Spectrum Radio〜あなたの知らない障害の世界〜
By Tomohiro Hiratsuka
Spectrum Radio〜あなたの知らない障害の世界〜Jun 27, 2022
【今日の学び】民主主義マイノリティに不利なのでは?
今日は土曜日なので古書店に行ってきました!
【トピック】
- 献本って売られるもんなの?
- 念願の日記読んでみたけれど、、、
- 宗教関連の方が市井理解するのに近いのかもしれない
- 福祉国家の成り立ちのさわり
- 民主主義でマイノリティな利益ってどうやって反映するんだ?
- 満場一致じゃないことのリスク
【リファレンス】
【今日の学び】現代心理学の始まり17世紀
今日は、現代科学の始まった17世紀に心理学については誰がどんなことを考えていたのかについて共有しました!
【トピック】
- 権威から経験主義へ
- デカルト「外界からの刺激で生産される観念と精神が生産する観念があるし、身体も精神へ作用する」
- ロック「人間は生まれながらには白紙であって、経験によってのみ学習する」
- バークレイ「経験は全て知覚」
- ヒューム「精神もまた知覚されるものなのでは?」
- ハートレイ「点の経験が連合となって知となるし多分神経の動きも同じ」
- ミル「心は機械」
- 物事の説明に新しい概念を提唱することってあんまりないよねと思った話
【今日の学び】ChatGPTすごい件
今日はChatGTPについてと、最近読み始めた現代心理学の歴史についてお話ししました
【トピック】
- ChatGPTとは?
- 学習データはどこから?
- 著作権どうなってんの?
- 日本の著作権法のもとで大量のデータを集めるには?
- 現代心理学の歴史を学ぶ意義
- 科学的真理がリプレイスされるのはいつか?
【リファレンス】
- ChatGTP
- OpenAI
- Common Crawl
- GPT3の学習データについて→https://gigazine.net/news/20200729-how-gpt-3-work/
- *ChatGPTのモデルはGPT3.5
- 現代心理学の歴史
- GPT3の学習データについて→https://gigazine.net/news/20200729-how-gpt-3-work/
【今日の学び】社会保障の上に成り立つ経済成長
今日は学校教育費関連、自治体の資産運用、社会保障の上に成り立つ経済成長について共有しました
【トピック】
- 幼稚園の在籍者が14万人しかいないと思ったら県立のみだった件
- 市町村のお金の流れ
- 地方公共団体の資産運用は可能か?
- バブル崩壊直後の若者の排除とメディアのイメージづけ
- マルチメディアで見つける新しいロールモデル
- 育てるより引き抜き?サバイバー集団による経済成長より人が育つ環境に基づいた経済成長では?
【今日の学び】選挙に選好を反映するには?スキナーのユートピア
今日は選挙制度についてとスキナーが構想した罰なき社会に向けてそもそもなんで罰が利用されがち(主観)なのか?強化が使いにくい理由はどこにありそうか?等々について共有しました!
【トピック】
- 選挙で民意を反映するとは
- 点数投票の可能性とオーストラリアの実態
- 罰が使われがちなのは汎用性と有効性にあるのでは?
- 強化が使われにくいのは個別化と飽和にヒントがあるのでは?
- スモールステップだけど前提から変えていくことが大事なのかもしれない件
【今日の学び】インクルージョン概念はどこから?
今日は、ソーシャルインクルージョン概念について最近読み進めている本のお話と、学校は実際どれくらいのお金が使えるのかについてお話ししました。
【トピック】
- ソーシャルインクルージョンとはなんなのか?
- 日本の自殺者数
- エシカルバンクとは?
- 公立学校が使えるお金はどれくれらい?
- VR産業から学ぶ、市場とサービスを進化させる手立て
【リファレンス】
【今日の学び】近世の民衆思想と言語学
今日は古書店にて新しい本を仕入れてきたのでそれについてと、どうすればPodcast面白くなるか?についてお話ししました!
【お品書き】
- 言語は記号自体に意味があるのではなく記号の差異が意味を生む?
- 実はお殿様の言うことが絶対!ではなかった?領主と地方代官のやり取り
- 農民「手数料払いたくないです!」村「昔から決まってることだから変えられません!」
- ぶっちゃけ死にたくない〜安政の大獄〜
- 刺さるRapperは声も良い
【リファレンス】
- 概説西洋哲学史 峰島 旭雄
- 近世日本民衆思想史料集 布川 清司
*スガノハチロウと呼んでますが、正しくはカンノハチロウでした。
*菅野八郎の著書は「秘書後之鑑」
エンジニアの行動分析 どうすればBESTなコードを書き続けられるのか?
