せんだいこくさいラジオJan 19, 2023
#93 先生への質問②
#92 先生への質問①
#91 将来の自分へのメッセージ③
#90 将来の自分へのメッセージ②
#89 将来の自分へのメッセージ①
#88 日本語学校の感想・学校をもっとよくするアイディア④
#87 日本語学校の感想・学校をもっとよくするアイディア③
#86 日本語学校の感想・学校をもっとよくするアイディア②
#85 日本語学校の感想・学校をもっとよくするアイディア①
#84 単語推理ゲーム③
#83 単語推理ゲーム②
#82 単語推理ゲーム①
#81 【ラジオドラマ】「宇宙人とラーメン」
学生達自身で考えたストーリー・脚本をもとにラジオドラマを制作しました。
【メンバー】
ソウ・ワイケツさん
ド・トゥ・フォンさん
ヴォン・ゴック・アンさん
グエン・ゴック・マイさん
突然地球に現れた宇宙人と人間とのお話。約10分の長編ドラマです。脚本製作の際もメンバー間で笑いが絶えず楽しい雰囲気でした。タイトルのラーメンとの関係は?私たちの身近なところにも宇宙人はいるかもしれません。
どうぞお聴きください。
#80 【ラジオドラマ】「お茶を飲みに行く」
学生達自身で考えたストーリー・脚本をもとにラジオドラマを制作しました。
【メンバー】
マスキ・マガル・キムラジさん
シュレスタ・スラクシャさん
タパ・マガル・プナムさん
日本へ旅行に行った友達と、日本と国との文化の違いについて話しているオリジナルドラマです。
日本語学校で勉強している中で気づいた点などを脚本にまとめてくれました。
どうぞお聴きください。
#79 【ラジオドラマ】「日本語の使い方の違い」
学生達自身で考えたストーリー・脚本をもとにラジオドラマを制作しました。
【メンバー】
バンダリ・アリサさん
ゴレ・ラマ・スラジさん
ディン・エムディ・ヌルさん
ラジャ・エムディ・ハサンさん
チョウ・ショウイさん
チャン・バン・テムさん
日本語学校で勉強している中で感じたことをドラマにしています。微妙な発音のちがいによって、まったく意味が変わってしまう、、日本語ってむずかしい!
今回のドラマでは先生役の学生が熱演してくれています。
どうそ、お聴きください。
#78 【ラジオドラマ】「病院で夢がある人」
学生達自身で考えたストーリー・脚本をもとにラジオドラマを制作しました。
【メンバー】
ファム・ギア・カンさん
グエン・ティ・フエさん
グエン・ティエン・ガさん
実際にあった話をもとにしたオリジナルドラマです。病気をかかえた主人公が、友達の協力を得て自身の夢を叶えることができたというお話です。
どうぞお聴きください。
#77 【ベトナム昔話】「サンティンとトゥイティン」
国に伝わる昔話を学生自身が日本語に翻訳し、話しています。
【語り手】
グエン・ティエン・ガさん
今のベトナムにつながるお話。大雨や川の氾濫の理由について語られています。
どうぞお聴きください。
#76 日本と国との違い③
学生自身が感じた日本と国との違いついて答えてもらいました。
【回答者】
ソウ・ワイケツさん
ヴォン・ゴック・アンさん
#75 日本と国との違い②
学生自身が感じた日本と国との違いついて答えてもらいました。
【回答者】
マスキ・マガル・キムラジさん
シュレスタ・スラクシャさん
タパ・マガル・プナムさん
#74 日本と国との違い①
学生自身が感じた日本と国との違いついて答えてもらいました。
【回答者】
バンダリ・アリサさん
ゴレ・ラマ・スラジさん
ディン・エムディ・ヌルさん
ラジャ・エムディ・ハサンさん
チョウ・ショウイさん
チャン・バン・テムさん
#73 【ベトナム昔話】「ラックロンクアンとオーコー」
国に伝わる昔話を学生自身が日本語に翻訳し、話しています。
【語り手】
グエン・ティ・フエさん
今のベトナムにつながる昔話。9分を超える大作です。長い作品だけあって、翻訳にもかなりの時間をかけて、ここまで仕上げてくれました。
