松本コウイチの鍼灸健康講話

松本コウイチの鍼灸健康講話

By Matsumoto Koichi
東洋医学・鍼灸を中心に心と体の健康について考える番組です。凝り固まったアタマを広い視野から見直します。ちょっとした気づきから自分を快適にアップデートしましょう。
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鍼灸健康講話078怒る人
誰かを怒ることも好きではないですが、怒られることも好きではありません。それでも世の中は怒りに満ちあふれています。いったい怒る人は何にそんなに怒ったいるのでしょうか。自分が怒りに対する認識を新たにすることができれば、怒りに対する不安も軽減されるのではないでしょうか。感情は決してすべて抑えればよいというものではありません。ただ、怒りに関してはそのエネルギーが強く、そして破壊的でさえあります。今回は怒ること、怒る人、そして自分が怒ったときにどのように受け止めるかということについてお話ししました。
05:08
May 20, 2019
鍼灸健康講話077立ち直ること
悲しいことが一切なければ良いのに、それでも悲しいことが起きたりします。ふさぎ込むときがあります。怒りに震えることもあります。そのようなことが無いように心がけているのに。そのような理不尽さに見舞われることも人生では起こりうることです。だからこそ、私たちが必要なのは純粋な回復力です。つまり立ち直ることを覚えて進まなければなりません。それはそう簡単にできることではありません。しかしながら、私たちが悲しくて涙したときからずっと、今まで泣いているということはありません。ずっとふさぎ込んでいることもないでしょう。それは立ち直ったからにほかなりません。人生の貴重な時間をできるだけ喜びや笑顔で過ごすために「立ち直ること」を覚えておくことも大切な工夫かもしれないのです。
03:32
March 4, 2019
鍼灸健康講話076叶えるという漢字
漢字は古人の思いや考えの宝庫です。 「叶う」という漢字は「きょう」とも読み協力の「協」の略体の字だといいます。そして力は耡(すき)を表します。  協という文字は「衆の同(とも)に和するなり」 と説文解字に説明があり「叶える」ためにはどうする必要があるのか古人の考えをうかがい知ることができるのです。はたして私たちは夢を叶えるにはどうしたらよいのでしょうか。古人の考えを参考に実現してみたいものです。
03:51
March 4, 2019
鍼灸健康講話075顔色について
東洋医学は五行(ごぎょう)という木、火、土、金、水に分類する考え方があります。顔色についても同じように5つの色に分けて五臓六腑の影響を考えます。偏った色味はそれに対応する内臓の異変を疑います。ただし肌ツヤが良い場合はその限りではありません。肌ツヤが悪い場合はしっかり休養を取るなどチェックするポイントでもあります。
04:47
February 17, 2019
鍼灸健康講話074メメント・モリ
人が生きていられるのはおそらく死ぬことを忘れているから。「自分がいつか死ぬことを忘れるな」という意味の警句であるメメント・モリ。この言葉の大きさこそ「より良く生きるために」必要なエッセンスかもしれません。自分なりのメメント・モリを受け入れられた時、人間的に一歩前進するのではないかな、と思うのです。ただ、それはまだまだ先のことかもしれませんけれど。
04:21
February 8, 2019
鍼灸健康講話073手をやすめる
私は日々、反省をすることがあります。なかでも気をつけていることがあります。それは「手をやすめること」です。自分のリズムが中断されるのを嫌がるという言い訳をしてしまいがちですが、おそらくそこには自分以外に注意を払う余裕がない状況なのかもしれません。
03:24
February 8, 2019
鍼灸健康講話072勘違いの仕組み
年齢が高齢でなくとも思い込みや勘違いというものはよくあります。(若い人は気にしないだけです)。今回は代表的な勘違いなパターンである認知バイアスについてご紹介します。人間として判断の誤りを起こしやすいパターンは存在します。その存在を知っていれば人間である限り情けない判断ミスは起こり得るのです。学者を目指すわけではないでしょうから今回は少しだけご紹介します。