今日は日々の開発の中で、エンジニアリングも行動分析できるのでは?という問いについてお話ししました。
【お品書き】
- ざっくり行動分析とは
- エンジニアはデバックによって強化されてる?
- デバックは新しいBest Practiceへの探索行動は強化していない?
- より良い仕事の進め方を求めて
SpecrumRadioからのお知らせ
大変長らく日が空いてしまいましたが、更新再開します!
【本日のお品書き】
- 今後の配信について
- スクールソーシャルワークって知ってる?
- 公共経済学(?)
- スキナー難しくない?
- 文学の中の障害者 花田春兆先生
- 語られなかったこともまた歴史 生瀬克己先生
- スクールソーシャルワークって知ってる?
【話に出た本】
- 日本の障害者―その文化史的側面 花田春兆
- B.F.スキナー重要論文集I 心理主義を超えて B.F.スキナー
- B.F.スキナー重要論文集II 行動の哲学と科学を樹てる B.F.スキナー
- B.F.スキナー重要論文集III 社会と文化の随伴性を設計する B.F.スキナー
- 近世障害者関係史料集成 生瀬克己
- 日本の障害者の歴史 近世編 生瀬克己
- 学校におけるソーシャルワークサービス ポーラ アレン ミアーズ他
- 公共部門の経済学 ブラン/ジャクソン
【番外編:感想】スキナーの徹底的行動主義20の批判に答える
今回の番外編は最近読んだ本の感想ということで「スキナーの徹底的行動主義20の批判に答える」についてお話ししました。
スキナー節を随所に感じられる本書に圧倒的敗北を喫したので、勉強し直して再度リベンジしたいと思います。
スキナーの思考・哲学の森に足を踏み入れたいと思っている人にはとってもおすすめです。
スキナーの徹底的行動主義:20の批判に答える B.F.スキナー https://www.amazon.co.jp/dp/441430637X/ref=cm_sw_r_tw_dp_YXJHAV4YKWJBQ7N3H7X4
#9 【Season1-9】第二次世界大戦直前に特殊教育は何を目指していたのか
今シリーズの最終回になる今エピソードでは、昭和前期に特殊教育界隈で起きていた動きについてお話ししました。
サマリー
- 恐慌&思想弾圧→戦時体制
- 特殊教育義務化に向けた動き
- 口話法運動によって起きた変化と結末
- 弱視、難聴等の問題提起
- 肢体不自由児教育の始まり(関東大震災きっかけ)
- 人的資本の獲得範囲の拡大ー>障害児者の国民化
参考
藤倉学園疎開地として利用され現在は観光地となっている清泉寮
https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2569/
【番外編:勝手にプレゼン】スキナーの心理学―応用行動分析学(ABA)の誕生
【番外編:勝手にプレゼン】とは、読んで面白かった本を勝手にプレゼンしてしまおうの回です。
今回はTwitterでおすすめされていた「スキナーの心理学―応用行動分析学(ABA)の誕生」を読んだので面白ポイントと感想を交えてお話ししました。
読んでよかった点
- 応用行動分析学だけじゃなくてスキナー自身について知れる
- 的外れな批判と的を得た批判が整理されててわかりやすい
- なんで行動分析が流行らないのかさまざまなヒントが散りばめられている(気がした)
#8【Season1-8】〜負のスパイラル〜100年前の小学校の状況。なぜ小学校で特殊教育が花開かなかったのか?
今回は、なんで特殊教育が小学校の中に組み込まれにくかったのかその原因について当時の小学校の状況を見ながら考えてみました。
参考
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E5%85%90%E6%95%99%E8%82%B2%E5%8F%B2%E3%80%90%E6%88%A6%E5%89%8D%E7%B7%A8%E3%80%91-%E4%B8%AD%E6%9D%91-%E6%BA%80%E7%B4%80%E7%94%B7/dp/4750346152
https://www.maff.go.jp/tohoku/nouson/seibi/rekisi/nenpyo07.html
#7【Season1−7】知的障害児教育の夜明け
今回のエピソードは明治末期から大正期に立ち上げられた初期の知的障害児者施設についてその設立経緯と教育内容などについてお話ししました!
