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SOUNDSCAPE「和と輪」

SOUNDSCAPE「和と輪」

By BRENDA CHEN

〜 視覚情報が溢れすぎる今こそ、内なる声に耳を傾ける空間と時間を作る 〜

大阪中心部にある小さな通訳屋による「音の遊び」で「音で風景を描く」試みです。シーズン1(サウンド1〜10の予定)は自分へのサウンドセラピーも兼ねて作ってみたモノです。主に普段気に入って何気なく録音した音源がベースになっています。大阪市西区界隈で小さなオフィスを構えて日本語・英語・中国語というトリリンガル(3ヶ国語)を駆使し、ビジネスシーンをはじめ、消化器内視鏡手技における逐次通訳を提供しております。[公式 HP] perapeko.blogspot.com (他も、HPとSNSは「PERAPEKO」をググったら色々出ます)。

English HP | 中文官網:trilingual-interpreter.blogspot.com
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サウンド10:船の音(大阪城・御座船)

SOUNDSCAPE「和と輪」May 08, 2021

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11:28
サウンド10:船の音(大阪城・御座船)

サウンド10:船の音(大阪城・御座船)

昨年5月末に日本における一回目の自粛が明けることに連れて、私が近場の大阪城にまず一人で出かけてみることに挑んでみました。当時「船=感染リスク高い」イメージから誰も乗ろうとしなかった御座船に初乗船し、貸切同様の状態でゆったりと初夏の風に吹かれながら大阪城の濠を一周してきました。船にかかったアナウンスには日本語・英語両方あり、それを聴き比べて照合する自分がいてやはり通訳者としても「言語」が耳に入ると思わず考えてしまう癖あると改めて気付かされました。2020年からコロナによって大変多くの事業者が大きな壁に立ち向かわされました。しんどく感じることも多々あるでしょうが、それを将来新たな飛躍のための踏み台として今しっかりと土台を作り直したり力をつけたりするように捉えて工夫し続ければ、きっといつかこの時期を振り返る時に貴重な経験だと思えてくる日がくるのでしょう。今回のオリジナル音源は番組始まって4分 経ったところから流れます。第10回目の放送をもちましてサウンドスケープの「シーズン1」を終了させて頂きます。これまでの愛おしい音と風景を全て、今、世界中に踏ん張って新たな未知(道)に挑んでいる方々に捧げます。


※ 番組への励みや皆様が声に出してみたい話などは、ホームページ(perapeko.blogspot.com)や ANCHOR までお気軽にお便りください。SNS(FB, Twitterなど)は「PERAPEKO」をググって頂いたら色々出てきます。

May 08, 202111:28
サウンド9:ライブの音(宮古島民謡・三線工房きよむら)

サウンド9:ライブの音(宮古島民謡・三線工房きよむら)

三線の先生が見つかるまで、数え切れない演奏者のライブを聴きに行ってきました。沖縄三線のライブの最後を飾るのは、必ず早いテンポの踊り用の曲が歌われます。そして曲が演奏される前や間は調弦(ちんだみ)しながら演奏者たちがそれぞれ自分の個性を発揮したトークを聞かせてくれます。それを通して観客は曲が描く風景や沖縄の風土に想い忍ばせ、その文化と空気感を楽しむわけです。今回のオリジナル音源は大阪の西淀川区で三線工房を営んでいる清村 斉(きよむら ひとし)さんのライブで収録したものです。「ばんがもらぎ」という子守唄がゆったりした空気感を醸してくれます。番組始まって6:30分 経ったところから音源が流れます。清村さんは三線の制作をはじめ、販売・修理と三線教室の開催もされています。工房の公式 HP は:https://34kiyomura.com/


※ 番組への励みや皆様が声に出してみたい話などは、ホームページ(perapeko.blogspot.com)や ANCHOR までお気軽にお便りください。SNS(FB, Twitterなど)は「PERAPEKO」をググって頂いたら色々出てきます。

Apr 10, 202117:34
サウンド8:公園の音(大阪・靱公園)

サウンド8:公園の音(大阪・靱公園)

皆さんの働く場所や住む場所の近くに公園がありますか。公園の作りや周りの環境によって音の風景も変わります。子供や家族が賑わう音、楽器の練習をする音、噴水あれば水が流れる音、自転車が走れる広さがあれば自転車の音、そして植物や生き物がたくさん生息している公園ならば鳥や虫の鳴き声も。公園の場所を問わず、風の吹く音も必ず聞こえます。たとえ慣れた場所やいつもの空間でも目を閉じて耳を澄ませば、異なる世界や風景が見えてくるのは音の不思議な力です。今回のオリジナル音源は番組始まって6分経ったところから流れます。最後に山口県農業大学校の学生寮から収録した鳥の鳴き声もおまけでつけちゃいました。寒がりの私にはまだまだ公園散歩を復活するには早い時期ですが、どうぞ、音を通して「公園」をお楽しみください。


