Zebras Cafe
By Tokyo Zebras Unite
Zebras Cafe Jan 22, 2021
AIxIMM: チャットGPTでインパクト測定の初期仮説を作ってみよう
2月のZebras Cafeのテーマは、「AIxIMM: チャットGPTでインパクト測定の初期仮説を作ってみよう」です。IMMとはImpact Measurement and Management(インパクト測定と管理)を略した言葉です。ではインパクト測定とは何か。企業や非営利組織の活動やサービスが、社会や環境に与えた変化や効果を可視化する方法で、インパクト投資を受けている社会的企業やゼブラ企業、NPOの方にとって、プロジェクトの成果を評価する重要な工程です。代表的な例として、ロジックモデルが挙げられます。
しかし、インパクト測定の重要さは理解しながらも、一定の客観的な正確さのある評価方法やロジックツリーの作成を効率的に進めればいいのかについては、多くの人が悩んでいるのではないでしょうか。そんな中、一般財団法人リープ共創基金の加藤徹生さんがChat GPTを使って初期仮説を作るという実験をしたということをSNSで投稿されていたのを拝見しぜひディスカッションしたいと思いお声がけさせてもらいました。
というわけで、今回のZebras Cafeでは、一般財団法人リープ共創基金の加藤徹生さんをお招きし、大規模データベースを持っているAI活用し、定量的なKPIを設計するための初期仮説を生成するプロセスの可能性を探ります。
今回は、実験的に、配信中にChat GPTを使ってインパクトモデルを作成してみる予定です。AIを使用したデータ駆動型の意思決定、インパクト測定への新しいアプローチに興味がある方、ぜひご参加ください!
TOC×TOC:投資家が社会的インパクトの戦略を持つことで生まれる可能性
2024年初のZebras Cafeのテーマは「TOC×TOC:投資家が社会的インパクトの戦略を持つことで生まれる可能性」です。
社会的インパクトを目指すスタートアップや守りたいものを守るために事業を営むゼブラ企業が、事業を成長させるための戦略だけではなく、社会課題解決のための戦略であるセオリーオブチェンジ(TOC)を持つことが多くなってきました。
しかし、彼ら/彼女らが資金調達する際に投資家が投資先候補の選定や出資を決める際の判断基準が、最終的なリターンの設計に紐づく事業の規模や成長性を重視することは未だ少なくないと思います。
そうした目線の合わない状態では双方とってよくない状況を生み出しやすくなりますが、逆に投資家がTOCを持って投資を行なっていたら。どのようなインパクトが生まれてくるでしょうか?
日本において、実際にそれを行動に移している事業会社の一つが、「すべての人が『しあわせ』を感じられるインクルーシブな社会を共に創る」というミッションのもと、「社会課題解決企業」をめざしている丸井グループです。
投資家として何を目指すのか、投資活動を通じて社会にどういった変革を起こすのかといったことを定めることは、投資家としての長期的目線を養うことに加えて成功の定義ともなります。
丸井グループでは、2023年6月に「IMPACT BOOK 2023」で、自分たちの描きたいインパクトに向けていかに目標を達成を示すロジックモデル、そしてその各目標への進捗状況を公開しました。現在、同グループがCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)として行う投資は、ロジックモデルに沿って行われています。
そこで、今回のZebras Cafeでは、事業会社である丸井グループがなぜ・どのようにロジックモデルを作成し、投資を通じてインパクトと収益の両立を目指しているのかについてディスカッションしていきます。
資金提供者としてインパクトに関心がありながら具体的な行動をどう起こすべきか迷っている方に、意志の合う投資家と出会いたいと思っている起業家のみなさんに、丸井グループに興味がある!というみなさんにお薦めです。
ゼブラ2023年振り返り!
Zebras Cafe、【ゼブラ企業の世界カンファレンス『DazzleCon'23』開催レポート!:世界のゼブラムーブメント最前線】を開催しました📣
あっという間にもう一年が終わりますね。皆さんはどのような1年でしたでしょうか?
私たちTokyo Zebras Uniteとしては6月には日本の国家戦略にゼブラ企業の推進が明記され、10月には3年ぶりの全国のゼブラ企業が集まるカンファレンスDazzleCon '23が開催されるなど大きな出来事の多い一年でした。そこで、今回のゼブラカフェでは改めて1年をゆっくりと振り返ってゼブラムーブメントの軌跡を追いかけていきたいと思います。是非是非ご参加ください!
ゼブラ企業の世界カンファレンス『DazzleCon'23』開催レポート!:世界のゼブラムーブメント最前線
第37回Zebras Cafe、【ゼブラ企業の世界カンファレンス『DazzleCon'23』開催レポート!:世界のゼブラムーブメント最前線】を開催しました!
