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セブンストーリーズ野帖

セブンストーリーズ野帖

By セブンストーリーズ

セブンストーリーズ野帖は、宿泊施設『セブンストーリーズ(SEVEN STORIES)』を運営する株式会社ミライブがお届けする、東海エリアの素材に触れる旅のメディアプロジェクトです。デザインリサーチャーの浅野翔さんを進行に迎え、7室それぞれを手掛けた7組の建築家・デザイナーに素材をめぐるトークセッションを配信いたします。

クラウドファンディング:https://camp-fire.jp/mypage/projects/387058/

◉企画・制作:株式会社ミライブ
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7Sができるまで|第7話 後編 |8階 多元的な/meaningful

セブンストーリーズ野帖Apr 15, 2021

00:00
22:01
7Sができるまで|第7話 後編 |8階 多元的な/meaningful

7Sができるまで|第7話 後編 |8階 多元的な/meaningful

多元的な/meaningful

デザイン|ambientdesigns
地域|名古屋市
素材|金工芸 - 金

あいまいさが生み出す、それぞれの居場所。空間の中心に設えられた床と壁柱がつくりだす小さなプライベート空間は、年齢に関わらず遊びごころをかき立てる。光によってその表情を変える金色のように、あなただけの過ごし方を想起させるここにしかないプライベートルーム。

『プロジェクトで着想を得た工芸や素材とは?』『素材と向き合うことで発見したことは?面白かったことは?』『泊まった方にぜひ訪れてもらいたいところ?』

前半に引き続き、ambientdesignsの石黒さんに、お部屋のデザインについてお話を伺います。モチーフに選んだ金を調べるうちに、金の曖昧さに着目したそうです。実際の「金」素材に使うことなく、イメージとしての「金」を表現することを模索した石黒さん。受け手の想像を喚起させるデザインの話などを伺う第7話・後編です。

語り手|石黒泰司[ambientdesigns]、藏満 潔[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 15, 202122:01
7Sができるまで|第7話 前編 |8階 多元的な/meaningful

7Sができるまで|第7話 前編 |8階 多元的な/meaningful

多元的な/meaningful

デザイン|ambientdesigns
地域|名古屋市
素材|金工芸 - 金

あいまいさが生み出す、それぞれの居場所。空間の中心に設えられた床と壁柱がつくりだす小さなプライベート空間は、年齢に関わらず遊びごころをかき立てる。光によってその表情を変える金色のように、あなただけの過ごし方を想起させるここにしかないプライベートルーム。

『一番最初に建築を興味を持ったきっかけは?』『ご自身の設計で特に意識されていることは?』『ビジュアルデザインと建築の可能性とは?』

ambientdesignsの石黒泰治さんは、2019年に拠点を名古屋に移して活動しています。パートナーでデザイナーの和祐里はセブンストーリーズのロゴやサインなどビジュアルデザインを担当されています。名古屋に戻ったばかりと話す石黒さんからは、トークイベントなどを手がけ、地域のネットワークの輪が広がったと話します。建築とデザインが拓くコミュニケーションの可能性などについてお伺いする第7話・前編です。

語り手|石黒泰司[ambientdesigns]、藏満 潔[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 15, 202137:05
7Sができるまで|第6話 後編 |7階 7階のコテージ/Cottage #7

7Sができるまで|第6話 後編 |7階 7階のコテージ/Cottage #7

7階のコテージ/Cottage #7

デザイン|zelt(ツェルト)
地域|刈谷市
素材|木工家具 - 木

木肌がやさしい安らぎのコテージを都心に。目指したのはまだ見ぬ「あたりまえ」を空間として描き出すこと。ただ無心に白木の家具をメンテナンスする時間のような、日常の延長にある空間で日々の疲れを癒やし、肩肘を張らずに過ごすリラックスする旅を楽しむ。

『プロジェクトで着想を得た工芸や素材とは?』『素材と向き合うことで発見したことは?面白かったことは?』『泊まった方にぜひ訪れてもらいたいところ?』

前半に引き続き、zeltの柴山さんに、お部屋のデザインについてお話を伺います。きれいな木目が美しい部屋は、カリモクの家具や歴史と紐付いているとお話されます。創業時、刈谷市に本社があったカリモク。室内で使う木素材には自然を模して微妙に色調の異なる材を用いて、人の振る舞いに些細に働きかけるデザインがなされているそうです。自然との向き合い方から派生する第6話・後編です。

語り手|柴山修平[zelt]、藏満 潔[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 14, 202125:49
7Sができるまで|第6話 前編 |7階 7階のコテージ/Cottage #7

