料理家を教えて」というリクエストにお答えします。フライパンひとつ、コンロ一口でできるものから、定番の家庭料理、めんどくさい日の夜と翌日のお昼の使い回しレシピなど……。皆さんの「初めて一人暮らしした時に買った料理本」と「最近重宝しているレシピ本」もぜひ教えてください。
15:18
August 18, 2021
日航機墜落事故から36年。真実とフェイクとフィクションと【第70夜】
日航機墜落事故から今年で36年目を迎えます。この未曾有の大事故に関しては、陰謀説からUFO追突説まで様々な事故原因が論じられ、関連する書籍が多数あります。今夜は、JALの元フライト・エンジニアによる『機長の決断 日航機墜落の「真実」』をご紹介します。「真実」に迫ろうとする数々のノンフィクション本の意義や、実際に起こった事件や事故をフィクションにモチーフにすることについての様々な意見についても考察します。
14:53
August 11, 2021
真夏の暑い午後にクーラーの効いた部屋で読みたい本【第69夜】
予定のない夏休み、クーラーの効いた部屋でじっくり読みたい本をテーマにセレクトしました。今日の勝手に貸出カード:『外は夏』キム・エラン(著)、古川綾子(翻訳)/『あたしたち、海へ』井上荒野/『森は知っている』吉田修一/『太陽は動かない』吉田修一/『太陽の棘』原田マハ/『旅する練習』乗代雄介。みなさんの夏のおすすめ本はなんですか?
11:25
August 04, 2021
自分のケアをつい後回しにしてしまう人におすすめの本【第68夜】
今夜の勝手に貸出カードは、臨床心理士の伊藤絵美さんの『つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。』をご紹介します。他人を見下しオレ様だった開業医、自分の感情より他人の世話を優先してしまう心理士……他者をケアする仕事につく人が、自分のケアができるようになるまでのケーススタディを綴った本です。マインドフルネスや認知行動療法の勉強にもなって非常に興味深い1冊です。
12:27
July 28, 2021
連休にじっくり読みたい最新ミステリー3選【第67夜】
出かける予定も人と会う予定もなく、連休も夏休みも家でのんびり過ごそうと思っている方へ。じっくり読みたいおすすめ最新ミステリー3作品をご紹介します。「いじめ」「AI」「ジェンダー不平等」「被災と貧困」など考えさせられることもたくさん……。今夜の勝手に貸出カード/『月下のサクラ』柚月裕子/『原因において自由な物語』五十嵐律人/『護られなかった者たちへ』中山七里
13:45
July 21, 2021
集中力が続かないときの「つまみ食い読書」のススメ【第66夜】
「長い文章がちっとも頭に入ってこない。おすすめの本や集中できる読書法を教えて」というリクエストにお答えします。今夜の勝手に貸出カードは、松田青子さんの『女が死ぬ』。そしてバタやんおすすめの集中できる読書スタイルとは……。
11:34
July 14, 2021
恋する反射神経レッスン。キュンとする感覚を取り戻す【第65夜】
「好きってなんだっけな?」と好きになることを忘れてしまった全ての人へ。今夜は、穂村弘さんの歌集『シンジゲート』を一緒に読みながら、キュンとする感覚を取り戻す練習をしてみたいと思います。30年経っても忘れない一番好きな短歌とは……?
