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おやこでレッスン!ちゃんねる

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By まゆみ

親子の信頼関係を深めるコミュニケーション方法や、自分で考え行動できる子供の育て方について発信。
チャイルドコーチングアドバイザーとチャイルドカウンセラー資格を持っています。
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#130 祝 おすすめチャンネル掲載🙌改めまして自己紹介|おやこでレッスン!ちゃんねる

おやこでレッスン!ちゃんねるMay 16, 2021

00:00
06:52
#160 子どもにとって答えやすい質問って?

#160 子どもにとって答えやすい質問って?

お子さんが学校から帰ってきた時

「今日学校どうだった?」と聞くお父さんお母さんは多いんじゃないかなと思います。

私も娘に対してこのように質問することがあります。

でも「今日学校どうだった?」と聞いても

「うーん。普通」

「覚えてない」

とか言われてしまうこともあるんですよね(苦笑)

別にそれで会話が終わってしまうのもアリといえばアリなのですが、できれば学校の様子について知りたいと思うのが親心ですよね。

ではお子さんの話を引き出すにはどうしたらいいのでしょうか?

ヒントは「お子さんが答えやすい質問をすること」です。

ではお子さんが答えやすい質問とはどのようなものなのでしょうか?

その1つとして挙げられるのが「限定質問」です。

限定質問っていうと少しわかりにくいですが、例えばYesかNoかで答えられたり、

「葡萄とバナナどっちが好き?」など、選択肢が限定されていたりするものを限定質問と言います。

この限定質問を冒頭で言ったお子さんが学校から帰ってきた時に使うとすると、次のようになります。

「今日学校楽しかった?」

こうすると自然とYesかNoかで答えられるようになり、その後の話の引き出し方の方向性もある程度定まってきます。

例えば私の娘の場合たいてい

「楽しくなかった」というので

まずは

「そっか〜楽しくなかったんだ」

とおうむ返しをします。

そのあとは娘の表情なども読み取りながら

「その中でも楽しかったことってある?」

「もう、全然楽しくなかったんだ?」

など、しばらくYesかNoかで答えられるような質問を繰り返し、より話が引き出せるようになったら、拡大質問につなげるようにしています。

拡大質問とは、限定質問とは反対の質問方法で、Yes/Noや選択肢が限定されていない質問です。

例えば冒頭で述べた「今日学校どうだった?」も拡大質問に入ります。

つまり最初は限定質問、話が引き出せるようになってきたら拡大質問、というふうに、お子さんの話し方を観察しながら、答えやすい質問に切り替えるのがおすすめです。

例えば限定質問→拡大質問→限定質問→拡大質問…という風に、限定質問と拡大質問を交互に繰り返すのもいいですね。

このように質問にも種類があることを知っておくと、お子さんの話がなかなか引き出せないな、と悩んだときに別の質問のアプローチを考えやすくなります。

もし「今日学校どうだった」→「普通」で会話が終わってしまっているのであれば、今日紹介したような限定質問で、お子さんの話を引き出してみてくださいね。

Jun 20, 202106:47
#159 伝え方を工夫するともっとポジティブになれる

#159 伝え方を工夫するともっとポジティブになれる

例えばお子さんがテストである教科だけ苦手意識を持っているとき、どのように声をかけますか?

私の娘の場合、4教科の中では算数に苦手意識を持っているのですが、例えば国語などは満点で、算数だけ平均点数より低い点数を取ってきた、というとき

「国語はよく頑張っているね。でも算数はもうちょっと頑張らないといけないね」

そんな言葉をかけることもあるかもしれません。

このフレーズ、実はいいところもあるんです。

どういうところがいいのかというと、まずは頑張りを認めている点。

「国語はよく頑張っているね」とまず子どもの頑張りを認められることは、とてもいいことだと思います。

ただ、その後の「でも…」は、もう少し言い方を変えてみるともっとポジティブな働きかけをすることができます。

では、「でも算数はもうちょっと頑張らないといけないね」の部分をどのように変化させたら、よりポジティブな働きかけができるのでしょうか。

例えば、こう伝えてみてください。

「国語よく頑張ったね。算数ができるようになると、もっといいよね!」

どう変わったのか分かりますか?

「国語はよく頑張っているね。でも算数はもうちょっと頑張らないといけないね」

という声かけは、今の状態は認めているのですが、その後の算数の話題でマイナス面を伝えているような状態です。

でも「国語よく頑張ったね。算数ができるようになると、もっといいよね!」

という声かけは、今の状態を認め、さらに高みを目指すためには?という、より良い未来に向かいやすいアプローチ方法です。

少しの違いですが、後者の方が、今の自分も認め、より良い状態を目指しやすい声かけなんです。

このように、日常的な会話の中でも、少し言い方を変えるだけでよりポジティブに、未来志向になれることはたくさんあります。

このような言い換えをたくさんできるようになると、親子でポジティブ思考になれ、課題が見つかったとしても、今の自分自身もきちんと認め、より良い自分を目指すには?と考えられるようになりますよ。

Jun 18, 202105:12
#158 あなたならどんな人に「相談したい」と思いますか?

#158 あなたならどんな人に「相談したい」と思いますか?

子どもから話を引き出すためには、子どもに傾聴しなければならない──このラジオでも繰り返しお伝えしてきたことです。

「でもいまいち傾聴ってどんなことをすればいいのかわからない」…そんな方も当然いらっしゃると思います。

そもそも「傾聴」って難しい漢字で書かれた言葉ですし、言葉からすぐにどのようなことをすればいいのかはイメージしにくいですよね。

そこでお勧めしたいのが

「自分ならどんな人に相談したいと思うか?」

と考えてみる方法です。

あなたが心を開いてなんでも相談できる人ってどんな特徴を持つ人でしょうか?

例えば次のような人ではないでしょうか?

・自分が話すことに最後まで耳を傾けてくれる

・自分の話を遮らない程度の相槌を打ちながら話を聞いてくれる

・自分の考え方をそのまま受け止めてくれる

・何か質問するときも穏やかな口調で質問してくれる

このような「相談したい」と思う人の特徴を真似すると、お子さんへの傾聴の姿勢につながります。

例えば「自分が話すことに最後まで耳を傾けてくれる」は、傾聴においてとても重要なポイントです。「自分の話を遮らない程度の相槌」もそうですが、お子さんの話を一旦全て受け入れるという観点からも、この「最後まで耳を傾ける」「話を遮らない程度の相槌」は大切にしたいポイントですね。

「傾聴」という言葉だけを聞くとイメージが湧きにくいですが、このような「自分にとって相談しやすい人って?」と考えてみると、お子さんとコミュニケーションを取る上で目指すべき姿勢が見えてきます。

あなたも試しに「私だったらこんな人に相談したい」という人の特徴を、メモなどに書き出してみてください。

きっとお子さんに対してどういう態度で接すればいいのか、イメージしやすくなりますよ。

Jun 18, 202104:49
#157 自分の子どもの「らしさ」について考えてみよう

#157 自分の子どもの「らしさ」について考えてみよう

昨日、とある人から言われてハッとしたことがあります。

それは「そこが完全になくなっちゃうと、〇〇ちゃんらしさがなくなるよね」

という言葉です。

実は私の娘は学校で先生が全体に向けて言っている指示が聞けないことが多く、それはなぜかというと、近くの子に話しかけたり、ちょっかいを出したりしてしまうからなんですね。

なので学校ではそのことが課題で、ちゃんと先生の話を聞こう、お友達にちょっかいをかけるのは相手の子が嫌がることもあるからやめよう、と話しています。

ただそのことを相談したときに「トラブルになることもあるかもしれないけど、それって〇〇ちゃんらしさでもあるよね」と言われたんです。

確かに、娘はそのようなお友達に気を取られすぎで全体指示を聞けない部分はありますが、そのぶんお友達が何か困っているときにもすぐに気づいて助けてあげますし、初めて会った子ともすぐに打ち解けて、楽しそうに遊んだりできる子です。

そのような、一方から見ると欠点に見える部分でも、他方から見ると長所につながっていたり、本人らしさになったりしている部分があることを、昨日改めて実感しました。

お父さんお母さんにとっては、お子さんに直して欲しいなと思う部分も多々あると思いますが、今回私が気づいたように、その部分がお子さんらしさにつながっていることもたくさんあると思うんです。

もし「この部分がすっかりなくなってしまったら…?」と考えてみるといいかもしれません。果たしてそればその子らしさにつながるのかどうか、冷静になって考えてみると、完全に辞めさせる以外のアプローチ方法も見つかるかもしれません。

私自身、今回のことを反省し、「やめよう」以外の声かけも積極的に行っていこうと思いました。

Jun 16, 202106:03
#156 子どもを観察し記録をつけてみよう

#156 子どもを観察し記録をつけてみよう

私自身、チャイルドコーチングを学び実践していく中で、子どもを観察し記録をつけることの大切さに気づきました。

なぜ子どもを観察し記録をつけるのが大切かというと、子供とのやりとりをスムーズにするためのアプローチ方法が見えてくるからです。

子どもって気分が変わりやすいですから、昨日うまく行った方法も、今日になるとうまくいかなくなることってありますよね。

でも長い目で見てみると、子どもに合ったアプローチ方法が見えてきます。

私の娘の場合、ゲーム時間を1回30分と決めているのですが、どうしてもオーバーしてしまうことがあります。

そんな時、10分以上過ぎてから声をかけると、なかなか辞められないことが多いんです。

でも終わる5分前に

  • 「今こんなゲームしてるんだ」
  • 「あと5分だけど終われそう?」

などとあらかじめ声をかけると、スムーズに辞められることが多いことに気づけました。

このように自分の子供にとってどのようなアプローチが向いているのかを記録していくと、子供との関係性を良くするノートみたいなものも作れると思います。

何事もやってみないと分からないですから、新しいアプローチ方法を試したときも、まずは記録しておくのがおすすめです。

初めは親子にとってなかなか慣れないアプローチ方法でも、繰り返していくうちに馴染んでいくこともあります。

ぜひ今日からはお子さんに対するアプローチ方法とそれに対するお子さんの反応を記録してみてくださいね。

きっと自分たち親子にとってぴったりなアプローチ方法が見つかるでしょう。

Jun 16, 202103:20
#155 子どもが自分の成長を実感できる声かけとは?

#155 子どもが自分の成長を実感できる声かけとは?

子どもと話をしたり、子どもの言動を観察していたりするとき、

「あ、成長したな」

と思うポイントに気づくことがあります。

そんなときはできる限り、その成長ポイントをお子さんに伝えてあげてください。

ではどのようにして成長ポイントを伝えればいいのかというと、少し前からの変化を伝えてみるのがおすすめです。

例えば

  • 「前は靴を脱ぎっぱなしだったけど、きちんと揃えられるようになったね」
  • 「前よりも晩ごはんの準備を手伝ってくれるようになって助かるよ」

など。

少し前からどんな部分が成長したのかを伝えられると、お子さんも自分の成長を実感しやすくなります。

さらにおすすめなのが、お子さんに成長の理由を聞いてみることです。

  • 「どうして靴をきちんと揃えられるようになったの?」
  • 「何か意識するようになったことがあるの?」

など、成長したきっかけを聞いてみると、さらにお子さんの成長を親子で喜ぶことができます。

みなさんもお子さんが「あ、成長したな」と感じたときは、今回紹介したような以前からの変化を伝えたり、成長した理由を尋ねてみたりして、成長したことを深く喜ぶ機会を作ってみてくださいね。

Jun 15, 202103:37
#154 何事もジャッジすることをやめてみる

#154 何事もジャッジすることをやめてみる

普段、私たちは物事をジャッジすることが非常に多いと思います。

ここでいうジャッジとは「良い」か「悪い」といった判断をするということです。

でもなんでもジャッジすることを一旦やめてみると、実はすごく楽になるんです。

例えば職場の人に対して

「この人は何でも人にすぐ相談するからちょっと苦手だな

と判断するよりも

「この人は人に相談することが多いのだな」

と考えてみるんです。

このように、何かを「苦手だ」「よくない」と判断するのではなく、ただ事実のみを受け入れるようにすると、余計なストレスを抱えずに済みます。

これはお子さんとのコミュニケーションでも同様です。

例えばお子さんが学校で友達とケンカしたことを話してくれているときも、親御さんはお子さんから聞く話から、「これはうちの子が悪い」「これは相手の子も非があるかも」とジャッジしてしまうこともあると思います。

でもそんなふうなジャッジをせずに、お子さんの話をただ受け入れるようにすると、お子さん自身で話を整理しやすくなります。

言ってしまえば、お子さんから聞く話はお子さんのフィルターを通した話なので、事実はまた異なるものかもしれません。

しかしお子さんはお父さん・お母さんに話を聞いてもらい、トラブルを解決したいと思っているのでしょう。

なのでこのようなケースではうちの子が悪い・相手の子が悪いということをジャッジするのではなく、お子さんの話を受け止めることを最優先にしてもらいたいなと思います。

試しに今日、自分がどれほど物事をジャッジしているのかをチェックしてみてください。

おそらく想像以上に、さまざまなことに判断を下していることが分かると思います。

でもその中には、別にジャッジしなくてもいいこともたくさんあると思うんです。

「あ、今私はあまり必要ない判断をしたかもしれない」

そう感じることがあれば、ただ事実を事実として受け止めることにフォーカスしてみてください。

必要以上にジャッジしないようにすると、ストレスから解放されることもあります。

Jun 13, 202105:09
#153 子どもの目標は具体的な数値で表すべき?

