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新・雑貨論【コクヨ野外学習センター】

新・雑貨論【コクヨ野外学習センター】

By コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社

コクヨ ワークスタイル研究所と黒鳥社がコラボレーションして展開するリサーチユニット/メディア「コクヨ野外学習センター(KOKUYO Centre for Field Research)」。
プロジェクトの第2弾として2020年に公開された「新・雑貨論」は、バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、さまざまなゲストとともに「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組です。
本編は既出の6回+特別編に加えて、岡田拓郎さん作成のテーマ曲を1つのパッケージにまとめたスペシャルエディションです。

【収録内容】
・第1回 コロナの先のモノづくり/モノづくりは何のために
・第2回 雑貨は“ウイルス”のように広がる/雑貨が終わり、世界からモノが消える
・第3回 わたしたちはモノの「エネルギー」に導かれている/旅をすること、その先でモノと出会うこと
・第4回 「タグ」から切り離されたモノの魅力/あるべき場所にモノを置いていく
・第5回 ルールの“脱臼”から生まれるモノの形/「わたし」と「あなた」の記憶は形を通じてつながっていく
・第6回 上手/下手では判断できないモノの価値を求めて/モノがもつ柔らかな複製性を取り戻すためには
・特別版 「目的」から脱出するため/みんなで制作すること、みんなで所有すること
・Original Theme
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Original Theme(Short ver.): Okada Takuro

新・雑貨論【コクヨ野外学習センター】Mar 11, 2021

00:00
01:06
Original Theme(Short ver.): Okada Takuro

Original Theme(Short ver.): Okada Takuro

岡田拓郎 Okada Takuro
1991年生まれのシンガー・ソングライター/マルチプレーヤー。2012年にバンド・森は生きているを結成し、13年にアルバム『森は生きている』を発表。15年に解散。17年に初のソロアルバム『ノスタルジア』を、20年には2ndアルバム『Morning Sun』をリリース。自身の表現活動のみならず、プロデューサー/ミキシング・エンジニア、サポートギタリストなどとしても活躍している。

Mar 11, 202101:06
Original Theme(Long ver.): Okada Takuro

Original Theme(Long ver.): Okada Takuro

岡田拓郎 Okada Takuro
1991年生まれのシンガー・ソングライター/マルチプレーヤー。2012年にバンド・森は生きているを結成し、13年にアルバム『森は生きている』を発表。15年に解散。17年に初のソロアルバム『ノスタルジア』を、20年には2ndアルバム『Morning Sun』をリリース。自身の表現活動のみならず、プロデューサー/ミキシング・エンジニア、サポートギタリストなどとしても活躍している。

Mar 11, 202105:10
「新・雑貨論」特別版・後編・みんなで制作すること、みんなで所有すること

「新・雑貨論」特別版・後編・みんなで制作すること、みんなで所有すること

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。2020年12月に山形から配信した特別版「ポストコロナ世界と雑貨のゆくえ」後編では、モノをつくること、モノを所有することのあり方を見つめなおします。
いまなお大量生産・大量消費社会は続きマスカスタマイゼーションなど新たなモノづくりも提起されるなかで、モノと人の関係を考えてきた本プログラムは、オルタナティブなつくり方や所有のあり方からべつの社会を立ち上げることへとつながっていきます。

・山形とアフガニスタンを架橋する
・自分とモノを交差させると“タグ”が外れる
・パソコンも筆記用具のひとつ
・「暇をかける」というコラボレーション
・モノをつくると自分の居場所がわかる
・宙ぶらりんの状態でつくるという豊かさ
・モノづくりの主体はひとりじゃなくていい
・選択肢が増えても、不確実性は増えない
・楽器をみんなで所有することの意味
・所有するのではなく、通り過ぎる
・空間に働く見えない力を理解する
・つくってみて初めてわかること
etc...

◉出演
𠮷田勝信(デザイナー)
1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点にデザイン業を営む。グラフィックデザインを主な領域として、フィールドワークを取り入れた制作を行なっている。ブランディングやコンセプトメイキング、商品企画、サービス設計などに携わる。家業の染織工房では染材、繊維の採集やテキスタイルデザインを担っている。

森永泰弘(サウンドデザイナー/サウンドアーティスト)
芸術・音楽人類学的な視座から世界各地をフィールドワークし、楽器や歌の初源、儀礼や祭祀のサウンドスケープ、都市や集落の環境音をフィールドレコーディングしながら音源制作や作品を発表。サウンドデザインの気鋭として国内外から支持されている。