【参考】
日本障害児教育史【戦前編】 中村 満紀男 https://www.amazon.co.jp/dp/4750346152/ref=cm_sw_r_tw_dp_K0HBESF79E5E3A1RQEGS
https://www.takinogawagakuen.jp/history/
https://shirakawa-gakuen.jp/shirakawa/enkaku.html
https://www.tokajuku.com/info/outline/
https://fujikuragakuen.or.jp/houjin/index.html
https://core.ac.uk/download/pdf/56647215.pdf
#6 【Season1-6】Hey大正!悲願達成ようやく出ました盲学校及聾唖学校令
明治末期から盲学校及び聾唖学校令の成立までの流れについてお話ししました!
参考
日本障害児教育史【戦前編】 中村 満紀男 https://www.amazon.co.jp/dp/4750346152/ref=cm_sw_r_tw_dp_PXGFACXF5YA19YP11BKQ
大正デモクラシーと盲聾教育 ―「盲学校及聾唖学校令」の成立過程の分析を通して 平 田 勝 政
京都府立盲学校非常勤講師・日本盲教育史研究会事務局長 盲唖併置から盲・ろう分離へ ーその展開を考えるー 岸 博美
https://www.com-sagano.com/jisls/events/KishiHiromi20200216syuwa.jr.pdf
大正新教育運動のパラドックス -通説の再検討を通じて- 小針誠
https://www.js-cs.jp/wp-content/uploads/pdf/journal/21/cs2015_03.pdf
http://forum.nise.go.jp/soudan-db/htdocs/index.php?key=mupv5skpu-478
https://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/rehab/r050/r050_002.html
https://www.jstage.jst.go.jp/article/reccej/58/1/58_7/_pdf/-char/en
【番外編】勝手にプレゼン「越境する障害者――アフリカ熱帯林に暮らす障害者の民族誌 戸田美佳子 」
思いつきで勝手にプレゼンしてみました、今回は戸田美佳子著越境する障害者です。
エピソードを聞いて読みたいと思った方はAmazonでも購入できます!
越境する障害者――アフリカ熱帯林に暮らす障害者の民族誌 戸田美佳子 https://www.amazon.co.jp/dp/4750341762/ref=cm_sw_r_tw_dp_3630QPG57NTKZ0GGQSF0
*今回のエピソードは低音質となってしまっていますがご了承ください。
#5 【Season1-5】学力が低い生徒への対応が始まったきっかけとは?魁劣等児教育!
今回は、明治中期から大正期にかけて学業不振児への教育が取り組まれるようになった背景と、先駆的な例を取り上げてお話ししました!
今となっては、「学力」が大事であるということが多くの人に常識として認められているような側面もありますが、明治初期にはそもそも学校教育を受けさせることや学業で良い成績を収めることの価値がそこまで高い状況にはありませんでした。そこからどのような出来事をきっかけに学力低下に対して取り組まれるようになっていったのでしょうか?
トーク内容
・このトピックの面白さ
・劣等児教育に至った背景のサマリー
・松本尋常小学校のケーススタディ
#4 【Season1−4】障害のあるお子さんの就学義務はありません?!明治中期〜後期に起きた制度的な排除と付随する盲唖教育界の動き
明治中期から後期の小学校に関する就学義務の免除規定を中心に、どのように制度的な排除が進んだのか、それに対して盲唖教育界ではどのような動きがあったのかお話ししました
#3 【Season1-3】ファーストペンギンに続け!明治後半の盲聾学校設立の動き
明治後半に、学校設立を試みた人々の活動や、楽善会、京都盲啞院のその後についてどうなったのかと、義務教育を進める中で障害児教育に携わった教員や校長の活動について紹介しました!
#2 【Season1-2】明治初期に障害児教育を試みたファウンダー達
今回は、明治初期に実際に学校を立ち上げ、障害児教育を試みたファンダー達について紹介しました!
#1【Season1-1】国民皆学だー!若干27歳で最先端の障害児教育を志向した田中不二麿
日本の障害児教育の歴史シリーズ1回目となる今回は、明治維新直後に最先端の障害児教育を取り入れ法整備しようとした田中不二麿について「友達に紹介する体」でお話ししました!
番組の感想やお便りTwitterのDMにてドシドシお待ちしておりますー!:)
#0 【プロローグ】スペクトラムラジオ始めました
初めまして!株式会社Easpe代表の平塚です。ポッドキャスト始めた背景や今後のトークテーマについて自己紹介交えながらお話ししました。