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哲学ラジオ

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By artsandphil.jp

哲学ラジオは、webサイトartsandphil.jpの派生企画として、哲学にまつわる様々なトピックを楽しみながらお伝えしていく番組です。京大の博士課程で哲学を学び、大学でも教鞭をとる3人で哲学について語ります。

※サポートページ作りました!気に入っていただけた方は是非ともコーヒー一杯分からのご支援を是非ともよろしくお願いいたします。
また近々リスナーの皆さんからコメントをしてもらえるようなページを作りたいと思っています。こちらも公開されましたら是非ともよろしくお願いいたします。
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出演者:栗山はるな/土岐悠太/渡辺洋平
Twitter:哲学ラジオ(@tetsugaku_radio)

※不定期更新となりますので、是非ともフォローよろしくお願いします。

【履歴】
2022.4.23 再生回数100回突破!
2022.5.4 再生回数200回突破!
2022.5.16 再生回数500回突破!
2022.5.25 再生回数1,000回突破!
2022.6.10 再生回数2,000回突破!
2022.9.10 再生回数10,000回突破!
聴いてくれているみなさまありがとうございます。
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ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第4回]「ソクラテスの人生その2」

哲学ラジオMay 05, 2022

00:00
13:46
【番外編】「ディセミネ-disséminer-」開始のお知らせと講座紹介

【番外編】「ディセミネ-disséminer-」開始のお知らせと講座紹介

この度、オンラインで人文学を学べるサービス「ディセミネ-disséminer-」がスタートします❗

大学院で専門的な訓練を受けた博士号取得者、およびそれに相当する専門家が、一過性の学びでは身につかない「考える力」を養う多様な機会を提供します。⁠
こちらから公式サイトを⁠ご覧ください。https://disseminer.jp

今回は最初の講師である渡辺、栗山、豊川の3人で、ディセミネについて、各自の担当講座について色々と語り合いました。各講座の初回ガイダンスは全て無料ですので、是非お越しください。初回ガイダンスに来てくれた方には大きな割引も行う予定です。

SNSもフォロー&いいね、よろしくお願いします。
Twitter: @disseminer
Facebook: ディセミネ-disséminer-


0:00〜 OP—ディセミネ始まります
2:56〜 ディセミネとは何か?
3:53〜 ディセミネの意味
6:04〜 専門的な知識へのアクセスを容易にするために
7:16〜 講座紹介①「西洋哲学概論」(豊川祥隆)
15:32〜 講座紹介②「哲学から見る感情」(豊川祥隆)
18:12〜 豊川講師の授業の進め方
19:57〜 講座紹介③「宗教学入門」(栗山はるな)
28:15〜 講座紹介④「美学美術史入門」(渡辺洋平)
33:35〜 講座紹介⑤「フランス語で読む哲学」(渡辺洋平)
38:36〜 割引のお知らせ
41:13〜 各講師からのメッセージ

出演:渡辺洋平/栗山はるな/豊川祥隆
Twitter:哲学ラジオ(@tetsugaku_radio

Aug 10, 202348:04
ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第10回]「魂の死後の裁き」

ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第10回]「魂の死後の裁き」

まずはお知らせなのですが、この度、オンラインで人文学を学べるサービス「ディセミネ-disséminer-」がスタートします❗

大学院で専門的な訓練を受けた博士号取得者、およびそれに相当する専門家が、一過性の学びでは身につかない「考える力」を養う多様な機会を提供します。⁠こちらから公式サイトを⁠ご覧ください。https://disseminer.jp/

各講座の初回ガイダンスは全て無料ですので、是非無料登録&無料受講へ!