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

山下正太郎(コクヨ株式会社 WORKSIGHT 編集長)
戦略的ワークスタイル実現のためのコンセプトワークやチェンジマネジメントなどのコンサルティング業務に従事。手がけた複数の企業が「日経ニューオフィス賞(経済産業大臣賞、クリエイティブオフィス賞など)」を受賞。2011年にグローバルで成長する企業の働き方とオフィス環境を解いたメディア『WORKSIGHT』を創刊。同年、未来の働き方と学び方を考える研究機関「WORKSIGHT LAB.(現コクヨ ワークスタイル研究所)」を立上げ、研究的観点からもワークプレイスのあり方を模索している。

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202153:35
「新・雑貨論」特別版・前編・「目的」から脱出するためにモノをつくる

「新・雑貨論」特別版・前編・「目的」から脱出するためにモノをつくる

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。今回は去る2020年12月にLIVE忘年会として山形から配信された特別版「ポストコロナ世界と雑貨のゆくえ」をお届け。
第6回に登場したデザイナー・𠮷田勝信さんと取材に帯同したサウンドデザイナー・森永泰弘さん、コクヨ野外学習センターのキャプテン・山下正太郎をゲストに迎え、これまでの「新・雑貨論」を振り返ります。雑貨を巡って始まった本プログラムは、いつの間にかもうひとつのプラグラム「働くことの人類学」と接近していたようです。

・「新・雑貨論」と「働くことの人類学」の交差
・コクヨはなぜポッドキャストをつくっていたのか
・ものづくりの「当たり前」は異常だった
・情報消費の無限サイクルから抜け出すために
・自明化された構造を問いなおすためのデザイン
・デザインの語源は騙すこと?
・モノをつくることは合目的性から脱すること
・フライパンと銅鑼、どちらが先に生まれたのか
・クマもポスターをつくっている
・制度から逃れるためのフィールドレコーディング
・目をつぶってロゴをデザインしてみる
・表現を100%コントロールすることは不可能
・どうすれば社会に余白をつくれるのか
etc...

◉出演
𠮷田勝信(デザイナー)
1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点にデザイン業を営む。グラフィックデザインを主な領域として、フィールドワークを取り入れた制作を行なっている。ブランディングやコンセプトメイキング、商品企画、サービス設計などに携わる。家業の染織工房では染材、繊維の採集やテキスタイルデザインを担っている。

森永泰弘(サウンドデザイナー/サウンドアーティスト)
芸術・音楽人類学的な視座から世界各地をフィールドワークし、楽器や歌の初源、儀礼や祭祀のサウンドスケープ、都市や集落の環境音をフィールドレコーディングしながら音源制作や作品を発表。サウンドデザインの気鋭として国内外から支持されている。

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

山下正太郎(コクヨ株式会社 WORKSIGHT 編集長)
戦略的ワークスタイル実現のためのコンセプトワークやチェンジマネジメントなどのコンサルティング業務に従事。手がけた複数の企業が「日経ニューオフィス賞(経済産業大臣賞、クリエイティブオフィス賞など)」を受賞。2011年にグローバルで成長する企業の働き方とオフィス環境を解いたメディア『WORKSIGHT』を創刊。同年、未来の働き方と学び方を考える研究機関「WORKSIGHT LAB.(現コクヨ ワークスタイル研究所)」を立上げ、研究的観点からもワークプレイスのあり方を模索している。

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202101:05:16
「新・雑貨論」第6回・後編・モノがもつ柔らかな複製性を取り戻すためには

「新・雑貨論」第6回・後編・モノがもつ柔らかな複製性を取り戻すためには

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。
ファーストシーズン最終回となる第6回は、山形を拠点に独自の活動を展開するデザイナー・𠮷田勝信さんのアトリエからお届け。後編はデザインの話を飛び出し、モノとの向き合い方やモノとつくることの関係性へと話は広がります。𠮷田さんのものづくりに向かう姿勢からは、大量生産以前のモノがもっていた魅力を取り戻すための方法が見えてきました。

・自分と似ている過去の人
・表現は個人に属しているわけではない
・時間を越えた人類的表現を探して
・木偶人形=木槌?
・機能の前に意味がある
・道具と呪術性の交わる場所
・手間をかけること、暇をかけること
・人間は決して「モノ」をつくれない
・時間と空間、いくつもの「間」
・現代社会から失われた大工的表現
・70%の再現性が意味するもの
・柔らかな複製性を取り戻す
etc...