収録の前にも熱心に自主練習をして、本番では納得がいくまで何度も録り直し公開に至りました。
どうぞお聴きください。
#72 【ベトナム昔話】「金の斧 銀の斧」
国に伝わる昔話を学生自身が日本語に翻訳し、話しています。
【語り手】
ファム・ギア・カンさん
日本でも馴染みのあるこのお話。先日、他の国の学生も国に伝わる昔話として、こちらのラジオで紹介してくれました。
収録の際に使用するスクリプトについて「聞いている人に分かりやすい日本語」を心掛け、修正を重ねて、今回の収録に至りました。
どうぞお聴きください。
#71 【ベトナム昔話】「スイカの話」
国に伝わる昔話を学生自身が日本語に翻訳し、話しています。
【語り手】
ド・トゥ・フォンさん
私たちもよく食べるスイカ。私たちがこのスイカを知るきっかけになったときのお話。
翻訳作業において修正がほとんどなく、ほぼ自分の力のみで原稿を仕上げてくれました。
また収録も最初から最後まで通しで。事前によく練習をしていたので、ミスすることもなく1回で収録を終えることができました。
どうぞお聴きください。
#70 【バングラデシュ昔話】「貧乏人の運命」
国に伝わる昔話を学生自身が日本語に翻訳し、話しています。
【語り手】
①ラジャ・エムディ・ハサンさん
②ディン・エムディ・ヌルさん
バングラデシュに伝わる昔話です。翻訳作業を始める前にもかかわらず、その内容を細かく日本語で説明できていて、本人たちにとってよほど印象深い話なのだと思いました。
収録に関しては、声のボリュームもあり、自信をもって話していました。
どうぞお聴きください。
#69 【中国昔話】「マーリャンと魔法の筆」
国に伝わる昔話を学生自身が日本語に翻訳し、話しています。
【語り手】
①チョウ・ショウイさん
②ソウ・ワイケツさん
中国の昔話はチームで収録しました。貧しい主人公が魔法の筆を手に入れて、それをどのように使うのか。内容も盛りだくさんで、翻訳作業が大変だったと思いますが、ここまで仕上げてくれました。
本番では二人とも終始リラックスしており、良いチームワークで収録を終えました。
どうぞお聴きください。
#68 【ネパール昔話】「正直なきこり」
国に伝わる昔話を学生自身が日本語に翻訳し、話しています。
【語り手】
①タパ・マガル・プナムさん
②バンダリ・アリサさん
③シュレスタ・スラクシャさん
④ゴレ・ラマ・スラジさん
⑤マスキ・マガル・キムラジさん
ネパールの昔話はチームで収録しました。日本でも馴染みのある昔話だと思います。
本番では緊張している学生と終始リラックスしている学生と様々でしたが、チームワークの良さで、無事に収録を終えました。
どうぞお聴きください。
#67 【ベトナム昔話】「タムとカム」
国に伝わる昔話を学生自身が日本語に翻訳し、話しています。
【語り手】グエン・ゴック・マイさん
収録の前に何度も練習していて、本番では落ち着いた声で語り手をつとめてくれました。
どうぞお聴きください。
#66 【特別編】退職される遠藤先生へのメッセージ
長い間、仙台国際日本語学校で教えて来られたえんどう先生が、この学校をお辞めになり、新しい道へ進まれることになりました。そこで、在校生・卒業生、また以前この学校で教えていらっしゃった先生方にえんどう先生へのボイスメッセージをお願いし、それをまとめました。
※6月28日(水)に、ささやかではありますが送別会を催しました。その中で、サプライズとしてこのエピソードをえんどう先生に贈りました。
ガリャさん/マサトさん/たけだ先生/チッパソンさん/スダンさん/はるな先生/リビアさん/キさん/パクさん/あおい先生/ヨウさん/マイサムさん/エベルさん&シルビアさん/しだ先生
#65 【日本語スピーチコンテスト2023より】「カザフスタンと日本の似ているところ」タウルベコバ・レナタ(カザフスタン)