どうぞよろしくお願いいたします。


……………………………………

すでにお話してきたとおり、プラトンが書いた『パイドン』において、ソクラテスは魂の不死不滅を「証明」します。では不死不滅の魂は死後どこに行くのでしょうか。

『パイドン』で語られる神話(ミュートス)によると、人間は死後、魂が裁きにかけられます。そして生前よい行いを積みあげた魂は清浄な上方へ、神聖なものを冒瀆するなど悪しき生を送った魂はタルタロスと呼ばれる地下世界へと送られるとされています。

この神話はソクラテスの死とどう関わるのでしょうか。ギリシャで行われていた犠牲式の話なども含めて、死後の魂について語ります。

0:00〜 魂は死後に裁かれる
1:11〜 現世で敬虔に生きた魂のゆくえ
3:55〜 古代ギリシャの犠牲式/犠牲式に参加するソクラテス
5:49〜 肉体から離れる魂
7:03〜 現世で神聖を汚した魂のゆくえ
9:05〜 死後の裁きとソクラテス


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出演:栗山はるな/土岐悠太/渡辺洋平
構成:土岐悠太
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Aug 05, 202310:38
ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第9回]「無知の知 その2」

ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第9回]「無知の知 その2」

デルポイにあるアポロン神殿の巫女が語った「ソクラテス以上に知恵のある者はいない」というお告げの言葉。ソクラテスはその言葉が意味するところを理解するため、市井の知者たちとの議論を交わします。その際に彼がとったのが、「エレンコス(吟味)」と呼ばれる対話のスタイルです。

エレンコスはいかに行われたか?なぜソクラテスは、エレンコスを重視したのか?その哲学的な価値とは?『ラケス』で描かれる「勇気」についての対話をもとにソクラテスの哲学的営みの具体的な相に焦点を当てていきます。


0:00〜 ソクラテスが行ったエレンコス(吟味)
1:46〜 エレンコスの四段階
4:29〜 『ラケス』におけるエレンコスの第1段階
7:36〜 『ラケス』におけるエレンコスの第2段階
15:37〜 『ラケス』におけるエレンコスの第3段階/第4段階
17:37〜 対話相手のさまざまなリアクション
19:10〜 ソクラテスによるデルポイのお告げの理解
24:52〜 「無知の知」は「無知の知」じゃない?
27:24〜 日本におけるソクラテスの受容


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構成:土岐悠太
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Jun 25, 202330:26
ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第8回]「無知の知 その1」

ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第8回]「無知の知 その1」

May 29, 202317:12
ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第7回]「魂への配慮と哲学の誕生」

ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第7回]「魂への配慮と哲学の誕生」

May 14, 202318:43
ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第6回]「魂の不死と想起説 その2」
Mar 19, 202307:22
ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第5回]「魂の不死と想起説 その1」

ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第5回]「魂の不死と想起説 その1」

肉体は滅びるが、魂は滅びることはない――思考を通じて魂そのものに到達しようと訓練を続けてきたソクラテスにとって、死はどのようなものだったのでしょうか。プラトンは、ソクラテスにとって、死は自らの魂が肉体から離れ自由になることができる契機であり、また魂そのものになることによって不死不滅に至る契機だったと捉えました。
魂はいかにして不滅たりうるのか?その証明の過程を、『パイドン』や『メノン』の読解によって、「人は自分の知らないものをどうやったら学ぶことができるか」という疑問に対する考察などを経由しつつ確認してゆきます。


0:00〜 ソクラテスの死とイデア
2:22〜 想起説による魂の不死の証明——人はいかにして学ぶことができるのか
7:31〜 学ぶとは想起することである
9:24〜 想起説と魂の不死
13:03〜 イデア論の力


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Mar 09, 202320:45
ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第4回]「イデア論への助走」
Feb 02, 202309:57
ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第3回]「ソクラテスは自殺を肯定する?」
Jan 15, 202306:38
ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第2回]「死の練習としての哲学」
Dec 31, 202215:04
ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第1回]「ソクラテスの死の理解へ向けて」

ソクラテスの死を考えなおす——思想編[第1回]「ソクラテスの死の理解へ向けて」

ずいぶんと時間がかかってしまいましたが哲学ラジオセカンドシーズンはじまります! 

