みちくさのみちpodcast 〜図書館×歴史〜
By negadaikon
なお、発信内容は個人の見解に基づくものであり、所属する組織や団体とは関係がありません。
※こんな方におすすめかと思います・・・人文系の学部・研究科等に所属する大学生・大学院生、これから人文系の学部に進学しようかと思っている受験生、研究者、教員、図書館で働いている人、図書館で働きたいと思っている人、日本史に限らず人文系の研究領域に関心のある方。
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BGM:お気に入り図書館(by MAKOOTO) dova-s.jp/bgm/play16559.html
みちくさのみちpodcast 〜図書館×歴史〜May 09, 2024
#30 読書国民の誕生
bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000384080
#29 図書館史と学校図書館と情報検索と(4・完結編)
みちくさのみちpodcast史上初のゲスト回です。
学校図書館の歴史について研究し、現在も様々な取り組みを行われている図書館情報学研究者の今井さんにお話を伺いました。
(2024年3月某日、Zoom収録)。
卒論のテーマ決めから、高校生と大学生の検索の目的の違い、Wikipediaとの付き合い方まで、ぜひお聞きください(全4回)。
最終回では『情報教育と学校図書館が結びつくために』の本のお話を伺っています。 https://youkoodoo.co.jp/item/series-manabinokankyou2/
#28 図書館史と学校図書館と情報検索と(3)
みちくさのみちpodcast史上初のゲスト回の続編です。
学校図書館の歴史について研究し、現在も様々な取り組みを行われている図書館情報学研究者の今井さんにお話を伺いました。(2024年3月某日、Zoom収録)。
卒論のテーマ決めから、高校生と大学生の検索の目的の違い、Wikipediaとの付き合い方まで、ぜひお聞きください(全4回配信予定)。
この回では高校生と大学生の情報検索についてお話しています。
#27 図書館史と学校図書館と情報検索と(2)
みちくさのみちpodcast史上初のゲスト回の続編です。
学校図書館の歴史について研究し、現在も様々な取り組みを行われている図書館情報学研究者の今井さんにお話を伺いました。(2024年3月某日、Zoom収録)。
卒論のテーマ決めから、高校生と大学生の検索の目的の違い、Wikipediaとの付き合い方まで、ぜひお聞きください(全4回配信予定)。
第2回目では今井さんが現在の研究テーマを選んだ理由などをお聞きしています。
#26 図書館史と学校図書館と情報検索と(1)
みちくさのみちpodcast史上初のゲスト回です。
学校図書館の歴史について研究し、現在も様々な取り組みを行われている図書館情報学研究者の今井さんにお話を伺いました。
(2024年3月某日、Zoom収録)。
卒論のテーマ決めから、高校生と大学生の検索の目的の違い、Wikipediaとの付き合い方まで、ぜひお聞きください(全4回配信予定)。
第1回では自己紹介と我々が知り合った経緯について
#25 好きなマンガのはなし
ゆるい回になってしまいました。
これまで読んできたマンガ、今読んでいるマンガの話をしています。
※取り上げている作品
みずしな孝之『幕張さぼてんキャンパス』(竹書房)
細野不二彦『ギャラリーフェイク』(小学館)
冬目景『イエスタデイをうたって』(集英社)
さいとうたかを、戸川猪佐武原作『劇画・小説吉田学校』(読売新聞社)
ゆうきまさみ『新九郎、奔る!』(小学館)
北崎拓『ますらお~秘本義経記』(小学館)
末永裕樹原作、馬上鷹将作画『あかね噺』(集英社)
埜納タオ『夜明けの図書館』(双葉社)
ずいの原作、系山冏 漫画『税金で買った本』(講談社)
染谷みのる『刷ったもんだ』(講談社)
岩田雪花 原作、青木裕 作画『株式会社マジルミエ』(集英社)
#24 参考文献。キーワードから見るか、著者から見るか
参考文献は何から探す?/授業で聞いてみた/著者に興味を持つこと/情報源の信頼性と書いている人のバックグラウンド/どうやって第一人者を探すのか/図書館にはツールが揃っている/研究者の配置図=研究史が大事だよねという話/学際化し情報が増える中で/次の人のために/指導教員の著作リストを自力で作れるか/とりあえず3つ集める作戦の効用
#23 中島京子『夢見る帝国図書館』を読む(2022.5.29 at 関西文脈の会)
古い音源ですが、勉強会で中島京子さんの『夢見る帝国図書館』を読んだ回の私の発表部分です。音が悪いのはご容赦ください。
作品情報/物語の構成/今日のねらい/舞台設定/喜和子さんをめぐる人々/帝国図書館から国際子ども図書館へ/歴史パート考/上野の歴史/喜和子さんは上野で何を読んだのか?/レファレンス小説としての『夢見る帝国図書館』/喜和子さんが手に入れたもの/「場所としての図書館」再び/わたしたちが「自由」であるために
中島京子『夢見る帝国図書館』