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Mar 13, 202115:01
サウンド7:ラジオの音【下】(沖縄・FMうるま)

サウンド7:ラジオの音【下】(沖縄・FMうるま)

2015年頃から2018年まで沖縄うるま市在住の先生に唄三線と沖縄民謡を習っていました。2017年末から公私共大きな転換期に入り、人生が大きく変わる踊り場に突入することに連れ、2019年より一時的にお稽古を休ませていただいております。習い始めの数年間は悪い癖がつかないように年5回沖縄本島に行っていました。滞在中にも現地のラジオを聴いたりして色んな音に触れました。今回ご紹介するのは「サイマルラジオ」よりでも視聴可能な「FMうるま」の音です。民謡の音色はもちろん素晴らしく癒し効果も抜群ですが、私はやはり各地各局のCM・コマーシャルの聴き比べが面白く興味深く感じます。きっとそれはその土地の暮らしの風景をリアルに再現してくれるからです。今回のオリジナル音源は番組始まって6分経ったところから流れます。どうぞ今回のサウンドスケープ(音の風景)もお楽しみください。そしてハッピーバレンタイン! ※ サイマルラジオ公式HP:http://www.simulradio.info


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Feb 14, 202118:00
サウンド6:古琴の音(台灣國樂・高山流水)

サウンド6:古琴の音(台灣國樂・高山流水)

前回に続いて台湾ラジオ放送の風景を旧正月(今年は、2月11日が大晦日で、12日が元旦)の手前に共有させていただいてみました。日本の伝統音楽は「邦楽」であれば台湾は「國樂」があります。中国古典のジャンルであり、日本人にとっては映画や小説などでしか馴染みないかもしれません。「古琴」は「箏(そう)」にあたる日本の「こと」と違い、名曲である「高山流水」はなんと紀元前の春秋時代で作られたのです(日本の「こと」の名前などは結構背景がややこしいので興味のある方はこちらご参照ください:http://chugokugo-script.net/chugoku-bunka/kin.html 


各国のラジオを聴くときにそれぞれのコマーシャルを聴き比べるのもまた面白いです。台湾のラジオ局はコーヒー豆も販売しています。更に台湾はいくつかの方言が認められて暮らしの中で使われています。「北京語」のマンダリンよりも「閩南話」の台湾語が本当の台湾人の言葉だと主張される方は多いのです。ただ、残念ながら私の子供時代は政府に禁止されていた言語だったので、聴くのはわかるが自分が上手に喋れないまま、オーストラリアに移住して大人になりました。


今回のオリジナル音源は番組始まって5分経ったところから流れます。どうぞ今回のサウンドスケープ(音の風景)もお楽しみください。


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Jan 16, 202116:19
サウンド5:ラジオの音【上】(台湾・愛樂電台)

サウンド5:ラジオの音【上】(台湾・愛樂電台)

師走の年末というのもあって本来いつも母国で実家の台湾に帰省する時期ですが、今年はコロナで帰れません。2月初めに日本に戻ってきてからずっと一人でコロナの中で人生初の独立の道を模索してきました。2012年〜2015年の間は台湾に住みながら台北を拠点にアジア太平洋へ出張ベースで働いていたわけですが、その間日々暮らしの中に私と共にあった台湾クラシックラジオ局「愛樂電台」の放送がバックに流れて作業していた私の当時の生活風景を描いたような音源をアップしました。


台湾は日本と違い、破天荒だし大げさだしなんでもありだし、好き勝手な人が多いし、どちらかというと「アジアのラテン文化」のようなイメージを私は持っています。日本に長くいると箱や形にはまってしまい、四角(死角)になってしまいがちだが、そういう時に台湾に帰るとすごくインスピレーションや刺激を受けます。今年は帰れないが、こうやって当時の暮らしを思い出させてくれる音源を聴くと一人で日本で頑張っている日々に力と元気を与えてくれます。


今回のオリジナル音源は放送流れてから7分経ったところに始まります(前半と後半の二部に分かれています)。今年はコロナで海外旅行にいけない方も多いかと思われるので、今回の音源で「台湾」を味わっていただける「音の空間・風景」をお届けできたら幸いです。


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Dec 12, 202024:58
サウンド4:虫の音(岐阜の夏・大阪の秋)

サウンド4:虫の音(岐阜の夏・大阪の秋)

前回のアップは7月末だったので4ヶ月ぶりの放送となります。その間に地域おこし協力隊をはじめ、ふるさと兼業、新規就農、移住、農業インターン、林業体験などなど挑んできました。今年コロナ禍で世界中の行き来が止まり、オンラインではなく実際の交流を重んじる私の通訳業もほとんど止まり、クラウド(=オンライン・遠隔・リモート)通訳も考えたが、まだ開業したばかりの私はそれを看板にどうしてもしたくなくて、中長期の目標も含めてもう一度活動の順位や順番をを見直した上、2020年後半の時間の使い方を決めました。その答えは、長期目標である珈琲栽培や植物栽培における課題解消の情報収集および模索でした。その背景もあって今回のトークは少し長くなり、オリジナル音源を流すまで11分もかかります(すいません)。音源だけを聞きたい方は先に11分までに飛ばしてお聞きください。