04:17
January 13, 2019
鍼灸健康講話071田植えもそれぞれ
山田方谷は幕末の陽明学者。安岡正篤先生も心酔したという人物です。その山田方谷も学ぶことの大切さや違いを認めることの重要性をエピソードのひとつとして残しています。私たちは自分の価値観を基準に物事を判断します。しかし、価値観はすべてに共通して正しいとは限らないでしょう。そんな謙虚さを忘れないように気を引き締めるエピソードでもあります。
03:45
January 13, 2019
鍼灸健康講話070こころの鏡
幕末の儒学者である山田方谷は人のこころは鏡であると説いています。私たちは外界に求めるものが多いのですが、外界に映るものも結局は自分自身の鏡のようなものであるといいます。悪しき人には悪く見え、善良な人には善に見えるという極めて自然な道理を説いたエピソードです。
03:52
December 12, 2018
鍼灸健康講話069話しを聞こう
人間関係のなかでも家族の関係性にストレスを感じている人は多くいます。それは思春期の一過性のものではありません。なぜ近い関係なのに不快な思いで対立するのでしょうか。家族だからといってわかった気にならず相手を尊重することが大切だと考えます。その第一歩が「話しを聞こう」という提案です。
03:45
December 12, 2018
鍼灸健康講話068よい人ほどつらい理由
国民性なのか、県民性なのか、自己主張があまりできない人がいます。そうでなくとも相手の意向に従い過ぎて自分にストレスが集まってしまう人もいます。これは珍しいことではありません。自分の価値基準をしっかりと見直し、その達成のためには相手の要求を断る勇気もときに必要となるのです。
04:07
December 12, 2018
鍼灸健康講話067小さな習慣
習慣というものは、自分自身を知らないうちに思いがけない環境に連れて行ってしまうものです。それが良い意味でも悪い意味でも共通します。今回は「1日1000歩多く動くという意識を習慣としてみたら」と提案しました。このような実践が習慣となったときに、どのような変化が起きるのでしょうか。理屈で知るよりも、ぜひ実践してみてください。
03:34
December 9, 2018
鍼灸健康講話066手を洗う
ウイルスについて深く知る必要はありません。とにかく「手を洗う」ことがウイルス対策の大きな柱だということを理解してください。そして、それを欠かさず実行してください。あまり言うと潔癖症を引き起こすかもしれませんが、それくらい手を洗うことは大切な予防効果があるのです。
03:15
December 9, 2018
鍼灸健康講話065舌の色
体の調子は、いたるところで変化として現れます。なかでも舌の色や苔の量などは素人目に見ても日々の変化が観察しやすい部位でもあります。厳密に判断しないまでも、赤か白か、という目安だけでも知っておくとその後の対処が自分でできますので是非よく観察してみてください。
04:01
December 5, 2018
鍼灸健康講話064杉山検校
杉山検校は苦難の末に新しい技術を身につけイノベーションを発揮しました。彼の功績は鍼灸の技法のみならず、盲人、健常人に関わらず生き方それ自体がお手本です。まるで寓話か神話でもあるようなストーリーで後世に多くの希望の光を与えたことでしょう。文化伝統というものは、本当に数奇なエピソードの蓄積だといえます。
04:09
December 5, 2018
鍼灸健康講話063沢庵和尚のアドバイス
「気を持って気を整えるのは自分にある」と心の平和を実践するのは自分の心がけだと沢庵和尚は言っています。花鳥風月という言葉がありますが、花や鳥に心を移し、気持ちの豊かさを保つことこそ自分でできる気を整える方法だと教えてくれます。なかなか穏やかにいることが難しい現代。和尚のアドバイスに耳を傾ける必要もあるでしょう。
04:08
December 5, 2018
鍼灸健康講話062コーヒーのカフェイン