今回は、2023/10/21-23にアメリカのワシントンDCで行われたゼブラ企業に関してのカンファレンス、DazzleCon’23に行ってきた田淵さんから最新の世界のゼブラの事例、そして世界における日本のゼブラムーブメントの立ち位置についてシェアしてもらいます!
日本だけでなく、世界中で同時多発的に広がるゼブラムーブメントの今後の動きに興味のある皆さん、是非ご参加ください!
ゼブラ企業と関わる20代の選択肢
第36回Zebras Cafe、【ゼブラ企業と関わる20代の選択肢】を開催しました📣
今月のZebras Cafeでは、若い世代が企業に対して、単なる収益追求だけでなく、社会的な使命や環境への配慮を求めているのではないか、をZ&Cの若手を迎えて探っていきます。
若い世代から見たゼブラムーブメントは一体どのように映っているか、各々がゼブラ企業と関わりながらどんな選択をし、なぜその選択をしたのか、Zebras and Companyのインターンの古井茉香さんと、昨年入社社員の阪本菜さんをゲストに迎え考えを深掘りディスカッションします。
地域からはじまる新たなグローバルの潮流
第35回Zebras Cafe、【地域からはじまる新たなグローバルの潮流】を開催しました📣
日本の地域で生まれつつある新たなイノベーションの事例について、そしてそれらがどのように世界の潮流絡みても最先端な取り組みになってきているかについてご紹介していきます!
今回のゲストは株式会社NEWLOCALの石田 遼さん。「地域からハッピーシナリオを世界に」というミッションを掲げ、地域のイノベーターと共に事業を立ち上げ、それを支えるファイナンスやマネジメントをサポートする仕組みを作り、新しい成長のあり方に取り組んでいます。
お昼のラジオの代わりに、是非耳だけでもご参加ください!
出版が生み出すインパクト
Tokyo Zebras Uniteで8/2に初めて本を出版しました。2022年に行ったZEBRAHOODというカンファレンスでのセッション内容を本としてまとめたものですが、今読み直してもゼブラ経営者が何を考えているかが分かりやすくまとまっていると思います。
この本の出版をきっかけに全国の書店でのイベントを行うなど新しい取り組みも始めていますが、「本」や「書店」という形でゼブラ企業という概念の届け方を変えることで受け取る人や受け取り方が変わっているのも感じています。
そこで今回は、「本業が出版ではない会社が思いを伝えるために本を作ることで、起こしたい変化がどのように起きているのか?」ということをテーマに海士町で企業の変革に関わる事業をしている会社が始めた出版社「海士の風」を立ち上げ三冊の本を出版した阿部裕志さんにお話を伺います。本を出してみたいな、新しいアプローチを探している、地域活性で有名な海士町の会社がどんなことをしているか知りたい。という方にぜひ聞いていただければと思います。
書籍概要
ZEBRA CULTURE GUIDEBOOK Vol.01 ゼブラ企業が分かるガイドブック「ゼブラ企業カルチャー入門」
著者名:一般社団法人Tokyo Zebras Unite、株式会社Zebras and Company
書籍詳細URL:https://www.zebrasand.co.jp/2105
amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/499073968X
取り扱い書店:ジュンク堂書店、紀伊國屋書店、丸善書店、等全国書店
リジェネラティブカンパニー 〜「未来をつくる会社」のつくり方〜
骨太の方針での国策としてのゼブラ企業の推進、本の出版など大きな出来事の多いTZUですが、もう1つ大きな出来事として6月に発売された雑誌『WIRED』日本版Vol.49 「THE REGENERATIVE COMPANY」号で編集部と一緒に「企業のリジェネラティブシフトのための4つのステップ」を作り発表しました。リジェネラティブとは、自然環境が本来持つ力を取り戻し再生していくことを指し、環境再生型農業=リジェネラティブアグリカルチャーというワードと共に広まってきました。
WIREDではこの「生成力を取り戻す」という点に注目し、次の3つのカテゴリにて、企業が紹介されています。
1.NEIGHBORHOOD 「つながり」と「社会」の仕組みを再生する
2.ECOSYSTEM「生態系」の循環を再生する
3.COORDINATION「働く」と「お金」の仕組みを再生する
今回のZEBRAS CAFEでは、企業のリジェネラティブシフトの4つのステップを一緒に作った『WIRED』編集部の岡田さんをお招きし、4ステップの紹介、作ってきた途中での議論内容やどうやって使ってもらいたいかなどを話していきました。
ゼブラ企業の融資と社債による大型資金調達事例