◉出演
𠮷田勝信(デザイナー)
1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点にデザイン業を営む。グラフィックデザインを主な領域として、フィールドワークを取り入れた制作を行なっている。ブランディングやコンセプトメイキング、商品企画、サービス設計などに携わる。家業の染織工房では染材、繊維の採集やテキスタイルデザインを担っている。  

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。  

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。  

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202137:42
「新・雑貨論」第6回・前編・上手/下手では判断できないモノの価値を求めて

「新・雑貨論」第6回・前編・上手/下手では判断できないモノの価値を求めて

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。
ファーストシーズン最終回となる第6回は、山形を拠点に独自の活動を展開するデザイナー・𠮷田勝信さんのアトリエを訪ねました。一般的なグラフィックデザイナーとは異なるやり方でデザインと向き合う𠮷田さんにとって、モノをつくることは何を意味するのでしょうか。いわゆる「デザイン」に囚われない𠮷田さんのトークは、上手/下手や良し悪しといったモノを見る際の基準に揺さぶりをかけます。

・謎のデザイナー・𠮷田勝信との出会い
・大学時代に始めた八百屋業
・衣食住にまたがった素材を採集すること
・世界を見る解像度が変わる瞬間
・染織家の母、アフガニスタン料理屋の父
・「縦に伸びる村」
・デザインに余地を残しておく
・上手/下手が立ち上がる前の存在
・「上手い」は褒め言葉じゃない?
・「良し悪し」だけで判断はできない
・デザインの正解をどこに置くのか
etc...

◉出演
𠮷田勝信(デザイナー)
1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点にデザイン業を営む。グラフィックデザインを主な領域として、フィールドワークを取り入れた制作を行なっている。ブランディングやコンセプトメイキング、商品企画、サービス設計などに携わる。家業の染織工房では染材、繊維の採集やテキスタイルデザインを担っている。

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202136:18
「新・雑貨論」第5回・後編・「わたし」と「あなた」の記憶は形を通じてつながっていく

「新・雑貨論」第5回・後編・「わたし」と「あなた」の記憶は形を通じてつながっていく

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。
ベルリン在住の現代美術作家・白木麻子さんをゲストに迎える第5回後編は、モノの形を通じてアクセスできるべつの世界の話へ。木を使って作品をつくる理由や、形の先に見るもの、形を通じてつながる記憶……白木さんが作品をつくるプロセスから、合目的化されない、わたしたちとモノの新たな関係性が立ち上がります。

・美しい小枝と鳥の巣
・形を通して並行世界に触れる
・枝を拾う白木さん、石を拾う山田さん
・子どもは別の世界とのつながりを察知する?
・椅子とはコミュニケーションできない
・金属は人に扱われるための素材
・木は理解を越えていく
・鉄・土・木・パン
・拾った小枝に何を見出すのか
・開かれた状態で作品を完成させる
・作品はフェティッシュの対象ではない
・認識されない記憶を形に置き換える
・わたしの記憶と誰かの記憶が重なるとき
・技術も素材もすべて借りもの
etc...

◉出演
白木麻子(アーティスト)
1979年生まれ。2013年より活動拠点をドイツ・ベルリンに移し、クンストラーハウス・ベタニエンのインターナショナル・スタジオプログラムに参加。平成27年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202144:39
「新・雑貨論」第5回・前編・ルールの“脱臼”から生まれるモノの形

「新・雑貨論」第5回・前編・ルールの“脱臼”から生まれるモノの形

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。
第5回はベルリンを拠点に活動する現代美術作家の白木麻子さんをゲストに迎え、モノの「形」について語ります。家具のようにも見える作品をつくる白木さんは、どうモノの形を捉え、いかに新たな形をつくっていくのでしょうか。形のルールを“脱臼”させたいと語る白木さんのお話からは、新・雑貨論が考えてきたモノそのものと向き合うためのヒントが見えてきます。

・なぜ現代美術作家が『新・雑貨論』に?
・モノの機能が失われ、情緒が生まれる
・作品が身体の記憶に揺さぶりをかける
・選択の結果として残された「形」
・形から美しい誤読が生まれる
・展示台から逃れるようにつくりたい
・二日酔いの朝に見た風景
・新たな問いに答えることで見つかるもの
・浄瑠璃寺のトランス体験
・形のルールを脱臼させる
・レディメイドはモノと向き合えない?
・形が発生する基準を操作する
・知っているモノだと思わせるために
etc...