#153 子どもの目標は具体的な数値で表すべき?

「目標を立てるときはなるべく具体的な数値に表し、期間も定めた方がいい」

そんなことを、ビジネス書などで目にするお父さん・お母さんも多いと思います。

確かに目標は具体的な数値で表したほうが達成度も測定しやすいですし、軌道修正もしやすくなるでしょう。

しかしチャイルドコーチングにおいては、目標の立て方もお子さん一人一人に合わせることを大切にします。

なぜならある子供にとっては具体的な数値に表たほうが効果的でも、他方の子供にとっては他の形で目標を表したほうが効果的なケースもあるからです。

では数値ではない目標の表し方には、どのようなものがあるのでしょうか。

例えば、以前話したフューチャーペーシングも、目標を立てるときにとても効果的なアプローチ方法です。

フューチャーペーシングとは、子どもの将来について、子ども自身に理想の姿を思い描いでもらえるようにアプローチをする方法です。

この時に大事なのはワクワク感です。

すぐに「そのためにはこれをしなければならない」という具体的な行動についての話題に移すのではなく、理想の自分を思い描く時間をじっくり設けることも、目標を立てる際には重要なステップになります。

実は私の娘の場合も、このフューチャーペーシングのアプローチをしっかり行なったほうが、目標に向かって積極的に行動できることに気づきました。

自分の理想の姿を思い描く時間を十分に取ることで、「そうなるためにはどうしたらいいのだろう?」と考えるモチベーションが上げられるようです。

もし、いままでお子さんと目標を立てる際に

「具体的な数値で表さなければ」

と固執していたお父さん・お母さんがいれば、今日からは

「まずは漠然とした目標でもいい」

と考え方をゆるめにしてみてください。

「こんな風になれたらいいな」

「あんな人のようになりたいな」

このような、一見漠然とした目標でも、そのワクワク感が、お子さんから具体的な目標を引き出す原動力になることもありますよ。

Jun 12, 202104:53
#152 些細な変化に気づけるようになると、子供とのやりとりがもっと楽しくなる

#152 些細な変化に気づけるようになると、子供とのやりとりがもっと楽しくなる

自分のお子さんに対してチャイルドコーチングのアプローチを行う場合は、親である自分がコーチにならなければなりません。

そんな時、いつでも大切にしてほしいのが

「どんな些細な変化も見逃さないこと」

です。

私自身も、娘の些細な変化も見逃さず、その場で伝えるようにしたら、コミュニケーションがどんどん円滑になりました。

例えばこれはちょうど今月の頭にあった出来事だったんですが、我が家には脱いだ服をひとまず入れておくかごが置いてあるのですが、ある日娘が登校した後に娘用のカゴを見てみると、脱いだパジャマが綺麗に畳んで入れてあったんですね。

これを見て「やるじゃん」と思ったのですが、もう娘は登校してしまっていたので、本人にこのことを伝えることができません。

そこで私はどうしたかというと、付箋に「パジャマちゃんとたためていてえらい!」と書いて、カゴの部分に貼っておきました。

するとその日のお風呂の準備をするときに娘が「これ、お母さんが書いたの?」と嬉しそうに付箋を見せてきて。

「こうやって書かれるとうれしい…」とつぶやいていました。

そしてその日からずっと、カゴの中の服はきちんとたたまれています。

このように子どもの些細な変化を認めてあげられるようになると、お子さんもその親御さんの反応に応えてくれるようになります。

すぐに伝えられない時は、今回私がやったような付箋などを活用してもいいと思います。

もちろん、些細な変化には、いいことも、あまり良くないこともあります。

あまりよくない変化に気づいた時は、

「どうしたの?」

「いつもの〇〇らしくないね」

などと伝えてみてもいいでしょう。

このような些細な変化を見逃さず、伝えるようにしていると、お子さんは「お父さん・お母さんはいつも自分のことを気にかけてくれている」という安心感を得られます。

この安心感が、何か悩み事があったときに相談したり、辛いなと感じたときに素直に打ち明けられたりする関係性を築けるのです。

ぜひ今日からは「子どもの些細な変化も見逃さないぞ!」という決意を持って、お子さんを観察してみてくださいね。

きっとたくさんの成長ポイントを見つけられるようになると思います。

Jun 11, 202104:50
#151 あなたの「傾聴」の方法は大丈夫?

#151 あなたの「傾聴」の方法は大丈夫?

チャイルドコーチングにおいて、重要となる「傾聴」。

そもそも傾聴とは、子どもの話にじっくり耳を傾け、子供が話したいように話ができる状態に導く目的で行います。

でも傾聴になれない時や、まだ意識しないと傾聴がなかなかできない時、傾聴と賛同を間違えてしまうことがあります。

傾聴ではなく賛同になってしまうと、自分が賛成できることに対してリアクションをとることになります。

でも傾聴は、たとえお子さんの考え方や意見に対して賛成はできなくても

「あなたはそう思ったんだね」

と受け入れるアプローチ方法です。

もし傾聴しているつもりで賛同になってしまっていると、どうなるのでしょうか。

いつも一緒に過ごしているお子さんなら、親御さんの反応を敏感にキャッチします。

親御さんが自分の話をただ受け止めるのではなく、自分が賛成できる考えのみにリアクションしていることにも気づいてしまい、、思い通りに話をしてくれなくなるかもしれません。

でも傾聴によって、お子さんのどんな考え方も一旦は受け止めるようにすれば、お子さんはありのままを話せるようになります。

お父さん・お母さんにはなんでも話せるという安心感を養うことができます。

このような関係性が普段から築けていると、お子さんが本当に困っている時、親御さんにヘルプを求めやすくなります。

もし最近傾聴を意識し始めたというお父さん・お母さんがいらっしゃれば、今回お話ししたような「賛同になっていないか?」を注意してみてくださいね。

Jun 10, 202104:58
#150 「もっと自信を持って!」という言葉が実はNGな理由

#150 「もっと自信を持って!」という言葉が実はNGな理由

お子さんが何か新しいことにチャレンジしようとしていて

でも自信がなさそうで一歩を踏み出せないとき。

周りにいるお父さんお母さんは

「もっと自信持って!」

ということもあると思います。

もちろんこの声かけもお子さんの力になることはありますが、お子さんによってはプレッシャーになってしまうことも。

特にそもそも自信を失いがちなお子さんに対しては

「もっと自信持って!」

という言葉よりももっといいアプローチ方法があります。

それは

「自信はなくてもいい」

と伝えることです。

皆さんは何か新しいことにチャレンジしたいとき、自信がなくてはならないと考えていませんか?

私もチャイルドコーチングを学ぶ前はそう感じていて

「娘には自信がないことが課題だな」

とさえ思っていました。

でも実は自信って持っていなくてもいいんです。

この「自信はなくてもいい」という考え方が根本にあると

ありのままの自分で新しいことにチャレンジできる心の土台ができます。

例えば「自信がなくてはならない」と感じていた時は

「失敗したらどうしよう」

「これでうまくいかなかったら次はもうないかも」

という不安が少しでもあれば、チャレンジできなかったかもしれません。

でも「自信はなくてもいい」という考え方がベースにあると

「たとえうまくいかなくても、それが今の自分の実力」

「失敗から学んで次に生かせばいい」

と思え、何事にもチャレンジしやすくなります。

ではどのようにしてお子さんに

「自信はなくてもいい」

ということを伝えればいいのかというと、

「自信はなくてもいいんだよ」

と直接伝えるのももちろん効果的ですし、今のお子さんにある強みを伝えてみるのもおすすめです。

例えば試合の本番前に練習している時に

「今の部分とてもよくできていたね」

「この部分、お母さん素敵だと思う」

といったふうに、現時点で培われているお子さんの強みを、ぜひ口に出して伝えてみてください。

これを繰り返していくうちに、お子さんは今の自分を肯定的に受け入れられるようになります。

今日からはぜひお子さんに「自信をつけさせる」のではなく、

「自信がなくてもチャレンジできるような心の土台を整える」のにフォーカスしてみてください。

きっと生き生きといろんなことに挑戦できるお子さんに育っていくはずです。

Jun 09, 202105:05
#149 親子でエネルギーがチャージできる習慣を考えてみよう

#149 親子でエネルギーがチャージできる習慣を考えてみよう

今回は「親子でエネルギーをチャージできる習慣について考えてみよう」をテーマにお話ししていきたいと思います。

皆さんは

  • なんとなくいつもの調子が出ないな
  • やる気が出ないな

と感じた時にやることはありますか?

ワタシの場合、仕事のやる気がない時はとりあえずパソコンの前に座り、好きな曲を聴きながら手を動かすようにしています。

仕事中に聴く曲は、集中したい時は歌詞のない音楽にしているのですが、やる気が出ないなという時は歌詞つきの曲を流して、とりあえず手を動かしてみて、それから集中力がアップしてきたら歌詞がない音楽に切り替えて仕事に集中するのを習慣にしています。

このような

  • なんとなくモチベーションが上がらない時
  • 元気が出ない時

の習慣を持っておくと、自分の行動をコントロールするのに役立つので、ぜひ親子でこのようなやる気や元気を出すための習慣について話し合ってみてくださると嬉しいです。

ちなみに私の娘もやる気が出ない時の習慣をある程度持っていて、その中の1つに

「チョコとちょこっと食べる」

というものがあります。

なので冷蔵庫にはチョコを常備しておくようにしているんですね。食べ過ぎは禁物ですが・・・

時には「やる気出すためにそんなにチョコ必要ですか?」っていうくらい食べている時もあるのですが(苦笑)

でも気持ちの切り替えには役立っているなと思います。

そう、このようなエネルギーをチャージできるような習慣をいくつか持っていると、気持ちの切り替えに大いに役立ちます。

特に元気が出ない時って、ネガティブな考えにとらわれがちなのですが、エネルギーをチャージできる習慣を試してみると、その間に他の考え方も頭に浮かんできて「とりあえずやってみよう」と気持ちを切り替えるきっかけになります。

親子でそのような習慣をお互い紙に書き出してみると、お互いのエネルギーチャージできる習慣を知ることができ、実際にやる気や元気が出ない時にアドバイスすることもできます。

実際に我が家でも、娘がなかなか宿題のやる気が出ない時、

「じゃあチョコでも食べてリフレッシュしたら?」

と言ったりしています。

皆さんもぜひ、自分たち親子にとってのエネルギーチャージ習慣について、考えてみてくださいね。

Jun 08, 202105:41
#148 「自分が言われてうれしい言葉集」を作ってみよう

#148 「自分が言われてうれしい言葉集」を作ってみよう

前回までは、チャイルドコーチングの基本となる傾聴・承認・質問についてチェックテストを行い、それぞれ効果的にするための方法を紹介してきました。

今回からはまたチャイルドコーチングを軸にお子さんとのコミュニケーションを円滑にするためのヒントを発信していきたいと思います。

もし前回までの内容で、ここの部分もう少し詳しく聞きたかった、などありましたら、ぜひレターやコメントなどでお知らせくださいね。

さて、今回は「自分が言われてうれしい言葉集を作ってみよう」をテーマにお話ししていきたいと思います。

チャイルドコーチングのアプローチを日々実践していくなかで大切となるのは、言葉や考え方のバリエーションをたくさん持っておくことだと、私は思っています。

例えば褒め言葉1つでも「すごいね」「えらいね」というのも十分素敵な言葉だと思いますが、毎回同じ言葉をかけられすぎると、やっぱり慣れてしまって最初に感じた嬉しさは徐々に少なくなってしまうんですね。