カフェインの健康作用について話題になることが多いですが、それはカフェインが優れているのではなく、研究対象として調査している人が多いからではないか?と穿った見方もできます。何事にも長所と短所があります。また度が過ぎれば何でも害悪になるので注意喚起しています。
04:07
December 5, 2018
鍼灸健康講話061コレステロールは悪者か(後)
コレステロールがそれほど問題視されなくなったのは、コレステロールの働きが徐々に解明されてきたため。それでも投薬治療が無くならないのは研究結果が現場レベルにまで至っていないのでしょう。血管を修復するために集まったコレステロールが誤解をされたために続く悲劇。多くの議論によってはっきりと結論が開示されると良いのですが。
04:57
November 30, 2018
鍼灸健康講話060コレステロールは悪者か(前)
コレステロールの歴史を見ていくと意外な事実にぶつかります。なんとアメリカではそれほど重要視されていない項目なのです。それでは、その事実は日本に伝わっているのかと言われれば現場レベルでは、いままで通り投薬によってコントロールすべきものという認識のようです。
05:13
November 30, 2018
鍼灸健康講話059体に合わないもの
アレルギー食品ではないのに、自分の体に合わないもの(消化・分解できないもの)が存在します。それは人によって違うので注意が必要です。あまり知られていませんが、食物不耐症というものはかなりの人にある、いわば体質のようなもの。食べ物に良し悪しがあるのではなく本人との相性もあるというのは見落とされがちな視点です。
04:26
November 25, 2018
鍼灸健康講話058知識と行動の原則
《智は円ならんことを欲し、而(しか)して行(ぎょう)は方ならんことを欲す》と孫思邈(ソンシバク)は残しました。表現は円や方は違いますが陰陽の調和を考えてのことです。私たちは、何かを推し進めると一方向の勢いに乗じてバランスを失います。その理を承知して調和させよというのがこのお話の真意です。
04:54
November 23, 2018
鍼灸健康講話057道に至るまでの八原則
『大学』によると道(どう)は人間を洗練する方法だと説いています。そしてそこに至るには原則があります。《止(し)することを知り定まる。定まって静か。静かにして安(やす)んず。安んじて慮(おもんぱか)る。慮りてよく得(う)。物に本末有り。事に終始有り。》この人間の洗練過程を論理的に説明している内容はぜひとも心に留めて置きたいと思いご紹介します。
05:36
November 20, 2018
鍼灸健康講話056養生に熱心な人
健康でいるためには何をすれば良いのか。昔の人も誰だって養生の方法に振り回されていたようです。あまりに何が正しいのかわからなくなった人々に対して『養生訓』では一応の答えを出しています。それは、自分を知ること、節制すること、そしてあとひとつあると言います。情報教育のあり方は皮肉にも現代に通じる点が多くあり、私たちはそこからしっかり学ばなければなりません。
04:14
November 20, 2018
鍼灸健康講話055勉強のアドバイス
困った経験がある人ほど同じような人にアドバイスを残してくれるもの。国学者である本居宣長(もとおりのりなが)も読んでいる本がわからなくても心配ないと教えています。それは1度ですべてを理解しようとするのではなく、自分のレベルを高めていけばいつぞや理解できるであろうという根気を説いているものだと気づきます。いまでいうモチベーションを落とさない方法を説いていたのでしょう。
05:44
November 18, 2018
鍼灸健康講話054花は半開
「忙」も「忘」も、両方とも心が亡くなっている状態を表しています。それでは先が思いやられるもの。古くから日本人に愛読されているものに『菜根譚(さいこんたん)』でも心構えについて言及している点が数多くあります。「花は半開を看(み)、酒は微酔(びすい)に飲む」という風情ある言葉を覚えておこうと思います。私は下戸なんですけどね。
03:51
November 18, 2018
鍼灸健康講話053盆栽の学び