11:31
July 07, 2021
大阪の人の会話にありがちなこと。(よう知らんけど)【第64夜】
今夜は岸政彦さんと柴崎友香さんの共著エッセイ『大阪』をご紹介します。大阪出身の柴崎さんと大阪に移住してきた岸さん。外から来たから気づくこと、大阪を離れて気づく、大阪的なコミュニケーションの特徴とは……。
12:48
June 30, 2021
許せない気持ちでいっぱいに。正しさからくる怒りの鎮め方【第63夜】
「理不尽なことに憤りを感じたり、身勝手な他人に腹を立てたりする」ことの多い昨今。10年以上前に刊行された内田樹さんの『邪悪なものの鎮め方』を読みながら、どうしていいかわからないけれど、どうにかしなくてはいけない状況で沸き起こる、怒りとの向き合い方について考えます。
12:10
June 23, 2021
2021年上半期この小説がすごかった!ベスト3【第62夜】
2021年の前半を振り返ってみよー!ということで、2021年の1月から6月まで、今年刊行された新刊小説の中から「この小説がすごかった!ベスト3」を発表してまいりたいと思います。
13:31
June 16, 2021
なんだかモヤモヤするときは、宇宙の話でもしましょうか【第61夜】
「ホロスコープや星、宇宙を題材にした本」というリクエストにお答えして、佐治晴夫さんの『からだは星からできている』をご紹介します。「破壊」と「完成」は同じだけ、「完成」に向かっていく量だけ「磨耗」もしていく。私たちが歳を重ねるのも同じことが言えます。宇宙論から考える、見えないものを信じる力と尺度とは。途中で寝落ち必至のウトウト回です。
13:39
June 09, 2021
向いてないんじゃなくて、練習してないだけかもしれない【第60夜】
「30歳のときに読んでおきたかったと思う本は?」というご質問に答えて、今夜は、鴻上尚史さんの『コミュニケイションのレッスン』をご紹介します。「コミュニケイションは技術」つまり、練習や訓練で上達するもの。だから「コミュニケイションが下手なことは、あなたの人格とはなんの関係もありません」という言葉に何度救われたことでしょう。30代って経験したことのないシチュエーションで経験したことのない役回りがまわって来がち……。シビれるシチュエーションを乗り切るとっておきの技とは。
11:07
June 02, 2021
「読書感想文」の弊害。共感も教訓も得なくてもいいのに【第59夜】
「日本語の文章の素晴らしさを感じられる本を教えて」というリクエストにお答えして、翻訳家・鴻巣友季子さんの『翻訳教室 はじめの一歩』をご紹介します。翻訳ものを読んでいて、素敵な表現に出逢うと「英語ではなんて書いてあったのかな」と思いを馳せることがあります。鴻巣さんの翻訳の授業は、読書の仕方の授業でもあります。能動的な読書の仕方を私もこんなふうに子どもの頃に習っておきたかった……。
13:23
May 26, 2021
好きを語ることは、自分の愛くるしさを見つけることでもある【第58夜】
「心身ともに曇りがちな日々に、ハッピーで前向きになれる、魔法のような本を」とのリクエストにお応えして、最果タヒさんの『「好き」の因数分解』をご紹介します。宇多田ヒカルの歌詞の見事さから、UFOキャッチャーの魅力、そして「古畑任三郎」の素晴らしさとは……。好きなものを言葉にすることは「好きを飛び越えた自分そのもの」と語る最果さんの言葉ひとつひとつに、ふさぎがちな心がふわっと救われます。
11:23
May 19, 2021
声に出して読みたいタイトル『君は永遠にそいつらより若い』【第57夜】
今夜は「ただ今ぜっさん”29歳モヤモヤ期”」と語るリスナーさんへ、津村記久子さんの『君は永遠にそいつらより若い』をご紹介します。この秋、佐久間由依さん主演で映画化も決定している『君は永遠〜』。自己肯定感は低いままじゃ人としてダメなのか……というのも裏テーマなのかなと思って読みました。
12:23
May 12, 2021
変わる日本のドラマ、バラエティ。テレビなに見てる?【第56夜】
しばらくNetflixかYouTubeばかり見て、日本の地上波テレビから離れていたの視聴者の一人なのですが、今またテレビのバラエティやトークショー、ドラマが面白いなと思っています。今日ご紹介する『「テレビは見ない」というけれど エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから』という本は、西森路代さん、清田隆之さん、松岡宗嗣さん、武田砂鉄さん、前川直哉さん、佐藤結さん、岩根彰子さん、鈴木みのりさんらが、日本のドラマとバラエティ番組を中心にジェンダーやフェミニズムの視点からどう変化してきたかを論じ、コンテンツを問い直す本です。
12:06
April 28, 2021
GWに読みたい話題の文庫本、一挙公開します!【第55夜】
今夜は、ゴールデンウィークにおうちでじっくり読みたい話題の文庫本をご紹介します。私がまさにこの連休に読もうと思ってとってあるもの、再読したいと思っているものなどです!各作品の見どころ、注目ポイントを解説します。 <紹介作品>『誰かが見ている』宮西真冬/『夜中に泳ぐチョコレートグラミー』町田そのこ/『騙し絵の牙』塩田武士/『あの日、君は何をした』まさきとしか/『本のエンドロール』安藤祐介
14:55
April 21, 2021
今年一番の怪作キター!恩田陸さんの『灰の劇場』がすごい【第54夜】
もう「今年一番」って言っちゃう、言っちゃっていいと思える痺れる小説キマした!恩田陸さんの『灰の劇場』がすごすぎたので、そのトリッキーな構成から、じわじわくる現実を突きつけられる怖さまで、たっぷりと解説します!