なので褒め言葉もバリエーションを持っておくのがおすすめです。

褒め言葉のバリエーションを考える上でおすすめなのが、この方法をお聞きくださっているお父さんお母さん自らが、かけられてうれしい言葉集を作っておくこと。

例えば

  • ずっと頑張って練習していたことができるようになった時
  • 自分では周囲に気づかれていないと思っていた行いを気づいてもらえた時

など、自分がこうやって言われたらすごくうれしいなと思う言葉を、ぜひノートなどに書き出してみてください。

もちろん褒め言葉だけでなく、

  • 人と喧嘩して自分の言動を後悔しているとき
  • うまくできると思っていたことがうまくできずに落ち込んでいる時

など、元気が出ないときにかけられてほっとする言葉集を作っておくのもとてもおすすめです。

自分がかけられてうれしい言葉って、おそらく自分も子供の頃にかけられたかった言葉も含まれると思うんです。

そしてそのような言葉を自分のお子さんにかけることによって、あなた自身の子供自体もちょっと救えるような感じになるんですね。

これについては以前紹介した本にも書かれていたんですが、子供の頃に抱えていた不満って、今のお子さんとのコミュニケーション上の問題に発展しているケースってあるので。

なので自分がかけられてうれしい言葉を考えるのって、実は深い意味で大事なステップだと私は考えています。

この放送をお聞きくださっている方も、ぜひノートなどに、自分がかけられてうれしい言葉集を、作ってみてくださいね。

Jun 07, 202105:56
#147 失敗も1つの経験

#147 失敗も1つの経験

今回も、第142回目の放送で行った「質問力チェックテスト」の内容に応じて、お子さんに効果的な質問をするための方法について、お話ししていきたいと思います。

今回は質問力チェックテストの10番目にあった

  • 「□失敗に落ち込みすぎず、次に進むための重要なステップだと捉えられるような質問をしている」

についてです。

お子さんが何か新しいことにチャレンジしてうまくいかなかったり、いつもはできていることがうまくできなかったり

何か失敗して落ち込んでしまうこともあると思います。

お子さんが落ち込んでいるのを見るのは、親御さんも辛いですよね。

そのようなときには、まず無理やり元気付けずに、今の落ち込んでいる気持ちをそのまま受け止めてあげてください。

何事もまず傾聴からです。

おうむ返しなどをしながら、じっくり、お子さんが今の感情をそのまま口に出せるように、話を聞いてみましょう。

それから次のステップに進んで欲しいのですが、大事なのは「失敗」を悪として捉えないようにすることです。

うまくできなかった自分を否定してしまうことは、自己肯定感の低下も招いてしまいます。

しかし、

  • 失敗は次のステップに進むために必要なことだ
  • 失敗があるから次にその経験を生かすことができる

とお子さんに伝えられれば、これからまた新たな挑戦をするときも、失敗しても構わないというマインドを持てるようになります。

では質問によってどうやってこのような失敗してもいいというマインドを育てられるかというと、例えば次のような質問の方法があります。

  • 「次、もう一回チャレンジできるとしたらどうしよう?」
  • 「今回うまくいかなかったからこそ、次できることがあるんじゃないかな?」

この質問は失敗を失敗と捉えるのではなく、1つの経験として捉えています。

私は、人生の中で失敗も成功も、正直言ってないと思っています。

その瞬間成功した・失敗したと思っても、長い人生の中では1つの経験にすぎず、その経験を「失敗」にするか「成功」にするかは、その後の自分の考え方や働き次第だと思っているからです。

なのでお子さんも「失敗した」と落ち込んでいたら、まずはその気持ちを受け止め、むしろいい経験をしたんだということを、ゆっくり伝えてあげてください。

いきなり「そんなの大丈夫!」と言ってしまうのは「全然気持ちを分かってもらえない」と思われる可能性もありますので、まずは気持ちを受け止める段階を踏むことも重要です。

失敗に落ち込んでいるお子さんをしっかり受け止め、心を開いてくれた後に、今回紹介した「失敗も1つの経験」ということを、じっくり話していただけるとうれしいです。

このことを繰り返していくうちに、きっとお子さんの中に「失敗しても自分は自分」「失敗してもそれを次に活かせばいい」というマインドを育めると思います。

Jun 05, 202106:19
#146 子供とワクワクしながら将来の話をしよう

#146 子供とワクワクしながら将来の話をしよう

今回も、第142回目の放送で行った「質問力チェックテスト」の内容に応じて、お子さんに効果的な質問をするための方法について、お話ししていきたいと思います。

今回は質問力チェックテストの4つ目の項目にあった

  • 「□子どもが自由に答えられるような質問をしている 」

についてです。

この放送をお聞きくださっているお父さん、お母さんのお子さんにとってはまだ少し先かもしれませんが、例えばお子さんと今後の進路について話し合うとき、

  • 「大きくなったら何になりたい?」
  • 「何か興味のある仕事はあるの?」

といった質問をすることもあると思います。

そのようなとき、親御さんは忙しい合間をぬって話し合いの場を設けていると思いますから、効率的に話を進めたいと考えるかもしれません。

でもこのような、お子さんの将来など、未来について話をするときこそ、お子さんに自由に語ってもらう機会をしっかり持って欲しいなと思います。

何故なら、将来への希望やワクワク感が「じゃあ今はどういう行動に落とし込むべきか?」という具体案へとつながっていくからです。

例えばお子さんが

  • 「お医者さんになってたくさんの人の命を救いたいな」

といってきたとします。すごく素敵なことですよね。

でも親御さんにとっては、医者への道が厳しいことはわかっていますから

  • 「そのためにはもっと勉強しなきゃ」
  • 「お医者さんを目指している子はもっと前から塾に通って勉強しているんだよ」

といった現実的な話をしたくなるものです。

しかしそこはグッと堪えて、お子さんの将来の夢をもっと自由に膨らませるステップを踏んで欲しいです。

例えば

  • 「たくさんの人の命を救いたいって、すごく素敵だね」
  • 「何かそう思うきっかけがあったの?」

などと質問してみるといいでしょう。

するとお子さんから

  • 「テレビでお医者さんが難しい手術をして人を助けているのをみて感動した」
  • 「私もあんな風に人の命を救ってみたい」

といった返答があるとします。

そうしたら、

  • 「お医者さんが難しい手術をして人を助けていたんだね」
  • 「あなたもそのようなお医者さんになれたら、すごいよね」
  • 「そういう風に難しい手術をするためには、きっとたくさん、人の体のことについてとか、勉強したんだろうね」

みたいな感じで、お子さんがなりたい姿に向けて、今からできることについての話題にシフトしてみましょう。

このように、お子さんの将来の希望についてじっくり耳を傾けながら、「じゃあそのために今からできることは?」を考えるメリットは、意欲的に将来に向けて考えられる点にあります。

「お医者さんになりたい」→「じゃあもっと勉強しなきゃだめよ」

とすぐに言われるよりも、

「お医者さんになりたい」→「そのきっかけは?」「どういうお医者さんになりたいの?」

という、将来の夢について想像を膨らませる段階を踏んだほうが、「そうなるためには?」をワクワク感を持って考えられるようになります。

そして具体的なイメージを持ったことで、納得感を持って次のステップに進めるメリットもあります。

先程の例であれば

「難しい手術を成功させて人を助けられるお医者さんになりたい」
→「そのためには人の体のことをたくさん勉強しなければらない」
→「今勉強している科目の中で人の体のことを学べるのは理科かな?」
→「じゃあ理科の勉強を中心にこれから勉強頑張ろう」

というようなロジックで、お子さん自ら今できることを見つけられるかもしれません。

あるいは

「じゃあ人をたくさん助けられるお医者さんになるにはどうしたらいいのか、ちょっと調べてみよう」

といって、親子でお医者さんになるまでの過程を調べてみるのもいいかもしれません。

ポイントは、お子さんの将来の夢を、ワクワクしながら語ってもらうような質問をすることです。

今日からは、将来の夢について現実的な話をしたくなるのは少し我慢して、お子さんのワクワク感を引き出せるような質問をしてみてくださいね。

少し回り道に感じるかもしれませんが、このステップを踏むことで、お子さんはきっと納得感を持って、自ら将来の夢に向かって行動に移せるようになりますよ。

Jun 04, 202106:59
#145 悩みの解決に向けて効果的に質問するには?

#145 悩みの解決に向けて効果的に質問するには?

今回も、第142回目の放送で行った「質問力チェックテスト」の内容に応じて、お子さんに効果的な質問をするための方法について、お話ししていきたいと思います。

今回は質問力チェックテストの7つ目の項目にあった

  • 「□子どもが何か悩みを打ち明けてくれたときは、悩みを解決した後の理想の状態を軸に質問をしている」

についてです。

普段、お子さんが会話をしていると、

  • 「今日学校で友達と喧嘩しちゃって…」

と悩みを打ち明けられることもあると思います。

そのような時はまず傾聴してお子さんの気持ちを受け入れるとともに、「あなたはどうしたいのか?」を質問によって引き出していくアプローチが効果的です。

例えば

  • 「そっか友達と喧嘩しちゃったんだね。喧嘩になったきっかけは何だったんだろう?」

と尋ねてみて、その時の状況を聞いてみます。

この時注意して欲しいのが、お子さんの話を一旦は全て受け入れるように聞くこと。途中で突っ込みたくなっても、深呼吸しながらお子さんの話が一旦終わるまで待ちましょう。

その後に状況を整理するような質問をしていきます。

例えば

  • 「そっか、鬼ごっこで同じ子をずっと狙ってたら、その子が怒ってしまったんだね」
  • 「その子はどんな様子だったの?」
  • 「怒っちゃってることに気づいた時、あなたはどうしたの?」

など。

くれぐれも問いただすように尋ねるのではなく、お子さんの感情も受け止めながら聞き出しましょう。

その上で

  • 「今は友達が怒っちゃって話しかけても答えてくれない状態だけど、あなたは仲直りして、これからも仲良くしたいんだね?」

などと尋ねてみます。

これが悩みを解決した後に目指したい理想の状態を尋ねる質問です。

これに対してお子さんが

  • 「うん、仲直りして、これからも一緒に遊びたい」

と言ったら

  • 「じゃあそうなるためにはどうしたらいいかな?」

と尋ねてみましょう。

このように、話の状況を整理しながら、自分のなりたい理想を引き出せるようになると、お子さん自身でそのような理想に近づくためにはどうしたらいいのか、考えられるようになります。

この時、大切になるのが、やはり傾聴です。

お子さんの話にじっくり耳を傾け、文章の終わりまでしっかり話を聞くようにしながら、たとえ「それはあなたが悪かったんじゃない?」と突っ込みそうになっても、グッと堪えることが大切です。自分が悪いことは、お子さんも十分わかっているはずだからです。

その上で、「じゃあこれからどうすればいいのだろう?」と、お子さんと一緒に考えてみましょう。

もしかすると、傾聴によって、自分の状況を口に出すことで、もう自分の中で答えが導き出せているかもしれません。

その答えが出る最後の一押しとなるような質問ができると、とてもいいと思います。

今回の話はこうやって口にするのは簡単ですが、実際にやろうとするととても難しいと思います。特に私の場合、娘が話している途中で突っ込んでしまいたくなるのですが、グッと堪えています(笑)

でもこの「一旦は話を受け入れること」が習慣になると、お子さんが自ら理想の状態を考えられたり、そこから解決方法を考えられたりできるようになるんです。

そのうちに、話を聞いてあげるだけで、自分で解決方法を導き出せるようになるかもしれません。

無理に質問しようと思わなくても大丈夫なのですが、もし質問をするときは、お子さんが自ら考え出した理想の状態に近づけるような質問を投げかけてみてくださいね。

Jun 03, 202107:37
#144 はじめは2択で質問してみよう

#144 はじめは2択で質問してみよう

今回も、第142回目の放送で行った「質問力チェックテスト」の内容に応じて、お子さんに効果的な質問をするための方法について、お話ししていきたいと思います。

今回は質問力チェックテストの3つ目の項目にあった

  • 「□子どもが質問に答えにくそうだったら、シンプルに答えられる質問(2択など)を投げかけている」

についてです。

普段、お子さんが帰宅したとき

「今日学校どうだった?」

と聞くお父さんお母さんは多いのではないかなと思います。

私自身も娘にそう尋ねることがありますが、大抵「普通!」とか「うーん、忘れた」とか、はっきりしない返事が返ってくることが多いです(苦笑)

これは、もう友達と遊びに行く準備で頭がいっぱいだったり、帰宅して早々ゲームを始めていて答えるのが面倒だったり、あるいは本当に学校であったことを忘れていたり…色々原因はあると思うのですけど

質問の仕方を少し変えると、お子さんの話を引き出すきっかけになります。

その方法の1つが、限定質問です。

限定質問とは、Yes/Noで答えられる質問のこと。

例えば

「今日学校どうだった」から「今日学校楽しかった」に変えてみると、Yes/Noで答えられるようになります。

このように初めはYes/Noの限定質問で会話を始めて、そこからYes/Noでは答えられない、拡大質問へとシフトしていくと、どんどん話を引き出すきっかけになります。

例えばこのような流れになります。

  • 親「今日学校で楽しいことあった?」
  • 子「あったよ」
  • 親「どんな楽しいことがあったの?」
  • 子「友達と氷鬼して遊んだよ」
  • 親「友達と氷鬼して遊んだんだね。鬼になったの?それとも逃げる方?」
  • 子「どっちにもなったよ」
  • 母「どんなところが1番楽しかった?」

これはあくまでも一例ですので、お子さんが何か返答に困っている時や「わからない」で会話が止まってしまったときは、限定質問を使ってみてください。

私の娘の場合、先ほどのような質問をしていくと、自然とこちらから何も尋ねなくても、その日あった出来事を怒涛のように話してくれます(笑)

そうなると私は「うん、うん」と頷いて、娘の話をただ聞くに徹する感じです。

このように、何かきっかけがあると、お子さんは自分の気持ちをつらつらと話してくれるものだと感じます。

そのきっかけの一つとして、今日からはYes/Noで答えられる限定質問を、ぜひ活用していただけると嬉しいです。

Jun 01, 202106:14
#143 子供にアドバイスする前に「許可」をとってみよう

#143 子供にアドバイスする前に「許可」をとってみよう

今回の放送からは、第142回目の放送で行った「質問力チェックテスト」の内容に応じて、お子さんに効果的な質問をするための方法について、お話ししていきたいと思います。

前回もお話しした通り、質問力が高まると、お子さんが自ら考えて答えを導き出す力を引き出せるようになるので、ぜひこれからお話しする内容を実践していただければなと思います。

今回は質問力チェックテストの1つ目の項目にあった

「□子どもに何かアドバイスをする前に、アドバイスをしてもいいか質問している」

についてです。

普段、お子さんが、例えば

「宿題わからない」といってきたり、「今日友達と喧嘩しちゃったんだ」と話してきたりした時、皆さんはどうしていますか?