2023年3月17日に開催した文化祭で、6名の学生がスピーチコンテストに参加。 そのうち3名のスピーチ動画を後日収録しました。 どうぞお聴きください。
▼YouTubeでみる
https://youtu.be/MHOP8w5yH0w
#64 【日本語スピーチコンテスト2023より】「時間は大切」ラジャ・エムディ・ハサン(バングラデシュ)
2023年3月17日に開催した文化祭で、6名の学生がスピーチコンテストに参加。 そのうち3名のスピーチ動画を後日収録しました。 どうぞお聴きください。
▼YouTubeでみる
https://youtu.be/eUS9DHVcgN4
#63 【日本語スピーチコンテスト2023より】「ボディシェイミング」アディカリ・ムディヤンセラゲ・サンドゥニカ・ハンサマリ・アディカリ(スリランカ)
2023年3月17日に開催した文化祭で、6名の学生がスピーチコンテストに参加。 そのうち3名のスピーチ動画を後日収録しました。 どうぞお聴きださい。
#62 【第2期生卒業】もっといい学校にするためのアイディア❹
この日をもって、第2期生となる学生たちとの収録は終了。
今回も彼/彼女から「もっといい学校にするためのアイディア」を聞きました。
※これで第2期生との収録分は本当に最後です。お疲れさまでした!
#61 【第2期生卒業】もっといい学校にするためのアイディア❸
この日をもって、第2期生となる学生たちとの収録は終了。
前回・前々回に続き、彼/彼女から「もっといい学校にするためのアイディア」を聞きました。
#60 【第2期生卒業】もっといい学校にするためのアイディア❷
この日をもって、第2期生となる学生たちとの収録は終了。
前回に続き、彼/彼女から「もっといい学校にするためのアイディア」を聞きました。
#59 【第2期生卒業】もっといい学校にするためのアイディア❶
この日をもって、第2期生となる学生たちとの収録は終了。
彼/彼女から「もっといい学校にするためのアイディア」を聞きました。
#58 【ゲーム回】みんなで本を持ち寄って❸(元気がない友だちに言いたいことば)
今回も「みんなで本を持ち寄って」、1冊の本の中からテーマに合う答えを探すゲームです。
今回のテーマは「元気がない友だちに言いたいことば」です。
#57 【ゲーム回】みんなで本を持ち寄って❷(お金持ちになる方法)
今回も「みんなで本を持ち寄って」をやってみました。
これは1冊の本の中からテーマに合う答えを探すゲームです。
今回のテーマは「お金持ちになる方法」です。
#56 【ゲーム回】みんなで本を持ち寄って❶(ねこの名前)
今回は「みんなで本を持ち寄って」というゲームをやってみました。
これは1冊の本の中からテーマに合う答えを探すゲームです。
練習として設定した今回のテーマは「ねこの名前」です。
#55 【ゲーム回】キャット&チョコレート❷(となりの部屋がうるさい × 船・サッカー選手・人形)
今回も前回に続き「キャット&チョコレート」というゲームをやってみました。
これは3つのアイテムを使って、問題を解決するゲームです。
今回のアイテムは「船」「サッカー選手」「人形」、解決する問題は「となりの部屋がうるさい…」です。
#54 【ゲーム回】キャット&チョコレート❶(会社が倒産しそう × 雑誌・カニ・お母さん)
今回は「キャット&チョコレート」というゲームをやってみました。
これは3つのアイテムを使って、問題を解決するゲーム。
今回のアイテムは「雑誌」「カニ」「お母さん」、解決する問題は「会社が倒産しそう…」です。
#53 【ゲーム回】ウォーミングアップの「しりとり」がなかなか続かない…
この日はゲーム回の収録日。
そのウォーミングアップとして「しりとり」をやってみたのですが…。
#52 【学生作オリジナルラジオドラマ】「縁結び」
学生たちが自分たちで台本を書き、声優を務めたラジオドラマです!