大型資金調達。よく聞くようになりましたが、VCのような投資業の事業者が出資し難いビジネスモデルであることが多いゼブラ企業としては羨ましくもありながらも、お金の出し手と事業の目線が合わない、成長スピードが合わない、株を渡すこと(意思決定権の一部を渡すこと)に懸念があるといいったことから、大型調達に動いていない方も多いのではないでしょうか。今回のZebras cafeでは、融資と社債で1.3億円の資金調達を行なったマルゴト株式会社の今さんにお越しいただき、事業成長のためにデットファイナンスで大型調達を行なった背景や目的を伺いたいと思います。エクイティもデットもそれ以外の資金調達方法もそれぞれ特徴とメリットデメリットがあり、そのような特徴の整理もしていきながら、実践者のお話を伺っていきました。
地域型インパクト投資が持つ可能性
VCやエンジェル投資家等の選択肢が広がった都市部に比べ、まだ地方では資金調達の手段が限られています。そのため、資金に関する制約が強く、「起業家が理想とする社会や地域」からバックキャスティングで事業を構想することが難しくなりがちで、現状の延長線で事業を展開せざるをえなくなります。こうした構造を解消するために、現在、塩尻市振興公社が運営するシビック・イノベーション拠点「スナバ」とZebras and Companyが連携して、地域型インパクト投資の実装事業を行われています。そこで、今回のZebras Cafeでは、同事業の中心人物である三枝大祐さんをお招きし、地域型インパクト投資の実装に向けた動きと現状についてお話を伺いました。
IMMの最前線(アメリカのインパクト測定の現在地)
投資家や社会企業によるインパクトレポートや、環境省など省庁によるインパクト測定の勉強会が始まるなど、インパクト測定がより一般化されてきています。Zebras Uniteにおいても、特に東京のメンバーもインパクト測定の手法を用いて経済性だけではなく社会性においても計測/可視化しゼブラ企業の価値を伝えることに取り組んでいます。今回は、日経文庫から「インパクト投資入門」という書籍も出版し、現在はアメリカのインパクト投資における業界団体Impact Frontiersで活躍する須藤奈応さんにお越しいただき、IMM/インパクト測定とは何か、アメリカのIMMの立ち位置は、アメリカではどのようにIMMと向き合い使っているのか、日本企業におけるIMMの活用価値は、といった最前線から見えるお話を伺っていきました。
地域をつなぐメディアとコミュニティ
ようやく人とリアルで集まる場も作りやすくなってきました。Tokyo Zebras Uniteとしても今年は全国にいるゼブラ企業/企業家が集まり対話する場を作っていきたいと考えています。そう考えていた矢先に先日、東京駅に新設されたMidtown YaesuにあるPOTLUCKにて三井不動産さんとNewspicks Re;gionさんの共催でPOTLUCK FESという、全国の地域を元気にする経営者や投資家、活動家が集まるイベントが開催されました。そこには全国から数百名の人が集まり、東京にいるのにまるで東京ではない場所にいるような地域の重要人物が多く集まる場になっていました。今回のZebras cafeでは、そんな場づくりをしたNewspicks Re;gionの編集長である呉さんにお越しいただき、なぜメディアとして地域を元気にしようとしているのか、そのためにメディアが果たせる役割は何か?あえてリアルで人を集める場づくりを実施した理由は?といったお話を伺いました。
ゼブラ企業とこれからのガバナンス
皆さんはガバナンスと聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
上場企業の取締役会、株主、厳しい管理、経営層による統治、そんな「締め付け」のようなイメージがあるかもしれません。
しかし、本来あるべきガバナンスとは多様なステークホルダーと協働し力を引き出し合い事業や組織の価値を高めるための意思決定とそれを行うための仕組みです。
そんなガバナンスを「リーダーシップとしてのガバナンス」として書籍にまとめた「(邦題)非営利組織のガバナンス」を翻訳した一般社団法人 World in You の山本未生さんにお越しいただき、ゼブラ経営として形作っていきたいこれからのガバナンスについてディスカッションしていきます。
(「非営利組織のガバナンス」訳者まえがきより抜粋)
「ガバナンスとリーダーシップは、成功する組織の陰と陽である。ガバナンスなきリーダーシップは、専制、不正、個人の縄張りをうむ危険性がある。リーダーシップなきガバナンスは、萎縮、官僚主義、無関心を生む危険性がある」
ゼブラ年始め2023
2023年はじめのZebra Cafeでは、昨年のイベントの振り返り、今後話したいテーマ・視聴者の方々が聞きたいテーマ、2023年個人的に注目しているテーマ
などなどざっくばらんにTokyo Zebras Uniteの田淵さん、陶山さん、阿座上さんで語りました!