「宿題わからない」と言われた時は、問題の解き方をアドバイスすると思います。

あるいは「今日友達と喧嘩しちゃった」と打ち明けられた時は、友達と仲直りする方法をアドバイスすると思います。

もちろん、このようなアドバイスをすることはお子さんにとって役に立ちますし、悩みや課題の解決につながると思います。

でも「子供が自ら考え、答えを見つけ出していく」ことにフォーカスするのであれば、1点注意して欲しいことがあるんです。

それが、「アドバイスの前に許可を取ること」です。

どういうことかというと、例えば「宿題わからない」と言われた時に、その問題の解き方を見て間違いに気づいた時、間違っている部分をすぐに指摘するのではなく、こう許可をとってみてください。

「今この問題の解き方を見ていて、惜しいな〜と思う部分を見つけたんだけど、言ってもいい?」

これは、私も娘の宿題を見ているときによくやる方法です。

こうやって尋ねると、娘はよく「ちょっと待って!自分で見つける!」と、私のアドバイスを阻止してきます(笑)。

このように、いきなりアドバイスするのではなく、アドバイスをしてもいいかどうか尋ねることで、子供に選択肢を与えることができます。

今回の場合でしたら、「問題に間違いがあるのを指摘してもらうか」それとも「自分で間違いを探してみるか」を選択できるということです。

このような許可を取らずにアドバイスすると、例えば私の娘の場合、「なんでいっちゃうの!今考えていたのに!」と怒ってしまうことも多々あります。

皆さんもお子さんからこのように言われた経験お持ちなのではないでしょうか・・・苦笑。

このような事態を避けるためにも、この「アドバイスする前に許可を取る」というステップは、とても大事になってきます。

なぜなら一旦許可を取ることで、お子さん自身もアドバイスを受け入れる心の準備ができるからです。

皆さんも自分でなんとかしようと考えている時、横から色々と言われると「ちょっと黙ってて…」ってなっちゃいますよね(苦笑)。

そうならないために、今日からは「アドバイスする前の許可どり」を意識してみてください。

きっとお子さん自ら考える力が高まったり、アドバイスをスムーズに受け入れてくれるようになったりすると思います。

今回お話しした「許可」について、以前インスタグラムアカウントでも紹介しました。概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひそちらもチェックしていただけると嬉しいです。

▷▷子供に「許可」をとったことがありますか?(Instagram投稿)

May 31, 202107:02
#142 【質問力チェックテスト】子どもの答えを引き出す質問って?

#142 【質問力チェックテスト】子どもの答えを引き出す質問って?

#142 【質問力チェックテスト】子どもの答えを引き出す質問って?

前回の放送までは、135回目の放送で行った「承認力チェックテスト」の内容に応じたお話をしていきました。

そして今回は、チャイルドコーチングにおいて、「傾聴」「承認」と同様に重要なステップである「質問」についてお話していきたいと思います。

ここでチャイルドコーチング自体について、今いいちどお話ししておきたいのですが、チャイルドコーチングの「コーチング」ってどんな意味があるのか、覚えていますか?

これは「ティーチング」のことを考えるとわかりやすいのですが、「ティーチング」が子どもに答えを教えるアプローチであるのに対し、コーチングは子供から答えを引き出すアプローチなんです。

この答えを引き出すために大切となる最終ステップが「質問」と考えてください。

では現時点でみなさんが普段この「質問」のスキルがどのくらいあるのか、今回も10の質問でチェックしていきたいと思います。

これから「質問」に関する10の質問をしていきますので、

  • ◎…いつもできる
  • ○…おおむねできる
  • △…たまにできる
  • ×…いつもできない

で答えてみて、あなたの質問力を測ってみてください。

【質問力チェックテスト】

  • □子どもに何かアドバイスをする前に、アドバイスをしてもいいか質問している
  • □子どもに対する質問はなるべく簡潔にするようにしている
  • □子どもが質問に答えにくそうだったら、シンプルに答えられる質問(2択など)を投げかけている
  • □子どもが自由に答えられるような質問をしている
  • □子どもを責めたり問いただすような質問はしていない
  • □子どもが何か悩みを打ち明けてくれたときは、悩みを解決した後の理想の状態を軸に質問をしている
  • □子どもの目標をより具体的にするための質問を投げかけている
  • □子どもの考え方や感情に寄り添いながら、子ども自ら行動に移せるような質問をしている
  • □失敗に落ち込みすぎず、次に進むための重要なステップだと捉えられるような質問をしている
  • □質問したあとに子どもが沈黙してしまっても、しっかり待って、子どもが考える時間を与えられるようにしている

いかがでしたか?

特に自分の子供と話しているとき、ここまで意識して質問することはそんなにないかもしれません。

でも少し質問の仕方を変えるだけで、お子さんの考え方や感情をどんどん引き出せるようになり、何か悩み事があるときも、お子さんが自ら考え解決に導けるようなアプローチができるようになります。

具体的な質問の方法については、次回から解説していきますので、どうぞお楽しみに。

今回チェックがほとんど入らなかった…という方も、大丈夫です。

質問力は、いつからでも誰でも高めることができます。

ぜひ次回からの放送を聞いて、質問力を磨いていきましょう。

ちなみに今回の質問力チェックテストも、私がチャイルドコーチングを学んだテキストを参考に作成しています。

もしこの機会にチャイルドコーチングを本格的に学びたい、という方がいらっしゃれば、以下に私が受講した資格取得講座のリンクを貼っておきますので、ぜひご覧くださいね。

チャイルドコーチングアドバイザー

May 30, 202106:22
#141 文字でも子どもにメッセージを送ってみよう

#141 文字でも子どもにメッセージを送ってみよう

今回も、第135回目に行った「承認力チェックテスト」の内容に沿って、子供を承認する方法について紹介していきたいと思います。

今日は承認力チェックテストの中にあった

「□普段直接話をするだけでなく、手紙など文字でも褒めたり認めたりするメッセージを伝えている」

についてお話ししていきます。

これについては、私も普段なかなかできていないなと思っていて、今回日常的に文字で褒めたり、認めたりする機会ってあるかな?と考えてみました。

そして思いついたのが、音読カードでした。

小学校のお子さんをお持ちのお父さんお母さんなら、お子さんの音読を聞く機会があるんじゃないかなと思います。

私の娘の小学校では音読の宿題が毎日出されるので、それを毎回聞いて、音読カードにサインをつけるようになっています。

この音読カードのサインに、何かメッセージを記すのはどうかな?と思いました。

私もそうなんですが、音読カードのサインって単純に苗字を書くことが多いと思うのですが、そこに「がんばったね」や「元気な声でした」といった一言をつけるだけでも、お子さんの承認につながると思います。

私は今日からさっそくやってみたいと思います。

またこれは過去に私がやっていたことなのですが、娘と交換日記をしていたことがありました。

もし日記をつける習慣がある方はぜひやってみていただきたいのですが、交換日記もお子さんの承認を文字でできる絶好のチャンスだと思います。

ひとことずつでも、その日あった出来事を書き合って、それに対して文字でメッセージを伝えることで、普段口ではなかなか言えない言葉も記しやすいのではないかなと思います。

そう、口では褒めたり、認めたりするのが苦手という方は、もしかすると文字で伝える方法のほうがスムーズにいくかもしれません。

文字で子どもに何か伝えるって、意識しないとなかなかできないと思うので、今回紹介した音読カードを活用する方法や、交換日記など、皆さんが取り入れやすい形でやってみてください。

我が家は付箋をよく使う習慣があるので、仕事だけでなく、娘のメッセージを書くものとしても活用していきたいと思います。

May 30, 202104:41
#140 「You メッセージ」から「I メッセージ」に切り替えてみよう

#140 「You メッセージ」から「I メッセージ」に切り替えてみよう

今回も、第135回目に行った「承認力チェックテスト」の内容に沿って、子供を承認する方法について紹介していきたいと思います。

今日は承認力チェックテストの9番目の質問だった

  • □「私はこうしてくれると助かるな」など、主語を「私」にしたメッセージを伝えている

についてお話ししていきます。

チャイルドコーチングでは、この「主語を『私』にしたメッセージ」のことを「I メッセージ」といいます。

そしてこの逆で、主語をあなたにしたメッセージは「You メッセージ」といいます。

普段お子さんと会話していると、無意識に使うのは後者の「You メッセージ」だと思います。

例えば

  • 「体操服洗濯に出しなさい」
  • 「晩御飯の前に明日の準備してしまいなさい」

というフレーズは、いずれもYou メッセージです。

でもこれをI メッセージに言い換えるとどうなるでしょうか。

  • 「体操服洗濯に出してくれると助かるな」
  • 「晩御飯の前に明日の準備してくれるとうれしいな」

となります。

これらのフレーズには、それぞれ「助かるな」「うれしいな」の前に「私は」が入っています。

このI メッセージは、You メッセージのように、普段は命令口調になるところをマイルドに言い換えられるメリットがあります。

あなたも人から「〇〇しなさい」と言われるよりも「〇〇してくれると助かる」と言われた方が、なんだか行動しやすくないですか?

またI メッセージは、あくまでも最終判断は相手に委ねられるという特徴もあります。

「〇〇しなさい」というYou メッセージは強制力がありますが、「〇〇してくれるとうれしい」というI メッセージは強制力はそこまで強くなく、やるかどうかは相手に委ねられるんです。

そのため子供が自分で考えて行動する癖をつけるきっかけにもなるんですね。

また私の場合、娘に感謝を伝える際も、このI メッセージかなり多用しています。

例えば

「食器片付けてくれてありがとう」

となるところを、よく

「食器片付けれくれて助かるわ」

といいます。

この「助かる」は、私は本当によく使っていて。

なぜかというと、私としては、相手からただ「ありがとう」と言われるよりも「助かるわ」と言われた方が、相手の力になれた気がしてうれしくなるからです。

娘がそう捉えてくれているかどうかはわかりませんが、なんとなく「ありがとう」とただ伝えるよりも「助かるわ」といった方がうれしそうな気がします。

このようにI メッセージはさまざまなシーンで使える方法です。

試しに今日1日、You メッセージからI メッセージに切り替えられる部分を見つけてみてください。

きっと言い方がマイルドになったり、気持ちを伝えやすくなったりして、お子さんとのコミュニケーションが円滑にできるようになると思います。

May 29, 202107:00
#139 子どもの言動を肯定的に観察する方法 〜リフレーミング〜

#139 子どもの言動を肯定的に観察する方法 〜リフレーミング〜

今回も、第135回目に行った「承認力チェックテスト」の内容に沿って、子供を承認する方法について紹介していきたいと思います。

今日は承認力チェックテストの9番目の質問だった

  • 「□子どもの言動を否定的ではなく肯定的に観察している」

についてお話ししていきます。

普段、子供の様子を見ていると、どうしても気になったり、目についたりすることがたくさんあると思います。

例えば脱いだ服を脱ぎっぱなしだったり、ゲームに集中しすぎて約束の時間を過ぎていたり…

気がつくと1日中子供に注意してばかりで疲れた・・・というお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。

私も娘に対して、注意し過ぎて反省することがあります。

子供にとっては家は学校で疲れた分ゆっくりしたい場所なのだと思いつつも、やっぱり気になる部分があるとついつい細かく口に出してしまうのが親心ではないかなと思います。

もし、子供に注意し過ぎてもう疲れてしまうから、何かいい方法が知りたいというのであれば、今回紹介するリフレーミングを試してみてください。

リフレーミングとは、考え方の枠=フレームを、外してみたり、違う視点からのフレームに変えてみたりして、物事を見ることです。

「ちょっと物事の見方を変えてみる」と言うと、シンプルでわかりやすいかもしれません

例えば、お子さんが学校から帰ってきて、すぐにゲームをやったり、YouTubeを見始めて、なかなか辞められないと言う時

いつもなら

「学校から帰ってきてすぐにゲームをやるなんて、依存症になっているのかしら」

と不安になるシーンかもしれません。

でも少し見方を変えてみると、このようなお子さんの行動は、いわゆる「充電時間のようなのもの」と捉えることもできます。

これは、あなたもお子さんの立場になって考えてみるとわかりやすいかもしれません。

仕事や家事がひと段落してホッと一息ついた後、皆さんは何をしますか?

私は何気なくSNSのタイムラインをザーッとみたり、それこそYouTubeをみたりすることがあります。

そういう時ってどう言う時でしょうか?