縁結び(フレアさん、キさん、リさん)
9月11日金曜日。
東京に住んでいる北村亮平は仕事が終わってから新幹線で実家に帰りました。
実家は仙台で、祖母、父、母、弟が住んでいます。祖母はもう91歳で色々な病気を持っています。
亮平:ただいま。みんな元気?
祖母: コンコン。亮平、お帰りなさい。なんで一人なの? 彼女、まだできてない?
亮平:えーっと、そう…だね。
祖母:早く探しなさい!そして結婚してほしい。
亮平:わかってるよ。
祖母:私はもう長くないし、体もますます悪くなってきた。死ぬ前にあなたの結婚を見届けたいのよ。
亮平:だから、わかってるよ。
亮平は少しイライラしました。お酒を飲んで、どうしようかなと思って祖母のために婚活アプリに登録しました。登録が終わると、色々な女性の写真を見始めました。
亮平:お!美人だ!名前は…、すずき。
鈴木の写真はマスクをしているものだけですが、亮平は鈴木の目が好きになりました。すぐにメッセージを送ってデートに誘いました。驚いたことに、すぐ返事が来ました。次の日は二人で動物園に行くことになりました。亮平の趣味は写真をとること、動物園にカメラを持っていくことにしました。
亮平:すずきさん、ですよね?
鈴木:はい、初めまして、今日はよろしくお願いします。
亮平:北村亮平です。今日よろしくね。いい天気ですね。あ、今日はカメラ持ってきました。後で写真をとって、記念にしましょう!
鈴木:えーいいですね、撮りましょう!
二人は動物園でたくさんの写真を撮って、楽しい時間を過ごしました。でも、二人で一緒に撮った写真がまだありません。亮平は、勇気を出して、二人で写真を撮ってもいいかと聞きました。
亮平:最後に、二人で一緒に写真、撮らない?
鈴木:OK! じゃ、マスクしないで撮ろう!その時、亮平は初めて鈴木の顔を見ることができました。 亮平:鈴木さん、可愛いね♥
鈴木:いえいえ。今日は楽しかった。ありがとうね。また今度、会いましょう!
亮平:もちろん! でも職場は東京だから…。
鈴木:そっか、わかった。仙台に来たら必ず連絡してね。
亮平:うん、絶対するよ。
二人は駅で別れ、それぞれの家に帰りました。翌日、鈴木はいつものように出動しました。北村というおばさんはまた文句を言い始めました。
祖母:ねえねえ、やっとあった孫は私を避けるために昨日夜になって家に帰って来たんだよ。信じられない!
鈴木:そうなんですか。お孫さんにはきっと何かあったのでしょう。
祖母:知らない! ちなみに、鈴木さんは彼氏いますか。
鈴木:え...あの...彼氏はいないですけど、好きな人がいます...。
祖母:そっか、残念だなあー。
鈴木:今日の状態は悪くないので、家に帰ってもいいですよ。
祖母:じゃあ、今日もありがとうね。
亮平:おばあちゃん、お帰りなさい!今日は体の具合はどう?ばあちゃんに言われたから、昨日はデートしてきたよ。これ、写真。
祖母:どれどれ。あれ! この子は私の看護師だ! とても優しい子よ! この子だったら、大丈夫! はやく結婚しなさい。私は死ぬ前にあなたたちの結婚式に行きたいよ。
祖母の話を聞いてから亮平は色々な感情を持って東京に帰りました。それから毎日鈴木とメッセージを送り合い、ときどき1か月に1回は二人でデートもし、亮平はついに、仙台に戻ることに決めました。
半年後
みんな:おめでとう(拍手)
祖母:コンコン、よかった亮平、ありがとうね。これから二人で幸せな家庭を作ってね。これで私は安心して死ねるよ。
効果音:On-Jin、OtoLogic
#51 【学生作オリジナルラジオドラマ】「ネコ居酒屋」
学生たちが自分たちで台本を書き、声優を務めたラジオドラマです!