日本文化は外国人に人気が高まりつつあります。埼玉県には大宮盆栽美術館があります。盆栽について興味を持って学ぶと、驚くべきエピソードを耳にしました。東洋思想、東洋医学では比較的似たような考え方を持つのですが、盆栽でも同じだったのです。やはり真理は共通しているものですね。驚くべきエピソードとは何かぜひ本編をお聞きください。
04:40
November 18, 2018
鍼灸健康講話052ストレス発散
鍼灸師は健康のお手本であるべきと思っています。しかしながら、すべてが正解かどうかなんてわかりません(正解でありたいですけれど…)。ストレスの発散についてどう考えているのか。端的に言ってストレスよりも好奇心の方が勝つように自分を持っていっている気がします。「小人閑居して不善をなす」(ダメな人は暇だとろくな事をしない)というのと同じでしょうか。今回は私のストレスの発散について。
05:11
November 15, 2018
鍼灸健康講話051七の倍数
質問いただくのは大変ありがたいです。女性は7の倍数で体調が変化すると言っていたテレビCM。それは体調ではなく出産に関する体の変化を言っているに過ぎず体調というわけではないのです。短い時間では受け取るほうも誤解するかもしれませんので興味を持っていただけると理解が深まって有益な情報に変わるものです。今回はそのようなお話しを少々。
04:22
November 15, 2018
鍼灸健康講話<特別編>2003年ラジオ出演放送分
かつて地元のコミュニティエフエム局FMチャッピー(77.7MHz)にインタビュー出演したことがあります。懐かしい音源を手に入れましたので15年経ったいまですが、ご紹介したいと思います。当時から鍼灸への理解を深めてもらいたいという強い思いが詰まった懐かしい記録です。
12:31
November 12, 2018
鍼灸健康講話050火の性質
自然を観察し、そこから共通点を見出します。そればかりかその先に発展的普遍的な法則まで見出すのです。それが古代中国人の特色ある能力とも言えるでしょう。いまではこじつけに思えることでも当時はそのような視点で価値判断に使われ文化が発達しました。嘘か真かはわかりませんが、妙な説得力に興味を持つこと請け合いでしょう。
04:44
November 7, 2018
鍼灸健康講話049検証してみたら
理科の実験だけが科学ではありません。イメージで語られる事故も検証したらその原因はまったく違うものが多数を占めていたというのです。私たちは日頃から疑うことなく、そして検証もせずに聞き入れてしまうことで本当の解決策を見失う可能性があります。今回のエピソードはとても教訓となるお話しなのでご紹介しました。
04:06
November 7, 2018
鍼灸健康講話048数学者の結論
数学者である岡潔(おかきよし)は多変数解析関数の分野で世界的業績をあげた人物です。また教育者の側面もあり、京都大学時代には湯川秀樹、朝永振一郎らも岡の講義を受けており、物理の授業よりもよほど刺激的だったと語っています。その岡が大切にした考え方はどのようなことだったのでしょうか。
04:51
November 7, 2018
鍼灸健康講話047善人のつきあい
東洋思想において「善」は大きなテーマです。刺激が大きいものに魅力を感じるのはまだ世間知らずともいえます。一時的な刺激に魅了されても、その感激を長い期間保つことは難しいものです。与え合う世界・高め合う世界という住人になることが、善人のつきあいの秘訣だというのです。
03:23
November 7, 2018
鍼灸健康講話046脈診
東洋医学の診断方法は問診だけではありません。実際に手首の脈を触れ全身の気血の流れを把握する脈診(みゃくしん)という技術があります。この独特かつ伝統的な技術によって、巨大な検査機器に頼らないで多くの体の不調を理解したり、将来的な体調の崩れを察知できるようになるのです。
04:32
November 5, 2018
鍼灸健康講話045善の姿
物事を善悪という基準で評価することはありますが、何が善で何が悪かという定義は個人によって曖昧かもしれません。私は一応の結論として古人の言う「自然に従っているか否か」という視点で善なるか否かを判断するよう心がけています。しかしながら、これもまた自然とは何かと深い話しになっていく難しさもあります。ただ無いよりは私にとって有り難い指針だということは間違いありません。