私が思うに、特に目的はないけれども、それまでの緊張感や疲れから解放されるため、ただなんとなくSNSのタイムラインを眺めたり、動画を見たりしているのではないかな、と思います。

もしかするとあなたのお子さんも、学校で色々と考えることが多く、疲れてしまっているから、とりあえずあまりそのことを考えずにできるゲームをしたり、YouTubeをただぼーっとみたりしているのかもしれません。

先ほども言いましたが、いわゆる頭や心の充電時間のようなものが、あなたのお子さんにとってのゲームやYouTubeなのかもしれません。

もちろんゲームやYouTubeを長時間することは、生活時間の乱れにもつながりますし、目疲れなどの原因にもなりますので、ある程度コントロールは必要がですが

全面的に禁止するのではなく、リラックスしたい時にゲームや動画鑑賞をしたりすることも必要だと言う考え方を少しでも心にとどめておくと

  • 「学校から帰ってきたらまず宿題でしょ?」
  • 「いつまでゲームやっているの!」

と怒鳴る頻度を少なくできるかもしれません。

このように、いつもは注意してしまうようなお子さんの言動も、少し見方を変えてみて、「これもこの子にとっては必要なのかもしれない」など、肯定的に捉える癖がつくと、

お子さんを叱ってしまう機会も減り、親子間のコミュニケーションも円滑にできるようになります。

今回は子供が学校から帰宅してすぐゲームをしたり、YouTubeをみたりしてしまう、と言うシーンを例に出しましたが、あなたが普段、お子さんの気になる言動は他にも様々あると思います。

ぜひ一度そのようないつもは叱ってしまう・否定的に捉えてしまうお子さんの言動を紙などに書き出してみて、見方を変えるとどうなるだろう?と考えてみてください。

そしてその見方を変えた結果を、それぞれの横に書き出してみてください。

きっとこれまでは「注意しなきゃ」と考えていたようなことでも、「この子には必要なのかも」と思えるような考え方が出てくるはずです。

ぜひ、あなたも今日からこのリフレーミングという方法を試してみて、お子さんへの承認力を高めてみてくださいね。

May 28, 202108:55
#138 子どもの強みを口に出して伝える方法

#138 子どもの強みを口に出して伝える方法

今回も、第135回目に行った「承認力チェックテスト」の内容に沿って、子供を承認する方法について紹介していきたいと思います。

今日は承認力チェックテストの2番目の質問だった

  • 「□子どもの長所や強みなどを、口に出して伝えるようにしている」

についてお話ししていきます。

子どもの長所や強みって、なんとなくわかってはいるものの、それをお子さんに口に出して伝えることってなかなか難しいんじゃないかなと思います。

また、私の場合、子どもの頃に自分が褒められたりした記憶があまりなく、(多分褒められていなかったわけではないけれど記憶にないだけ)今でも褒めること自体が苦手ですし、娘の長所を伝えるということも、なんだか恥ずかしくてできていませんでした。

でもあるフレーズを使うようになって、娘の強みを口に出して伝えられるようになりました。

それは、

  • 「〇〇の力があるね」

というフレーズです。

このフレーズを実際に使うと、次のようになります。

  • 「あなたは初対面の子とも、すぐに打ち解けられる力があるね」
  • 「あなたにはその場の雰囲気を一気に明るくさせる力があるね」

これらは実際に私が娘に対してよく使うフレーズです。

この「〇〇の力があるね」というフレーズは、以前も紹介した本に載っていた方法で、娘が不登校気味になってきた時に、意識的に使うようになったフレーズです。

娘は当時本当に自分に自信を失っていて、何をするにも「どうせうまくいかない」ということが口癖だったのですが、

この「〇〇の力があるね」を、本当にしつこいくらい(笑)会話の中に入れるようになるうちに、徐々に自信を取り戻していったように感じます。

学校で先生に注意され、家でも私に注意されることで、おそらく自己肯定感もかなり低下していた時期だったと思うのですが、この「〇〇の力があるね」というフレーズをはじめとした承認を行うことで、本当に少しずつですが、何事にも前向きに考える心の土台ができていったのだと思います。

この「〇〇の力があるね」は、本当に汎用性が高いんです。

私もとの会話の中に、「あ、今の褒めポイントかも」という部分が見えてきたら、すかさず「〜の力があるね」と言うようにしています。

私が思うにこの「力」という言葉がキーになっているのではないかなと思います。

いつも一緒にいるお父さんお母さんから「力がある」と言われると、なんだか自然とパワーが湧いてくるものなのではないかなと思います。

もし、この放送を聞いてくださっている方で、「さいきん子供が自信を失っているようだ」と感じているのであれば、ぜひこの「〇〇の力がある」というフレーズを積極的に使ってみてください。

きっとお子さんに徐々に自信が芽生えていくと思います。

May 26, 202105:22
#137 子どもの存在自体を認める方法 Part2

#137 子どもの存在自体を認める方法 Part2

今回は、前回の放送で紹介した、「子どもの存在自体が大切であることを口に出して伝える方法」ついて引き続き解説していきたいと思います。

前回は、子どもの存在自体が大切であるということを、「生まれてきてくれてありがとう」という言葉で伝える方法をご紹介しました。

ただ、この「生まれてきてくれてありがとう」という言葉、なかなか恥ずかしくて言えないな…っていう方も多いと思うんです。

私ももうでした。

そんな方におすすめしたい、本当に簡単にできる承認の方法があります。

それは、あいさつに子どもの名前を入れることです。

例えばお子さんの名前が「けんた」くんであれば

  • 「けんた、おはよう」
  • 「けんた、今日の調子はどう?」

といった具合です。

これ、特に兄弟のお子さんがいらっしゃるご家庭にぜひやっていただきたいのですが、兄弟を育てていると、それぞれの名前を呼ぶのって、たいてい注意する時なんじゃないかなと思うのです。

私の勝手なイメージでしたらすみません。。

例えば「けんた何やってるの!」「ゆうじ、お兄ちゃんに謝りなさい!」など。

でも、朝のあいさつや何気ない声かけでも、兄弟それぞれの名前をつけることによって、子どもの存在自体を認める「存在承認」につなげることができるんです。

「そんなことで?」と思われるかもしれないのですが、逆の立場になってみて考えてみるとわかりやすいかもしれません。

例えば職場の上司から「君はよく働いてくれるから助かるよ」と言われるのと、「〇〇さんはよく働いてくれるから助かるよ」と言われると、なんとなく後者の言い方の方が嬉しく感じませんか?

(逆だったら済みません 笑)

実は心理学的な観点からも、この相手の名前を呼ぶことは効果的と考えられていて、メッセージの中に相手の名前を入れることで、親近感が湧きやすいと言われています。

これを「ネームコーリング」と言います。

ちょっと話がそれましたが、、なので普段の何気ない会話の中にも、ぜひ今日からはお子さんの名前を意識的に入れてみてください。

意識してみるとわかると思うのですが、普段一緒に過ごす時間が長いと、主語のない会話をしがちなんですよね。

なのでぜひ、この放送をお聞きのあなたも、「いきなり『生まれてきてくれてありがとう』なんて言えないな…」と思ったら、代わりの方法として「何気ない挨拶の中にも子どもの名前を入れる」ことにチャレンジしてみてください。

May 25, 202106:21
#136 「子どもの存在自体を認める言葉」ってどんなもの?

#136 「子どもの存在自体を認める言葉」ってどんなもの?

前回の放送では、子どものことを褒めたり、認めたりする「承認」を、みなさんが今どれくらいできているかチェックするテストを行ってみました。

そして今回の放送からは、承認力チェックテストの質問内容に従って、子どもを承認するためにはどんなことをすればいいのか、紹介していきたいと思います。

まずは承認力チェックテストの3つ目の質問にあった

  • □子どもの存在自体が大切であるということを、口に出して伝えている

という点です。

これ、口で言うのは簡単なんですけど、「子どもの存在が大切である」ということを、どうやって口に出せばいいのか、わからない人も多いんじゃないかなと思います。

そこで、私がもうかれこれ1年半以上、眠る前にやっている方法を今回はご紹介したいと思うんですけれども。

それは、娘に寝る前に「生まれてきてくれてありがとう」と伝える方法です。

私が、眠る前に娘に「生まれてきてくれてありがとう」と伝えるきっかけになったのは、娘が小学校に行きたがらなくなったことです。

その頃は、娘が小学2年生に上がりたての時期だったのですが、毎朝のように、起きた瞬間から「学校行きたくない」「お腹がいたい」と言うようになり、私が一緒に登校することもしばしばありました。

また一緒に登校してなんとか学校には行けたと思っても、体調不良で保健室にいたり、早退したり、学校から勝手に帰宅したりすることもありました…。

そんな頃、ある本に出会って、娘との向き合い方をかえ、この「生まれてきてくれてありがとう」を毎日娘に伝えるようにしました。

その本はチャイルドコーチングに関する本というわけではないんですけれども、その後チャイルドコーチングに関する資格取得講座を受講し、「承認」についても学んだとき、

「あ、あのとき私がはじめたことは、娘の存在自体を承認する行為だったのか」

と気づくことができました。

実際に娘に「生まれてきてくれてありがとう」と伝えるようになって、娘は漠然とした自信がつくようになったと思います。

おそらくその頃は、小学校で「いろんなことをうまくできない自分」と向き合うことになり、自信をどんどん失っていた時期だったので、「自分の存在自体を認めてくれる言葉」をかけられるようになって、安心感があったのではないかなと思います。

なので特に今年の春、小学校に入学したてのお子さんをお持ちの方は、ぜひこの「生まれてきてくれてありがとう」というメッセージを積極的に使っていただけると嬉しいなと思います。

なぜなら小学校に入学すると、娘がそうだったように、周囲と自分を比較して、「できない自分」に自信をなくすお子さんも多いからです。

ぜひ、家庭では

  • 「生まれてきてくれてありがとう」
  • 「あなたが生きていてくれるだけで、お父さんお母さんは幸せだよ」

というメッセージを伝えて、お子さんの存在自体を認めてあげてくださると嬉しいなと思います。

May 25, 202105:26
#135 【承認力チェックテスト】子どもを承認できているかどうかチェックしてみよう

#135 【承認力チェックテスト】子どもを承認できているかどうかチェックしてみよう

#135 【承認力チェックテスト】子どもを承認できているかどうかチェックしてみよう

前回の放送までは、128回目の放送で行った「傾聴力チェックテスト」の内容に応じたお話をしていきました。

そして今回は、チャイルドコーチングにおいて、傾聴と同様に重要なステップである「承認」についてお話していきたいと思います。

承認というのは、相手の良いところを口に出し、認めることを指します。

この承認が日常的にできるようになると、子どもの変化に気づき、些細なことでも認められるようになるため、子どもも少しずつ自信をつけ、自己肯定感(自分の存在自体を認められる感覚)も高められるようになります。

自己肯定感が高まると、何事にも意欲的にチャレンジできる力が身に付くため、「もう少し自信を持って何事にも取り組んでほしい」「新しいことにどんどん挑戦してほしい」と感じている親御さんにとっては、この自己肯定感を高めるアプローチである「承認」を、ぜひ積極的に行って頂けると嬉しいなと思います。

で、今回はこれからこの「承認」についてお話していく前に、「傾聴」の時と同様にチェックテストをまず行ってみたいと思います。

これから承認に関する10の質問をしていきますので、

  • ◎…いつもできる
  • ○…おおむねできる
  • △…たまにできる
  • ×…いつもできない

で答えてみて、あなたの承認力を測ってみてください。

【承認力チェックテスト】

  • □子どもの言動に対して「頑張っているね」「前よりも良くなったね」など、普段から口にして認めるようにしている
  • □子どもの長所や強みなどを、口に出して伝えるようにしている
  • □子どもの存在自体が大切であるということを、口に出して伝えている
  • □自分から子どもに積極的に話しかけている
  • □子どもに「ありがとう」と積極的に感謝の言葉を伝えている
  • □子どもに「お疲れ様」「よく頑張ったね」というねぎらいの言葉を頻繁に伝えている
  • □「私はこうしてくれると助かるな」など、主語を「私」にしたメッセージを伝えている
  • □普段直接話をするだけでなく、手紙など文字でも褒めたり認めたりするメッセージを伝えている
  • □子どもの言動を否定的ではなく肯定的に観察している
  • □子どもが目標などを達成した時、一緒に喜んで労いの言葉をかけている

いかがでしたか?

傾聴力チェックテストより、ちょっと漠然とした質問内容だったかもしれません。

「子供を認めるってどういうこと?」と思われた方も多いかもしれません。

でも大丈夫です。

私も、今回改めてこのような承認力チェックテストをしてみて、今でも「ちゃんとできていないな」と思う点がありますし、傾聴もそうなんですが、6年前くらいまでは、このような子供を褒めたり、存在を認めたりすることを、しっかり口に出して行うことはほとんどできていなかったんじゃないかな、と思います。

でも、そんな私でも、少しずつ子供を認めることができるようになったので、皆さんもきっとできるようになると思います。

次回の放送から、この承認力チェックテストの内容に沿って、子供を承認するためにはどうしていけばいいのか、紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ちなみに前回の傾聴力チェックテストと、この承認力チェックテストは、私がチャイルドコーチングを学んだテキストを参考に作成しています。

もしこの機会にチャイルドコーチングを本格的に学びたい、という方がいらっしゃれば、以下に私が受講した資格取得講座のリンクを貼っておきますので、ぜひご覧くださいね。

チャイルドコーチングアドバイザー

May 23, 202107:54
#134 「ゴール」を意識して傾聴を繰り返してみよう

#134 「ゴール」を意識して傾聴を繰り返してみよう

今回は第128回の傾聴力チェックテストにあった質問全体を通して、意識してほしいことについてお話ししたいと思います。

傾聴と聞くと、みなさんどういうイメージを持たれますか?