ネコ居酒屋(コウさん、チャイカさん、トゥイさん)
ねこ:今はもう21世紀だにゃ。この居酒屋は200年前から存在していて、今までも営業しているとは信じられないにゃ。ところで、あたしは今この店で店長をやってる猫。まだ若いにゃ。200歳だけにゃ。それにしても時代は変わったにゃ。最近この店に外国人も来るようになったにゃ。お、今日も一匹来たにゃ。
店員:いらっしゃいませ!何名様ですか?
お客様:一人です。
店員:はい!かしこまりました!では、こちらへどうぞ!お客様、日本語上手ですね!
お客様:いいえ、それほどでも。
店員:お冷やでございます!よろしければ、おしぼりもどうぞ!
お客様:えっおしり!すみません、わたしのお尻に何かついてますか?
店員:申し訳ございません、お客様!それは手!を拭くものです!
お客様:あっ!そうですか。すみません。
店員:では、こちらがメニューです。ご注文がお決まりになりましたらお呼びください。
お客様:はい!
お客様:すみません!
店員: 注文お決まりですか?
お客様:とりあえず、この梅酒!あと…、生殺しも。
店員:あの、申し訳ございませんが、こちらのメニューには人間の死体はございません。
お客様:えっ、ここ書いてありますよ!ほら!ここ!
店員:あ〜、なめこおろしのことですね!かしこまりました!他にご注文はございますか!
お客様:あっ、えっ!あと、おでんは?
店員:すみません、お客様用の電話はございませんが…。
お客様:食べたいです!
店員:食べたい?え?あ!おでんですね!すみません、ございます!
お客様:よかった〜。じゃお願いします。
店員:はい!かしこまりました。
店員:すみません、梅酒となめこおろしでございます。
お客様:あ!ありがとう、美味しそう!
お客様: あの、大将さん、すみません、これソースですか?
大将: そーっす!
お客様: そーっす!ですね!ありがとう!では、いただきます!
大将:どうぞ、ごゆっくり!
ねこ:あ、もう酔っ払ったにゃ、あの外国人のお客さんは酒に弱いにゃ。
お客様:梅はうめな〜おでんはまだか?
店員:すみません、こちらはサービスでございます。
お客様:うわー大将さん、これは何ですか?この脳のようなもの、さっきは人の死体がないって言ってたじゃないですか!
大将:うまいから、一応食え。
お客様:え?!これは一億円?!まじですか!じゃあ、食べません。
店員:…。お客様、それは白子という名のおかずです、サービスですので0円ですよ。とりあえず召し上がってください。
お客様:そうですか。じゃ、いただきます。
お客様:お、本当にうまいですね。店員さん、この料理に合うおすすめの日本酒はありますか?
