きたざわラジオ ~たかなる心の歌シリーズ~
By きたざわラジオPodcast
企画・製作:フジパシフィックミュージック
構成:「月刊てりとりぃ」編集部
協力:東京エンターテイメント
きたざわラジオ ~たかなる心の歌シリーズ~ Sep 20, 2022
#6「海外からの情報不足で困ったなぁ」
「きたざわラジオ」第6回は、洋楽プロデューサー・北澤孝がレコード会社勤務時代、現在と比べて極端に情報が少なくて困ったなぁというエピソードを、今だから笑って話せる苦肉の策とともにご紹介します。現在のようにインターネットも無く、プロモーションのための情報がほとんど手に入らなかった1970年代。そんな状況でも、当時は何とか話題を作ろうと、苦肉の策で様々な“フェイク”なものが生み出されていました。フェイクなバンド、フェイクなニュース。だが、ある日それが裏目に出る緊急事態も発生!今だから笑って話せるような大胆で愉快なエピソードをお楽しみください。
★今回のピックアップ曲・作品「恋のめまい」(原題:You Ain't Seen Nothing Yet) / バックマン・ターナー・オーヴァードライヴ(Bachman-Turner Overdrive) 1974年
https://open.spotify.com/track/0HOrDVS349XFcpCYsO2hAP?si=950ded2ca0414071
<キーワード>
とあるレコーディング現場でのお話
当時のサウンドトラック作品の中には…
若さ故の大失敗談
もう一つの困ったなぁ話
全米No.1だけど、ルックスがいまひとつのロックバンド
TVの海外ニュースで閃いた!
話題作りのため作ってしまったフェイクなニュース
そのバンドが、フェイクニュースと共に音楽誌の表紙を飾ることに!
バンド来日時は、その話を隠し通し続けて乗り切った
フェイクを作ってでもやり繰りするしかなかった、全く情報が無かった時代
現在でも多くのフェイクニュースが溢れている
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今回で、きたざわラジオ・ポッドキャストは終了です。ご清聴ありがとうございました。
「きたざわラジオ」公式サイト
https://www.fujipacific.co.jp/kitazawa-radio/
※「きたざわラジオ」は、フジパシフィックミュージックのYouTubeコンテンツ「朝妻一郎 たかなる心の歌」のスピンオフ・プログラムです。
https://www.youtube.com/user/Fujipacific
#5「来日が決定!でも困ったなぁ」
「きたざわラジオ」第5回は、洋楽プロデューサー・北澤孝がレコード会社勤務時代、2001年にバックストリート・ボーイズの来日が決定したものの、レコード会社移籍直後だったため販売する商品がなく困ってしまった、というエピソードをご紹介します。ライセンス契約終了後も(前レコード会社が)旧譜CDを一定期間販売できる“セルオフ期間”という規定は、移籍先の新たな会社にとっては大きな足枷であるが、そんな逆境の中、それまで誰も考えつかなかった新たな商品形態を生み出す!そして、この大逆転の発想はすぐさま広がり、今や業界のスタンダートに!大胆不敵な発想と実行力で既成概念を覆し、新たなビジネスモデルを創り出した、痛快なエピソードをお楽しみください。
★今回のピックアップ曲・作品「シェイプ・オブ・マイ・ハート」(原題:Shape Of My Heart) / バックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys) 2000年
https://open.spotify.com/track/35o9a4iAfLl5jRmqMX9c1D?si=80935429b8cc45a1
AL『ブラックアンドブルー』(原題:Black & Blue) / バックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys) 2000年https://open.spotify.com/album/41zXjyVr6dzmchWf8tv3UO?si=5F5SlEn3TeGOhKne2KtHcQ
<キーワード>
1年ぶりにバックストリート・ボーイズの来日公演が決定!
新会社が抱える、新たな課題「旧譜の“セルオフ期間”」
そこで、新しい商品形態を閃いた!
過去にこんな例はあるのだろうか?
新しい商品形態により、もう一つの利点も!
他のメーカーも追随し、今では当たり前の商品形態に!