これまでの「歴史&政治編」では 、なぜソクラテスが死刑宣告を受けるに至ったのかについて考えてきました。そのために①ソクラテスに対するアテナイの一般市民のイメージ、②裁判時のソクラテスの振舞い、③当時の歴史的背景、の3点から考察してきましたが、まだ最大の謎が残っています。それは、「ソクラテスはなぜ死を平然と受け入れることができたのか?」という謎です。 この謎に迫るべく、もっとも有名なソクラテスの弟子であるプラトンの著作『パイドン』を手がかりにソクラテスの死に対する考え方を探ってゆきます。
プラトンが描いたソクラテスははたして本物のソクラテスだったのか?著作のタイトルにもなっているパイドンとはどんな人物だったのか?プラトンが後世に与えた影響とはどんなものだったのか?
知れば知るほど奥が深い哲学の世界をいっしょにのぞいてみましょう!


 0:00〜 OP
3:00〜 『パイドン』——プラトンの見たソクラテスの死
10:08〜 最初に読むべきプラトンの本といえば?
14:37〜 『パイドン』という題に込められた意味は? 


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Dec 11, 202217:15
ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[番外]「お知らせとこれまでの補足」
Nov 13, 202237:20
ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第21回]「まとめと感想&次回予告」
Nov 03, 202207:58
ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第20回]「ソクラテスとクリティアス その3」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第20回]「ソクラテスとクリティアス その3」

※2022.11.13タイトル変更しました。

「三十人政権」による寡頭政治。粛清の嵐が吹き荒れた恐怖政治下では、多くのアテナイ市民が命を落としたり財産を没収されたり亡命を余儀なくされたりといった目にあっていました。実はソクラテスは、かように悪名高い政権と無視できない繋がりを持っていた可能性があります。中心人物の一人であるクリティアスはソクラテスのかつての弟子であり、プラトンの親族や友人もまた政権に関係していたのです。
そのためソクラテスが三十人政権下で弾圧をまぬかれていたのは、彼が政権と近しい関係を持っていたからなのではないかという疑問が生まれてきます。そしてこれは、プラトンが『ソクラテスの弁明』で描いているソクラテス像、すなわち三十人政権とは無縁な存在、とはまた違ったソクラテスの姿を示しています。
プラトンの『ソクラテスの弁明』は史実と異なっている?ソクラテスは三十人政権の関係者に悪しき教育を施した張本人?ソクラテス裁判の本当の理由とは?
ソクラテスがなぜ死刑判決を受けることになったのか、政治と哲学の関係性なども視野に入れつつ、まとめてゆきます。


0:00〜 三十人政権とソクラテスのつながり
2:25〜 『ソクラテスの弁明』は史実じゃない?
3:34〜 ソクラテスが裁判にかけられた本当の理由?
7:35〜 政治と哲学の関係性?


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Oct 20, 202209:39
ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第19回]「ソクラテスとクリティアス その2」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第19回]「ソクラテスとクリティアス その2」

※2022.11.13タイトル変更しました。

ペロポネソス戦争に大敗したアテナイ市内には、戦勝国である軍事国家スパルタが進駐してきました。そのスパルタ軍の強権を笠に着た「三十人政権」は市民に対して恐るべき圧政を行います。1年で1500人近くを殺害したといわれるこの「三十人政権」は、その後、再度勢力を伸張した民主派により打倒され、裁判という形での復讐を受けることになります。実はソクラテスの裁判もその動乱の渦中で起こされたものでした。
「三十人政権」の中枢の一人、クリティアスはソクラテスの弟子だった?ソクラテスが弟子に反民主的な考え方を植え付けた?ソクラテスは命をかけて三十人政権に抵抗した?
ソクラテスが何故裁かれることになったのか、民主派による報復裁判の過程や背景を跡付けつつ紐解いてゆきます。


0:00〜 三十人政権の恐怖政治
2:34〜 民主派の盛り返しと和解——既往は問わず?
5:16〜 クリティアスはソクラテスの弟子だった?
6:52〜 プラトン『ソクラテスの弁明』とレオン逮捕事件
11:00〜 ソクラテスと三十人政権の関係の謎

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Oct 06, 202216:22
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第18回]「ソクラテスとクリティアス その1」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第18回]「ソクラテスとクリティアス その1」