店員さん:それならば、こちらのほでなすはどうでしょうか。
お客様:お勧めなら、これにしましょう。
大将さん:ぴったりだぜ。
ねこ:は〜、あの外国人はもっと日本語を勉強しないといつか本当の生殺しを食べさせられるかもにゃ。それに、その「ほでなす」という名前の意味は、愚か者、ばかものだにゃ。今日も疲れたにゃ。もうこんな茶番は見たくない、帰るにゃ。
効果音:InShot
#50 【やさしい日本語ラジオドラマ】 「さむらい学校」
「やさしい日本語」でラジオドラマを作りました。
JLPT N4程度/JFスタンダード A2程度以上の学習者を想定しています。
以下、このドラマのスクリプトです。
ここは、深い深い森の中。だれもいない、古いお寺のとなりに「さむらい学校」があります。
この学校は、さむらいになるための勉強をする学校です。えっ? あなた、「もう、さむらいはいないでしょ?」と言いましたか? いいえ、今でもさむらいはいるんですよ。
宮本先生:「では新しい学生を紹介します。佐々木小太郎さんです。みなさん、拍手!」
佐々木:「はじめまして、佐々木小太郎と申します。さむらいになるために、仙台から来ました。みなさん、今日からよろしくお願いいたします!」
武田:「先生、佐々木さんに質問があります!」
宮本先生:「お、武田! いいぞ、質問しなさい」
武田:「はい!佐々木さん、初めまして! さむらい学校2年は組の武田です。質問があるんですが、どうしてさむらいになりたいんですか?」
佐々木:「実は、私の祖父の祖父の祖父の祖父の祖父の、その祖父の祖父の祖父の祖父が有名なさむらいだったそうなんです。それを聞いて、子どものときから自分もさむらいになりたいと思っていました。でも、今までさむらいを見たことがなかったので、あきらめていたんです。でも去年、インターネットでこの学校の情報を見つけて、宮本先生とZOOMでお話したら、入学できることがわかって…」
宮本先生:「そうだ、それから佐々木は会社で働きながら勉強して、運動もして、貯金もして、やっと今日入学することができたんだ。だからみんな、今日から佐々木をよろしくな!」
武田:「先生、ちょっとよろしいでしょうか?」
宮本先生:「ん? 何だ? 武田? また質問か?」
武田:「いいえ、質問ではありません。ちょっと意見があるんですが…。」
宮本先生:「いいぞ、言ってみろ!」
武田:「はい! 久しぶりに新しい学生が入ったので、今日は授業をしないで歓迎会をしませんか? 私たちはみんな嬉しいし、そのほうが佐々木君も早くこの学校に慣れることができると思うんです!」
宮本先生:「…うーん、みんなはどう思う? 武田の意見に賛成の人は拍手!」
宮本先生:「そうか、みんな賛成だな。わかった! じゃあ今日は授業はしないで、佐々木の歓迎会をしよう!」
佐々木:「みなさん、ありがとうございます!」
宮本先生:「では佐々木、まず乾杯をしよう。ほら、あそこに酒のびんが50本あるのが見えるか? まずみんなであの酒を全部飲むぞ! みんな、準備はいいか? じゃあ、乾杯!」
佐々木:「(酔っぱらった様子で)はあ、はあ、先生、全部飲みました!」
宮本先生:「素晴らしい! さむらいになるためには、たくさん食べて、たくさん酒を飲まなければならないんだ! では次! 佐々木、その服を脱げ!」
佐々木:「えっ? どうして服を脱ぐんですか? はずかしいです…」
宮本先生:「ばか! さむらいは強い心が必要なんだ! 服を脱いで、みんなの前で10分、歌いながら踊れ! あ、今は冬だから、特別下着は脱がなくてもいいぞ!」
佐々木:「は、はい…。わかりました…。」
佐々木:「(疲れた様子で)以上です、ありがとうございました…」
宮本先生:「よし、歌も踊りもまだまだだが、いいだろう! では次だ! さむらいになるためには強い心だけではなく、強い体も必要だ。佐々木、あそこに山が見えるだろう?」
佐々木:「あれですか?」
宮本先生:「違う違う、そのとなりのもっと高い山だ!」
佐々木:「あ、はい…あの3000メートルぐらいの山ですか?」