想定外の商品形態も生んだ、という反省点も
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#4「TVマーケティングで困ったなぁ」
「きたざわラジオ」第4回は、洋楽プロデューサー・北澤孝がレコード会社勤務時代、2000年にバックストリート・ボーイズが初の来日プロモーションをした際、新会社設立間もなかったため宣伝費がなく、TVマーケティングで困ってしまった、というエピソードをご紹介します。当時の大型プロモーション施策と言えば、多大な費用を必要とする“TVスポット”(TV CM)がありましたが、新会社設立間もなくのため予算はまったく無い。しかし来日するアーティストは超大型新人。そんな逆境の中、目を付けた斬新なTV露出方法とは? SNSの無かった時代に、如何にして口コミを誘い、大ヒットを生んだのか!? 今となっては当たり前になったTVへの露出方法を発明した、痛快なエピソードをお楽しみください。★今回のピックアップ曲
「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ」(原題:I Want It That Way) / バックストリート・ボーイズ(Backstreet Boys) 1999年
https://open.spotify.com/track/47BBI51FKFwOMlIiX6m8ya?si=70fd382fe50f4b7f
<キーワード>レコード会社「ゾンバレコード」設立についてバックストリート・ボーイズの初来日が決定!2000年頃のレコードのマーケティングとは?新会社ゾンバレコードが抱えていた課題「朝の情報番組」に目を付けた!コードネーム「お台場作戦」と、その反響思いがけないTV露出効果を生み、大ヒットへ!ベストAL「グレイテスト・ヒッツ〜チャプター・ワン」の実績
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#3「ビジュアル素材ゼロで困ったなぁ」
「きたざわラジオ」第3回は、洋楽プロデューサー・北澤孝がレコード会社勤務時代、1980年にデビューしたエア・サプライ「ロスト・イン・ラヴ」のプロモーションを担当した際、良いビジュアル素材が無くて困ってしまった、というエピソードをご紹介します。当時は音楽と映像とで強いインパクトを残す「MTV」などの音楽チャンネルを活用した、ミュージック・ビデオによるプロモーションが生まれ、その隆盛を極めていた時代。しかし、アーティスト自身の良いビジュアル素材が無かったために苦戦。それを逆手に取り、敢えてそれらの素材を使わない方向に転換。流行を取り入れた新しいジャケット・デザインを用意し、斬新なキャッチコピーと併せてイメージ戦略を図ることに!当時のトレンドであったMVは使わずとも、課題を逆転させた非常に大胆な発想が大ヒットを生んでいく!そんな痛快なエピソードをお楽しみください。
★今回のピックアップ曲
「ロスト・イン・ラヴ」(原題:Lost in Love) / エア・サプライ(Air Supply) 1980年
<キーワード>
エア・サプライとの出会いと大きな課題
流行を取り入れて思い切った作戦に!
斬新なキャッチコピーも相まって大ヒット!!
2ndアルバムでも大胆に
当時はMTV隆盛時代だったが…
イメージ戦略で生まれた思わぬ波及
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#2 「業界の偏見で困ったなぁ」
「きたざわラジオ」第2回は、洋楽プロデューサー・北澤孝がレコード会社勤務時代、1976年にデビューしたガールズ・ロックバンド「ザ・ランナウェイズ」のプロモーションを担当した際、当時の音楽業界の偏見で困ってしまった、というエピソードをご紹介します。当時のプロモーションにおいて、主要なメディアはラジオでした。しかし、とある偏見が業界に残っていたため、今ではとても考えられませんが、ザ・ランナウェイズはラジオでは全く取り上げてもらえませんでした。そんな逆境の中だからこそ、閃いた斬新な手法とは?そして、その動きにより知った新たな時代への変動とは?音楽ビジネスは常に、世の中の流れとシンクロして発展を続けてきたことが分かる、貴重なエピソードをお楽しみください。
★今回のピックアップ曲
「チェリー・ボンブ」(原題:Cherry Bomb) / ザ・ランナウェイズ(The Runaways) 1970年
<キーワード>
キャロル・キングの功績と当時の時代背景
ザ・ランナウェイズとは?
当時の日本の音楽業界の風潮
16ミリフィルムを観て閃いた!
来日の時に驚いた現象が!!
“女の子は大人しく”の時代はもう終わり
業界の偏見って本当は…
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#1 「邦題のネーミングで困ったなぁ」
「きたざわラジオ」第1回は、洋楽プロデューサー・北澤孝が1970年、レコード会社入社直後に担当した、ポール・モーリアの楽曲「エーゲ海の真珠」(原題:Penelope)の邦題のネーミングで困ってしまった、というエピソードをご紹介します。当時、主要な洋楽作品には、プロモーション目的で“邦題”が付けられていました。ただ、現代のようにインターネットなどのテクノロジーは無く、海外からの情報がほとんど入ってこない時代。なので、北澤のようなレコード会社の洋楽担当スタッフが知恵を絞り、センスを発揮し、数々の邦題を創り出してきました。原題の「Penelope」という、たったワンワードから、いかに発想を飛ばして邦題を生み出し、ヒットに繋げたか。その裏話をお楽しみください。
★今回のピックアップ曲
「エーゲ海の真珠」(原題:Penelope) / ポール・モーリア(Paul Mauriat) 1970年
<キーワード>
日本フォノグラム入社後すぐに「困ったなぁ…」
当時の情報集めと、ネーミングの基本
原題は「Penelope」(ペネローペ)
“ギリシャ神話”がヒントに?
一晩でひねり出したタイトルで大ヒット!!
ずっと心配だったこと
邦題の大事な役割について
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