先駆者2社と振り返る、2022年のゼブラ企業・インパクト投資
みなさんにとって2022年はどのような年でしたか?ゼブラ企業にまつわるトピックとしては、日経新聞、Forbes JAPAN, 政府が発行する白書の中でゼブラ企業について取り上げられたり、岸田政権が唱える新しい資本主義のグランドデザイン中でインパクト投資が位置付けられたりと、ゼブラ企業・インパクト投資への注目度が一段と高まった1年となりました。Tokyo Zebras Uniteも2019年の創設から3年を迎え、Zebras Cafeも26回目を迎えました。そこで、2022年最後のZebras Cafeでは、社会課題解決を目指す企業の支援を行なっている先駆者である、talikiの中村 多伽さん、KIBOW社会投資ファンドの山中 礼二さんをお招きし、年末に2022年を振り返りつつ、来年の展望についても探っていきました。
ZEBRAS UNITE大解剖特集!
2022年6月に米国Zebras Uniteの役員になったTokyo Zebras Uniteの田淵さん。11/5、11/6にサンフランシスコエリアにて行われたZUのボードミーティング/リトリートに参加してきました。
今回のボードミーティングでは、アメリカのインパクト投資家であるVillage CapitalのCEOのAllie Burnsをはじめ、Zebras UniteおよびZebras Unite NPOの役員、マネジメントチームが集まり、これから3-5年間の中長期計画を含むZebras Uniteとしての戦略、ボードメンバーの役割、チャプターや組合員の位置づけなどについて議論されました。また、ボードミーティング以外にも、TZUとZ&Cがゼブラ経営の理論化を進める上でのパートナーであるスタンフォード大学の教授のDr. Vicとも話してきました。
今回のZebras Cafeでは、田淵さんがアメリカ西海岸で見てきたZUがどのような組織でこれからどんな方向性を目指しているのか、日本での活動にどんな影響を与えるのか、ゼブラ経営の理論化の状況などについて聞いていきました。
ゼブラとエコシステムビルディング
さまざまな文化や産業が育っていくには、成長したい人・育てる人・応援する人といったエコシステムの存在が重要になってきます。
Tokyo Zebras UniteもZebras Uniteとして世界のゼブラエコシステムを作る一環として活動している中で、いかに心地よく競争し成長が促進される関係性を作れるかを考えてきました。
今回は、Plug and Play JapanのCMO, スタートアップエコシステム協会 代表理事としてスタートアップエコシステム作りにチャレンジし、2022年5月に5年間の活動を終えたat will workにて働き方改革に動く企業やプレイヤーを繋ぐエコシステム作りを行っていた藤本あゆみさんにきていただき、エコシステム作りにおいて考えていること、気をつけていることを伺いました!
ゼブラ企業とB Corp
第23回Zebras CafeのテーマはB Corp。
ゲストとして日本のスタートアップで初めてB Corp認証を取得した株式会社ファーメンステーションのCOOである北畠 勝太さんにお越しいただき、ゼブラとB Corpの相違点それぞれが自分達をどのように捉えているのか、B Corp認証を取得するプロセス、取得してよかったポイント等をTokyo Zebras Unite の田淵さん、阿座上さん、陶山さんの3人とともにディスカッションしていきました!
ゼブラ企業と組合型株式会社
第22回Zebras Cafeのテーマは「ゼブラ企業と組合型株式会社」。
株主全員が出資額に関係なく議決権を一票ずつ持ち、株主と会社がフラットな関係性を築く「組合型株式会社」はゼブラ企業の新しい選択肢となり得ます。
ゲストとして、いくつもの組合型株式会社を立ち上げ経営に関わる社会活動家/システムデザイナーの武井浩三さん、実際に組合型株式会社を経営している株式会社エッセンス代表取締役の西村勇哉さんにお越しいただき、組合型株式会社という枠組みが会社とステイクホルダーとの関係性をどう変えていくか、Tokyo Zebras Uniteメンバーとともにディスカッションを行いました!
