MyULP: 宮城大学図書館ポッドキャスト
By 宮城大学学術情報センター
MyULP: 宮城大学図書館ポッドキャストJan 25, 2023
020: シラバスに載っていない参考図書 2024
シーズン3となる2024年度最初は、宮城大学学術情報センターの毎年恒例企画となってきた「シラバスに載っていない参考図書」。今年は、東北大学出版会事務局長で文芸評論家の小林直之(こばやし・なおゆき)さんをゲストに迎えて、新たに大学生になったみなさん、そして、本好きのみなさんに読んでいただきたい書籍を紹介していただきました。
ナビゲーターは小川直人(宮城大学特任准教授/せんだいメディアテーク学芸員)、そして、茅原拓朗(宮城大学教授/学術情報センター長)。
(とりあげられた本)
それは誠(著:乗代雄介/2023年/発行:文藝春秋)
認知症世界の歩き方(著:筧裕介/2021年/発行:ライツ社)
奇跡のフォント(著:髙田裕美/2023年/発行:時事通信出版局)
やりなおし教養講座[NTT出版ライブラリーレゾナント](著:村上陽一郎/2004年/NTT出版)
あらためて教養とは[新潮文庫](著:村上陽一郎/2009年/発行:新潮社)
パトリックと本を読む(著:ミシェル・クオ/2020年/発行:白水社)
*
なぜ古典を読むのか(著:イタロ・カルヴィーノ/1997年/発行:みすず書房)
019:災害時の医療的ケア児(者)について知る
宮城大学「研究ジャーナル」(第3巻第1号/2023年)掲載の論文「在宅で生活する医療的ケア児・者と家族の自然災害の体験に関する文献レビュー」をもとに、看護学群准教授の三上千佳子さんに伺いました。
(論文のURL)
https://doi.org/10.15085/0002000028
018:ハーム・リダクションとは?—オーストラリアのドラッグ対策に学ぶ
宮城大学「研究ジャーナル」(第3巻第1号/2023年)掲載の論文「ドラッグに関連した健康被害とスティグマを最小限にするハーム・リダクション ―ニューサウスウェールズ州東部のニードル・シリンジ・プログラム視察報告記」について、看護学群准教授の小松容子さんに伺いました。
017:太白キャンパス図書館ディスカバリー・コモンズSA(スチューデント・アシスタント)の3人をむかえて
大和・太白、ふたつのキャンパスを持つ宮城大学。食産業学群がある太白キャンパスのディスカバリー・コモンズで、レクチャーやワークショップを企画するスチューデント・アシスタント(SA)の、内田朱夏さん、鈴木里彩さん、千葉未来さん(3人とも学部4年生)にお話をうかがいました。講義や演習とは違う、場としての図書館の活用。
016:「現代メディアカルチャー論」(2023年度)の最終課題「学生から教員へ出す夏休みの宿題」
宮城大学1年生向けに2022年度から開講している「現代メディアカルチャー論」(担当:茅原拓朗/小川直人)。昨年大変な思いをしたにも関わらず、懲りずに今年も「学生から教員に夏休みの課題≒推しコンテンツを出してみよう」と投げかけた結果、とてつもない熱量で返ってきました。
015:漆(うるし)のクレジットカード?—乾漆を現代のものづくりにアップデートする—
日本の代表的な伝統工芸技術である漆(うるし)。1300年前の天平時代に確立した乾漆(うるしを麻布などで固めたもの)を使ったカードの製造方法で特許をとった宮城大学事業構想学群教授の土岐謙次さんに、現代プロダクトデザインにおける漆の可能性についてお話をうかがいました。
*科学研究費助成事業「乾漆を現代のものづくり技術をして革新する研究」(課題番号:19H00796)
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19H00796/
014:映画で英語を—『映画シナリオで学ぶ英語表現365』を片手に—
映画好きなら映画で生きた英語を学べるはず……『映画シナリオで学ぶ英語表現365』(共著/2021年/発行:IBCパブリッシング)、そしてその続編(2022年)の著者の一人である、宮城大学基盤教育群教授のマシュー・ウィルソンさんにお話を伺いました。
『映画シナリオで学ぶ英語表現365』
https://ibcpub.co.jp/detail/9784794606983/
『続・映画シナリオで学ぶ英語表現365』
013:読書会のすすめ
近年再び関心を集めている「読書会」。同じ本を片手に議論を深める、あるいは、難しい本も何人かで集まって読めばなんとかなるかもしれません。そんな読書会の魅力を宮城大学基盤教育群准教授の菅原謙さんにお聞きしました。新年度も少し落ち着いた頃、みなさんも読書会をはじめてみませんか?