今回のオリジナル音源は二つあり、一つは9月に人生初挑戦した農業インターンの時に岐阜県揖斐郡の山奥に収録した夜中の虫の大合唱です。ラジオでは分かりにくいが、実際はものすごく音量でした。窓を開けっ放しすると森の中にスピーカーが付いたような音量で虫によるオーケストラが上演されていました。二つ目は昨年夏の終頃に大阪中心部にあるマンション近くの公園で収録した初秋の虫鳴き声です。何もない山奥でも都会のど真ん中でも虫の鳴き声を聞けば、自然に入れます。それを通じて四季の変化を感じたり、昼と夜の入れ替わりを感知したりします。


正直な話、農業インターンができるまで相当精神的に参りました。もっと言うとインターン直後も逆にそれによって都会生活の辛さがより強く感じてしまう部分があり、女優の竹内結子さんが自殺されたことがニュースで話題になった時は私も人生を諦めた精神状態に一度落ちました。ちょうどその直後には夏に始まった日本の地方や農林業への模索活動も一段落して現段階における結論が出た時期で、10月中旬に宮崎県の地域おこし協力隊の現地面接を終えて大阪に帰ってきてから逆に跳ね返って今はもう一度大阪ど真ん中にいながら活動を頑張る決意ができました。


では、私事は以上で、どうぞ夏から秋に渡る虫の鳴き声をお楽しみください(もちろん BGM の三線とカリンバの音もね)。

Nov 07, 202019:13
サウンド3:エイサーの音(沖縄・平敷屋青年会)

サウンド3:エイサーの音(沖縄・平敷屋青年会)

日英中トリリンガル通訳者のブレンダです。前回(サウンド2)は何故か声の音量など弱かったのです。まだ機械の使い勝手をよく分からず聞きづらかったらご容赦ください。毎月一回くらいアップしたいが、個人事業主になったばかりでまだまだバタバタしております。自然体でやっていきたいので、当分の間不定期的になりそうです。今回は夏!祭!ってことで「オリジナル音源」に私が収録した第60周年の沖縄全島エイサーまつり(2015年)の音を流させていただきました。土地感重厚の音楽、それは唄三線。本当に「夏」を感じ取れる波(リズム)と音色です。


自分へのサウンドセラピーである「ありのまま発声」コーナーは、過去数年間自分が溜め込んだ何かを言葉にしようとしてみたが、喉を詰まらせるような体験となりました。まだ私の中ではうまく言葉にして人に伝えられないものは多いと分かりました。少しずつですが、未知の道を模索し、一生懸命一人の人間として生きる活動を創り重ねていくうちに、いつか「心が咲く」如く自然に笑と共に、言葉に現れて人と共有できるようになれれば幸いです。今回の音源もどうぞお楽しみください。


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Jul 25, 202011:28
サウンド2:寺院の音(台湾・三清宮)

サウンド2:寺院の音(台湾・三清宮)

前回の放送は梅雨に合わせて三線にカリンバ、雨の音など偶然にも全体的に「水」の世界に仕上がりました。今回は公園の風や鳥の音に、山にある寺院で響く神器や楽器の音源を流したため、空や空気を突き抜ける、流れる(移動する)音で「風」の要素が強く出たような印象です。寺院は台湾宜蘭県の山にある道教の総本山である「三清宮」を訪ねた時に収録したものです。「三清宮」は台湾の大変有名な寺院の一つでその周辺もまた景色が綺麗で機会あれば是非台湾を訪れた際に足を伸ばして訪ねていただきたく思います。今回も「音の空間・風景」を思い浮かべて何か体感して楽しんでいただけたら幸いです。


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Jun 29, 202013:05
サウンド1:梅雨の音(大阪・肥後橋)

サウンド1:梅雨の音(大阪・肥後橋)

皆さんは、雨の音にゆっくりと耳を傾けることはありますか。滴の音にも色々バリエーションがあり、それ以外にもいろんな音が混じっています。サウンドスケープ「和と輪」の初回収録なので、おしゃべりの時間の長さなどいろいろ要領悪いところが残りつつ、私自身にとっては聞きたい音の空間となりました。想像以上に音や声を出して形のないものを形にすること、それによって他の人と共有できるツールができてしまうことは、私自身を癒す効果絶大のものとなりました。自分へのサウンドセラピーも兼ねて今後も川の流れのように自然体で番組を続けていきたいです。この番組と中に入っている様々音に共感を持ったり、何かご自身の奥にある源に触れられるようになったらこの上ない喜びです。


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Jun 18, 202012:35