12:40
April 13, 2021
昔の感情を思い出してザワザワする小説。今ならわかるあの子の気持ち【第53夜】
「昔の感情を思い出してザワザワするような小説があれば教えてください」というリクエストにお答えして、奥田亜希子さんの『リバース&リバース』をご紹介します。ティーン誌のお悩み相談コーナーを担当している編集者の禄。お悩みを送る少女も、今の禄も、私のことかもしれないと思ってザワザワしちゃいます。あなたの中学生の頃の1番の悩みは何でしたか?
12:08
April 07, 2021
“美人すぎる姉”の代わりになりたかった妹は復讐によって癒されるのか【第52夜】
「意表を突く展開に心揺さぶられる小説を教えてください」とのリクエストにお答えして、クォン・ヨソンさんの『レモン』をご紹介します。日韓ワールドカップに沸く2002年の韓国で、ひとりの美しい女子高生が殺されます。犯人は捕まらないまま。彼女の妹は、死んだ姉の顔を求めて整形を繰り返し、ある日、容疑者の少年の家を尋ねるのですが……。問いかけの答えのない新しい小説とも言える『レモン』の魅力についてたっぷりと語ります。
11:30
March 30, 2021
本も旅もあなたがいちばん必要とするものを与えてくれる。今欲しいのは?【第51夜】
「1度目と2度目で味わいが変わる本」とのリクエストにお答えして、岸本佐知子さんのエッセイ集『死ぬまでに行きたい海』をご紹介します。みなさんにも、とある駅前の風景とその駅を使っていた頃の苦い思い出や、旅から帰ってきた後の忘れられないエピソードはありますか?
10:28
March 24, 2021
緊張せずに、わかりやすく人前でしゃべる修行法【第50夜】
「今度、人前で話す機会があるのですが、話す練習や思考をまとめて口に出すときに参考になる本を教えてください」とのリクエストにお答えして、池上彰さんの『相手に伝わる話し方〜ぼくはこんなことを考えながら話してきた』をご紹介します。私の話す特訓方法や緊張しない技などもお話ししてみました。
16:14
March 17, 2021
暖簾を下ろすときも変えるタイミングも自分で決めていい【第49夜】
今夜は、塩谷舞さんの『ここじゃない世界に行きたかった』をご紹介します。自由な働き方、女性活躍の推進の先に広がる自己責任の範疇を危惧している私。身を粉にして働くのが必勝法のまま、自由と責任だけが増えていくのは危険なのでは……。塩谷舞さんの言葉に、救われるとともに、一度暖簾を掲げたことがある人の強さも感じるのでした。
13:13
March 10, 2021
【第48夜】仲良くないけど、察しあえる『あの子は貴族』に女の連帯を考える
「今年社会人になったばかり。地方勤務になり、同じ部署で働く同期の言動にモヤモヤ……」というお悩みにお答えして、映画公開中で話題の山内マリコさんの『あの子は貴族』についてトークします。境遇や考え方の違う二人は仲良くなれる?友達、学校、結婚などはじつは自分であまり選択できない?…など、二者択一で決めつけられない女性の人生の選択について考察したいと思います。
10:59
March 03, 2021
【第47夜】読み始めると止まらない5作品。本屋大賞全作レビュー&大胆予想
「2021年本屋大賞」ノミネート作品全作解説。今日は、残りの5作品『この本を盗む者は』、『52ヘルツのクジラたち』、『自転しながら公転する』、『八月の銀の雪』、『滅びの前のシャングリラ』を一挙解説してまいります! 候補作品の共通点や傾向についても分析します。
13:14
February 24, 2021
【第46夜】『オルタネート』『逆ソクラテス』の共通点とは?本屋大賞2021候補作
今年の本屋大賞ノミネート作品について、全作解説をお届けして参ります。はい。特に誰からもリクエストされてませんけれども。勝手に大賞を予想しよう!という企画になっております。今日ご紹介するのは、加藤シゲアキさんの『オルタネート』と伊坂幸太郎さんの『逆ソクラテス』です。
11:27
February 17, 2021
【第45夜】本屋大賞2021を勝手に大予想!ノミネート作品を解説します(前編)
今夜は、1月21日に発表になった第18回「本屋大賞」のノミネート作品について語ります! トップ3を大胆予想しつつ、各部門賞を勝手に名付けて評したいと思います。まずは、ノミネート作品はこちら!(作品名50音順)■伊吹有喜『犬がいた季節』(双葉社)■青山美智子『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)■宇佐見りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社)■加藤シゲアキ『オルタネート』(新潮社)■伊坂幸太郎『逆ソクラテス』(集英社)■深緑野分『この本を盗む者は』(KADOKAWA)■町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)■山本文緒『自転しながら公転する』(新潮社)■伊与原新『八月の銀の雪』(新潮社)■凪良ゆう『滅びの前のシャングリラ』(中央公論新社)。一回で全部語れないので、前後編でお届けしたいと思います。皆さんも一緒に予想しながら楽しみましょう!