05:30
November 4, 2018
鍼灸健康講話044運と挨拶
鍼灸師になってから「運」というものに大変興味を持っていました。そしてそれは今でも変わりません。自分の歩んだ道が幸運だったからこそ、運についての興味も強く持っています。今回は世間でいう「運」の捉え方と私の考え方では若干違うところがあったので、ご紹介してみたいと思いました。私は運は一切減らないものだと思っています。むしろ、運はどんどん良くなる方向に発展するものとさえ感じています。(それを妨げるのは自分が行動に転じないだけという主張です)
04:25
November 4, 2018
鍼灸健康講話043理想といっしょに
自分だけで自分を変えようと思っても、いつもの日常がいつもの自分にしてしまいます。そこで理想を掲げたら、自分の理想と似た環境に自分を置くようにしましょう。これは驚くべきことではありません。だいたいの諺(ことわざ)で同じ結論を言っています。自分は周囲の影響を受ける存在なのです。ですから理想の環境におけば理想の自分が誕生するというわけです。
03:38
November 4, 2018
鍼灸健康講話042養実の道
曽 国藩(そう こくはん)は「耐冷、耐苦、耐煩、耐閑、不激、不躁、不競、不随、以成事」と四耐四不訣(したいしふけつ)を語りました。また君逸臣労と言ってリーダーと従う者についても心構えを説きました。これらをしっかりと実践するだけで多くの心身の負担が軽減することは間違いありません。東洋医学ではそれほど心の働きに注目してきたのです。
04:11
November 3, 2018
鍼灸健康講話041想像力の無駄遣い
膝が痛いと言って来院した人でも傘立てに杖を忘れて帰った人もいます。膝が痛くて悩む人は、膝が痛いのではなく「歩けなくなること」を恐怖に思っている方が多いです。自分を苦しめる間違った想像力を使わないように。西洋医学的な説明だけでなく東洋医学的な説明も参考にしてほしいと思います。
04:35
November 3, 2018
鍼灸健康講話040負け癖、逃げ癖、怠け癖
東洋思想を勉強していると、ある道の達人は古人の言葉と同じことを言っていることに驚きます。苦難の道を歩む人には「ある種の結論」はほとんど同じ答えに到達するのでしょう。到底、座学で見聞きして知ったとは思えないようなことを同じ結論として言うのです。「結果」だけでなく「過程」を重んじ「心」を中心に据えるのは東洋思想の真骨頂と言える所作ではないでしょうか。
03:54
November 1, 2018
鍼灸健康講話039佐藤一斎
佐藤一斎は江戸時代後期の儒学者。言志四録は後世に大きな影響を与えたとも言われています。門下生には山田方谷、佐久間象山、渡辺崋山、横井小楠などそれぞれに立派な功績を挙げた人が多くいます。言志四録はこの講話でも何度となく紹介したいエピソードの宝庫です。
03:12
November 1, 2018
鍼灸健康講話038井戸はまだ
「軍井(ぐんせい)未だ達せざれば、将(しょう)渇(かつ)を言わず」古典には井戸に関するエピソードは本当に多いものです。ノドが渇いても井戸が掘れていないのに一番最初に騒いではリーダー失格です。リーダーのみならず、自分を律することができなければ社会で生きていくことは難しいと昔から考えられていたのです。
03:15
November 1, 2018
鍼灸健康講話037急がない
古人は結局「急がない」と言います。急ぐことを戒め、小利を得ることを戒めています。急いではいけないという意味のことわざはたくさんあります。それだけ古人は多くの人が言い伝えたかった内容なのでしょう。忙しい現代ならなおのこと「急がない」という心構えが重要になります。
04:06
November 1, 2018
鍼灸健康講話036忘れる天才
天才というのではなく得意だという能力が「忘れること」。このような短所をどうにか長所に変えるべく、転んでもただでは起きない精神が必要だと痛感しています。おそらく辞書を調べる回数は人一倍多いかもしれません。忘れるたびに調べていけばきっと「それでいい」のです。