7Sができるまで|第6話 前編 |7階 7階のコテージ/Cottage #7

7階のコテージ/Cottage #7

デザイン|zelt(ツェルト)
地域|刈谷市
素材|木工家具 - 木

木肌がやさしい安らぎのコテージを都心に。目指したのはまだ見ぬ「あたりまえ」を空間として描き出すこと。ただ無心に白木の家具をメンテナンスする時間のような、日常の延長にある空間で日々の疲れを癒やし、肩肘を張らずに過ごすリラックスする旅を楽しむ。

『一番最初に建築を興味を持ったきっかけは?』『ご自身の設計で特に意識されていることは?』『山形の風景と素材から学んだことは?』『名古屋サウナのおすすめは?』

現在、東京を拠点に活動するデザインスタジオzelt(ツェルト)の柴山修平さんは、国内多数の産地メーカーと協働しています。前職は山形の家具メーカーで家具デザイナーとしてキャリアを始め、現在は店舗などインテリアのデザインも手掛けていらっしゃいます。柴山さんから、建築との出会い、インテリアや家具デザインへの展開、山形の風景と素材の関係などについてお伺いする第6話・前編です。

語り手|柴山修平[zelt]、藏満 潔[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 14, 202140:02
7Sができるまで|第5話 後編 |6階 有松の転写/Memory of Shapes

7Sができるまで|第5話 後編 |6階 有松の転写/Memory of Shapes

有松の転写/Memory of Shapes

デザイン|matomato
地域|名古屋市
素材|有松鳴海絞り - 木綿・立体形状・型紙

あの日にあの場所で、指先が覚える旅の記憶。有松・鳴海絞りのテキスタイルが持つ美しい起伏や陰影が写しとられた家具やカーテン。大きなソファやベッドでゆったりとくつろぎながら、五感に刻まれた楽しい旅の思い出を振り返る。喧騒の日々を忘れる、大切なひとときを過ごす。

『プロジェクトで着想を得た工芸や素材とは?』『素材と向き合うことで発見したことは?面白かったことは?』『泊まった方にぜひ訪れてもらいたいところ?』

前半に引き続き、matomatoの松田さんと走川さんに、今回の部屋のデザインについてお話を伺います。有松・鳴海絞りというテキスタイルをそのまま素材として扱うのではなく、テキスタイルの形状をデータとして取り込み、別の素材に転写する試みが特徴的です。伝統工芸やものづくりの継承などにも話が及んだ第5話・後編です。

語り手|松田孝平+走川礼奈[matomato]、藏満 潔[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 13, 202146:30
7Sができるまで|第5話 前編 |6階 有松の転写/Memory of Shapes

7Sができるまで|第5話 前編 |6階 有松の転写/Memory of Shapes

有松の転写/Memory of Shapes

デザイン|matomato
地域|名古屋市
素材|有松鳴海絞り - 木綿・立体形状・型紙

あの日にあの場所で、指先が覚える旅の記憶。有松・鳴海絞りのテキスタイルが持つ美しい起伏や陰影が写しとられた家具やカーテン。大きなソファやベッドでゆったりとくつろぎながら、五感に刻まれた楽しい旅の思い出を振り返る。喧騒の日々を忘れる、大切なひとときを過ごす。

『一番最初に建築を興味を持ったきっかけは?』『ご自身の設計で特に意識されていることは?』『建築設計とコミュニティデザイン?』『プロマネをする建築組織とは?』

松田孝平さんと走川礼奈さんによる建築設計事務所matomatoは、東京と名古屋を拠点に活動されています。スタートアップのオフィス設計など、ビジネスと空間のデザインに携わることが多いmatomatoのおふたりには、建築との出会い、コミュニティとデザインの接点、プロマネする建築設計事務所などについてお伺いする第5話・前編です。

語り手|松田孝平+走川礼奈[matomato]、藏満 潔[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 13, 202146:01
7Sができるまで|第4話 後編 |5階 都市の中で眠り、起きる/sleep and wake up in the city

7Sができるまで|第4話 後編 |5階 都市の中で眠り、起きる/sleep and wake up in the city

都市の中で眠り、起きる/sleep and wake up in the city

デザイン|1-1 Architects
地域|刈谷市
素材|万燈 - 竹・和紙

旅先を部屋に持ち込むことを許してくれる、縁側のような寛容な設え。万燈障子紙が映すやさしい光と影に誘われ、部屋の奥でゆっくりと疲れを癒す。空間に漂う着飾らない雰囲気が、等身大の私たちと向き合う特別な旅の時間を与える。

『プロジェクトで着想を得た工芸や素材とは?』『素材と向き合うことで発見したことは?面白かったことは?』『泊まった方にぜひ訪れてもらいたいところ?』

前半に引き続き、1-1 Architectsの神谷 勇机さんと石川 翔一さんにお話を伺います。普段から参加している『刈谷市・万燈祭』を、どのようにデザインの素材として評価したのでしょうか。刈谷市や三河地方の文化と向き合いながら構想された「万燈 - 竹・和紙」素材と空間の組み合わせが、生み出す場所性についてお伺いする第4話・後編です。