13:54
February 09, 2021
【第44夜】なんで?と聞かれても説明できないけど、抵抗したい気持ち
大恋愛をしたわけじゃないけど、久々に「恋愛気分を味わいたい!」というリクエストにお答えして松井玲奈さん著書の話題作『累々』をご紹介します。松井玲奈さんの底知れぬ才能と、書き出しから優勝してるこの小説の”企み”の巧みさについてたっぷり語ります!
11:26
February 03, 2021
【第43夜】『仕事の喜びと哀しみ』働く前に知っておけばよかったこととは?
この春から新社会人になるというリスナーさんのリクエストにお応えして、チャン・リュジンさんの『仕事の喜びと哀しみ』という短編集をご紹介します。アプリを作るスタートアップ企業に勤める主人公のアンリ、ちょっと怪しげなアプリのヘビーユーザーに会うことになって……というお話です。みなさんの「仕事の喜びと哀しみ」はなんでしょう?
14:00
January 27, 2021
【第42夜】自分に優しく、ほがらかな「ちび」でいたい
「現実から目を背けたいわけではないけど、クスッと笑ってしまうような本が読みたい」というリクエストにお答えして、朝倉かすみさんのエッセイ『ぜんぜんたいへんじゃないです。』をご紹介します。ちびでも、遅咲きのデビューでも、ぜんぜんたいへんじゃないです、という朝倉さんのユーモアあふれる文章に癒されます。心はそれほど大きくなくても、ほがらかな小さいおばあさんを目指して……!?
12:24
January 18, 2021
【第41夜】「生きづらさ」「扱いづらさ」を無理に補修しなくても良いのかも
「人が亡くならないミステリーを読みたい」というリクエストにお答えして千早茜さんの『クローゼット』をご紹介します。服飾美術館で働く、男性恐怖症の洋服補修士の女性と、男性なんだけど女性の服が好きなデパートカフェ店員の男性。デパートの特別展示をきっかけに二人は出逢って、少しづつ距離を縮めていくのですが……。冬の静かな夜にもぴったりな美しい物語です!
12:49
January 13, 2021
【第40夜】この小説がスゴかった!2020年ベスト5
新年最初の「真夜中の読書会」は、2020年の私的ベストブックを発表いたします。2020年に刊行された新刊単行本の中から、これはすごかった!と言う小説ベスト5を選定し解説するものです。ノミネート作品はこちら⇨『愛されなくても別に』武田綾乃/『最高の任務』乗代雄介/『自転しながら公転する』山本文緒/『持続可能な魂の利用』松田青子/『星月夜』李琴峰 さて今年最も印象的だった小説とは?そしてコロナ禍で感じた読者と作家の新しい関係性とは?
13:60
January 06, 2021
【第39夜】年末年始に読みたい本、一挙紹介します!
「どこへも行かない年末年始、久しぶりにゆっくり本でも読みたい!おすすめの本ありますか?」とのリクエストにお答えして、年末年始に読もうと大事にとってある新刊本6冊をご紹介します。みなさんの年末年始とっとき本はなんですか?
13:27
December 23, 2020
【第38夜】言葉の反射神経はニブいくらいでちょうどいい?