03:52
November 1, 2018
鍼灸健康講話035働くこと
このエピソードは東洋思想のみならず東洋人に綿々と流れる思想が垣間見れます。「何をするか」のみならず「どのような心境で臨むのか」ということが重視されるからです。大切にする思いは仕事の面でも大いに影響すると考えるのです。仕事に慣れたとしても、この気持ちは失いたくないと思っています。
04:01
October 31, 2018
鍼灸健康講話034チャンスについて
古くから伝わる兵法書『六韜(りくとう)』には、チャンスをモノにするには時機を捉えることだとその秘訣を説いています。そしてその時機を捉えにくくする3つの心理状態についても言及しています。自分の心を制することによってチャンスを格段にモノにしやすくなるのです。その3つの注意点とは…。
03:11
October 31, 2018
鍼灸健康講話033風邪に負けない
風邪を引き起こす原因のほとんどはウイルスによるものです。そのウイルスにどのように対処するかがわかれば風邪を引く可能性を大幅に引き下げることができます。いくつかの日頃からの注意が薬を不要とし風邪にかかりにくくなるのです。
04:20
October 31, 2018
鍼灸健康講話032心地よさ
人は快適でいると「感謝」よりも「慣れ」のほうが表出するということを古くから見抜き、注意喚起していました。江戸時代の『養生訓』が紹介したのは中国唐代(日本では飛鳥時代)の『千金方』の一文でした。ちなみに日本の元号のはじめと言われるのが千金方が著されたこの頃「大化」です。
03:29
October 29, 2018
鍼灸健康講話031転職につき
成功事例を集めて「マニュアル」が完成すると「マニュアル化」が横行します。そしてその「マニュアル化」によって深く物事を考えないで済むメリットとデメリットを生んでしまいます。素直に思う気持ちはマニュアル化とは違う「気づき」があるのかもしれません。
04:20
October 29, 2018
鍼灸健康講話030形だけ
自分が感銘を受けた言葉を誰かに伝えたとしても「同じように感銘する」とは限りません。言葉だけではなく思いが伝わるかどうかは伝える側の心構えが必要かもしれません。「心を添える」というのは再確認をしないと見失いやすい行為かもしれません。
03:48
October 29, 2018
鍼灸健康講話029行動指針
キャッチフレーズがあったほうが相手に印象が残ると思って、考えてみたのですが難しいもの。それと同じくらい「行動指針」を自分で設定してみたら格段に物事の判断がスムーズに進みます。かの孔子も四つを意識して戒めていたようです。あなたの行動指針は何でしょうか?
04:09
October 29, 2018
鍼灸健康講話028テスト前
鍼灸院へ来る人は体調が悪い人だけではありません。体調を整える人もやってきます。もちろん、学生さんだって体調を整える必要がある場合もあります。実は健康管理は最大のテスト対策なのかもしれません。そんな意外に思われる鍼灸院の貢献があります。
03:45
October 26, 2018
鍼灸健康講話027体にガタがくる
「ガタがくる」というのは、擬音語でも擬態語でもなく「我他」という仏教由来の言葉だというのは驚きます。さらに「ガタピシ」も「我他彼此」と書くのですから知らないことだらけです。実はこれらの言葉にも深い心得が隠されているのです。
03:20
October 26, 2018
鍼灸健康講話026共通の思い
天人地という三才に分けた時、天を理想として地を現実とします。それでは、その間にある「人」は何を表しているでしょうか。この質問に多くの人が同じ答えをしました。人間は理想と現実のはざまでどのように感じているのかとても参考になる意見でした。
04:27
October 26, 2018
鍼灸健康講話025無遠慮さを称えるジョーク
ユーモアは現代人に与えられた余裕を示す勲章のようなものかもしれません。ときに本質をつく視点は単なる冗談ではなく社会風刺になることもあります。私たちはギスギスした社会に生きるのではなく微笑ましいジョークのやり取りができる余裕を持って過ごしたいと願っています。