012:シラバスに載っていない参考図書 2023
宮城大学学術情報センター春の恒例企画となりつつある「シラバスに載っていない参考図書」。講義や演習の参考図書には指定されることはない、しかし、大学生に読んでほしい本をさまざまな方に紹介してもらうこの企画、今回は一般社団法人Granny Rideto(グラニー・リデト)代表理事で、宮城大学の卒業生でもある桃生和成さんにお願いしました。
ゲスト:桃生和成(ものう・かずしげ)
一般社団法人Granny Rideto 代表理事。1982年仙台市生まれ、いわき市育ち。宮城大学大学院事業構想学科空間デザイン領域博士前期課程修了。2008年、NPO法人せんだい・みやぎNPOセンター入職。多賀城市市民活動サポートセンター長を務めたのち、2016年退職。利府町まち・ひと・しごと創造ステーションtsumikiディレクター(2016年-)、シェア型複合施設THE6ディレクター(2016年-)、東北文化学園大学非常勤講師(2018年-)。『復興から学ぶ市民参加型のまちづくりー中間支援とネットワーキングー』(創成社/2018年)共著。
011:第1シーズン(2022年度)のふりかえり
宮城大学学術情報センター(図書館)が送るポッドキャスト番組として2022年4月より始動したこのプログラム、第1シーズンとなる2022年度を、センター長の茅原拓朗(宮城大学事業構想学群教授)とナビゲーターの小川直人(宮城大学基盤教育群特任准教授/せんだいメディアテーク学芸員)が振り返りつつ、第2シーズンの展望を語ります。
010:海苔の生きざま—『かがくのとも:のり』について聞く
小さな子どもむけの絵本『かがくのとも:のり』(作:佐竹絵里子/発行:福音館書店/2023年1月)の監修を務めた宮城大学食産業学群教授の三上浩司さんをお迎えして、私たちに身近な「海苔」をめぐる、やさしくも深いお話を伺います。
『かがくのとも:のり』(月刊『かがくのとも』2023年1月号)
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=7030
009:地道な研究から考える新型コロナウイルス感染症のこと
宮城大学研究ジャーナル(第1巻第1号/2021年)に掲載の「宮城県で発生した新型コロナウイルス感染症患者の特徴 ─第 1 波 88 名の集計から見えた問題点と今後の課題─」(西野拓人、風間逸郎)をもとに、看護学群の風間逸郎教授を迎え、新型コロナウイルス感染症をめぐる研究についてうかがいました。医師でもあり、2020年春の第一波から地道に研究を続ける氏によるお話。
(論文の掲載サイト)
http://id.nii.ac.jp/1380/00000715/
008:デザインの“センス”ではなく、“スキル”を学ぶことについて聞く
宮城大学「研究ジャーナル」(第2巻第1号/2022年)掲載の論文(報告)「MYU Double Diamond Workshop 2021—基礎的なデザインスキルを習得するための連続ワークショップ」について、本江正茂さん(事業構想学群教授/東北大学大学院工学研究科准教授)を迎えて伺います。私たちはしばしば「デザインのセンスがある/ない」とは言いますが、「デザインのスキル」は学べるのでしょうか?