「本好きの友人と討論できる読み応えのある本を教えて」というリクエストにお答えして、内田樹さんと平川克美さんの『沈黙する知性』をご紹介します。ちょっと話がまとまってなくても「こいつ何が言いたいんだ?」って顔しないで、頷いて聞いてくれる相手って大切ですよね。内田先生の唱える「まず異議を唱える」より「まず肯定する」ほうが話が面白くなる、というお話について掘り下げます。
09:42
December 16, 2020
【第37夜】マニュアルをもらってしまうと、それは命令になってしまうから
今夜は「寝る前に気軽に読める短編集を」というリクエストにお答えして、田中兆子さんの『あとを継ぐひと』をご紹介します。家業や仕事のあとを継ぐことになった人の6つの物語。中でもお気に入りの一編「わが社のマニュアル」より、人付き合いのマニュアルって難しいなというお話を。「ダメなことがあるなら先に言ってよ」「レギュレーションがあるなら先にください」ってついすぐ言っちゃいますけどね……。
10:11
December 08, 2020
【第36夜】韓国ドラマ・小説に感じる向田邦子テイストとSFのハイブリッド感
そろそろ2020年を振り返りたくなる時期がやってきました。今年の読書ニュースの一つが韓国文学=K文学の広がりではないでしょうか。K文学や韓国ドラマが面白いと感じるのはなぜだろう、多くの日本人女性がハマる背景はどこにあるのだろうと考察しながら、私が今年読んだ中のベストブックの一つと思っているキム・ヘジンの『娘について』という小説をご紹介します。
15:10
November 25, 2020
【第35夜】美しさ誰のためのもの?美貌を利用する健全さとグロテスクさと
「毒々しい、人間臭い一冊を」というリクエストにお答えして、近藤史恵さんの『夜の向こうの蛹(さなぎ)たち』をご紹介します。人気作家と美人新人作家とその秘書という3人の女性たちが織りなす心理サスペンス。テーマとなっている「ルッキズム」について掘り下げるうち、自分の中にあるルッキズムに気がついて……。
13:29
November 18, 2020
【第34夜】トランプ惨敗ではなかったのはなぜ?大統領選挙がわかる本
バイデン氏勝利でようやく決着したアメリカ大統領選挙。理想のリーダーに見えたオバマ政権をひっくり返し、様々な差別発言や野蛮な発言で注目を集めながらも、バイデン氏と接戦を繰り広げたトランプ氏。トランプ人気の秘密はどこにあるのだろう?という疑問に答えてくれた本『トランプ大統領とアメリカ議会』『沈みゆくアメリカ覇権: 止まらぬ格差拡大と分断がもたらす政治』(いずれも中林美恵子・著)をご紹介します。
13:16
November 11, 2020
【第33夜】「まって」「生きてる?」生存確認しがちな推しがいる人にぜひ読んでもらいたい『推し、燃ゆ』
「推しの時代」がやってきた! 隠キャな自分と陽キャな自分を使い分けて、推しながら生きていく。ファンサイドを描いたファンフィクション・宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』に新しい時代を感じました。「まって、死にそう」と書き込んだことのある全ての人に読んでほしい小説です。
13:59
November 03, 2020
【第32夜】女同士、マウントとってる時間などないから
おすすめの読書入門法というお題から、今、文芸誌がポップでアツイ!!という話になり。最近の胸アツだった文芸誌『文藝』2020年秋号の「覚醒するシスターフッド」特集をご紹介。シスターフッドとはなんなのか? 元AKB48の秋元才加さんのエッセイがとても素敵だったのでご紹介します。
10:30
October 28, 2020
【第31夜】集中力が続かない、長い文章が頭に入ってこないときに
眠りが浅くてすぐに覚醒してしまうように、集中力が浅くてすぐに別のことを考えてしまう……そんな症状に悩まされていませんか。臨床心理学者・大山泰宏先生の『日常性の心理療法』によると、現代社会は、人をどんどん断片的に、細切れの人格にしていっているようです。そうやって大きな変化に適合しているのかもしれません。今夜はとても抽象的なお話なので、聴きながらどうぞゆっくりおやすみになってください。
11:23
October 21, 2020
【第30夜】迷いながら、流されながら「正しい選択」から逃げてもいい
「長く恋をお休みしていた40代が、久しぶりに恋したいなぁってピュアに思える本が知りたいです」というリクエストにお答えして、山本文緒さんの新刊『自転しながら公転する』をご紹介します。幸せになれるベストチョイスを自分で考えて決められる人ってそんなにいないじゃないかな……と思ったり。全部全部自分で背負い込まなくてもいい、そんな風に優しく自分を包み込む気持ちになれる小説です。
12:45
October 14, 2020
【第29夜】人が人に嫌悪感を抱くことの居心地の悪さについて
人が人へ抱く嫌悪感と、嫌悪感もってしまったと自覚した時の気まずさ、居心地の悪さみたいなものを描いてゾワゾワする、黒澤いずみさんの小説『人間に向いてない』をご紹介します。「異形性変異症候群」という架空の奇病を描いたこの小説、人間のグロテスクさを描きながら、愛を感じる小説でもあります。コロナが炙り出した人の黒い気持ちとの共通点とは……。
11:32
October 07, 2020
【第28夜】「半沢ロス」に。気軽に読めてスッキリする小説
半沢直樹ロスのあなたへ!あまり重くなくて、難しくなくて、気軽に読み始められて、すっと入り込め、最後は「正義は勝つ!」的なカタルシスのある小説が読みたいなと柚月裕子さんの短編集『合理的にありえない』をご紹介します。池井戸潤さんの作品と柚月裕子さんの作品の共通点とは……?