◉出演
白木麻子(アーティスト)
1979年生まれ。2013年より活動拠点をドイツ・ベルリンに移し、クンストラーハウス・ベタニエンのインターナショナル・スタジオプログラムに参加。平成27年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員。

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202137:31
「新・雑貨論」第4回・後編・あるべき場所にモノを置いていく

「新・雑貨論」第4回・後編・あるべき場所にモノを置いていく

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。
古物商コレクティブtatami antiquesを主宰する奥村乃さんをゲストに迎えた第4回後編は、tatami antiquesがこれまで行なってきた展示会からモノと人の関係を捉えなおします。わたしたちはモノを見るとき、果たしてモノそのものを見ていると言えるのでしょうか?空間や価格、文脈……さまざまな要素を取り除いていくことで、あるべき場所にモノを置いていく面白さが浮かび上がります。

・タグがない場所を泳ぎつづける
・2019年のベスト展示「カツラ利休」
・すべてが不協和音を生む空間
・「お店」は「値札」の世界
・モノではなく、空間を観ている
・ブリコラージュとしての展示
・展示をつくることは音楽と似ている
・一週間で4人しか来ない展示
・キャプションは本当に必要か?
・タグとはべつのゲームを立ち上げる
・千利休=マイルス・デイヴィス?
・モノが自分を通り過ぎていく
・あるべき場所にモノを置く気持ちよさ
etc...

◉出演
奥村乃(t a t a m i / hotoke)
埼玉県西川口育ち。2008年よりウェブショップ「hotoke antiques」を立ち上げ、海外に向けて日本の骨董品を発信。2015年からは様々な古物商達の集うウェブショップ t a t a m i (tatami antiques)を運営。

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202139:06
「新・雑貨論」第4回・前編・「タグ」から切り離されたモノの魅力

「新・雑貨論」第4回・前編・「タグ」から切り離されたモノの魅力

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。
第4回はオンラインを中心に骨董やアンティークなど古物を売るコレクティブ「tatami antiques」を率いる奥村乃さんが登場。雑貨とも骨董とも古美術ともつかぬ魅力的なモノを扱っている奥村さんは、従来の価値基準とは異なるセレクトによって新たなモノの価値を伝えてきました。tatami antiquesに並ぶ“タグ”のつけようがない古物の数々は、わたしたちがいかに権威やコンテクストに依拠してモノを見ているのか明らかにしてくれます。

・「HOTOKE」から「TATAMI」へ
・審査もトンマナもない骨董セレクトショップ
・雑貨/骨董/古美術
・リサイクルショップと骨董屋の差異
・安くなるはずのものが、高くなる
・アンティークとは“ゴミ”だった
・売りたい派と売りたくない派
・買うのではなく、出会ってしまう
・「ニセ山下清」が描いたパンダの絵
・絵そのものと向き合うことは可能か?
・タグから自由になること
・“角度”をマネしても意味がない
・権威化を避けるためのコレクティブ
etc...

◉出演
奥村乃(tatami / hotoke)
埼玉県西川口育ち。2008年よりウェブショップ「hotoke antiques」を立ち上げ、海外に向けて日本の骨董品を発信。2015年からは様々な古物商達の集うウェブショップ t a t a m i (tatami antiques)を運営。

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202139:07
「新・雑貨論」第3回・後編・旅をすること、その先でモノと出会うこと

「新・雑貨論」第3回・後編・旅をすること、その先でモノと出会うこと

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。
Out of museum店主・小林眞さんをゲストに迎える第3回の後編では、「旅」と「モノ」の関係性について論じていきます。もはや気軽に旅へ出かけることが難しくなった現在、わたしたちから、モノから、いったい何が失われているのでしょうか。進行役の黒鳥社・若林恵も交えた3人のトークは、人・モノ・場のつながりを組みなおしていきます。

・景色の変化からわかること
・初めて見るけど心の底にあったもの
・モノと旅はセット
・都会と田舎の差がなくなった
・「自分」がないとモノは買えない
・旅は「流行」を相対化する
・人とモノの関係は「恋愛」と同じ?
・買ってみてから気づかされること
・いろいろな「買い方」のかたち
・偶然かつ必然な買いもの
・お店は人によってつくられる
・インターネットには「過去」しかない
・「機能」ではなく「暇つぶし」
etc...