宮本先生;「そうだ! 今からみんなであの山の上まで走るぞ! ばか、そんな靴を履いたら足が強くならないだろ! 靴を脱いで、服も着ないで走るんだよ! あ、それに山の上に着くまで何も飲んではいけない。時間は今から30分。先生は先にヘリコプターで山の上へ行って待っているからな! ん? 今日は雪が降っているな。じゃあ特別、山の上からここへ帰るときはこのヘリコプターに乗ってもいいぞ。でも山の上まで走るのが一番遅かった学生は、帰りも走って帰ってこいよ! ん?何だ佐々木、何か質問があるのか?」
佐々木:「…あのう、先生、この学校をやめるために必要な書類はどこですか?」
効果音素材:OtoLogic、MusMus、効果音ラボ、音筏
#49 【やさしい日本語ラジオドラマ】 「三月の海」
「やさしい日本語」でラジオドラマを作りました。
JLPT N4程度/JFスタンダード A2程度以上の学習者を想定しています。
以下、このドラマのスクリプトです。
高校からの帰り道で、直人は京子に言った。
直人:「土曜日、最後に海を見に行かない? おれ、運転するから」
京子:「…うん」
大山は、にぎやかな町ではないが、便利で住みやすいところだ。
直人はこの町で生まれて、高校までずっとこの町で暮らしている。
京子は小学校4年生のときに、東京から引っ越して来た。
それから同じ小学校に通って、他の友だちと一緒に公園で遊んだこともある。
でも、二人で話したことは、あまりなかった。
初めて同じクラスになったのは中学三年生のとき。
直人は教室の一番前の席で、京子の席は教室の後ろ、窓の近くだった。
京子はいつも、そこから直人のことを見ていた。
家が近いから、夏ごろからときどき二人で一緒に帰るようになった。
それから二人が恋人になるまで、あまり時間はかからなかった。
直人:「おれたち、何年になる?」
京子:「3年半。忘れたの?」
直人:「うーん、計算が苦手でね」
3月なのに雪が降り始めた。
京子:「あ、雪!」
直人:「はじめて手をつないだときも、雪が降っていたね」
京子:「うん」
直人:「カナダはもっとたくさん降るかもしれないね」
京子:「うん」
京子は、卒業式が終わったらすぐ、自分の夢のためにカナダへ行く。
直人はこの町に残って、四月からおじの会社で働く予定だ。
直人:「じゃ、また」
京子:「うん、土曜日、9:30ね」
直人:「もしもし、ごめん、道がすいていたから少し早く着いた」
京子:「ううん、大丈夫」
直人:「じゃ、早く乗って」
京子:「はい、安全運転でお願いします」
車の中では、この日のために直人が選んだ歌が流れている。
日本語の歌も英語の歌もあるが、どちらも明るいものが多い。
直人:「ちょっとあそこのコンビニで何か買おう。初めて人を乗せてドライブしてるから、緊張してのどがかわいたよ。それにちょっとお腹もすいて…」
京子:「うん、じゃあ私が買ってくるから待ってて」
直人:「オッケー」
京子:「はい、これ」
直人:「おっ! サンキュー」
京子が選んだのは、温かいコーヒーとドーナツ。
直人はすぐ、ドーナツを一口食べ、それからコーヒーを飲んだ。
どちらも、今の自分の気持ちに似ているな、と直人は思った。
直人:「あ~、疲れた! やっと着いた~」
京子:「海、久しぶりだね!」
…
京子:「じゃ、そろそろ帰ろうか」
直人:「うん。寂しくなったら、またここに来るよ。この海の向こうで、京子が頑張ってる
って思ったら、自分も頑張れると思うから」
効果音素材:ニコニ・コモンズ、MusMus、効果音ラボ
#48 今年の目標は?
授業で書き初めをして、学生たちが「今年の目標」を書きました。
どういう意味か、またどうしてその言葉・字を選んだか、話をききました。
仙台国際日本語学校
https://www.sjls.ac.jp/
#47 【学生にインタビュー】キさん(中国)
中国出身のキさんにインタビューしました。
仙台国際日本語学校
https://www.sjls.ac.jp/
#46 【学生にインタビュー】コウさん(台湾)
台湾出身のコウさんにインタビューしました。
仙台国際日本語学校
https://www.sjls.ac.jp/
#45 【学生にインタビュー】トーさん(ケニア)
ケニアのトーさんにインタビューしました。
仙台国際日本語学校
https://www.sjls.ac.jp/
#44 【学生にインタビュー】リ・シイさん(中国)
中国出身のリ・シイさんにインタビューしました。
仙台国際日本語学校
https://www.sjls.ac.jp/