11:43
September 30, 2020
【第27夜】好きではない人と暮らし続けていても、今日もご飯は美味しくて
「読むとお腹が空いてしまう小説を教えて」というリクエストにお答えする第二弾!「おなすき本」の名人と勝手に崇拝している井上荒野さんの新刊『そこにはいない男たちについて』をご紹介します。料理教室というある種特殊で濃密な空間で熟成される、女たちの本音とは……?
10:03
September 23, 2020
【第26夜】家族でも恋人でもない女友達の尊さ。「愛してる」より欲しいもの
今夜は、武田綾乃さんの話題の新作『愛されなくても別に』をご紹介します。主人公の大学生の女の子二人の会話と共同生活が、嫉妬するほど愛おしい!そうだった、面白い女友達さえいれば、私たち最強でいられたよね、ということを思い出します。
13:36
September 16, 2020
【第25夜】『望み』『朝が来る』『罪の声』この秋映画公開の原作ネタバレレビュー
この秋は、骨太な邦画が大豊作!!10月に映画公開を控えた『望み』『朝が来る』『罪の声』の3作品をピックアップしてご紹介します。あらすじと言いながら中身も結構喋ってしまっているので、ネタバレ注意です(汗)
12:07
September 09, 2020
【第24夜】こわれてしまった関係を修復したい、心を軽くしたいときに
今夜は「親しかった友人からなんだか急に避けられているような感じになり、コロナもあって、全く関係が途絶えてしまいました。楽しそうにしている彼女のSNSなどを見るとモヤモヤします」というお便りにお答えして、『思い出すと心がざわつく こわれた関係のなおし方』(イルセ・サン著、浦谷計子訳)をご紹介します。大切だった人との関係の喪失、離れて良かったと思う人でも心の奥に残る傷……。イルセ・サン先生の深く優しい言葉と具体的なメソッドで、気持ちの整理をつけて自分を癒しましょう。
12:00
September 01, 2020
【第23夜】夏の終わり。「幼馴染へのジリジリした恋心」的なのください!
「学生時代の恋を思い出すような恋愛小説」と「夏にぴったりの作品」というリクエストにお答えして、豊島ミホさんの『夏は僕を抱く』をご紹介します。幼馴染!夏の夕立!姉の初キス!……と胸の奥がキュッとなるエピソードの連続。しばらく忘れていた感覚を思い出して夏を名残惜しんでください♡
11:03
August 26, 2020
【第22夜】赤ずきんちゃんはどうして狼から逃げなかったの
「#MeToo運動」のきっかけとなった映画プロデューサーのハーヴァイ・ワインスタインのセクハラ事件。その告発記事掲載に至るまでの舞台裏とその後の社会の変化を、取材を担当した「ニューヨーク・タイムズ」の2人の女性記者が綴ったノンフィクション本『その名を暴け: #MeTooに火をつけたジャーナリストたちの闘い』をご紹介します。ワインスタイン側と2人の記者、タイムズ編集部との攻防はスパイ映画さながら。この夏イチ押しのノンフィクション本です。
13:55
August 19, 2020
【第21夜】「やっぱヤメトク」ほど切ない日本語ってあるかしら
今夜は「凪良ゆうさんの『流浪の月』の家族でも恋人でもないけれどただ一緒にいたい、という愛し方にとても感銘を受けました。バタやんさんが今まで出会った本の中でこんな愛し方もあるんだ、と感じた作品があれば教えて」というリクエストにお答えして、李琴峰(り ことみ)さんの『星月夜』をご紹介します。生まれた国を離れて日本に住む、女性二人の愛の物語。日本語の難しさと、胸がギュッとなる切なさを感じたシーンとは?
11:41
August 12, 2020
【第20夜】心がザワザワして眠れない夜に。心落ち着くコミックエッセイ
「夜中に目が覚めて眠れないことが多い。そんな時に心穏やかになれる、気持ちが落ち着くエッセイがあれば教えて」というリクエストにお答えして、『丁寧な暮らしをする餓鬼』というコミックエッセイをご紹介します。餓鬼ってどういう成り立ちか知ってましたか?「無財餓鬼」よりも怖い「有財餓鬼」。無ければないで、有ったら有ったで苦しむ餓鬼の世界。丁寧な暮らしをしてみた餓鬼たちは……。
10:08
August 04, 2020
【第19夜】窪美澄作品に描かれる“欲求”に、心の奥のやわらかいところを掴まれる
今日は、窪美澄さんの新しい小説「私は女になりたい」の連載掲載がミモレでスタートしたことを記念して、窪美澄さんスペシャルを勝手にお届けしたいと思います。『さよなら、ニルヴァーナ』『晴天の迷いクジラ』『水やりはいつも深夜だけど』などを読んで感じる、自分の心の奥のやらかい部分とは……。
10:27
July 29, 2020
【第18夜】最近のお気に入りの漫画。『しょうもないのうりょく』やら異性化やら
「おすすめの漫画は何かありますか?」とメッセージいただきましたので、最近のお気に入り漫画をご紹介します。ティリー・ウォルデンの『スピン』というアメリカのオルタナティブコミックから、高野雀さん、日暮キノコさんまで。鳥肌ポイントを解説します!