AVPNで見えたアジアの社会的投資のトレンドとゼブラ
6月21日から24日の間にインドネシアで開催されたアジア最大級の社会的投資カンファレンス、Asian Venture Philanthropy Network 2022 (AVPN)。
Tokyo Zebras Uniteからも、共同創業者の田淵さんが、アジアの社会的投資のトレンドを掴むために参加してきました。
今回のZebras Cafeは、【AVPNで見えたアジアの社会的投資のトレンドとゼブラ】をテーマに、AVPNのカンファレンスセッションやアジアで活動する最前線のプレイヤー達との個別ディスカッションから見えて来た最新トレンド、そして、そこにゼブラはどう関わっていけるのかの肌感覚をお届けします。
ゼブラ企業と長期経営のためのイノベーション
アメリカで生まれたZebras Uniteでもゼブラ企業の目指す姿として、
「長く存在し続ける100年企業(=老舗企業)」があります。
日本にいる我々TZUでも老舗企業から学ぶことは多くあり、過去の群言堂・松場さんの回でも大きな学びがありました。
今回は日本のアウトドアシーンを切り開いてきたスノーピーク山井会長にお越しいただき、カルチャーとともに長期的に歩むための経営方針とは何かを中心に、企業を長く続ける上での経営者という人生の歩み方、次の代への継承の仕方、会社の周りにあるコミュニティや従業員との関わり など幅広くお話を伺っていきたいと思います。
また今回は特別モデレーターとして日本経済新聞社 編集委員兼論説委員 大岩 佐和子さんにイベントを進行していただきます。
ゼブラ企業と「働くこと」・「学ぶこと」の未来
ゼブラ企業の特徴の一つとして、長期的視点で、従業員を含む全てのステークホルダーの成長に貢献していくことが挙げられます。他方、「働く」ことにまつわる環境が大きく変わってきており、それに伴い、必要とされるスキルや能力も大きく変わり、求められる「学び」のあり方も大幅に変化してきています。
そこで今回は、激変する環境の中でも持続的・安定的に成長して社会課題を解決していくために、「働くこと」・「学ぶこと」の未来を洞察します。
ゲストとして、経済産業省において、雇用・人材育成と教育システムの検討を一体的にとりまとめた未来人材ビジョンの担当の髙田 祐人さんを、聞き手として、人材開発・組織変革に関する実践と研究開発に取り組み、第一線で様々な企業の組織開発、パフォーマンスマネジメント(評価)改革に取り組んできたヒューマンバリュー社の霜山元さんに参加いただきました。
ゼブラ企業と財団 〜フィランソロピーの基礎と海外潮流〜
今月のZebas Cafeでは、ゼブラ企業と財団というテーマで投資や融資以外の資金調達の可能性を探っていきたいと思います。
企業の資金調達において投資や融資と助成金はどのような関係性なのか、海外や日本にはどんな財団がいるのか、財団として企業にどんな期待をしているのかといった内容を、日本でのインパクト投資の浸透を推し進める一般財団法人、社会変革推進財団(SIIF)の理事である工藤七子さんにお越しいただきお話を伺います。
ゼブラ企業とグローバルアジェンダ
コロナはさることながら、中国チベット問題、ウクライナ問題、ミャンマー政変問題などグローバルアジェンダが国内の事業にも少なからぬ影響を与えています。
経営においてはSDGs、ESGなどの新しい基準もスタンダードになってきている中で、今後はweb3の台頭も見据え、“DX“以上のテクノロジーへの取り組み、ブロックチェーンでつながる時代における“正しい企業“であり続けることが求められてきています。
会社内、産業内、国内、グローバルと多層のコミュニティに属す時代の我々個人がこれから見ておくべきトレンドはどこにあるのか。
第18回Zebras Cafeではグローバルアジェンダを日本に投げかけるメディア、ハフポスト日本版の南さんと一緒に、これからのゼブラ企業が考えておくべき幅を考えます。
ゼブラの年始め2022
(こちらのイベントは1月13日(木)に配信されたものです)
新年、あけましておめでとうございます。
また、毎月行っているこのZebras Cafeをご視聴頂いている方、ありがとうございます!
本年も私達Tokyo Zebras Uniteは、ゼブラムーブメントを広げるべく邁進してまいりますので、何卒よろしくお願いします。
今回は去年の振り返り含め、
・昨年のイベントの振り返り
・今後話したいテーマ・視聴者の方々が聞きたいテーマ
・Zebras Unite本部の動き
・世界のゼブラムーブメントの現在地
・2022年個人的に注目しているテーマ
などなどざっくばらんに田淵、陶山、阿座上、インターン三谷の4人で語ります!
ゼブラ企業と組織運営
ファイナンスのテーマが続きましたが、今回は少し方向性を変えて組織について考えていきたいと思います。
「ゼブラ企業」として組織を運営するにあたって、ステークホルダー主義であるため関わるメンバーともフラットな関係性であることが多くなってくるかと思います。
正社員/業務委託/副業/パートナー、形は様々でもビジョンやミッションに共感し課題解決と自立的経営を目指し頑張る仲間とどのように関わっていくと双方にモチベーティブでパフォーマティブに協働できるのでしょうか?