◉出演
小林眞
1960年、長野県生まれ。地球上の様々なフィールドで自然物を観察する事をルーツに、いろんな事を考えている人。現在、outofmuseum を運営。
out of museum  https://www.instagram.com/outofmuseum/

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

若林恵(黒鳥社 コンテンツ・ディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202145:40
「新・雑貨論」第3回・前編・わたしたちはモノの「エネルギー」に導かれている

「新・雑貨論」第3回・前編・わたしたちはモノの「エネルギー」に導かれている

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。
第3回は東京・羽根木のアトリエ兼ギャラリーショップ「Out of museum」の店主・小林眞さんをゲストに迎え、モノを買うこと/つくることを巡ってトークします。世界各地のアートピースから工芸品など無数のモノに囲まれたこのお店は、いかにして生まれたのでしょうか。売ることを前提とした「買付」ではなく自分の惹かれるモノをひたすらに集めてきた小林さんの話からは、わたしたちの「モノ」との向き合い方が見えてくるかもしれません。

・Out of museumは「驚異の部屋」
・「買付」はしない
・昆虫採集から加速した収集癖
・「人」も「モノ」も変わらない?
・モノからエネルギーを感じとる
・自然はわからないから美しい
・買うかどうかは見た瞬間に決まる
・導かれるようにしてモノをつくる
・モノを自分の中に“入れる”
・大量生産品から失われる魂
・場所が変わるとエネルギーも変わる
・モノに上下関係をつくらない
・“museum”の外側へと向かって
etc...

◉出演
小林眞
1960年、長野県生まれ。地球上の様々なフィールドで自然物を観察する事をルーツに、いろんな事を考えている人。現在、outofmuseum を運営。
out of museum  https://www.instagram.com/outofmuseum/

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

若林恵(黒鳥社 コンテンツ・ディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202153:16
「新・雑貨論」第2回・後編・雑貨が終わり、世界からモノが消える

「新・雑貨論」第2回・後編・雑貨が終わり、世界からモノが消える

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。
第2回の後編では、前編に引き続きFALL店主・三品輝起さんをゲストに招き、社会や経済のなかでいかに雑貨が機能してきたのか論じていきます。進行役の黒鳥社・若林恵も交えて進んだ3人の議論は、無印良品の功罪からはじまり、雑貨屋の“源流”としてのジャズ喫茶、そして資本主義から逸脱することの不可能性へ――かつて自由の象徴だった雑貨はいかにすべてを食い尽くし、終わりを迎えようとしているのでしょうか。

・無印良品は「消費社会のアンチテーゼ」だった
・日本人にライフスタイルなどなかった
・片岡義男という“雑貨作家”
・突然現れた「和モダン」なるもの
・無印良品は“正しい”ライフスタイルになった
・すべてのモノが、雑貨にしか見えなくなる日
・「雑貨」と「モノ」の間にあるもの
・ヒエラルキーへの反逆としての雑貨
・民主化すると雑貨化する
・オルタナティブな空間としてのジャズ喫茶
・雑貨屋の源流にはジャズ喫茶がある?
・「ゆるく」存在することができない社会
・お店の意味はなくなっていく
・資本主義の外部を信じられない時代で
etc...

◉出演
三品輝起(FALL 店主)
1979年、京都府で生まれ、愛媛県で育つ。2005年より東京の西荻窪にて雑貨店「FALL」を経営。著書に『雑貨の終わり』(新潮社)、『すべての雑貨』(夏葉社)。

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202146:12
「新・雑貨論」第2回・前編・雑貨は“ウイルス”のように広がる

「新・雑貨論」第2回・前編・雑貨は“ウイルス”のように広がる

バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。
第2回は雑貨屋「FALL」の店主として15年にわたって雑貨と向き合いつづけてきた三品輝起さんをゲストに招き、いまわたしたちの世界を覆い尽くそうとしている「雑貨化」なる問題と向き合います。『すべての雑貨』や『雑貨の終わり』など自身の著作を通じてモノと人、モノと経済、モノと社会の関係性について考えてきた三品さんは、雑貨は“終わる”だろうと語ります。果たして、わたしたちの世界はいかにして「雑貨化」しているのでしょうか?

・「雑貨学」の権威、三品輝起
・かわいい化すると雑貨化する
・情報と記号を操作して価値を生む“錬金術”
・増殖する「インテリア」
・雑貨とは「禁断の果実」である
・すべての店は潜在的に雑貨屋だ
・iPhoneは雑貨化しない
・モノを断片化するAmazon
・デザインブームと「おしゃれ雑貨」
・店はクラスターになる
・「雑貨の歌を聴け」
・つくられた価値ニュートラルとしての無印良品
・家は雑貨の最終地点
・雑貨はウイルスのように広がる
etc...