10:14
July 22, 2020
【第17夜】「賢さ」は自分を心地よく楽しませることだけに使っていい
「最近、テレビやネットのニュースの情報が強すぎて見聞きできません。社会とほどよく距離を取りながら自分の気持ちを整えられるような本を教えて」というリクエストに、最果タヒさんのエッセイ集『コンプレックス・プリズム』をご紹介します。劣等感は苦しいけど、鈍感な誰かになりたいわけじゃない。微差に気づいてしまう自分の賢さを愛おしく思える、そんな本です。
07:38
July 14, 2020
【第16夜】友達から「恋愛相談されないタイプ」におすすめの恋愛小説
「大人の恋愛小説を」というリクエストに、しまおまほさんの新刊『スーベニア』をご紹介します。このラジオ初の恋愛もの! なぜリクエストが今まで来なかったのか! 「女子高生ゴリコ」で一世を風靡したしまおまほさんが大人になって初めて描く“大人の”恋愛小説とはいかに。
09:44
July 08, 2020
【第15夜】美味しそうな料理が出てきてお腹が空いてしまう小説
「美味しそうなお料理がたくさん出て来て、ついつい話の筋を忘れてしまうような小説を教えて下さい!」というリクエストにお答えして、今夜は、彩瀬まるさんの新刊『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』をご紹介します。ある記憶と結びついて、食べられなくなってしまったもの、あるいは無性に食べたくなるもの、あなたにもありますか?
09:31
July 01, 2020
【第14夜】「相棒」「TRICK2」の脚本家が描く極上のエンタメ小説を堪能しよう!
「少しずつ読むつもりが、一気に読んだしまった!そんな文庫本を教えて」というリクエストにおこたえして、今夜は太田愛さんの『犯罪者』をご紹介します。太田愛さんはドラマ「相棒」や「TRICK2」の脚本家。複雑な事件背景、息をつかせぬスピーディな展開、見事な伏線回収……と上下巻の長さを感じさせない極上のエンタメ小説をご堪能ください!
10:33
June 23, 2020
【第13夜】すべてがリアリティショー化していく今、“感情消費”と距離を置いてみる
共感できないものは不快である、共感できないものは叩いていい、という風潮が強まる今、感情のコンテンツ化はどんどん進み、私たちはいつの間にか消費者のつもりが無償労働者になっている。”1億総配信”時代のいま、あらゆるコンテンツはリアリティショー化していくのではないか。そんなことを大塚英志さんの『感情化する社会』を読みながら掘り下げます。
10:28
June 16, 2020
【第12夜】憂鬱な雨の通勤の日々に。五感を取り戻す「匂いと色彩」が豊かな一冊
外出自粛が解かれて嬉しい反面、梅雨入り、そして憂鬱な通勤の日々が戻ってきてしまいました……。マスクに奪われたのは顔だけじゃなく、嗅覚もでした。今日は「雨の日におすすめの本はありますか?」というリクエストに、千早茜さんの新刊『透明な夜の香り』をご紹介します。人の秘密を香りで感じる。美しすぎる連作短編集。静かな雨の夜にぜひご堪能ください。
08:35
June 09, 2020
【第11夜】絵になる娘と、絵になりたくない娘と
今日は大学生のリスナーの方からいただいた「自粛生活で一人の時間が増えるなか、家族のありがたみを感じています」という心温まるエピソードと「心温まる家族小説を教えて」というリクエストに心温まりまくっちゃった私。いったい何をオススメできるというのか!?と悩んだ末、乗代雄介さんの『最高の任務』をご紹介します。
10:14
June 02, 2020
【第10夜】SNSの誹謗中傷に魂が削られない人なんていないから
SNSやネット上での匿名の誹謗中傷へ、発信者の特定の制度改定が議論されるようになりました。有名な人・有名になりたいと思う人は、何を言われても“しょうがない”という風潮は変わっていくのでしょうか。特に若い女の子たちへぶつけられる酷い言葉、馬鹿にしたような説教などの残酷さよ。今のこの状況を予言したかのような長編小説『持続可能な魂の利用』(松田青子さん)をご紹介します。昨今のニュースに心痛めていた人も、読むと少し気持ちが晴れるかもしれません!