語り手|神谷 勇机+石川 翔一[1-1 Architects]、古田智紀[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)



Apr 12, 202128:33
7Sができるまで|第4話 前編 |5階 都市の中で眠り、起きる/sleep and wake up in the city

7Sができるまで|第4話 前編 |5階 都市の中で眠り、起きる/sleep and wake up in the city

都市の中で眠り、起きる/sleep and wake up in the city

デザイン|1-1 Architects
地域|刈谷市
素材|万燈 - 竹・和紙

旅先を部屋に持ち込むことを許してくれる、縁側のような寛容な設え。万燈障子紙が映すやさしい光と影に誘われ、部屋の奥でゆっくりと疲れを癒す。空間に漂う着飾らない雰囲気が、等身大の私たちと向き合う特別な旅の時間を与える。

『最初に建築を興味を持ったきっかけは?』『ご自身の設計で特に意識されていることは?』『ものづくり都市・刈谷』『必ず連れて行く場所は?』

1-1 Architectsの神谷 勇机さんと石川 翔一さんは、愛知県刈谷市を拠点に活動されています。製造業が都市の風景や人の流れに与える影響をまざまざと感じながら、地方性を意識しながら建築をつくるとお話されています。建築家を志したきっかけに始まり、都市への眼差し、コロナ禍での設計についてお伺いする第4話・前編です。

語り手|神谷 勇机+石川 翔一[1-1 Architects]、古田智紀[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 12, 202141:36
7Sができるまで|第3話 後編 |4階 菴/iori

7Sができるまで|第3話 後編 |4階 菴/iori

菴/iori

デザイン|NIIMORI JAMISON
地域|清須市
素材|曲げ物 - 木

アーチの入り口をくぐると、部屋に浮かぶ大きな木の輪。やわらかなカーブの曲げ木と照明の光がゆるやかに示す、わたしだけの場所を探す楽しさ。落ち着いた色彩と素朴で味わいのある素材が引き立てる、ミニマルかつ上品な宿泊を都心で体験する。

『今回のプロジェクトで着想を得た工芸や素材とは?』『素材と向き合うことで発見したことは?面白かったことは?』『プロジェクトでの新たな挑戦とは?』

NIIMORI JAMISONの新森さんに引き続き、お部屋のデザインを通じて考えたことについてお伺いしていきます。清須の曲げ物を参考にして生まれた、特徴的な照明はどのようにデザインされたのでしょうか。見落とされてしまっていた地域の素材や技術をどのようにデザインの要素と捉えたのかなどお伺いする第3話・後編です。

語り手|新森雄大[NIIMORI JAMISON]、古田智紀[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 11, 202122:14
7Sができるまで|第3話 前編 |4階 菴/iori

7Sができるまで|第3話 前編 |4階 菴/iori

菴/iori

デザイン|NIIMORI JAMISON
地域|清須市
素材|曲げ物 - 木

アーチの入り口をくぐると、部屋に浮かぶ大きな木の輪。やわらかなカーブの曲げ木と照明の光がゆるやかに示す、わたしだけの場所を探す楽しさ。落ち着いた色彩と素朴で味わいのある素材が引き立てる、ミニマルかつ上品な宿泊を都心で体験する。

『一番最初に建築を興味を持ったきっかけは?』『ご自身の設計で特に意識されていることは?』『日本とオーストラリアを拠点におこなう建築設計とは?』

NIIMORI JAMISONは大阪を拠点とする新森雄大さんとメルボルンを拠点とするジェームス・ジャミソンさんによる設計事務所です。スイスで建築を学び、それぞれ母国に戻って活動されるおふたりは、愛知・名古屋や工芸的なものをどのように扱ったのでしょうか。活動のテーマに「ヒストリカル・サステナビリティ(歴史のなかの持続可能性)」をあげる新森さんとジェームスさんに、都市における時間的なスケールや、ローカリティの引き継ぎ方などについてお伺いする第3話・前編です。

語り手|新森雄大+ジェームス・ジャミソン[NIIMORI JAMISON]、古田智紀[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 11, 202143:05
7Sができるまで|第2話 後編 |3階 葡萄色の漆黒/Burgundy Black

7Sができるまで|第2話 後編 |3階 葡萄色の漆黒/Burgundy Black

葡萄色の漆黒/Burgundy Black

デザイン|ライムデザイン
地域|小牧市
素材|尾張漆器 - 漆

暗がりの中から照らされて浮かび上がる葡萄色。しっとりと艶やかな空間で過ごす私たちの距離がぐっと近づく、親密な時間が流れる1室。朝のはつらつとした印象から時間とともに妖艶さを増す特徴的な赤色のプライベート空間は、旅の思い出を強く印象付ける。