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167918729
#22 研究のテーマを決めるまで
歴史学を志望した経緯/進学して感じた引け目/「それをやらなければ生きていけないテーマ」の重さ/日本史の卒論で「美術」と「美学」を取り上げる/「好きなことを研究する」の危うさ/研究は楽しいけれど苦しい/とりあえずの結論
紹介している本は以下の通りです。
『自分のなかに歴史をよむ』https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480423726/
『卒論修論一口指南』
bungaku-report.com/books/ISBN978-4-909658-78-4.html
#21 日記ならざる日々の記録
毎年、年の瀬についついやってしまう習慣の話をします。 年末年始にやってしまうこと/博文館当用日記/どういう風に書いているか/何を書いているか/日記は感想を書かねばならないか/振り返って後からわかること/読書の記録を付ける
#20 高山樗牛と私
12月24日は高山樗牛の命日でした。
卒論以来取り組んできた樗牛との出会いについてお話しします。
高山樗牛(たかやま・ちょぎゅう)という人/卒論での出会い/美学と美術から考える/パーソナリティへの共感/日清戦争後の文化史を考える/「美的生活を論ず」の衝撃/研究途中で出会った方々
高山樗牛(近代日本人の肖像より)
https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/285/
#19 古内一絵『百年の子』を読んで
古内一絵さんの小説『百年の子』をよみました。出版史・雑誌の歴史に関心がある方必読の、壮大な物語だと思います。
神田古本まつりにて/オーディブルで聴いて紙で買う/出版史小説/ぐっときたこと/昭和と令和をつなぐ物語/雑誌は歴史を語る
#18 プロの「技」を受け継ぐ若者が出て来る小説2つ
若い人が専門的な技能を受け継ぐ小説2作品を読んだ感想です。たまたま似たような時期に聞いていて、印象に残りました。
大学に移ってから考えていること/才能と努力/楽しいばかりじゃないこと/一流の人の厳しさ/失敗を楽しむ境地
作品情報は以下の通りです。物語の核心には触れていないつもりですが、ネタバレが嫌な方はご注意ください。
『羊と鋼の森』
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167910105
『線は、僕を描く』
https://senboku.kodansha.co.jp/
#17 本を読まなかった大学生が図書館に出会うまでの話
自分と図書館との出会いを語る回です。恥ずかしいです。
本を読まなかった/専門的な議論の土俵に上がれてすらいない/人に追いつくための読書/1日1冊の日々/目次を書き写す/わからなくても最後まで読む/その後起きた変化/大学図書館で感じたこと
#16 点と線
高校生から大学生になったときに迫られた(?)勉強観の転換に関する話です。
学生との読書会から/受験科目と専門の講義/足りないものを自分で補う方法/オープンキャンパスで高校生を前にして/単語から文脈を回復すること、点を線にすること
#15 正しさと影響力
最近ぼんやり思っていることを話しました。
歴史研究者に寄せられる疑問/大河ドラマの解釈/なんでも相対的に見ればよいか?/「斬新」な解釈に飛びつく危うさ/事実・解釈・意見/紙の本の影響力/批判を受け止めること
たぶんなのですが、新聞社とかが配信するネットニュースに色々なコメントをぶらさげたくなる人の心理も、これと似てるのかもしれないですね。
#14 『帝国図書館』執筆余話(2023.7.1 at 関西文脈の会)
関西文脈の会の発表内容をお届けします。
第39回関西文脈の会まとめTogetter
https://togetter.com/li/2178105?fbclid=IwAR1Gxc2X3hG-3zUpk6LXOAAx8nZ3TOPtFjzzsk9SyEzcX5jZ3UHd21ltB_o
#13 ある宗教学者の闘病記を読む
岸本英夫『死を見つめる心』(講談社)を読みました。
#12 専門知識をつたえる―大学生と教養新書について
新書刊行後、大学で授業するなかで漠然と考え、少し悩んでいる事柄について話してみました。よろしければお聞きください。
新書を出して/売れている新書の世界/教養書としての新書/『映画を早送りで見る人たち』が示していること/大学生に「とりあえず新書を読もう」というだけで良いか?/コロナ後の大学生の学びに向けて
コンテンツ内で取り上げた書名は以下の通りです。
稲田豊史『映画を早送りで観る人たち』(光文社新書)
松沢裕作・高嶋修一『日本近・現代史研究入門』(岩波書店)
犬塚元・河野有理・森川輝一『政治学入門』(有斐閣)
#11 Chat-GPTとアカデミックライティング
話題のチャットGPTを使ってみました
チャットGPTを使ってみた/新書『帝国図書館』の内容を聞いてみた/出てもいない本について堂々と語るAI/固有名詞に関する激しい間違い/大学の授業での色々な対策/落としどころはどこか