  • 「子供の話にじっくり耳を傾ける」
  • 「しっかり相槌を打ちながら、子供の気持ちを受け入れる」

など、さまざまあるでしょう。

もちろんどちらも傾聴として正しいイメージだと思います。

でももっと効果的に傾聴をしたいと考えるのであれば、傾聴のゴールを今一度意識してみることがおすすめです。

では傾聴のゴールは何なのかというと、

「子供が話したいように話して、自分で答えを見つけ出すこと」です。

私たちは、特に子供から悩みを打ち明けられたとき、

  • 「どうにかしてあげたい」
  • 「助けてあげたい」

という一心で、何かとアドバイスなどをしがちだと思います。

でもチャイルドコーチングでは「そもそも子供の中に答えはある」という考えを大事にしたアプローチなので、お子さんの悩みに対して何かアドバイスするのではなく、それを解決に導ける子供自身の力を引き出すための、傾聴や質問などを繰り返していくんですね。

なので傾聴する際も、お子さんの中にある答えを引き出せるようにアプローチしていきます。

「悩みを解決してあげなきゃ」とプレッシャーに感じる必要はなく、以前紹介したようなおうむ返しなどを繰り返していくうちに、お子さんは勝手に自分の状態を話せるようになり、その結果自分の中にある答えを導き出せるようになるんです。

これは私も娘に傾聴するようになって、何度も起こったことです。

娘は学校で「授業中にどうしても後ろの子と話してしまう」という悩みを持っているんですけれども、その悩みを打ち明けられた時、私は次のようにアプローチしてみました。

  • 私:「そっか、どうしても後ろを向いちゃんだね」
      「後ろを振り向いちゃうときってどんなときなんだろうね?」
  • 娘:「ただ待っているときとか、何をすればいいのかわからないときかな」
  • 私:「何をすればいいのかわからなくて、つまらなくて、後ろの子と話しちゃうのかな?」
  • 娘:「うん、そんな感じ」
  • 私:「じゃあ『何をすればいいのかわからない』ことが、後ろを向いちゃうきっかけになっているのかな?」
  • 娘:「うん、そうなんだと思う」
  • 私:「何をすればいいのかわからなくなるのは何でなんだろうね?」
  • 娘:「う〜ん…私が先生の話をちゃんと聞けてないからだと思う」
  • 私:「そっか、先生の話を聞けていなくて、次に何をすればいいのかわからないんだね。じゃあ先生の話を聞いて、次に何をすればいいのかわかるようにするためには、どうすればいいんだろうね」

ここまで傾聴や質問を繰り返していったあと、娘からこんな答えが導き出されました。

  • 娘:「…そうだ! メモを取ればいいんだと思う!」

私は急に「メモを取る」というアイディアが娘から出てきたので少々驚いたのですが、後々聞くと、娘が今国語の授業で学んでいる内容の中に「メモの取り方」があったようで、自分なりに最近学んだことを、悩みの解決に生かそうと思ったようです。

ここまで結構長いやり取りだと思われたと思いますが、子供の中から答えを引き出すアプローチをすることで、子供はただ周りの大人から一方的にアドバイスを受けるよりも、自分の悩みを自分ゴト化できるようになります。この点が、私はとても重要だと感じます。

現に娘は次の日、実際に先生の話を聞く際にメモを取るようにしたようで、「自分で出したアイディアだから行動に移すのが早いな」と感じました。

なので、ぜひ今日からは、お子さんから悩みを相談された場合も「解決してあげなきゃ」と焦らず、「子供が話したいように話して、自分で答えを見つけ出すこと」状態を目標に、傾聴に取り組んでくださるとうれしいです。

May 22, 202110:45
#133 子どもが黙ってしまったとき、どうしていますか?

#133 子どもが黙ってしまったとき、どうしていますか?

今日も第128回で行った「傾聴力チェックテスト」の内容から、子どもに傾聴するための方法についてご紹介していきたいと思います。

今回は傾聴力チェックテストの最後の質問にあった

  • □相手の話がストップしてしまっても、沈黙を恐れずじっくり待つようにしている

の部分についてです。

普段、お子さんと話をしていて、お子さんが黙ってしまうことってありますよね。

我が家の場合、小4の娘と話していて、例えばお友達とのトラブルがあったという話題だったとき、

「なぜそんなことになっちゃったんだろうね?」などと私がいうと、娘は黙ってしまうことが多いです。

こんなとき、皆さんならどうしますか?

ちょっとここで想像してみてください。

おそらく多くの人が、お子さんから答えを引き出せるような質問をしてみるのではないでしょうか。

先ほど話した我が家のケースなら、

  • 「〇〇ちゃんも、ちょっと疲れていたんじゃない?」
  • 「あなたもきつく言いすぎちゃったところがあったんじゃない?」

など、お友達とのトラブルを解決に導けるよう、そのヒントになるような質問を投げかける人も多いと思います。

もちろん、質問によってお子さんの中から答えを引き出すアプローチは、チャイルドコーチングにおいても非常に重要なステップです。

でもときには、「黙ってしまっても、ただ待つ」時間も必要なんです。

なぜなら沈黙の時間は、じっくり考えている時間だからです。

逆の立場になって考えてみましょう。

あなたが誰かに同僚とのトラブルを相談したとします。

「なぜそんなことになったんだろうね」と相談相手から尋ねられたとき、トラブルのきっかけをすぐには思い出せないこともあると思います。

そんなときに相手から

「あなたも悪いところがあったんじゃない?」

など、答えを急かすような質問をされたら、

「今思い出して整理してるから、ちょっと待って!」

と言いたくなりませんか?

お子さんが黙ってしまったとき、答えを急かすように質問してしまうと、これと同じ状況が、お子さんとの間でも起こる可能性があります。

もしかするとこのような対応が面倒で、もうお友達とのトラブルなどの悩み事を、相談してくれなくなってしまうかもしれません・・・。

子どもが一人で悩んでしまう状況は、できれば避けたいものですよね。

なので今日からは「沈黙」も恐れないでください。

話している途中でお子さんが黙ってしまったとしても、じっくり待ってあげてください。

お子さんが頭の中を整理し、じっくり考える時間を与えられることで、一見回り道に思える沈黙の時間が、悩み事解消のための大きな第一歩になるかもしれません。

ただ、ずっと沈黙の時間が続くと、お子さんも気まずい気持ちになるかもしれませんので、そんなときは

「焦らなくて大丈夫。ゆっくり考えていいよ」

など、安心感を与えられる言葉をかけてみましょう。

これからは「沈黙の時間は考えるためのプレゼント」だと思って、どうか恐れずに、沈黙の時間も味わえるようになっていただけると嬉しいです。

今回お話しした「沈黙」に関する内容は、以前インスタグラムでも投稿していますので、合わせてチェックしていただけると嬉しいです。

▷▷沈黙を恐れない(Instagram投稿)

May 20, 202107:16
#132 子どもの話し方を真似してみよう 〜非言語コミュニケーションの影響力〜

#132 子どもの話し方を真似してみよう 〜非言語コミュニケーションの影響力〜

今日も第128回で行った「傾聴力チェックテスト」の内容から、子どもに傾聴するための方法についてご紹介していきたいと思います。

今回は傾聴力チェックテストの8つめの質問にあった

  • 「□相手の話すスピード・声の大きさ・表情などを観察し、自分もそれに合わせている」

の部分についてです。

普段、お子さんと話をしていて、お子さんが興奮して早口になって話すこともあれば、落ち着いて何かを思い出しながらゆっくり話すこともあると思います。

また、興奮して早口になっているときは、声の大きさも結構大きくなっていることもあるのでは?

実は、このようなコミュニケーションを取る上での「話すスピード・声の大きさ・表情」といった、話す内容以外の部分のことを「非言語コミュニケーション」と言います。

この非言語コミュニケーションは、人とコミュニケーションを取る上でとても影響力があると言われていて、具体的には、最も影響力があるのは顔や体(身振り手振り)、次に音声(声色や話すスピード)、そして最後に、話す内容という順になっているんですね。

【コミュニケーションの影響力】

  • 顔・身体>音声>言語

なので例えば「ありがとう」という際に、言葉では感謝を伝える「ありがとう」を発していたとしても、その表情がとても暗いものだったり、相手の目を見ていっていなかったりすると、相手は感謝しているようには感じないということです。これは、「ありがとう」という言語よりも、暗い表情などの非言語の部分が大きく影響しているためです。

この、コミュニケーションを取る上で「非言語(表情・身振り手振り・声色など)の部分が大きく影響にする」ということを頭に入れると、お子さんとのコミュニケーションももっと円滑になるきっかけになるはずです。

具体的なおすすめの方法としては、お子さんとコミュニケーションをする上で話すスピード・声の大きさ・表情といった非言語コミュニケーションの部分を観察したら、それをちょっと真似してみてください。

例えばお子さんがとても嬉しそうな表情で話してきたら、ぜひその話を受け止めるパパママも、嬉しそうな表情になってみてください。

あるいはお子さんが困った顔をしてゆっくり話してきたら、パパママも、困った表情でゆっくり話を引き出してあげてください。

このような、話すスピードを相手に合わせたり、相手の表情に自分も合わせたりすることを「ペーシング」や「ミラーリング」というのですが、これをすると、相手(子ども)との信頼関係を深めるきっかけになるんです。

人間は自分と似た人に、信頼感を寄せる傾向があるからなんですね。

これを心理学では「類似性の法則」というそうです。

なので今日からは、

  • お子さんの話し方を観察してみること
  • お子さんの話すスピード・声の大きさ・表情に自分も合わせてみること

を、ぜひ試してみてください。

きっといつもよりもお子さんの話を引き出せるはずです。

May 19, 202106:48
#131 子どもの話を「。」まで聞いてみよう|おやこでレッスン!ちゃんねる

#131 子どもの話を「。」まで聞いてみよう|おやこでレッスン!ちゃんねる

子どもの話を「。」まで聞いてみよう

今回も引き続き、128回で行った「傾聴力チェックテスト」の質問事項の中から、子どもの傾聴する方法について紹介していこうと思います。

今日は4つ目の質問事項にあった

  • 相手の話を遮らず、最後まで聞いている

についてです。

これ、以前の私は全くと言っていいほどできていませんでした。。

皆さんはどうでしょうか? お子さんの話、最後まで聞けているでしょうか?

この「最後まで聞く」は、具体的にいうと、文章の「。」まで聞く、ということです。

特にお子さんの話って、結構1文が長めになったり、主語がなくて誰がやったことがわかりにくかったり…特に私の娘の場合、結構途中で突っ込みたくなることがあるのですが(笑)

傾聴するためには子どもの話が「。」になるまで、なるべく話を遮らないようにしなければなりません。

ただ、「。」になるまでただ黙っていると、子どもが話していることが整理しにくい状況にもなり得ると思います。

そのような時は、「おうむ返し」をしながら、お子さんの話を「。」まで聞いてみるのがおすすめです。

「おうむ返し」とは相手の話をそのまま繰り返すことなのですが

例えばお子さんが

「今日〇〇ちゃんと昼休み一輪車で遊んでたんだけどね・・・」と話してくれたら

「今日〇〇ちゃんと昼休み一輪車で遊んだんだね」という感じで

お子さんの話をそのまま繰り返してみるんですね。

もちろん、このように本当にそっくりそのままお子さんの発言を繰り返すのも良いですし、程よくお子さんの話を整理しながらおうむ返しするのも良いでしょう。

例えば

「給食の時間が長くなっちゃって休み時間が短くなりそうだったけど、みんなでがんばって片付けたからおにごっこする時間があったんだ!」と話してくれたら

「そうなんだ!みんなで協力したら遊ぶ時間を作れたんだね。」という感じ。

この場合は、お子さんの話の内容は繰り返していますが、要約して返している状態です。

このようなおうむ返しのバリエーションについては、以前インスタグラムでもまとめていますので、そちらも合わせてチェックしていただけると嬉しいです。

▷▷おうむ返しの3つのバリエーション(Instagram投稿)

ここまではお子さんの話を「。」まで聞くためのおうむ返しについて紹介してきたのですが、一方で、お子さんの話が「。」までいくまでに、次のような接続詞から始まる言葉を返そうとしてしまったら、ちょっとぐっと注意してみてください。

  • 「でも…」
  • 「なぜ…」

特に注意したいのが「でも…」ですね。

この接続詞で始まるのは大抵、相手の話を否定したり、別の角度から意見を言ったりする内容だと思います。

もちろんそのような意見が必要な場合もありますが、お子さんは「ただ話を聞いてほしい」だけかもしれません。

皆さんも誰かに何かを話すとき、ただ頷いてほしいときがあると思います。

特に「傾聴」をしたい場合は、相手が話したいことを話しやすい環境を整えなければなりませんので、お子さんの話に「でも…」で突っ込みたくなる気持ちは一旦ぐっと抑えて、どうか「。」まで待ってみてほしいです。

もしかするとおうむ返しなどをしながら「。」までお子さんの話を聞いたことで、お子さん自らまた別の角度の考えが出てくるかもしれません。

私の経験上、娘もそのようなことが何度もありました。

子供が意外と色々と考えているので、お子さんの話を「。」まで待ったり、おうむ返しをしながらじっくり聞いて、お子さんの中から、いろんな考えを、ゆっくり引き出してみてくださいね。