10:10
May 26, 2020
【第9夜】真っ白にはなれないけど、点々のままでいよう
「寝る前にほっとする小説が読みたい」というリクエストにお答えして、今回ご紹介するのは原田マハさんの短編集『星がひとつほしいとの祈り』です。くすぶった思いを抱えながら、ひとりで訪れた温泉旅館。そこで出会った盲目のマッサージ師の老婆から聞いた昔話。温泉に浸かったからといって、旅行したからといって、急に真っ白にはなれないけれど。点々としたまま、少しだけ自分を優しく受けとめて。
11:06
May 19, 2020
【第8夜】「ディスタンス・スマイル」をどう訳す? 読みやすい海外作品の見つけ方
「海外小説がなんとなく苦手」「つい敬遠してしまうけど、打破する方法は?」というご相談。翻訳ものを読むのって、面白いとわかっていても少し気力がいりますね。今夜、ご紹介するのは片岡義男さんと鴻巣友季子さんの『翻訳問答』。「赤毛のアン」などの名作をそれぞれが訳してみせるというガチンコファイトなこの本。同じ原文でも全く異なる二人の邦訳。そこから見える、翻訳ものの奥深き魅力とは……。
12:16
May 11, 2020
【第7夜】すぐそばにあった“高揚感”を見つけること
STAY HOMEなゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたか。お出かけはできなかったけど、いろんなアーティストが無料配信してくれる、見たことない世界に簡単にアクセスできる、そんな新しい世界も広がっていく気がしました。今日は文芸ニュースサイト「TREE」で連載、無料公開中のさまざまな作家・執筆者が描く2020年の4月の日本「Day to Day」という企画をご紹介します。
08:27
May 05, 2020
【第6夜】旅気分を味わえる情景豊かなエッセイが読みたい!
ゴールデンウィークがスタート! 旅行の予定をキャンセルした方も少なくないでしょうか。今日は、脳内トリップできる極上エッセイを一緒に読みませんか。旅先の情景、匂い、そして食の思い出。海外の街の人との洒落た会話! 海外暮らしの妄想が広がる、内田洋子さんの『皿の中に、イタリア』をご紹介します。
09:16
April 27, 2020
【第5夜】角田光代さんスペシャルナイト!書き出しのマジックを読み解く
今夜の読書会は角田光代さんスペシャルナイト(その1)!『八日目の蟬』『紙の月』『三面記事小説』の書き出しを一緒に読んでみましょう。小説を読み始めるのって少し緊張感がありませんか。読み切れるかな、読む切るだけの技量が今の自分にあるかなって……。そんな不安を見事に払拭してくれる、角田光代作品の書き出しのマジック! 本当にすごくて1夜で語りきれなかった……!
11:07
April 21, 2020
【第4夜】前向きさをアピールするのと同じくらい、自分の暗さを表現してもいい
長引くコロナ自粛モードに、こんな今だからこそというポジティブなメッセージがSNSに溢れはじめた今。前向きで明るい自分を表現するのと同じくらい、暗く落ち込んだ自分も認めてあげていいんだよ。今日はそんなメッセージが心に響く『死にたいけどトッポッキが食べたい』(ペク・セヒ)をご紹介します。『82年生まれ、キム・ジヨン』のヒットに続き「K文学」=韓国の小説やエッセイが今、私たちの気持ちにフィットする理由も!
12:07
April 13, 2020
【第3夜】本は天下の回りもの!? 本の所有にまつわる未来のお話 
図書館利用と本の所蔵について。読みたい本はたくさんあるけれど、たくさん本を家に置いておけない……そんなジレンマをテクノロジーが解決してくれる日が来るかも? 今日はそんな未来のお話と本棚をめぐる快楽についてお話しします。ご紹介する本は、内沼晋太郎さんの『これからの本屋読本』です。
11:56
April 06, 2020
【第2夜】現実がシビアすぎて物語が頭に入ってこないときに読みたい本
現実は小説よりもシビアで……長引く不安定な状況の中、心が疲れたときに読みたい本をご紹介します。今回取り上げるのは、社会学者・岸 政彦さんの『断片的なもの社会学』です。  
11:35
March 30, 2020
【第1夜】送別会のメッセージに気の利いた文を書きたい
「ホッとできて明日が楽しみになる」をテーマに、本や漫画をご紹介する“聴く読書会”。第1回は、「送別会のメッセージに気の利いた文章が書ける人になりたい!」というお便りに、穂村弘さんの『はじめての短歌』をご紹介します。短歌と送別会のメッセージの関係とは……?
10:11
March 17, 2020