※2022.11.13タイトル変更しました。

ペロポネソス戦争に大敗したアテナイでは、戦勝国である質実剛健な軍事国家スパルタに見習うべきだ、という主張の元、一部の貴族が民主政を打倒して新政権を打ち立てました。彼ら「三十人政権」と呼ばれた寡頭派が模範としたスパルタという国の風俗は、アテナイのそれと大きく異なっていました。
市民は強い戦士であるために常に身体を鍛えていた?強い軍事力を背景に多数の被征服民を抱えていた?市民たちの経済的平等を保つために、他国との交易を制限した?
ソクラテスが刑死するわずか5年前、紀元前404年頃のアテナイの政治的状況を整理しつつ、スパルタという国家の特徴を見てゆきます。また、「三十人政権」の中枢にいた、クリティアスというソクラテスの元弟子の存在にも注目してゆきます。 


0:00〜 ソクラテスとクリティアス
1:19〜 ペロポネソス戦争の敗北と寡頭派の台頭
2:33〜 軍事的ポリス・スパルタ
8:29〜 寡頭派の台頭と三十人政権の成立


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Sep 26, 202212:17
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第17回]「ソクラテスとアルキビアデス その3」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第17回]「ソクラテスとアルキビアデス その3」

※2022.11.13タイトル変更しました。

ソクラテスの弟子だったアルキビアデス。彼の協力によりスパルタはアテナイに対する優位性を確固としました。アテナイは自らが盟主としてまとめていたデロス同盟が崩壊の危機に直面し、さらなる窮地に陥ったことで驚くべき判断を下します。有能な将軍であるアルキビアデスを呼び戻し、戦局を変える、という判断です。
アテナイの戦況はいかに?戦争が彼にもたらした運命とは?ソクラテスはアルキビアデスの行動の責任をとらされた?
アルキビアデスの波瀾万丈な生を跡付けつつ、ソクラテスの死刑宣告の政治的背景も明らかにしてゆきます。


0:00〜 スパルタからペルシャへと逃れるアルキビアデス
1:49 〜 アジア/ヨーロッパとギリシャ
6:18〜 アテナイの弱体化とアルキビアデスの帰還
10:21〜 アルキビアデスの死
12:38〜 ソクラテスとアルキビアデスの(同性愛的)関係
18:35 〜 ソクラテス裁判への影響


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Sep 17, 202222:53
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第16回]「ソクラテスとアルキビアデス その2」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第16回]「ソクラテスとアルキビアデス その2」

Sep 07, 202216:49
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第15回]「ソクラテスとアルキビアデス その1」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第15回]「ソクラテスとアルキビアデス その1」

※2022.11.13タイトル変更しました。

前回お話ししたように、ソクラテスが裁判にかけられた背景には彼の弟子だった人たちがアテナイに及ぼした悪しき影響がありました。中でも大きな存在の一人がアルキビアデス。アテナイの民主政治最盛期を築いた大政治家ペリクレスの甥でもある彼は、家柄のみならず才気にも美貌にも恵まれていました。アルキビアデスとはどんな人物で、何をしでかしたのか。
ソクラテスの寵愛を受けた美丈夫?古代オリンピックで超人的な活躍をした?ペロポネソス戦争の大戦犯?
ソクラテスが死刑宣告を受ける要因を形作った人物のひとり、アルキビアデスの人物像に迫ります。


0:00〜 アルキビアデスとはどんな人か
2:39〜 最初に読むべきプラトンの著作とは?
4:55〜 オリンピックで優勝するアルキビアデス
7:18〜 オリンピックで優勝することの価値と意味
13:00〜 第12回への補足—ソクラテスが要求した食事は1回限りだった?