「連続的に起業家を排出するスタートアップスタジオ」として“従業員かつ業務委託“など社員との新しい関わり方を模索する株式会社ガイアックスのチーフ・カルチャー・オフィサー木村さんに様々な組織運営をトライする先輩として話を伺いたいと思います。
ゼブラ企業と株式譲渡
事業継承問題や、VCから出資を受けたベンチャー企業の株式譲渡など、昨今、「未上場企業の株式譲渡」への注目が集まっています。
そんな背景を踏まえ、今回は、「個人投資家がいつでも未上場企業の株式を注文ができる」という未上場株式のセカンダリーマーケット「FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)」を先月末に発表した、株式会社FUNDINNO(イベント開催時は日本クラウドキャピタル)の代表取締役COO大浦学さんをゲストに迎え、【ゼブラ企業と株式譲渡】をテーマにディスカッションを行います。
FUNDINNO MARKETは、株主コミュニティという制度を活用し、個人投資家がいつでもベンチャー企業の株式を、オンラインで注文する事が可能となる国内初のサービスです。
このサービスにより、IPOやM&Aなどのエグジットを目指すベンチャー企業だけでなく、地域経済を支える中小企業や社会課題解決を目指すソーシャルベンチャーなどが資金調達を行えるようになったり、
ベンチャー企業の株式を保有する個人投資家間の売買取引ができるようになるなど、未上場企業の資金調達や株式譲渡に大きな影響を与えることが予想されています。
「ゼブラ」というムーブメントも、ユニコーンのような成長曲線を描く企業への資金の偏りといった課題感から端を発しており、IPO、M&Aとは異なる、第3のエグジット(株式譲渡)として「Exit to Community(※)」というあり方を提唱しています。
※ 従業員や取引先、地域社会などのコミュニティへとExitするあり方
そこで今回のイベントでは、大浦さんと、今まで数多くのゼブラ起業家と資金ニーズについてもディスカッションを重ねてきたZ&C代表3人とともに、
・FUNDINNO MARKETを生み出した背景、課題感
・FUNDINNO MARKETに対する起業家とリリース後の反響
・未上場企業の株式譲渡に関する課題とFUNDINNO MARKETの可能性
・今後の日本クラウドキャピタルとしての展望
等について幅広くゆるくディスカッションしていきます!
地域金融とゼブラ企業
私たちがゼブラ企業の普及に取り組んでいく中で、「自分たちはゼブラ企業ではないか」といった地域企業や、「ゼブラ企業を支援したい」という地域の金融機関・地方公共団体から、数多くお声がけいただきました。
地域に根づき、地域コミュニティにも貢献する経営を持続的に行っていくためには、それに最適な金融が必要です。
従来、地域企業は地銀や信金・信組からの融資によって資金需要を賄っていましたが、それだけでは新規事業など、一定のリスクがある資金使途には使いづらいという課題がありました。
また、現在、地方企業に特化したVCやアクセラレーターなどが始まっていますが、長期的な目線感で、地域コミュニティへの貢献を重視する地域企業に適した形を模索していくことが必要です。
今回のイベントでは、地域金融支援室長として地域金融機関の活躍の後押しをしている金融庁の今泉宣親さんとともに、
・地域金融の現状、課題、今後の見通し
・持続可能な地域づくりのために必要なこと
等について幅広くゆるくディスカッションしていきます!
Exit to Community のケース研究
ゼブラ企業が社会的インパクトと利益を両立するための方法論の一つとして注目されている、Exit to Community。
(詳しくはこちらのnote(https://note.com/tokyozebrasunite/n/n563aedb981c4)を御覧ください)
M&AやIPOと異なる、投資家による所有からコミュニティによる所有を目指すExit方法として唱えられたこのコンセプトは、
世界各地で注目を集め、Zebras Uniteやその関連機関を中心に研究を進める一方、国内事例は多くありません。
今回スピーカーとしてお話しいただく山中さんがインパクト・インベストメントチームディレクターを務める、一般財団法人KIBOWは、投資先である株式会社manabyの株式を、manaby社のパートナー企業複数社に譲渡しました。
manaby社のパートナー企業に保有株式を譲渡し、KIBOWがキャピタルゲインを得るという新しい枠組みは、志を同じくした仲間のちからを借りて共同で社会的事業を拡大する「ソーシャル・フランチャイジング」というモデルとして、今後拡がりが期待されています。
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000063884.html)
今回はグロービス経営大学院にて教員も務める山中さんとともに、
本事例をExit to Communityの一つのケースとして扱いながら、
・これまでのExitのあり方の課題
・manaby社のケースの仕組みの詳細や取り組みの背景
・社会的投資に適した新しいExitモデルの作り方
・今後必要とされていく経営/経営学
等について幅広くゆるくディスカッションしていきます!