04:14
October 26, 2018
鍼灸健康講話024人生の刺繍
人生の前半と後半では、ものの見方が変わってくるという。それはまるで素晴らしい刺繍の作品を見るようなものだ。表面の美しさでは知ることができない裏面の複雑さと努力のあと。私たちの人生そのものが刺繍の作品と同じように美しく、そして見えない努力で成り立っているという。
03:41
October 24, 2018
鍼灸健康講話023猫の皿
その昔、地方の茶屋で飼われている猫の餌用の皿が逸品だと知った古美術商。どうしても猫の皿が欲しいために興味のない猫もろとも2両で買おうと茶屋の主人に交渉するが、果たして…。短いやり取りに人間の悪知恵が交差する微笑ましくも誰かにいいたくなるお話しをご紹介。
03:53
October 24, 2018
鍼灸健康講話022本人しか知りえないこと
盲信する多数決に慣れてしまうと自分のことも誰かに決めてもらうクセがついてしまいます。果たしてそれでよいのでしょうか。200年近く前に書かれた本にそのような指摘があるのですから誰もが陥りやすい罠があるのかもしれません。
03:50
October 24, 2018
鍼灸健康講話021秋のさみしさ
秋はなぜセンチメンタル(感傷的)な心理になります。これは偶然ではなくて自然の摂理。エネルギーの流れで最盛期を過ぎると反対の動きをします。陰陽論でいえば陰陽転化といい、一日では夕方、一年では秋、生涯では中年(中高年)と言ったところでしょうか。なぜそうなるかということを簡単にお話ししています。
04:49
October 24, 2018
鍼灸健康講話020調和を目指して
東洋医学の根幹をなす考え方のひとつが「調和」です。健康に関して難しく考えずに「調和」しているか、否かを考えれば比較的簡単に結論が見えてきます。症状が悪化したり誰かに指摘される前に「調和」のとれた生活ができているか反省してみましょう。
04:02
October 22, 2018
鍼灸健康講話019荀子
私が私淑する人物のひとり荀子(じゅんし)。「性悪説」を主張した彼ですが、ただ文字を見ただけでは誤解されている場合も多くあります。人間が悪いのではなく、学ばなければ悪くなってしまうのです。彼は教育の必要性を訴え、いまでいう生涯学習を提唱しました。
05:13
October 22, 2018
鍼灸健康講話018幸福
幸福という漢字は書くことはできても、それぞれの意味を知っている人は少ないかもしれません。幸福になる方法を「幸福」という漢字が教えてくれます。漢字は古人からのプレゼント。大切なメッセージをしっかり受け取りたいものです。
03:52
October 22, 2018
鍼灸健康講話017海老のめでたさ
新年のおせち料理は縁起の良い物であふれています。なかでも海老は、夫婦揃って腰が曲がるまで健康長寿を願って…と思っていましたが、それよりもっと深いメッセージがありました。その驚きのメッセージとは。
03:29
October 22, 2018
鍼灸健康講話016教育について
教育制度については誰でも議論できますが、自分の教育には無関心の人が多いかもしれません。資格試験だけではなく、人生を豊かにする手段として教育が自然に取り入れたれれば素晴らしいでしょう。このラジオ番組も生涯学習の一助になればと思っています。
04:27
October 22, 2018
鍼灸健康講話015体感温度
研究の成果で、直感ではなく数式で体感温度の外部環境からの影響が数値かできるようになりました。難しい数式を理解する必要はないのですが、湿度があると暑く感じる、とおぼえておけば十分です。気温だけではなく湿度の管理が快適さに影響します。
04:22
October 22, 2018
鍼灸健康講話014場所の違い
物事が本質的に善とか悪とはっきりわかっているものは少ないと感じています。時と場合によることも多いのですから、一方的に自分を責めたり相手を責めたりする必要がなくなることを理解すると少し気持ちが軽くなる気がしませんか、というお話。
03:34
October 22, 2018
鍼灸健康講話013孝のおわり