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Aug 25, 202217:34
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第14回]「ソクラテスはなぜ死んだのか? その3」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第14回]「ソクラテスはなぜ死んだのか? その3」

Aug 10, 202212:18
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第13回]「ソクラテス裁判 その2」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第13回]「ソクラテス裁判 その2」

Jul 30, 202210:30
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第12回]「ソクラテス裁判 その1」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第12回]「ソクラテス裁判 その1」

※2022.11.13タイトル変更しました。

不敬神と若者への悪しき教育という罪で訴えられたソクラテス。紀元前5世紀の裁判はそのシステムが現代の裁判と大きく異なります。穴の開いた水瓶を使って弁論の時間を平等に保ったり、青銅製の投票具を使ったりと、さまざまな工夫がなされていました。
もっとも注目すべきは、有罪となった人が自らの罪にふさわしい刑罰を主張するというユニークな制度。この制度のなかで行われた裁判で、ソクラテスが求めた刑罰はわざと自分が生き残る道をふさいでしまうようなものでした。
ソクラテスは自身にふさわしい刑罰についてどう弁じたのか?
古代ギリシャにおけるポリスの成立など他ではなかなか聞けない話もふくめて、ソクラテスの運命を決めた決定的なターニングポイントについて詳しく見てゆきます。


0:00〜 誰がソクラテスを訴えたか?
1:59〜 裁判当日の流れ
3:42〜 原告・被告がともに刑を申告する裁判
5:25〜 ソクラテスの場合
6:57〜 ソクラテスが求めたプリュタネイオンでの食事とはどういうものか/古代ギリシャにおけるポリスの成立史


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Jul 22, 202214:00
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第11回]「ソクラテスと民衆裁判」
Jul 09, 202211:02
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第10回]「ソクラテスはなぜ死んだのか? その2」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第10回]「ソクラテスはなぜ死んだのか? その2」

Jun 29, 202211:56
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第9回]「喜劇になったソクラテス その2」
Jun 16, 202209:04
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第8回]「喜劇になったソクラテス その1」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第8回]「喜劇になったソクラテス その1」

※2022.11.13タイトル変更しました。

アテナイの人々の日常生活に深く結びついていた神々への信仰。保守的な人々からすれば、ソフィストによる伝統的宗教への批判は自分たちの生活を破壊する行為と受け取られました。
古代ギリシア最大の喜劇作家アリストパネスもそうした保守層の一人。彼は自身の作品『雲』にソフィストの代表者としてソクラテスを登場させます。そこでソクラテスはどう戯画化されたのか?同時代人によるソクラテスへの批評意識を探ります。


0:00〜 保守派の人々からみたソフィスト
2:37〜 ギリシャ最大の喜劇作家アリストパネス
3:22〜 アリストパネスの『雲』とソクラテス


(追記)
ソクラテスが『雲』をみていたのか/みたときの反応はどうだったのか、ということについてアイリアノスの『ギリシア奇談集』に言及があります。それによると、
1. ソクラテスは普段、滅多に劇場に足を運ばない
2. ただしエウリピデスの新作だけはみにいった
3. 『雲』のときは、自分が劇にされていることを知り上等の席でみていた
4. そのときソクラテスのことを知らない外国人が「ソクラテスって誰なんだ」と言っているのを聞いて、劇が終わるまでずっと立っていた
とのことです。
信憑性についてはわかりかねますが、ここに追記しておきます(渡辺)。
→番外編でこのことも話しました。(2022.11.14)


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Jun 09, 202208:44
 ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第7回]「ソフィストとギリシャの伝統その2」
May 25, 202206:26
ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第6回]「ソフィストとギリシャの伝統その1」
May 25, 202208:06
ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第5回]「ソクラテスはなぜ死んだのか?その1」
May 15, 202212:07
ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第4回]「ソクラテスの人生その2」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第4回]「ソクラテスの人生その2」

※2022.11.13タイトル変更しました。

前回に引き続き、謎多きソクラテスの「生の実像」に迫ります。 ソクラテスは彫刻家だった?資産家の友人がパトロン?哲学を仕事にはしなかった?お金や名声に執着しないソクラテスの生活態度と彼の哲学観との関係とは? オリンピックの起源でもある古代ギリシャ社会での芸術家の立場についても語ります。


0:00〜  ソクラテスはどうやって生計を立てていたか
1:08〜  悪妻クサンチッペ?
2:38〜  古典期ギリシャにおける妻/女性の立場
4:38〜  彫刻家ソクラテス?
5:23〜  哲学とお金の関係
10:17〜 古典期ギリシャにおける彫刻/彫刻家、芸術家 