ゼブラ企業と資金調達
現在、資金投入によって短期的な急成長が可能な産業などには、VC等を通じて、多額の資金が集まりつつあります。一方で、農林水産業をはじめとした第一次産業や研究開発投資を要する産業など、事業の成熟や収益化に期間を要する企業には、短期的な「イグジット」(上場やM&A)が期待できないため、融資以外の資金が流れにくい状況にあります。
このような企業に対しての資金調達のあり方は、議論されている最中であり、
私達もまたVCや銀行融資とは違う時間軸をもつゼブラ投資という枠組みでチャレンジしようとしています。
今回ゲストとしてお話しいただくのは、次世代の「丈夫で柔らかいデータベース」APLLOをはじめとした、デジタルアーカイブや知的活動の支援を行う株式会社Eukaryaの田村さん。
2019年に、この野心的かつ長期間に渡るオープンソースプロジェクトの研究開発のため、株式を1%も渡さないレベニューシェア型の資金調達を行いました。
今回はEukaryaの田村さんとともに、「事業の時間軸と、それに適した資金調達」というテーマを掲げ、
・研究・事業内容や資金調達の経緯
・企業の特性と資金調達方法の時間軸としての多様性について
・時間軸の異なる資金調達の海外事例
などについてディスカッションしていきます。
ジェンダーレンズとゼブラ企業
ジェンダーレンズという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ジェンダーレンズとは、性別の違いによって生まれている、政治/経済参画や教育水準、健康面などにおける不当な格差をなくすため、ジェンダーを意識したレンズ(めがね)をかけて世界を見ようという考え方です。
(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/77838 こちらの記事の笹川平和財団の定義を引用)
今回は女性の視点から社会問題をピックアップするメディア、カンファレンスを運営する「MASHING UP」の編集長、遠藤祐子さんにお越しいただき、
Tokyo Zebras Unite協同創設者の田淵からの世界のジェンダーレンズ投資の潮流についての情報を交えながら、ジェンダーレンズ×ゼブラ企業をテーマにゆるくディスカッションします。
地域循環型経済とゼブラ企業
近年SDGsやESG投資が注目されるとともに、環境への配慮や、地方創生という側面でも、地域循環型の事業が着目されるようになりました。
では実際に地域循環型経済の実現を目指す企業は、どのように事業を運営してどのような苦労を抱えているのでしょうか?
今回は、「飲めば飲むほど海が綺麗になるビール」などを提供することを通じて持続可能な地域づくりを目指す株式会社ローカルフラッグの濱田さんと、今まで規格外・廃棄品とされていた地域資源に着目し、新しい流通の仕組みやブランドを作り出す、株式会社陽と人の小林さんにおこしいただき、
事業の育て方や、地域循環型社会について考えていることなど、ざっくばらんにTZUメンバーとお話します。
Z世代とゼブラ企業
1990年後半頃から2012年頃に生まれ、今後経済の中心となる世代といわれるZ世代。
デジタルネイティブ、多様性重視、コスパ志向…
近年多くのメディアがフォーカスするZ世代ですが、実態はどうなのでしょうか。
また、ゼブラ企業は今後Z世代から求められる企業の代表となるのでしょうか?
今回は、名古屋から社会起業家が生まれる仕組みづくりを手掛け、多くの10、20代の起業家を知る株式会社UNERIの河合将樹と、Tokyo Zebras Uniteインターンとして在籍する現役大学生の三谷が、Z世代としての起業、キャリアなどについての考え方をTZUメンバーと議論しながら、ざっくばらんにお届けします。
米国を中心としたゼブラムーブメントの「今」
2016年に一つのブログからはじまったゼブラ企業のムーブメント。
そこから約5年の月日がたち、今ムーブメント発端の地のZebras Uniteでは、どのような動きがなされているのでしょうか?