May 17, 202110:16
#130 祝 おすすめチャンネル掲載🙌改めまして自己紹介|おやこでレッスン!ちゃんねる

#130 祝 おすすめチャンネル掲載🙌改めまして自己紹介|おやこでレッスン!ちゃんねる

May 16, 202106:52
#129 〇〇を意識すると子供が話しやすい環境を整えられる|おやこでレッスン!ちゃんねる

#129 〇〇を意識すると子供が話しやすい環境を整えられる|おやこでレッスン!ちゃんねる

前回(#128)は、傾聴力チェックテストを行ってみました。みなさんの傾聴力はいかがだったでしょうか。

今回からは、昨日の傾聴力チェックテストの項目に合わせて、お子さんに傾聴するための方法を少しずつ紹介していきたいと思います。

まずは前回の傾聴力チェックテストの5つ目の項目にあった

  • 「□相手が話しやすいような環境(座る位置や場所)を整える意識をしている」

の部分です。

この質問をしたとき、「相手が話しやすい環境ってなんだろう?」と思われた方も多かったと思います。なので今回はこの「子供が話しやすい環境」をテーマにしていきたいと思います。

「お子さんが話しやすい環境」と聞くと、みなさんはどんなことを思い浮かべるでしょうか。カウンセリングルームのようなイメージを持つ人も多いかもしれません。

でもいきなり「自宅をカウンセリングルームのようにしましょう」と言われても、ちょっと無理がありますよね(笑)。

お子さんが話しやすい環境を整えることに対して、そんなに難しく考える必要はありません。具体的に言うと、「お子さんとの座る位置」に意識を向けるだけでも、話しやすい環境は整えられます。

例えばお子さんと「対面で座って話す時」と「横並びに座って話す時」、どちらがお子さんが話しやすい環境だと思いますか? 実際にあなたがお子さんと対面で座った時と、横並びに座った時をイメージして、考えてみてください。

実は、「横並びに座った時」の方が、お子さんが話しやすい環境といえます。

これはなぜかというと、相手と視線がぶつかるかどうかにあるんですね。対面で話していると、相手と視線がぶつかりやすく、敵対心が生まれやすくなってしまうんです。

でも横並びだと相手と視線が合わず、自分の考えや意見を言いやすい状態になります。

ただしこの横並びは、しっかり相手との信頼関係を築けていないと、なかなかできないと思います。飲食店で見知らぬ人と相席になった時、横に座られるとなんかちょっと戸惑いますよね(笑)。

なのでこの「横並びで話を聞く」という環境は、親子など信頼関係が築かれていれば問題ないですが、まだ知り合って間もない人が相手の場合は、あまりお勧めできないかもしれません。

この、対面で座る状態と横並びで座る状態の中間で、信頼関係がまだきちんと構築できていない関係性の人でも使える「話しやすい位置関係」が「90度に座ること」です。

相手と90度の位置関係で座ると、視線を合わすことも、外すこともできるため、リラックスしやすいです。また、まだ信頼関係が構築されていない場合は、程よい距離感も保つことができます。

私の場合、この90度の位置で娘の話を聞くことが多いです。というか、この座る位置の話をチャイルドコーチングアドバイザー資格の勉強を進めているときに学んでから、90度を意識するようになりました。

確かに、娘と程よい距離を保ちながら、意見も言いやすいし、相手の意見も受け入れやすいような気がします。親子なら横並びでもいいのですが、そうなると子供に共感しすぎて、客観的な意見を言いにくい気がするんですよね。

もし「今まで対面で座って子供の話を聞いていた」と言う方がいらっしゃれば、今日からは横並びや90度で座って話を聞いてみて、どちらが心地よく子供の話に耳を傾けやすいのか、ぜひ試してみてくださいね。

May 15, 202109:13
#128 自分の「子供の話を聴く力」を測ってみよう【傾聴力チェックテスト】|おやこでレッスン!ちゃんねる

#128 自分の「子供の話を聴く力」を測ってみよう【傾聴力チェックテスト】|おやこでレッスン!ちゃんねる

今回は、あなたの傾聴力チェックをやっていきたいと思います。

できれば、今からの質問に対して、

  • ◎…いつもできる
  • ○…おおむねできる
  • △…たまにできる
  • ×…いつもできない

で答えてみて欲しいです。

メモに答えをとりながらやってみると、後から自分の傾聴力を見直せる機会になると思います。なのでできれば今のうちにメモとペンをご用意してみてください!

今回傾聴力チェックをやってみようと思ったのは、私自身、最近忙しさにかまけて「娘にしっかり傾聴できていないな」と思ったからです。

なのでこれから挙げていく質問に対して「×ばっかりついてしまう」といった場合も、大丈夫です。

…私もできないこと、多いです(笑)。

大事なのは、今どれくらい子供に傾聴できているかをチェックして、どこをどう直せばいいのかを知ることです。

ではさっそく傾聴力チェックテスト、やっていきましょう^^

【傾聴力チェックテスト】

  • □話を聴くときは、一旦手を止めて、相手の方を向いて聞いている
  • □相手が話しやすいような表情・態度・姿勢を意識している
  • □相手の話をきくときは、相手の顔を見ながら聞いている
  • □相手の話を遮らず、最後まで聞いている
  • □相手が話しやすいような環境(座る位置や場所)を整える意識をしている
  • □相手が話しやすいようにうなずいたり相槌を打ったりしている
  • □相手の意見が自分異なる場合でも、一旦は受け入れている
  • □相手の話すスピード・声の大きさ・表情などを観察し、自分もそれに合わせている
  • □相手の話をおうむ返しをしながら聞いている
  • □相手の話がストップしてしまっても、沈黙を恐れずじっくり待つようにしている

傾聴チェックテストはここまでです! お疲れ様でした^^

みなさんの傾聴力はいかがだったでしょうか。

今回の傾聴力チェックテストをやってみて、おそらく×がたくさんついた方も多いと思います。

私も同じ内容でチェックしてみたのですが、例えば

  • □話を聴くときは、一旦手を止めて、相手の方を向いて聞いている
  • □相手の話をきくときは、相手の顔を見ながら聞いている

は、忙しいとなかなかできていないな…と反省しました。

今回紹介した傾聴力チェックリストは、傾聴を行う上で重要になるスキルを測るものです。

例えば

  • □相手の話すスピード・声の大きさ・表情などを観察し、自分もそれに合わせている

という項目は、「ペーシング」というスキルのこと。

これは相手の話すスピード・声の大きさ・表情に自分も合わせることで、相手に信頼感を与え、話しやすくできるスキルです。

もし、今回の傾聴力チェックリストをやってみて「もっと傾聴力を上げたいな」と思われたのであれば、私のインスタグラムの投稿をチェックしていただけると嬉しいです。

今はちょっと更新をお休み中なのですが、これまで傾聴力やコーチング力を上げるためのヒントを投稿してきました。

▷▷Instagramはこちら

冒頭でも言った通り、今回の傾聴力チェックでたくさん×がついてしまった方も、今から傾聴の仕方を見直せば、大丈夫です。

私も6年前くらいのことを考えると、全部×になっていたんじゃないかな、と思うくらい、娘の話にじっくり耳を傾けられていませんでした。

でも今日からでも、今回のチェックリストを参考に、聴く力を磨くことはできます。

傾聴力やチャイルドコーチングについては、今やたくさんの書籍でも学ぶことができます。

私も子供とのコミュニケーションについて見直すために、たくさん本を読んで勉強したり、チャイルドコーチングアドバイザーという資格を取得したりしました。

私が傾聴力や子供とのコミュニケーション力を上げるために参考にした本については、ブログでもまとめていますので、ぜひあわせて参考にしていただけると嬉しいです。

【参考にしてほしいブログ記事】

▷▷チャイルドコーチングの資格をとったら子育ての仕方がガラリと変わった
▷▷小学生の娘との関係性を劇的に変えた5冊の本

もちろん、この「おやこでレッスン!ちゃんねる」でも、傾聴力を上げる方法や、親子のコミュニケーションを深める方法をこれからも発信していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

May 15, 202110:01
#127 子供にとって読書とはどんなもの?|おやこでレッスン!ちゃんねる

#127 子供にとって読書とはどんなもの?|おやこでレッスン!ちゃんねる

  • 「子供に読書好きになってほしい」
  • 「子供にもっと本を読んでもらいたい」

こう考えている親御さんは多いと思います。

ベネッセが行った調査によると、読書は子供の知識だけでなく、思考力も伸ばす可能性が示されました。

調査についてはこちら▶︎【小学生の読書に関する実態調査・研究】読書は「知識」と「思考力」の両方を伸ばす コロナ禍における子どもたちの心の安定にも効果

確かに昔から「本をよく読む子=頭がいい子」のイメージってありますよね。

でも私は、読書は子供の学力向上だけでなく、リフレッシュなどの側面も大きいと思っています。なぜなら私自身、読書が好きになるきっかけが、現実逃避だったからです。

私は中学2年生頃から人間関係に悩んでいて、学校で孤立してしまっていた時期がありました。学校で孤立すると、休み時間とかもポツンと1人で過すことが多くて、何をすればいいのかわからなくなるんですよね。余計に孤立しているのを実感する時間というか・・・。

そのような時、孤独感を紛らわせるためにしたのが「本を読むこと」でした。

私の中学校では各クラスに本が置いてあるコーナーがあって、その中から適当に本を選んで読んでいたのですが。今でもよく覚えています。その頃までは私はあまり読書が好きな方ではなかったのですが、孤独感を紛らわせるために最初の手に取った本が「中学生日記」でした。

今調べてみたら、もうNHKでは放送されていないんですね。そう、中学生日記はそもそもNHKで放送されていた、リアルな中学生の日常をドラマにしたもの。私が中2に頃に出会ったのは、そのノベライズ版だったんです。

シリーズで複数冊クラスに置いてあって、内容がまさに当時私が悩んでいたこととかが描かれていて。「今の時期はみんな、人間関係に悩むものなのかな」って、漠然と心が軽くなったのを覚えています。

ちょっと話が逸れてしまいましたが。このように、本は学力向上だけでなく、私の中学生の頃のように、ちょっと現実逃避してみたり、本に書かれている内容に勇気づけられたり、そんな側面も大いにあると思います。

つい先日も娘と本を読んでいたのですが、その中の登場人物のセリフの中に「初めから失敗を恐れていたら何もできない。失敗するから成長するんだよ」といった内容のものがあって、まさに私が普段娘に伝えているメッセージでした。

それを読んだ娘がどう感じたのかは直接は聞きませんでしたが、もしかすると普段一緒にいる私に言われるよりも、お気に入りの物語の登場人物から言われた方が、スッと心に入ってくるのかもしれません。

特に娘はもう小学校4年生で、これから多感な時期に突入しますから、親からの意見は聞き入れてくれなくなってくると思います。そんな時、本や漫画の登場人物が言っているメッセージの方が、本人の心に響くのかもしれませんね。

もし「子供の読書=学力向上」のイメージを強く持っているお父さん・お母さんがいらっしゃったら、読書のメリットは学力向上だけではないということ、そして、お子さんのリフレッシュや視野を広げる側面もあるということをお伝えしたいと思います。

May 14, 202107:20
#125 子供に関する不安がおさまらない時におすすめのチャットサービス|おやこでレッスン!ちゃんねる

#125 子供に関する不安がおさまらない時におすすめのチャットサービス|おやこでレッスン!ちゃんねる

お子さんに対する不安って、なかなかつきないものだと思います。

例えば

  • 「子供が友達とうまくいかないことが多く、このままではいじめられてしまうのではないかと不安」
  • 「小学校高学年になって授業についていけないことが増えて、どんどん成績が落ちてしまうのではないかと悩んでいる」

……など、お子さんの成長段階に応じて、お父さんお母さんにとってはさまざまな不安や悩みが出てくるものだと思います。

このような悩みが一時的なものであればいいのですが、ずっと不安が付き纏い、心が不安定になってしまうのは避けるべきでしょう。

なぜならお父さんお母さんの心が不安定になってしまうと、お子さんに対しても穏やかに接することができず、その結果親子のコミュニケーションがギクシャクしたり、不安の原因がさらに悪化したりする可能性もあるからです。

このようなお子さんに対する不安がおさまらない時におすすめしたいのが、こころコンディショナーというサービスです。

このサービス、私も実際に、今不安に思っていることを相談してみたのですが、自分の気持ちや考え方を整理するいい機会になりました。

こころコンディショナーでは、今ある不安を、チャットで相談できるようになっています。

チャットと言っても、直接人とチャットするわけではなく、対応するのはチャットボットです。

最初に

  • 「まずどんなことがあったのか教えてください」
  • 「どの出来事があってどのように考えたのか教えてください」

といった質問がされるので、チャット上で答えていきます。

この際、書き出すのも難しい場合は、「できない」と言った回答もできますし、書き出す場合は具体的な例も提示してもらえるので、チャットしやすかったです。

質問に対してチャットボットが

  • 「お話ししてくれてありがとうございます」
  • 「落ち込んでいらっしゃるのですね」

と答えてくれるのも、まるで相談員の方に実際に相談している感覚になり、気持ちが落ち着くのを感じました。

この「こころコンディショナー」は「認知行動療法」に基づいて開発されてます。そもそも「認知行動療法」とはうつ病などの精神疾患の治療法として開発されたものです。

人は悩みを抱えている時、極端に悲観的な考え方に走ってしまうことがあるのですが、認知行動療法は、この悲観的な考え方にフォーカスし、気持ちを整理し、違った考え方に導くようなアプローチなんです。