『今回のプロジェクトで着想を得た工芸や素材とは?』『素材と向き合うことで発見したことは?面白かったことは?』『プロジェクトでの新たな挑戦とは?』

愛知県名古屋市を拠点に活動される篠元貴之さんは、アメリカで建築を学び、東京の組織設計事務所を経て、名古屋を拠点に設計活動をされています。尾張漆器をインスピレーション源にアイデアを膨らませたと話す篠元さんに、言葉の飛躍や読み替え、色と光の扱い方、赤いおすすめの場所などについてお伺いする第2話・後編です。

語り手|篠元貴之[ライムデザイン]、藏満 潔[株式会社ミライブ]  聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 10, 202126:19
7Sができるまで|第2話 前編 |3階 葡萄色の漆黒/Burgundy Black

7Sができるまで|第2話 前編 |3階 葡萄色の漆黒/Burgundy Black

葡萄色の漆黒/Burgundy Black

デザイン|ライムデザイン
地域|小牧市
素材|尾張漆器 - 漆

暗がりの中から照らされて浮かび上がる葡萄色。しっとりと艶やかな空間で過ごす私たちの距離がぐっと近づく、親密な時間が流れる1室。朝のはつらつとした印象から時間とともに妖艶さを増す特徴的な赤色のプライベート空間は、旅の思い出を強く印象付ける。

『最初に建築を興味を持ったきっかけは?』『ご自身の設計で特に意識されていることは?』『シカゴで学んだ建築へのまなざし』『必ず連れて行く場所は?』

愛知県名古屋市を拠点に活動される篠元貴之さんは、アメリカで建築を学び、東京の組織設計事務所を経て、名古屋を拠点に設計活動をされています。建築活動の一環として屋上を利活用する「青空ルネサンス」という活動もされる篠元さんに、都市の捉え方、建築のつくり方、名古屋のおすすめバーなどについてお伺いする第2話・前編です。

語り手|篠元貴之[ライムデザイン]、藏満 潔[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 10, 202137:53
7Sができるまで|第1話 後編 |2階 青の変奏|variations in blue

7Sができるまで|第1話 後編 |2階 青の変奏|variations in blue

青の変奏/variations in blue

デザイン|水野太史建築設計事務所+水野製陶園ラボ
地域|常滑市
素材|やきもの -施釉せっ器質タイル

床に広がる幾何学的に組み合わされた、青くきらめくタイル。コバルト釉薬(ゆうやく)のバリエーションにより一つひとつ異なる表情はまるで、常滑の海を、空を眺めているよう。窓から差し込む光によって刻々と変化する深いブルーとシルバーのプライベート空間が、わたしたちの旅の思い出をやさしく包み込む。

『プロジェクトで着想を得た工芸や素材とは?』『素材と向き合うことで発見したことは?面白かったことは?』『泊まった方にぜひ訪れてもらいたいところ?』

前半に引き続き、愛知県常滑市を拠点に活動される建築家の水野太史さんにお話を伺います。プロジェクトを通じて向き合った土という素材をどのようにデザインの要素として捉えたのか、改めてその魅力をさらに感じるおすすめの場所などについてお伺いする第1話・後編です。

語り手|水野太史[水野太史建築設計事務所+水野製陶園ラボ]、古田智紀[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)

Apr 09, 202131:38
7Sができるまで|第1話 前編 |2階 青の変奏|variations in blue

7Sができるまで|第1話 前編 |2階 青の変奏|variations in blue

青の変奏/variations in blue

デザイン|水野太史建築設計事務所+水野製陶園ラボ
地域|常滑市
素材|やきもの -施釉せっ器質タイル

床に広がる幾何学的に組み合わされた、青くきらめくタイル。コバルト釉薬(ゆうやく)のバリエーションにより一つひとつ異なる表情はまるで、常滑の海を、空を眺めているよう。窓から差し込む光によって刻々と変化する深いブルーとシルバーのプライベート空間が、わたしたちの旅の思い出をやさしく包み込む。

『最初に建築を興味を持ったきっかけは?』『ご自身の設計で特に意識されていることは?』『常滑へのまなざし』『必ず連れて行く場所は?』

愛知県常滑市を拠点に活動される水野太史さんは、建築設計事務所の代表でありながら、祖父の代から続く焼き物メーカー「水野製陶園ラボ」の代表も務められています。常滑の土に身近に触れて育った水野さんから、建築家を志したきっかけと、改めて気がついた地域の魅力についてお伺いする第1話・前編です。


語り手|水野太史[水野太史建築設計事務所+水野製陶園ラボ]、古田智紀[株式会社ミライブ]
聞き役|浅野翔(デザインリサーチャー)


Apr 08, 202144:30