2018年にZebras Uniteの創設者と話したことをきっかけにTokyo Zebras Uniteを創設し、今もチャプターリーダーとしてコミュニケーションをとる田淵を中心に、
・他の国々でのゼブラ・ムーブメントの現状
・Zebras Uniteの最新動向
・Tokyo Zebras Uniteは今後何を行うのか
について話します。
ゼブラ企業と地域コミュニティ
世界遺産の石見銀山をご存知でしょうか。
石見の観光地として大変人気の高い石見銀山は、2007年に世界遺産に登録されたアジアで初めての鉱山遺跡です。
そんな石見銀山遺跡のお膝元、人口わずか400人の島根県大田市大森町に根を張りながら、アパレルの企画・製造・販売、飲食店経営、古民家再生など幅広く手掛けるのが群言堂グループです。
(https://www.gungendo.co.jp/)
今回のテーマは【ゼブラ企業と地域コミュニティ】。
1980年代に創業。地元の暮らしを伝えるというコンセプトで衣料品などを販売。現在は大森町だけでなく、全国の産地の職人と協業し彼らのものも販売しています。
産地をつなげ、地域に還元する事業のあり方から、今後求められる企業のあり方のヒントを探ります。
・これからの社会における「チャレンジング」で、「サステイナブル」な企業とは?
・人口減少社会の中で求められる企業のあり方とは?
スピーカーとしてご参加いただく群言堂の松田忠さんの、経歴、これからの展望について触れながら、ざっくばらんにディスカッションします。
ゼブラ企業と新しいファイナンス
今回のテーマは【ゼブラ企業と新しい"ファイナンス"】。
社会的インパクトと経済的成長を同時に健全に追い求めることを目指すゼブラ企業。
そのような企業の成長のためには、従来とは異なる、最適化された資金調達方法や資本政策が必要です。
今、ゼブラのムーブメントが盛んな欧米諸国を皮切りに、日本でも少しずつ草の根的に新しいファイナンスの形が生まれつつあります。
そこで今回は、海外の事例や日本国内の実例を見ながら、ゼブラ企業に最適なファイナンスのあり方についてディスカッションします。
また、実際に新しい金融を実現すべくサービスを開発、展開している株式会社Siiiboと株式会社Fivotの代表にもゲストスピーカーとしてお越しいただき、新しい金融をサービスとして展開することによって広がる可能性や難しさについてもお話していただきます。
緊急事態宣言とゼブラ企業
新型コロナウイルスの感染が急拡大していることから、政府は2度目となる緊急事態宣言の発令に踏み切りました。
1月14日(木)「 各分野から見る緊急事態宣言と、これから」と題して今月のZebras Cafeを開催し、ゲストスピーカーとして急遽、株式会社Asmama代表の甲田さんにお話していただきました。
株式会社Asmamaは子育てシェアサービス事業や、地域交流事業を通して「地域・公助」を生み出す企業です。
今回は様々なゼブラ企業の経営に参画するTokyo zebras uniteメンバーと共に、昨年から続くコロナウイルスによる影響に対して、人と人とのつながりを大切にする事業だからこそ感じたことや、どのように対応してきたか、また今後の取り組み等についてもお話ししていただきました。
この人とのつながりを重視し、緊急事態宣言を機に事業を捉え直そうと奮闘する経営者の方など、ぜひお聞きください。
コミュニティとゼブラ企業
今回第3回のテーマは【"コミュニティ"とゼブラ企業】。
先日、アメリカのZebras Uniteは新体制をとり、コミュニティが企業を所有するあり方を追求して"Coop"(協同組合)へと体制を移行しました。また、ゼブラ企業のExitの選択肢の一つとして「Exit To Community」(投資後、IPOやM&Aを追求するのではなく、従業員や取引先、地域社会などのコミュニティへとExitするあり方)が挙げられています。
そこで今回は、これまで様々なセクターの方と横断してダイアログを重ねてきた内容をTokyo Zebras Uniteのメンバーで振り返りつつ、オープンに議論していきます。
ブランディングからみるゼブラ企業
Zebras Cafeでは、 ゼブラ企業のエコシステムを日本において創造することを目的とするTokyo Zebras Uniteが、ゆるく最新のゼブラ企業の情報についてゆるくお話します。
今回、第二回はTokyo Zebras Uniteでストラテジストを務める阿座上の経歴を含めた自己紹介とともに、なぜ彼自身がTokyo Zebras Uniteにジョインしたのか、そしてブランディング、マーケティング畑でリードしてきた彼からみたゼブラ企業とそれを取り巻く潮流についてなど、共同創設者の陶山と語ります。
共同創設者が考える「ゼブラ企業」とは
「ゼブラ企業」とは、自社の成長を第一の優先順位とするのではなく、より良い社会の形成に寄与することを第一とし、持続可能な範囲での成長を追求している企業の総称です。
Tokyo Zebras Uniteはゼブラ企業のエコシステムを日本において創造することを目的としています。
第一回Zebras Cafeでは、Tokyo Zebras Unite共同創設者の陶山とマーケティングストラテジスト阿座上が、国内外の起業家、投資家と話してきた中で出てきたゼブラ企業の役割や意義についてフランクに深ぼっていきます。