◉出演
三品輝起(FALL 店主)
1979年、京都府で生まれ、愛媛県で育つ。2005年より東京の西荻窪にて雑貨店「FALL」を経営。著書に『雑貨の終わり』(新潮社)、『すべての雑貨』(夏葉社)。

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力・録音:宮野川真(Song X Jazz)
制作補助:石神俊大(MOTE)
音楽:岡田拓郎
録音機材提供:ティアック(株)

Mar 11, 202141:40
「新・雑貨論」第1回・後編・モノづくりは何のために

「新・雑貨論」第1回・後編・モノづくりは何のために

コロナ禍で仕事がなくなる脅威を感じた山田さんが、「モノ」や「店」のあり方を考え直してみようと始めた企画展。「新・雑貨論」第1回の後半は、7月に企画展示「Surface to Surface」を開催したコラージュ・アーティストの西舘朋央さんを交え、「モノの価値」「作品づくり」「アートの役割」についてアーティスト、バイヤー、編集者それぞれの視点から語ります。

・企画展シリーズを始めた理由
・感じてほしい機能性のない「モノ」の価値
・コラージュ・アーティスト 西舘さんの作品
・「コンセプト」、ほんとに大事?
・言葉からはみ出ていくもの
・コミュニケーションとしての作品づくり
・“この感じ”わかんない?
・できあがったものは誰のもの?
・自分が知らない自分
・アートは「通貨」かもしれない
・西館さんにとっての「作品」
etc..

◉出演
西舘朋央(コラージュ・アーティスト)
大学で経済を学んだ後、音楽制作会社に勤務し、作曲や音響効果の仕事に携わる。退社後、イギリス旅行の際に路上で拾い集めたゴミのコラージュ日記を作り始め、以後、工場や工房で生じる端材や使用が済んで捨てられた紙片や木材などを用い、コラージュや立体作品を制作する他、雑誌、書籍や広告などのグラフィック、展示会の空間演出や店舗の壁面オブジェ、ディスプレイなど、様々な領域で活動している。https://tomoonishidate.com/

山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力:宮野川真(Song X Jazz)
録音:山口宜大(Magic Mill Sounds)
動画撮影:間部百合
編集:石神俊大(Mote)
音楽:Okada Takuro(岡田拓郎)
録音機材提供 : ティアック(株)

Mar 11, 202144:30
「新・雑貨論」第1回・前編・コロナの先のモノづくり

「新・雑貨論」第1回・前編・コロナの先のモノづくり

21_21 DESIGN SIGHT SHOP」、「GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA」など、数々のショップのディレクションや商品のバイイングに関わる山田遊さん。バイヤー/キュレーターとして、さまざまな「モノ」を買い付け、それを売るための「お店」を作ることを生業としてきた山田さんがコロナ禍であらためて感じた問題意識。

デザインをキーワードに「モノ」を打ち出すことへの限界。
売れれば勝ち、バズれば勝ちでYoutube化していく「モノづくり」。
コピペで量産されるちょっとおしゃれなものを販売する「小売店」。

消費空間の中で加速する「モノ」の雑貨化はいかに止めることができるのか。そもそも「モノ」の価値はどこに宿るのか。
"商品"であることからはみ出して存在する不思議な「モノ」から改めて「モノ」の価値を考えるデザイナー、バイヤー、クリエイター必聴のポッドキャスト番組「新・雑貨論」。「モノ」を通して人と「モノ」の関係性を改めて考え直そうという企画。第1回では、番組を立ち上げた経緯と「モノの雑貨化」についてお話しします。

・「雑貨化」という大問題
・フラット化していく「モノ」の価値
・「モノ」は社会を写す鏡
・コロナ禍で選別された必需品。余白にあるモノたちの行く末
・月刊『太陽』が工芸にもたらしたもの
・権威主義からおしゃれな生活雑貨へ
・2000年代に起きたこと
・楽天・Amazonで買える「全国の土」「安価な窯」
・それでもなくならない百貨店文脈の陶芸展
・作り手のユーチューバー化
・コピペでひろがる似たような雑貨店
・バイヤーというお仕事
・ECやサブスクの本当の脅威
etc...

◉出演
山田遊(バイヤー/キュレーター)
東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。    

若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。

企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
制作協力:宮野川真(Song X Jazz)
録音:山口宜大(Magic Mill Sounds)
動画撮影:間部百合
編集:石神俊大(MOTE)
音楽:Okada Takuro(岡田拓郎)
録音機材提供 : ティアック(株)

Mar 11, 202129:39