(追記)配信内で話した古典期ギリシャにおける芸術家の地位ですが、話していたのとは逆で画家の方が彫刻家よりも上位に位置していたようです。うろ覚えですみません。いずれどこかで補足したいと思います。(渡辺)
→番外編で補足しました(2022.11.14)

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以下のサイトにて「ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編」の原稿を販売しています。参考文献表もありますので、さらなる知識の獲得や復習、文字での確認に是非ともお買い求めください。
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※buy me a coffeeでは原稿の購入のほか、コーヒー一杯分の金額(3ドル)から哲学ラジオをご支援いただけます。今後の活動に使わせていただきますので、ご支援いただけましたら幸いです。


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Twitter:哲学ラジオ(@tetsugaku_radio)

May 05, 202213:46
ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第3回]「ソクラテスの人生その1」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第3回]「ソクラテスの人生その1」

Apr 24, 202210:36
ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第2回]「ソクラテスの死の謎」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第2回]「ソクラテスの死の謎」

※2022.11.13タイトル変更しました。

“哲学の始祖”ソクラテス。
その生涯の最後は、不可解な刑死によって終止符を打たれます。
なぜ罪を負うことになったのか?刑死を免れるチャンスがあったにも関わらず、なぜ彼は死を受け入れたのか?
そこから、「当時のアテナイの宗教観や社会像」、「ソクラテスの死生観」を読み解きます。


0:00〜     ソクラテスの死の経緯
1:32〜   ポリス/不敬神/毒ニンジン
5:51〜   ソクラテスの死の謎
9:55〜 当時の裁判事情
12:13〜 死を逃れるチャンスは何回あった?


毒ニンジン/トリカブトについてはこんな記事もありました。
木原志乃——ドクニンジンと「よき死」

https://www2.kokugakuin.ac.jp/letters/examinee/zuihitsu/hem.html


コメント欄つくりました。
こちらに感想など書いていただけましたら幸いです。
https://artsandphil.jp/radio/editorial-department/tetsugaku-radio-2/


以下のサイトにて「ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編」の原稿を販売しています。参考文献表もありますので、さらなる知識の獲得や復習、文字での確認に是非ともお買い求めください。
https://www.buymeacoffee.com/tetsugakuradio
https://artsandphil.base.shop/
※buy me a coffeeでは原稿の購入のほか、コーヒー一杯分の金額(3ドル)から哲学ラジオをご支援いただけます。今後の活動に使わせていただきますので、ご支援いただけましたら幸いです。


構成:土岐悠太
Twitter:哲学ラジオ(@tetsugaku_radio)

Apr 11, 202213:40
ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第1回]「なぜソクラテスなのか?」

ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編[第1回]「なぜソクラテスなのか?」

※2022.11.13タイトル変更しました。

記念すべき哲学ラジオ第1回目のテーマは“哲学の始祖”ソクラテス。近年の研究成果も取り入れながら、哲学者ソクラテスの実像にせまるシリーズ第一弾。
約2500年前を生きた知の巨人の生涯が、今日まで語り継がれる理由とは?そして誰がどのように語り継いできたのか?
あわせて歴史の「伝承」というトピックについても語り合います。


0:00〜     OP
1:14〜   なぜソクラテスなのか
2:57〜   ソクラテスが人を惹きつけてきた理由
8:10〜   ソクラテスの実像
10:26〜 書かない人——ソクラテス、キリスト、仏陀、ムハンマド 


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以下のサイトにて「ソクラテスの死を考えなおす——歴史&政治編」の原稿を販売しています。参考文献表もありますので、さらなる知識の獲得や復習、文字での確認に是非ともお買い求めください。
https://www.buymeacoffee.com/tetsugakuradio
https://artsandphil.base.shop/
※buy me a coffeeでは原稿の購入のほか、コーヒー一杯分から哲学ラジオをご支援いただけます。今後の活動に使わせていただきますので、ご支援いただけましたら幸いです。

構成:土岐悠太
オープニング曲:'Lucky' by Go-qualia (CC BY 3.0)
https://soundcloud.com/go-qualia/lucky


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Apr 01, 202213:47