(宮城大学学術機関リポジトリから論文ダウンロード)
007:映画作家・ニシノマドカさん(『言語の向こうにあるもの』監督)を迎えて
宮城大学学術情報センターの恒例企画「六限の図書館」の一環で、ドキュメンタリー映画『言語の向こうにあるもの』の上映にあわせて宮城大学を訪れた同作の監督であるニシノマドカさんにインタビューを行った今回。
2021年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映されたこの作品は、パリ第8大学での二人の教員による「外国語としてのフランス語講座」の様子を記録したものです。私たちの多くがイメージする語学の授業とはまったく異なり、さまざまな文化や背景を持った学生たちが集まり議論する様子は、大学での学びとは何かを考えるきっかけとなるものでした。インタビューでは映画本編には触れず、ニシノさんが本作を撮るに到った経緯を聞いています。将来の進路などに悩む方々に聞いてほしいお話です。
(作品解説/監督プロフィール[山形国際ドキュメンタリー映画祭のウェブサイトより])
https://yidff.jp/2021/cat033/21c039.html
006:聞くことこそ見ること?—「映像の物語認知における音の役割の探索的検討」について聞く
宮城大学「研究ジャーナル」(第2巻第1号/2022年)掲載の論文「映像の物語認知における音の役割の探索的検討」について、執筆者である加藤彩さん(事業構想学研究科博士課程在籍)と、そのコレスポンダントの茅原拓朗(兼学術情報センター長)を迎えて伺います。私たちがふだん観ている映像において、音はどのような役割を果たしているのか。
005:「現代メディアカルチャー論」の最終課題「学生から教員へ出す夏休みの宿題」を履修した結果…
宮城大学1年生向けに新たに開講された「現代メディアカルチャー論」。講師の茅原拓朗・小川直人が独断と偏見で選んだ現代のさまざまなカルチャーを語る最終回、むしろ「学生から教員に”これを見よ/聴け……”というようなものを出してもらったらどうか」という思いつきから問いかけたところ、とてつもない熱量で寄せられた学生それぞれの「推し」について語ります。
004:オープニングのサウンドデザイン裏話
この番組のオープニングとエンディングの音楽をつくった長崎智宏さん(サウンドデザイナー/東北工業大学准教授/宮城大学大学院生)を迎えて、制作の裏話や学生としてのお話など。
003:あのタネはどこからきたのか? 『伝統野菜をつくった人々—種子屋の近代史』について聞く
『伝統野菜をつくった人々—種子屋の近代史』(2015年/発行:農山漁村文化協会)を書かれた宮城大学食産業学群助教の阿部希望さんを迎えて。
002:私たちの食卓に身近な「肉」にまつわる学—『新 家畜生産学入門』について聞く
『新 家畜生産学入門』(2022年3月発行/サンライズ出版)の編者である宮城大学食産業学群の須田義人教授と、執筆に参加した紺屋直樹講師を迎えて。普段食べている《お肉》の生産をめぐる学問の入門編。
001:シラバスに載っていない参考図書 2022年版
正式版の配信第1回目。今回は2019年より宮城大学図書館で発行していた『シラバスに載っていない参考図書』をポッドキャスト版として。主に新入生にむけて、大学図書館の司書が講義の参考資料とは違う角度からお勧めする本たち。
β版第2回
β版の2回目。このプログラムの立ち上げにあたってさまざまなサポートをしてくれたコミュニティFM《ラジオ3》の鈴木美範さんを迎えて、音声メディアの現在について語り合う。また、技術的な試行を兼ねて3ヶ所でのリモート収録を試みる。
β版第1回
β版第1回。このプログラムのねらいや構想を、学術情報センターの運営に関わる茅原拓朗(学術情報センター長/事業構想学群教授/認知心理学)と、学芸員の小川直人(特任准教授/せんだいメディアテーク学芸員)が語る。