前回は親孝行のありかたの「はじめ」をご紹介しました。今回は親孝行のありかたの「おわり」、完成形であり目指すべき点をご紹介します。自分と親だけでなく社会との関わりも重視されているのが道徳の特徴かもしれません。
03:13
October 22, 2018
鍼灸健康講話012孝のはじまり
中国の古典に『孝経』(こうきょう)というものがあります。先祖崇拝や目上を敬うのは古代中国にすでにあった考えです。それでは古代中国人は親孝行のありかたをどう考えたのでしょうか。今回はその一部をご紹介します。
03:22
October 22, 2018
鍼灸健康講話011艱難にあうということ
艱難(かんなん)に遭うことは、苦しいいし避けたいと思うことです。しかし、その艱難も向かい合い方によっては毒にも薬にもなります。苦しいときこそどのように対峙するか、問われているのは自分の生き様そのものかもしれません。
03:20
October 22, 2018
鍼灸健康講話010曲突徙薪
曲突徙薪(きょくとつししん)は私がことあるごとにご紹介する逸話です。他人の忠告を聞かず、自分の我を通すとどうなるかという当たり前に思えて直しにくい点を2000年前にすでにエピソードとしてありました。他人へは痛快ですが自分へは猛省のお話です。
04:22
October 21, 2018
鍼灸健康講話009病気が治らない人
古代中国の医師・扁鵲(へんじゃく)が病気が治らない人の特徴を六不治(ろくふち)と断言しています。医療が発達した現代でもおそらく共通するであろう6つの病気が治らない人の特徴とは何でしょうか。
04:54
October 19, 2018
鍼灸健康講話008長寿社会・後編
世界に点在する長寿の地域には特徴的な共通項があります。その事実を知らずして長寿社会の到来を恐れていてはいけません。健康長寿の秘訣は誰にでもできそうなことだと驚くかもしれません。
04:17
October 19, 2018
鍼灸健康講話007長寿社会・前編
国としての寿命はゼロ歳児死亡率が低ければ統計的に有利に働いてしまいます。世界には統計にだまされない長寿の地域が点在しています。本当の長寿社会はどこにあるのでしょうか。
04:33
October 19, 2018
鍼灸健康講話006座り方について
座っている時間が長いと病気リスクが上昇するといいます。正しい座り方が議論されていますが、そもそも正しい座り方が存在するのでしょうか。議論に一石を投じる今回のお話しです。
04:00
October 19, 2018
鍼灸健康講話005人生の後半
いくつになっても成功できるし、いくつになっても貢献はできる。そんな古今東西の偉人を紹介します。もしかしたら、人生を深く知っている年代の方がチャレンジするには最適な年齢なのかもしれませんね。
05:10
October 19, 2018
鍼灸健康講話004原因と結果
当たり前のことを当たり前と思っているといろいろ見えないことが増えてきます。何を感じ、何に感謝するか。その思いがより良い結果へとつながるのではないでしょうか。
03:17
October 19, 2018
鍼灸健康講話003吉田松陰
幕末の偉人は、後世に名を残した人物が数多くいます。人はたとえ短い生涯であったとしても多くの影響を与えることが可能だと教えてくれます。
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October 18, 2018
鍼灸健康講話002人類の進歩と自分の成長
健康に対して理解が不足しているのは、人類がダメなのでしょうか。個人がダメなのでしょうか。翻って個人ができることは難しいと諦めるのではなく、難しいから取り組むことなのかもしれません。
03:31
October 18, 2018
鍼灸健康講話001クチグセ
「まだ」は「もう」なり。「もう」は「まだ」なり。株式投資の格言だけだとは限りません。日常のちょっとしたことが大きな差を生むかもしれません。あなたのクチグセが困った事態を呼び寄せないように注意したいものです。
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October 18, 2018