今回、私はこの「こころコンディショナー」を使ってみて、自分の中にある悩みをアウトプットして、落ち着いて客観視するとても良い機会になりました。

子供に関する悩みって、なかなか身近な人には打ち明けられないこともあると思います。

でも悩みをずっと自分一人で抱え込んでいるのって、辛いですよね。

そんな時に、悩みをチャットで書き出して、整理して、心を軽くする場として、ぜひこの「こころのコンディショナー」を活用してみてくださるとうれしいです。

▶︎こころのコンディショナー

May 12, 202109:14
#125 コロナ禍の今、ぜひ親子で読んでもらいたい本|おやこでレッスン!ちゃんねる

#125 コロナ禍の今、ぜひ親子で読んでもらいたい本|おやこでレッスン!ちゃんねる

今回は昨日読んだ本について紹介します。

それは「学校では教えてくれない 自分を休ませる方法」という本です。

この本は精神科医の方が書かれたもので、小学校高学年から大人まで読める内容になっています。

新型コロナウイルスの影響で、大人だけでなく子供たちの生活もガラリと変わってしまった。

昨年の第一回の一斉休校はもちろん、今もオンライン授業やクラブ活動の自粛、休日も思うように外出できないようになり、以前のような生活が送れないことに対してストレスを感じているお子さんも多いと思います。

でも子どもは自分のストレスに対して鈍感なケースも多いと思います。

どうしてイライラするのか、どうして学校に行きたくないのかがわからず、いつの間にか体や心が追い込まれてしまい、何もできなくなってしまうこともあるでしょう。

その理由の一つに、イライラすることはダメなことだ、学校に行かないなんてダメなことだ、と思い込んでしまうことがあると思います。

今回読んだ「学校では教えてくれない 自分を休ませる方法」は、休みを取るということをポジティブに捉えるきっかけになると思います。

自分のストレスに気づくためのチェックシートや、ストレスを受けていると気づいた場合の整理の仕方などが紹介されています。

イラストを交えて、また実際のストレスの内容に応じて解説がされているので、小学校高学年のお子さんでもスムーズに読みやすい内容だと思います。

具体的な内容を挙げると、以下のようなケースに対する対処法が載っています。

  • ゲームがなかなかやめられない
  • 自分なんていない方がいいと思ってしまう
  • 学校での集団活動が辛い

いずれのケースに対しても、そのストレスによって自分はどう感じているのか、そしてどのようなことが起こってしまっているのかを整理できるような内容になっています。

また、私は親の目線でこの本読んだのですが、もっとも印象に残ったのは「安全な相談者と距離を置くべき相談者を見分けるヒント」という部分です。

自分が辛い時、このような人に相談するといい、という特徴が書かれた部分なのですが、例えば以下のようなことが書かれていました。

安全な相談者の特徴

  • あなたの感情を否定しない
  • 先回りして結論を言わない
  • 話をよく聞き、共感してくれる

逆に距離を置くべき相談者の特徴としては、以下のようなことが書かれています。

距離を置くべき相談者の特徴

  • 決めつけることが多い
  • 結論を押し付けてくる
  • 自分の話ばかりする

この内容を見て、ちょっとドキッとしました。

私も娘に対して、「距離を置くべき相談者」になってしまっていないかな?と不安になったからです。

ですのでこの「学校では教えてくれない 自分を休ませる方法」は、親子で休む方法について考えるきっかけになるだけでなく、親御さんにとっては「子供が休みやすい環境を整えられているか?」を考えるきっかけにもなると思います。

今は緊急事態宣言が延長されているエリアがあり、親子ともどもまたストレスが溜まりやすい状況といえます。

ぜひ今回紹介したような本を読んでみるなどして「休むことをポジティブに考える機会」を持ってみていただけると嬉しいなと思います。

May 11, 202107:08
#124 子供の友達がずっと家にいる・・・|おやこでレッスン!ちゃんねる

#124 子供の友達がずっと家にいる・・・|おやこでレッスン!ちゃんねる

小学校に入学して、子供同士が遊ぶ約束をしてくることが多くなってきた家庭も多いのでは?

そんななか問題になることがあるのが「子供の友達がずっと家にいる」ということ。

入学して1ヶ月経ったあたりから、このような悩みをSNSでも目にするようになります。

私自身は今のことろこのような経験はないのですが、話を聞くところによると、土日も友達が家に遊びにきて、ご飯を作らなければならない状況になる家庭もあるようです。

もしこの放送をお聞きの親御さんで、同様の悩みを持っている方がいらっしゃるのであれば、以下のような対処法を試してみるのも、一つの改善策だと思います。

お友達に保護者さん宛の手紙やメモを渡す

うちで遊ぶ時のルールをお友達や子供と再確認する

もうすでにお友達が入り浸るような状況になっているのであれば、次にそのお友達が来た際に、保護者さん宛の手紙やメモを渡してみてはいかがでしょうか。

その際は

「ずっと子供が我が家にいる状況を把握しているのか」

を伝えてみるといいと思います。

特に保護者さんが仕事などで忙しい家庭の場合、自分の家に子供がいることさえも把握できていない状況も考えられます。

なので初めから不満をぶつけるような内容を書くのではなく、今の状況を把握しているのかどうか、確認することが大切だと思います。

もし状況を把握しているのであれば、正直、ずっといられるのは困る、ということを伝えてみてもいいと思います。

子供同士長く仲良くするには、どちらかの家庭に負担がかかっている状況は望ましくないからです。

また、自宅で遊ぶ時のルールを再確認することも大切です。

まずはお子さんに対して、友達を自宅に遊びに誘う時のルールを再確認してみましょう。

例えば

  • お友達が親御さんなどに、うちで遊ぶ許可を得ているのかをしっかり聞く
  • 夕飯の準備や宿題などの時間があるので、自宅で友達遊ぶのは16時50分までにする
  • 自宅で遊ぶときは寝室など、入ってはいけないところを決めておく
  • 冷蔵庫を勝手に開けるなどの行為はお友達でもしっかり注意する

など。

このような、お友達を自宅に誘う時のルールをしっかり決めておくと、逆に自分の子供が友達の家に遊びに行く際も、その家庭のルールを尊重できるきっかけになります。

May 10, 202107:26
#123 子供に優しくできない時はどうするべき?|おやこでレッスン!ちゃんねる

#123 子供に優しくできない時はどうするべき?|おやこでレッスン!ちゃんねる

子供に優しくできない時って、どうしてもあると思います。

お父さんお母さんも人間ですから、いつも子供におおらかに接することって限りなく不可能に近いのではないでしょうか。

そんな時大事なのは「自分の心の余裕のなさ」を自覚すること。

  • 「なんか今イライラしているな」
  • 「子供に八つ当たりっぽいことしちゃってるな」

と感じたら、まずはお子さんから少し距離を置いてみましょう。

そして、

  • 今自分はなぜ子供に優しくできないのか
  • 何に対してストレスを感じているのか

を考えてみましょう。

  • もしかすると、きのう十分な睡眠が取れず、寝不足でイライラしてしまっているのかもしれません
  • あるいは、仕事が詰まっていて時間に余裕がないのに、子供に「これやって・あれやって」と要求され、「そんなの自分でやってよ」とイライラしてしまっているのかもしれません

お子さんから少し距離を置いて、自分の心に余裕がなくイライラしている原因がわかってきたら、どうしたらそのイライラを収められるか考えてみましょう。

  • 例えば突発的なイライラでしたら、深呼吸をしてみたり、目を閉じて瞑想したりするだけで、心が落ち着くかもしれません
  • 「一旦休憩したら心が安らぐかも」と感じたのであれば、お気に入りの音楽を聴いたり、コーヒーブレイクをしたりするのもいいかもしれません
  • あるいは、仕事が詰まっているのが原因なのであれば、今残っている仕事を書き出してみて、今日最低どこまで進めればなんとななるのかを把握してみてもいいかもしれません

このように、子供に優しくできない原因が自分の中にある場合は、いくらでも対処法はあります。

大事なのはイライラしている自分に気づき、そのイライラを鎮める方法をいくつか持っておくこと。

この放送をお聞きのあなたも、イライラしたときの対処法を挙げてみて、メモに書き留めてみましょう。

いざイライラしてしまって子供に優しくできなくなったときの、処方箋になるはずです。

May 10, 202104:58
#122 子どもの担任の先生が変わったときに気をつけるべきこと|おやこでレッスン!ちゃんねる

#122 子どもの担任の先生が変わったときに気をつけるべきこと|おやこでレッスン!ちゃんねる

お子さんが新しい学年になって、1ヶ月ほど経とうとしています。

我が家と同様に新しい担任の先生がついた、というご家庭に向けてのメッセージを放送しています。

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May 08, 202105:44
#121 AI司書が本をおすすめしてくれるサービスを体験|おやこでレッスン!ちゃんねる

#121 AI司書が本をおすすめしてくれるサービスを体験|おやこでレッスン!ちゃんねる

昨年私の娘が体験した「ヨンデミーオンライン」というサービスについて紹介します。

「子供が同じシリーズの本ばかり読む」「もっと幅広く読書を楽しんでほしい」

こう考えている親御さんはぜひチェックしてみてください。

ブログの体験レポートはこちら👇

https://oyakode-lesson.net/kids-eachlearn/yondemy/

ヨンデミーオンライン公式サイトはこちら👇

https://lp.yondemy.com/

#チャイルドコーチングアドバイザー #チャイルドカウンセラー #チャイルドコーチング #コーチング #自己肯定感 #承認 #存在承認 #育児 #子育て #子育てラジオ #パパ #ママ #ヨンデミーオンライン

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May 07, 202106:06
#120 すぐ人のせいにする子どもに対してすべきこと|おやこでレッスン!ちゃんねる
May 06, 202106:10
#119 子どもにも「ただ話を聞いてほしい時」がある|おやこでレッスン!ちゃんねる

#119 子どもにも「ただ話を聞いてほしい時」がある|おやこでレッスン!ちゃんねる

子供の話を聞いているとき、つい

「こう言う時はこうしたらいいんじゃない?」

「なぜこうしなかったの?」

とすぐにアドバイスしたくなるもの。

でも自分が子どもの立場になって考えると、ちょっとアプローチの仕方が変わってくると思います。

子どもの気持ちに寄り添う「傾聴」についてはこちらも参考にしてください👇

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May 05, 202104:50
#114 「なぜこんなことしたの?」とは別の角度から質問してみよう|おやこでレッスン!ちゃんねる

#114 「なぜこんなことしたの?」とは別の角度から質問してみよう|おやこでレッスン!ちゃんねる

子どもが思わしくない行動を取った時、「なぜこんなことしたの?」と聞く親御さんは多いと思います。
でもこの質問の仕方では、お子さんは返答に困ってしまうことも多いのです。
今回はこの代わりになる質問の方法について紹介しています。
#チャイルドコーチングアドバイザー #チャイルドカウンセラー #チャイルドコーチング #コーチング #自己肯定感 #承認 #存在承認 #育児 #子育て #子育てラジオ #パパ #ママ #サポートブック
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May 05, 202105:36
#118 連休明け3日間は子どもの様子に特に注目しよう|おやこでレッスン!ちゃんねる

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May 04, 202105:45
#117 「でも」に代わる接続詞を見つけてみよう|おやこでレッスン!ちゃんねる

#117 「でも」に代わる接続詞を見つけてみよう|おやこでレッスン!ちゃんねる

子どもの考えや意見に対して「でも」で始まる返答ばかりしていませんか?

「でも」を他の接続詞に変えると、子供に受容的になるきっかけになります。

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May 04, 202104:43
#116 漠然と夢を語る機会も持ってみよう|おやこでレッスン!ちゃんねる

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May 03, 202104:57
#115 失敗を怖がる子どもに対してできること|おやこでレッスン!ちゃんねる

#115 失敗を怖がる子どもに対してできること|おやこでレッスン!ちゃんねる

失敗を恐れてなかなか一歩を踏み出せない子供は多いと思います。

そんな時、子供の背中をそっと押せるようなアプローチ方法をご紹介しています。

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May 01, 202105:42
#113 子どもの特性と関わり方を整理するのに役立つサポートブック|おやこでレッスン!ちゃんねる

#113 子どもの特性と関わり方を整理するのに役立つサポートブック|おやこでレッスン!ちゃんねる

101回目の放送で「子どもの特性を先生に伝えるときの注意点」についてお話ししたのですが、今回は子どもの特性と関わり方を先生に伝える際、非常に役立つサポートブックテンプレートについてご紹介しています。

リタリコジュニアのサポートブックテンプレートのダウンロードはこちらから👇

🔗https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/supportbook/

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Apr 30, 202104:54
#112 おやこで読むと思わず笑えるおすすめ本|おやこでレッスン!ちゃんねる

#112 おやこで読むと思わず笑えるおすすめ本|おやこでレッスン!ちゃんねる

今回はおすすめ本「ぼく、わたしのトリセツ」を紹介しています。

もともと教育・保育現場の先生に向けて書かれた本のようですが、家庭でお子さんと関わる際のヒントになる本だと思いました。

「子供ってそうなんだな〜」と、まさに取扱説明書になっている本で、思わずくクスッと笑ってしまう内容です^^

📕ぼく、わたしのトリセツ

🔗https://amzn.to/3u28NUQ

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Apr 29, 202106:17
#111 子どもに指摘するときは、事実だけを伝えてみよう|おやこでレッスン!ちゃんねる
Apr 28, 202103:17