参考文献 大学の授業でチャットGPTをどう扱うかについての覚え書き (明戸 隆浩氏リサーチマップ)
#10 本が出ます~『帝国図書館―近代日本の「知」の物語』
4月に中公新書の一冊として『帝国図書館――近代日本の「知」の物語』が刊行されます。その簡単なご紹介をさせていただきます。
中公新書『帝国図書館』/内容紹介/2つのねらい/議論のきっかけになれば/国際子ども図書館の展示
国際子ども図書館「「東洋一」の夢 帝国図書館展」(会期 2023年3月28日(火)~7月16日(日))
#9 耳で聴く読書
最近始めたAudibleの使用感と、自分におきたちょっとした変化の話をしています。
まさか私が/Audibleをはじめてみた/小説を聴くこと/それを読書と呼べるか?/本1冊の情報量を知る/文章のリズムを追って
Audibleサービス
https://www.audible.co.jp/
#8 岩国訪問記~田中稲城の故郷をたずねて
岩国に行ってきました。そのときの話です。
帝国図書館長田中稲城/歴史研究者は墓参りをする/「足で書く思想史」/ゆかりの地を歩くことで得られるもの/郷土資料のレファレンス~図書館と博物館に尋ねてわかったこと
岩国徴古館
https://www.city.iwakuni.lg.jp/site/chokokan/
岩国市立中央図書館の田中稲城胸像
https://www.library.iwakuni.yamaguchi.jp/news/news-3919
#7 日本主義と個人主義~『思想史講義』明治篇Ⅱより
最近発表した成果についての解説です。あわせて本のほうもお手に取っていただければ幸いです。 長尾宗典「日本主義と個人主義」山口輝臣・福家崇洋編『思想史講義』明治篇Ⅱ(ちくま新書、2023年)所収
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480075413/
ちくま歴史講義のなかの思想史シリーズ/高山樗牛の「日本主義」/教育問題への提言/日清戦争後の個人主義思想の捉え方/近代日本思想史のなかでこの20年間で変わったこと
#6 文にあたる/校正のこころ
牟田都子さんの『文にあたる』
https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1074
大西寿男さんの『校正のこころ』増訂第二版
https://www.sogensha.co.jp/productlist/detail?id=4252
を読みました。校正について色々と考えました。
大学院生時代に最初に買った本/『文にあたる』から真似したこと/『校正のこころ』で感じたこと/自著での誤字脱字/仕事をみつめ直す
#5 小さなまちの奇跡の図書館
猪谷千香さんの『小さなまちの奇跡の図書館』を読みました。
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480684448/
人生が変わる本との出会い/図書館で人生が変わった人/指宿市立図書館/図書館のレファレンスと地域の歴史/「愛され、手をかけられて伸びる施設」/図書館をつかっていくこと
その他配信中で参考にした記事やサイトは以下の通りです。
今村翔吾「書店の今とこれから」 https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/477499.html
指宿市立図書館 http://www.minc.ne.jp/ibusukilib/
E2479 – 市民NPO「そらまめの会」による指宿市立図書館の運営 https://current.ndl.go.jp/e2479
#4 卒業論文添削を終えて
一大イベントが終わりました・・・4年生おつかれさまでした。
卒論を終えて/議論と形式/プロみたいに書ける必要があるか/何のためにやるのか/副産物的な成果
#3 「花丸」の誕生~未解決レファレンスへの再挑戦
教師が児童の答案に書く花丸(「たいへんよくできました」のマーク)はいったいいつごろ誕生したのか?
図書館員時代に同僚から雑談で寄せられた質問(未解決レファレンス事例)に、リニューアルした国立国会図書館デジタルコレクションでやっと手がかりが見つかる話です。
国立国会図書館デジタルコレクション
https://dl.ndl.go.jp/
#2 雑誌研究と図書館
最近書いた記事の話です。
掲載誌は以下の通りです。『専門図書館』311号 特集「「雑誌」と図書館」(2022年12月)
https://jsla.or.jp/publication/bulletin/no311/
そもそも『専門図書館』とは/執筆のスタンス/図書館での雑誌管理の過去/歴史資料としての雑誌/文化史の画期を知る手がかり
#1 Podcastをはじめるにあたって
第1回の配信です。
主な内容は以下の通りです。
自己紹介/研究していること/なぜポッドキャストを始めようと思ったか/コロナ禍でできること/日本史と図書館に関する話を